〒654-0142 神戸市須磨区友が丘1丁目1番5 TEL(078)791‐7881 FAX(078)791‐7882 行事予定はこちら
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12月17日(日)、本校セミナールームにおいてオンライン(zoom)で「甲南大学リサーチフェスタ2023」が行われました。本校から2年次の生徒22名が参加し、課題研究の成果をスライド発表しました。質疑応答を含めて合計10分の持ち時間で、午前に前発表2回、午後に本発表3回、計5回の発表を行いました。自分の発表だけでなく、「聴講者」「司会進行」「審査員」の役割も務めるというハードスケジュールでしたが、最後までやり遂げることが出来ました。
今回の開催は、全国から高校生約900名(40校)、甲南大学生・大学院生約160名が発表に参加し、計375件の発表が行われました。生徒は高校生、大学生、大学院生、大学の先生方から質疑応答を通して多くの気づきを得ることが出来、今後の研究の方向性を再確認しました。
12月20日に審査の結果が発表され、2年3組の栢野舞祐さんと2年5組の松本奈來さんが「ロジカルデザイン賞」を受賞しました。おめでとうございます。
審査結果はこちら→ 217_231220_リサーチフェスタ2023_審査結果一覧.pdf
12月16日(土)、関西学院高等部の西宮上ケ原キャンパスにおいて「中・高生 探究の集い2023」が開催されました。本校からは2年4組の前田雛璃さんが「コンテスト部門」でスライドを用いた口頭発表、2年1組の棚野陽葉さんがオープン部門でポスター発表を行いました。午後のプログラム「交流会」では、東は栃木、西は熊本と全国各地から発表に足を運んだ学生の皆さんと、親睦を深め合いました。
大学の先生方や他校生との質疑応答で今後の研究の方向性のヒントを得るとともに、交流会を通して他校生徒の探究に対する思いに触れ、多くの刺激を受けた一日となりました。
12月15日(金)、朝日新聞阪神支局より勝亦邦夫記者をお招きし、1年次を対象にNIE講演会を行いました。
勝亦記者からは、まず新聞の役割や記者の仕事について説明があり、その後「物事の多面性」をテーマにお話していただきました。具体例として「自然エネルギー」、「ふるさと納税」、「病院の統廃合」という3つの話題を提供してくださり、新聞記事を含めた資料を踏まえて、複雑な問題を読み解いていきました。
今回の講演会を通して、政策決定の背後にある多様な意見や、複数の視点からアプローチすることで深い理解につながることを学べたと思います。
*NIE = Newspaper in Education(学校などで新聞を教材として活用すること)
〈生徒の感想〉
・話を聞いて驚いたのは、多数派の意見ではなく反対派などの少数派の意見を聞いているということです。私の勝手なイメージでは、多くある意見を記事にしていると思っていました。ただ、実際に目指していることは公正で平等な取材をするということを聞いて、少し新聞のイメージが変わりました。
・講演会で、物事は複数から捉えられるということを知った。ニュースなどで取り上げられる社会問題や政治・経済は、賛成派と反対派から成り、人の感じ方によって意見が異なる。だから、その分話し合いが必要になる。私は、新聞を読む際に自分の価値観のまま思い込んでいたけれど、一度立ち止まって、違う考え方をする人もいることを認識して、今後の生活に活かしたい。
12月14日(木)、41回生が「こうべカタリ場」の出張授業を受講しました。
初めは緊張していた生徒たちでしたが、大学生の「先輩」たちの明るい挨拶や、対話の中でどんどん自分を引き出され、打ち解けていきました。いくつかの班に別れ、それぞれの班に配属された「先輩」とグループワークを行いました。それぞれの班担当の「先輩」から話を聞いてもらったり、勇気をもらったりし、授業の最後にはこれからの生活でがんばりたいことを「先輩」と約束しました。
生徒たちから見て身近なロールモデルとして、大学生の「先輩」たちとふれあい、将来の自分の像とも重ね合わせることができ、大きな刺激になったようです。
今回の授業で感じたこと、決意した気持ちを忘れず、それぞれの目標達成のために高校生活を送ってほしいです。
<生徒の感想より>
・先輩方のお話の中で、印象に残っているものがあります。先輩は、物事や人間関係で悩んだとき、「なんで自分だけ」や「仕方ない」などと思っていたと話していました。上手くいかないときは、周りの原因や影響もあるけど、自分にも治さなくてはならないところがある。「誰かのせいでも、自分のために努力」という言葉がとても印象に残りました。
・話し手のお方が、これまで溜め込んできた思いを周りに相談し、自らの弱い部分を見せたことで、友人や家族とより良い関係を築くことができたのだなと伝わってきました。周りに相談することが苦手な私にとって、とても共感し勇気づけられる話でした。
・大学生の先輩方の話を聞く前は、私は今の自分に満足していて、このままの私で大学生になるのだと思い込んでいました。しかし、先輩の話を聞いていると、高校生活でくじけそうになる場面や困ったことが必ず起こることがわかりました。その際には、他人に頼ることなく自分で決断し、上来の目標に向かって努力し続けることが大切であるとわかりました。
11月3日(金)、京都大学国際科学イノベーション棟西館5階において高大連携課題研究合同発表会がおこなわれました。記念ホールでの京都大学大学院農学研究科の北島薫教授による記念講演の後、ホワイエにて本校2年次の生徒1名がポスターで、質疑応答含め15分間、課題研究の取り組みを発表しました。
ポスター発表後のグループ討議も通して、京都大学の先生方、大学院生、大学生、他校生徒からアドバイスや講評を頂き、大きな刺激を受けた一日となりました。頂いた貴重なアドバイスをもとにして、今後の研究を発展させていって欲しいと思います。
10月13日(金)の「産業社会と人間」の時間に、夏休み前に実施した職場訪問の全体発表会を実施しました。今回の発表は、前の週に行った訪問先ごとの発表で、内容が最も優れていた代表者22名によるものです。どの発表者も、伝え方に留意し入念に準備して臨んでいました。1年生全員と先生方の前で発表するのはとても緊張したと思いますが、それぞれの訪問先での様子や職場訪問を通してどのようなことを学んだのかが分かりやすく発表できていました。
また、発表者の熱意が伝わったようで、聞いている生徒も良い刺激を受けたようです。司会進行等の準備も含め、それぞれの立場で緊張感ある素晴らしい全体発表会になりました。
訪問先の下調べから始まり、今回の発表までを通じて経験したことが次のステップにつながっていくことを期待しています。
5月12日(金)、1年次の「産業社会と人間」の授業では、京都産業大学より佐藤賢一先生をお招きし、「自ら問いを立てる学び方を実践し、対話するハテナソン授業」と題したワークショップを行いました。
生徒たちは、自分たちが何気なく浮かんだ「ハテナ」に対して、互いに問いを投げかけ、議論や思考を深めていくといったワークを行いました。日常生活に溢れているどんな「ハテナ」でも、問いをぶつけていくことで議論や思考が深まったり、仲間で取り組み、自分では気が付かない側面からの問いなどに触れていくことで、自らの視野が広がったりすることにも気づいたようです。
〈生徒の感想〉
・疑問に対し疑問で返すグループワークを行い、新しい意見の発見や、今までとは、違った角度からその疑問に向き合うことができた。これは将来、社会を築いていくうえで必要な能力なのではないかと感じる。
・疑問に対し一つの解答だけを探すのではなく、なぜこの解答に至ったのか、根本的な理由、背景や意図に目を向けることを大切にしていきたい。
・日常生活や授業、部活の際でも、自分たちが取り組む課題について、問いを立て、それに対する解決策を考えることで、よりよい成果を得られるのではないかと考えました。
4月28日(金)の5・6時間目、1年生の「産業社会と人間」の時間に、「職業人の方に仕事の話を聞こう!」と題して、9名の講師の方をお招きし、お話を伺いました。様々な方面で活躍されている講師の皆さんの現在のお仕事の様子やご苦労、また、現在に至るまでの経緯等貴重なお話を伺うことができ、生徒たちの「仕事をする」という事に対する考えが深まる良い機会となりました。今回のお話から感じたことを1学期後半にある職業研究につなげていきたいと思います。
*講師の先生方のご職業*
宮大工/テレビ局営業/鍼灸院/ヨガ講師/こめ農園経営/海苔漁師/助産師/
IT Webデザイナー/管理栄養士
4月13日(水)の3限目、2年次の「課題研究Ⅰ(総合的な探究の時間)」の時間に、甲南大学フロンティアサイエンス学部より甲元一也先生を講師としてお招きし、体育館において全体講演会を実施しました。
これから課題研究(探究活動)を始める本校の2年次生にとって課題研究の意義や課題の設定のヒント、課題解決に向けた視点の持ち方などを解りやすくお話頂きました。この学びを生かして、これから生徒の課題研究がスタートします。
令和5年1月28日(土)、兵庫県立三木東高等学校にて県下の総合学科高校による研究発表大会が開催されました。総合学科での学びの集大成としてのこの発表会は、コロナウィルス感染症により一昨年、規模を縮小し本校で開催され、昨年は動画配信でした。当日は兵庫県北部に気象警報が出るなど心配されましたが、2年ぶりの本格開催となりました。
ポスターセッション参加校として本校からは3年次生の清水美伶さんが、「子ども食堂 〜その実態とこれから〜」と題した課題研究の成果を発表しました。聞いていた三木東の生徒のみなさんからの質問にも堂々と答えていました。発表の最後に、「これを機会に子ども食堂に興味を持って、みなさんも活動に協力してもらえたら嬉しいです」とメッセージを発信していました。
1月8日(日)・22日(日)、NPO法人カタリバが主催するマイプロジェクトアワード2022のオンラインSummitに、2年の神谷柚希さん、東川吏玖さんの2名が参加し、課題研究で取り組んできた自身の「研究」について発表しました。
サポーターの方や、他校の高校生に発表を聞いていただき、率直な感想や意見、質問などをしてもらうことができました。自分の研究に自信が持てた部分や、今後さらに改善する部分も見つかりました。また、他校生の発表を聞くことで良い刺激を受け、大変有意義な時間を過ごすことができました。
12月18日(日)、甲南大学主催のリサーチフェスタ2022に、2年の阪本純加さん、橋本心温さん、田中凛さんの3名が出場し、課題研究で取り組んできた自身の「研究」について、Zoomを利用したオンライン会場で発表しました。
自分が取り組んできた成果を他校の先生や生徒に見てもらうことができ、大変よい機会となりました。質問をいただいたことで客観的に自分の研究を見直すことができ、また上手く答えられなかったことも含めて改善・発展させるポイント見つかりました。ぜひこの体験から学び、レベルアップしてもらいたいです。
12月17日(土)、関西学院高等部主催の「中・高生 探究の集い 2022」が関西学院大学上ヶ原キャンパスで開催され、2年の濱田優さんがオープン部門に参加しました。課題研究や生徒会活動を通して探究してきた成果についてポスターを使って発表し、また他校の発表者と互いに質問をし合いました。
今回は兵庫県内外から計45校が参加し、非常に盛り上がる会となりました。他校の生徒の発表や生徒交流会を通して、刺激や意欲をもらう一日となりました。
12月15日(木)、1年次「産業社会と人間」の時間に、講師として毎日新聞神戸支局の中田敦子記者をお招きし、NIE講演会を行いました。
中田記者からは、ご自身が取材された事件を記事にしていく過程を紹介してもらい、「多角的な視野を持つこと」の大切さを説いていただきました。一つの事件でも立場によって見え方は異なるため、事件について正確に伝え判断する上でそれぞれの視点から考える必要があることを、分かりやすく伝えていただきました。
また、ネット情報との付き合い方についても触れていただき、今後の生活や、2年次から始まる課題研究を進める上でも、役立つお話をしてくださいました。
*NIE = Newspaper in Education(学校などで新聞を教材として活用すること)
〈生徒の感想〉
・様々な物事に対しての事象に疑問を持つということは、講師の方がおっしゃってたように多角的な目線を持つことができるという利点に加え、疑問を考えることにより思考力が上がり、ネットリテラシーの真偽も判断しやすくなると考えることができました。
・多角的な視点を持つことは新聞を常日頃読んでいるので大切にしていますが、今回の講演では「登場した人の過去を探ることも大切」と言っていて、その人の生い立ちや、事象の経緯を知ることもこれから大切にしていきたいと思いました。また、情報を得るためにその場に足を運び自分の目で見ることを頑張っていきたいです。 自分でも学校の授業で新聞のようなみんなに情報を伝えるものを書くときは具体的に書き、場面を変え、一つの段落を短く書くように意識したいです。
〈兵庫県NIE推進協議会のホームページの記事〉
10月31日(月)、2年次「課題研究Ⅰ」の全体中間発表会を実施しました。2年次では、系列ごとのゼミに分かれて各自で研究テーマを設定し、探究学習を進めています。今回は、全6系列の代表者が研究の途中経過を発表し、それを踏まえて先生方との質疑応答を行いました。
代表の生徒たちは、緊張しながらも堂々と発表してくれました。課題研究は後半に差し掛かっていますが、先生方からのフィードバックを受けて、研究の質をより深めてくれることを期待します。発表を聞いていた生徒たちにとっても、自身の研究を進めていくのに役立つヒントを得られた時間になったと思います。
〈生徒の感想〉
・最終的に何を解決したいのかを明確にしていきたい。たくさんのことを調べる中で、情報を整理して、視点やポイントを決めて、問いが大きくなりすぎないようにしていきたい。
・発表を聞く前はテーマが広すぎても狭すぎてもいけないと思っていたけれど、先生の話を聞いていて「これでも広いのか!」と思った部分がいくつかあったので、もう一度私の内容もどうか、考え直してみないと思いました。
・今研究を進めている中で、本来自分が目指しているゴールが見えなくなっていると感じた。情報を集めることも大切だけど、ゴールを見失わないようにしたい。
10月7日(金)の「産業社会と人間」の時間に、夏休み前に行った職場研究の全体発表会がありました。今年は気象警報発令のため、実際に職場訪問ができないグループもありましたが、後日各企業の方に講演をしていただき、全員がその成果を発表することができました。今回の全体発表では、代表者21名が、1年次生全員の前でプレゼンテーションを行いました。
さすが代表者だけあり、どの生徒の発表も見応えのあるものでした。1学期にプレゼンの方法について講習を受けたことがよく活かされていて、聞き手に伝えたいものが分かる内容となっていました。
発表者の熱心さと緊張感が伝わり、聞いている生徒もいい刺激を受けたようで、司会進行等準備も含め、素晴らしい全体発表会になりました。
今回のプレゼンテーションへの取り組みがこれからの発表に活かされ、さらにレベルアップしていくことを期待しています。
6月3日(金)、1年次の「産業社会と人間」の時間では、京都芸術大学より吉田大作先生をお招きし、「未来を創造するプレゼンテーションの重要性」と題した講演会を行いました。
プレゼンテーションの本質や流れについて、分かりやすい例を挙げながら丁寧に説明していただきました。相手に理解され共感を得るプレゼンを行うためには、十分な情報収集を行い、狙いをもとに編集することが重要であることが分かりました。
また、休憩時間に「和傘」と「番傘」の違いについて質問に来た生徒がいたことを受けて、「聞く」という質問力が大事だということも伝えていただきました。「質問することで相手が言わなかった情報を聞き出すことができる。わからないことや興味を持ったことを聞けば聞くほど、自分の情報量を増やすことができ、人に何かを伝える際のキーワードを見つけやすくなる」とアドバイスをいただきました。
今回の学びを生かして、7月に実施される職場訪問では、しっかりと準備を整えて臨めると思います。成果報告会での生徒たちのプレゼンも楽しみです。
5月13日(金)、1年次の「産業社会と人間」の授業では、京都産業大学より佐藤賢一先生をお招きし、「自ら問いを立てる学び方を実践し、対話するハテナソン授業」と題したワークショップを行いました。
生徒たちは、「問い」に対してさらに問い返すワークや、テーマに沿ってできるだけたくさん「問い」を出していくワークを通して、問うことをじっくり体験することができました。
普段の授業とは異なる取り組みに戸惑いながらも、自ら問うことによって考えが深まったり、みんなで取り組むことで視野が広がったりすることにも気づいたようです。今後さまざまな活動にも活用することが期待され、大変よい機会となりました。
〈生徒の感想〉
・今までは先生に問われたことに対して答えばかりを考えていることに気づきました。今回、問いに対してまた新たに問いを考えることで、物事を詳しく知ることができました。
・問いは自分で考えることで、他人の考えに流される心配もなく、関心が深まると思っていました。しかし講演を聞き、グループになって問いを出し合ったことで、問いは一人で作ることもできるが、みんなで協力し合いながら作ることもできると気づくことができました。
*ハテナソン:“はてな(?)”とマラソンを組み合わせた造語
4月19日(火)、2年次の「課題研究Ⅰ(総合的な探究の時間)」の時間に、甲南大学フロンティアサイエンス学部より甲元一也先生を講師としてお招きし、全体講演会を実施しました。
課題研究(探究活動)が求められている現在の社会的な背景を踏まえ、探究的な学びを通して身につけたい力や課題研究への向き合い方について等、分かりやすくお話していただきました。
生徒たちは、課題研究の意義を確認し、設定した課題の解決に向けた視点の持ち方や、課題設定のヒントについて等、多くを学ぶ機会となりました。この学びを生かして、これから生徒の課題研究がスタートします。
4月13日(水)、2年次を対象にNIE講演会が実施されました。講師として、神戸新聞NIX推進部の三好正文様をお招きし、新聞を使った調べ学習を行いました。
まずは新聞記事の特徴について説明していただき、その後ワークを行いました。生徒たちは自分が関心のある記事を選び、記事に対する疑問を書き出して調べたり、グループメンバーと意見を交換したりしながら視野を広げ、最後には発表を行いました。
2年次では、これから一人ひとりがテーマを設定し、個人の探究活動(課題研究)が始まります。そのテーマ設定をする際に必要となるプロセスを体験できたと思います。
*NIE:Newspaper in Education,学校などで新聞を教材として活用すること
〈外部記事〉
12月19日(日)、甲南大学主催のリサーチフェスタ2021に、3年の横川祐直さん、2年の安川穂夏さん、籠池菜乃さんが参加し、課題研究で取り組んできた自身の「研究」について、Zoomを利用したオンライン会場で発表しました。
自分の「研究」を他校の生徒や先生に見てもらうことができ、大変よい機会になりました。質疑応答を繰り返す中で、改善点や今後の展望について等、多くの気づきが得ることもできました。また、他校の生徒の発表を聴き、たくさんの刺激を受けました。より質の高い研究を目指し、今後の活動に生かしてくれるでしょう。
レスキューレース開催 12月1日(水)
クロスカリキュラム 「ロボットデザイン ー レスキューロボットを作ろう」講座では動きのプログラミングとアームのデザインを考え、形にしたレスキューロボットが完成しました。実際にレースを開催し、6チームが挑みました。
プログラミングCellを開発されたVIVIWAREのスタッフの方々はZoomで視聴参加されました。レースでは人形をレスキュー対象に見立てて、水入れを避けながらゴールを目指しました。コントローラーを巧みに操作しながら、それぞれのチームが熱戦を繰り広げました。
この取り組みを通し、目的を達成するためにどのようにプログラミングをすると良いか、また材料の特性を知り、どのように設計し組み立てると良いかなど、多くの考える視点がありました。
実際に動かしてみることで、新たな課題を見つけ、発展的に次の学びに繋がる可能性を感じました。
Zoomで開発者とミーティング、cellの接続に関する講義を受ける
この講座ではエンターテインメントとしてのロボットに着目し、チームでレスキューロボットを制作し、完成後はレスキューレースを行います。計画力・思考力・協働力を身につけることをねらいとしています。
10月4日(月)は、エンターテインメントロボットの研究をされている神戸芸術工科大学から曽和准教授をお招きし、プロトタイプングツール「VIVIWARE Cell」を開発されたスタッフ(エンジニア・デザイナーの方々)とZoomでのオンライン授業を受けました。東京のオフィスと教室を繋ぎ、生徒たちは画面の向こうからの講義や指示を受けながらCore Cellを接続し、DCモータとサーボモータのコントロールを体験しました。画面に映し出されたQRコードを読み取り、次々各班がCellを接続し、モータを動かしていました。接続が完了したことが同時に東京のオフィスでも確認できるので、「まだ1班繋がっていませんね。何か問題が起きていますか?」というような投げかけがタブレットから聞こえてきます。
また生徒が教室からコントローラを操作して、東京オフィスのロボットを動かしてみるなど、神戸と東京で同時にデータを共有して、操作についての問題を発見、解決していく様子に遠隔授業の可能性を垣間見ました。
今後の授業では、今日のようなZoom講義を使い、授業内のみ有効な相談チャットも使用しながら、ロボットの完成を目指します。最終回ではレスキューレースを実施する予定です。
9月24日(金)の「産業社会と人間」の時間に、夏休み前に行った職場研究の全体発表会があり、前週に行った職場ごとの発表で選ばれた代表者19人が、1年次生全員の前でプレゼンテーションを行いました。
さすが代表者だけあり、どの生徒の発表も見応えのあるものでした。1学期にプレゼンの方法について講習を受けたことがよく活かされていて、聞き手に伝えたいものが分かる内容となっていました。
聞いている生徒も、いい刺激をたくさん与えられたようです。次の発表の機会としてはブックレポートでのポスター発表があります。お互い切磋琢磨してどんどん上達していくのが楽しみです。
生徒の感想より
・プレゼンテーションの難しさがよくわかったし、自分も上手になりたいと思った。
・全員プレゼンのクオリティが高く、パワーポイントの作り方も十人十色だったが、共通点は話し方が堂々としていたり、内容が濃かったりしたことだと思うので、次回は自分ももっとがんばりたい。
・(発表者)緊張して、班別でしたような発表が出来なかった。頭が真白になった。悔しかった。もっと自分らしく発表できるように頑張りたい。
9月27日(月)、2年次のLHRの時間に、3年次の先輩方による研究発表の動画を視聴しました。
2年次生は現在、各自で研究テーマを設定し、リサーチクエスチョンを立て、課題研究を進めているところです。身近な先輩方の発表を見ることによってゴールイメージを描き、今後の自身の研究に生かせる気づきがあったと思います。
〈生徒の感想〉
・先輩方は皆、何を問い、それに対してどう仮説を立てたのかがはっきりしていて、発表がきれいに進められていた。自分自身の研究でも、「問い、仮説を踏まえて、結果的にどうなったのか」という筋道をしっかりと考えていきたいと思います。
・研究の仕方は個人差があったが、大切なのは研究をどのように生活に活用できるかだと思った。聞き取りやすく、技術力があり、改善ができていると感じた先輩の発表は、研究の意味が一番あったと思う。課題研究の意図を理解できた気がする。面白かった。
9月27日(月)、3年次の「課題研究」の時間に、クロスカリキュラム探究の第3回目の授業が実施されました。
“野菜の廃棄をなくし隊”の講座では、神戸市西区岩岡町で農業をされている林毅さんをお招きし、「農業の現状と食品ロスの関係」をテーマに講演会を行いました。
林さんからは、「畑へ廃棄する作物は食品ロス?」や「農家は食品ロスなんて関係ない?むしろ歓迎⁉」といったお話もあり、農家として経営する上で直面する悩ましい問題についても知ることができました。
生徒たちは今回を含めた講演の内容を踏まえて、今後グループごとに食品ロス削減に向けて企画を立て、アクションを起こす予定です。
〈過去の記事〉
9月13日(月)、3年次の「課題研究」の時間に、クロスカリキュラム探究の第2回目の授業が実施されました。クロスカリキュラム探究とは、複数の教科を横断的・総合的に組み合わせた探究活動で、全10講座が開講されています。
“野菜の廃棄をなくし隊”の講座は、食品ロスについて学び、その削減に向けて実際にアクションを起こすことを目標にしています。今回の授業では、神戸市環境局環境政策課の清水様を講師としてお招きし、オンラインでの講演会を実施しました。世界と日本の食品ロスの現状や、SDGsでの食品ロスの位置づけ、神戸市のごみ削減の取り組みについてお話いただき、生徒からの質問にも丁寧にお答えいただきました。
生徒たちにとっては、食品ロスへの理解が深まり、自分ごととして考えるきっかけにもなったと思います。
4月16日(金)の「産業社会と人間」の授業では、一般社団法人アスミーから秋田大介氏に来ていただき、講演会を行いました。
秋田氏は神戸市企画調整局の職員でもあり、「公務員」は社会課題を見つけ解決する仕事であること、利益追求ではなく次世代の町の人のために考え実行することができるのが民間企業との違いであること、今は民間企業も社会貢献を大事にしていて官庁と協力して事業をしようとしていることなど、実際の例やワークショップを通して分かりやすく講演して下さいました。
「身近な社会課題を見つける」ワークではKJ法を体験し、各クラスの産社委員が各班から出た課題をカテゴリ別に分けました。
初めての講演会でしたが、よく聴き、質問では積極的に挙手し、謝辞も講演を自分のものにして生き方考え方に活かせることが分かる内容で、39回生の産社が実り多いものになるのを予感させる時間となりました。
4月13日(火)、2年次の「課題研究Ⅰ(総合的な探究の時間)」の時間に、甲南大学フロンティアサイエンス学部より甲元一也先生を講師としてお招きし、「課題研究(探究活動)が拓く未来」と題した全体講演会を実施いたしました。
課題研究(探究活動)が求められている現在の社会的な背景や身近な例を示しながら、課題研究を通して身につけたい力や課題研究への向き合い方等について、分かりやすくお話していただきました。生徒たちにとっては、探究活動を通して自分の視野が広がることや、探究を深めていく難しさの中にも楽しさがあることを感じられる時間になりました。
現在、名谷駅の須磨パティオにある喜久屋書店須磨パティオ店に、1年次の「産業社会と人間」学問分野研究(プレゼミ)で生徒が作成したポスターをパネル展示しています。展示期間は3月31日(水)までで、書店を訪れた方に本の紹介とともに本校の取り組みについてご覧いただいています。
学問分野研究(プレゼミ)とは、1年次の「産業社会と人間」の時間に行っている活動です。言語学や国際学など学問分野ごとのゼミに分かれ、各ゼミで決められた課題図書をもとにレポートを書き、ポスター発表を行います。
今回、これらの取り組みについて「ビバ!ニュータウン」に取材していただきました。記事は、4月28日号 vol.764 に掲載予定です。
〈過去の記事〉
2020年12月4日 学問分野研究(プレゼミ)発表会
2021年3月10日 生徒が本の紹介をしています
3月18日(木)と19日(金)、1・2年次の生徒がドキュメンタリー映画『with…若き女性美術作家の生涯』を鑑賞しました。
この映画の主人公の佐野由美さんは、須磨友が丘高校の卒業生(9回生)です。貧困や差別が日常的に存在するネパールに渡った佐野さんは、ひたむきに生きる人々と出会い、その姿を描き続けます。一人の若者の生き方を通して、本当の愛情とは何かを教えてくれる作品です。
〈生徒の感想〉
今回のこの映像を見て、幸せというのは貧富の差に関係なく存在していて、決して貧しいことが不幸ではないと感じました。ボランティアとしてネパールに旅立った佐野さんは、自分のためでもあるが、これから未来ある子どもたちのために何か手助けができないかと必死に頑張っている姿が素晴らしかった。
12月4日(金)、1年次の「産業社会と人間」の時間に、学問分野研究(プレゼミ)のポスター発表を行いました。9月から、全13の学問分野ごとのゼミに分かれ、各ゼミで設定された課題図書をもとに研究を進めてきました。まずはレポートを仕上げ、今回は、その成果をポスターにまとめての発表となります。
生徒たちの発表は、わかりやすくポスターが工夫されていたり、研究を通して考えた自分の意見がはっきり述べられていたりと、3ヵ月間の学びが見て取れる内容でした。生徒たちが自分の興味・関心に向き合い、探究するよい機会になったように思います。令和4年度 実施教育課程(pdf)を掲載しました。
令和3年度 実施教育課程(pdf)を掲載しました。
令和3年度 使用教科書一覧(pdf)を掲載しました。
令和4年度 使用教科書一覧(pdf)を掲載しました。