特色ある教育活動
リサーチ・フェア2024 in 関西学院大学総合政策学部
11月16日(土)、関西学院大学総合政策学部(神戸三田キャンパス)において今年で27回目となる「リサーチ・フェア2024」が開催され、本校から2組の藤岡七海さんが参加しました。
持ち時間25分(発表15分,質疑応答10分)を余すことなく使い、大学の先生方からの質問に丁寧に返答しました。他校の生徒の発表や、関西学院大学総合政策学部の生徒の発表もあり、質疑応答にも積極的に参加するなど充実した1日となりました。
1年次「産業社会と人間」ジブシる(カタリ場)
12月12日(木)、1年次生が「ジブシる」の出張授業を受講しました。
大学生の先輩たちの明るい挨拶で始まった今年度の「ジブシる」では、先輩たちの経験談を聞いていくうちに、初めは緊張していた生徒たちも、次第に打ち解け、楽しそうに先輩たちの話に耳を傾けている姿が多く見受けられました。
先輩の話の中には、自らの悩みと直結する話や、今後の学校生活に活きる話がありました。そこから、勇気をもらったり、今後に向けてのヒントを得たり、中には、これからの生活でがんばりたいことを「先輩」と約束している生徒もいました。
生徒たちから見て身近なロールモデルとして、大学生の先輩たちとふれあい、将来の自分の像とも重ね合わせることができ、大きな刺激になったようです。今回の授業で感じたこと、決意した気持ちを忘れず、それぞれの目標達成のために高校生活を送ってほしいです。
〈生徒の感想〉
・自意識をうまく理解しながら、環境要因を言い訳にせずに、自分を見つめ直していきたいなと思いました。また、人生を楽しく過ごす環境について、私は自分の居場所に執着するのではなく、自分を忘れず、自分の居場所を作っていけるような行動が大切だと気づくことができました。
・これからの人生の中で、やりたいことや将来の目標は、どんどん変わっていくかもしれないし、ずっと変わらないけど、「やってみる、飛び込んでみる」と「自分を知る」ことはどんなことにも言えるので、今後も大切にしていきたいと思いました。
・自分を見つめ直し、振り返り、お話を聞いたことによって、自分では気づいていなかった悩み事に気づけたことや、今まで納得できていなかった考え方を理解することができました。新しい自分になれたようで、今回の時間はすごくいい経験になりました。
1年次「産業社会と人間」クロスカリキュラム探究④
12月12日(木)、1年次「産業社会と人間」の授業で、クロスカリキュラム探究の成果発表を行いました。今年度のクロスカリキュラム探究では、異なる教科の教員同士がコラボし、また生徒たちがフィールドワークなどで地域社会に出かけ、実際の専門家とつながることをねらいに実施してきました。
班のメンバーで協力して、学んだ成果をまとめたポスターからは、生徒たちが学んだことが、分かりやすくまとめられており、今回の取り組みでの生徒の成長を読み取ることができました。実際の現場に出て実社会の問題に向き合った生徒たちは、入学した時より逞しく見え、また発表している姿からは、来年度行う課題研究に向けて、準備ができていることを感じさせられるものでした。
今回のクロスカリキュラム探究で興味が湧いたもの、疑問に思ったこと、もっと調べたいと感じたものなどを忘れず、今後の学習活動に活かしてほしいと思います。
〈生徒の感想〉
・自分たちが調べたことをまとめ、何も知らない人に理解してもらうことは難しいことだなと思いました。分かりやすく伝えるためには、文字の配置や色、文字の大きさ、量など、工夫するべきところが多いと気付かされました。
・私たちの班では、ずっと一方的に話していただけなので、聞いている人たちにとっては分かりづらかったのではないかと思いました。次このような機会があったときには、クイズや質問を投げかけながら、一歩的な発表にならないようにしていきたい。
・クロカリの授業では、最初は内容が分からず、難しいのかなと感じていたけれど、1回1回の授業でより深い内容を知ることができたり、興味を持つことができました。他の班の発表を聞いて、色々な分野の色々な良さを知ることもできました。
神戸学 須磨の観光を探究する④ 最終プレゼン
11月27日(水)、学校設定科目「神戸学」の時間に、須磨の観光コンセプトに関する最終プレゼンを行いました。中間発表に引き続き、須磨区地域協働課からも職員の方がお越しくださり、生徒たちが考えた、須磨の魅力を活かした観光コンセプトを聞いていただきました。また、プレゼン後には、座談会形式で「須磨」について語り合いました。
生徒たちのプレゼンは、中間発表のときからより具体的な内容になっており、須磨区役所の方からも「斬新で面白いアイデア」だと言っていただきました。これらの活動を通して、生徒たちは須磨の魅力を再確認し、観光を通してどのように地域を活性化させていくことができるのかを学ぶことができたと思います。
〈生徒の感想〉
・須磨に住んでいるけれど詳しく知らなかったので、今回細かいところまで知ることができ理解が深まった。また、神戸市民という意識が強かったけれど、今回調べたことで行ってみたい場所が増え、すごく愛着がわきました。
・須磨は生活する場で、遊びに行く場というイメージがなかったのですが、観光について考えていくにつれて、新たな発見が次々と生まれてきて、深く須磨を知ることができました。
・18年間、須磨に住んでいるけれど、須磨のりや須磨サーモンのことは知らなかった。須磨の良さだけでなく、源平合戦など歴史的な背景についても理解が深まった。
比較文化@流通科学大学
2・3年次対象の選択科目「比較文化」では、他国の文化や国際理解について学ぶことを目的としています。前年度に引き続き、今年も流通科学大学にて留学生と交流活動を3回行いました。
第1回から第3回までの間、若者文化、恋愛・美容、生活スタイルなど自由なテーマで話し合ったり、留学生の母国の言語や諸問題についてディスカッションしたりする中で、異なる社会や文化に触れ、知識を深めてきました。留学生並びに本校生徒も、積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢があり、両者にとって良い機会となりました。