1年リーガルマインド類型生徒の活動風景

1年リーガルマインド類型生徒の活動風景

1年リーガルマインド類型「インタビュー講座」

10月22日(火)の中間考査最終日の午後、リーガルマインド特色類型1年生の生徒たちを対象に、朝日新聞社より講師の方をお招きし「インタビュー講座」を実施しました。

例年、1年リーガルマインド特別授業では12月・1月に探究活動の一環として自分たちの探究テーマに沿った大学・企業・公的機関などの専門家の方に取材に行き、SDGs探究の内容を深めています。今回は、それに向けての事前学習として、「取材のノウハウ」や「インタビュー」を行うときに気を付けることなどを中心に授業を行っていただきました。

1時間目は「インタビュー取材とは」というテーマで講義をしていただきました。まずは、実際の記者会見の動画を見ながら、その内容を自分なりにメモをとってみます。これがなかなか難しい!実際にやってみることで、メモの重要性とポイントをいかにしておさえるかということを学びました。また、インタビューは準備が非常に大切で、取材前には取材相手をできるだけ調べておくこと。また最低でも質問は10個は用意し、インタビューを通じて深堀りをしていくことなど具体的なノウハウを学ぶことができました。

その後は2人1組になって「限られた時間内でいかに質問を深堀りできるか」ということにチャレンジしました。3分間で「相手の好きなものは何か」というテーマをどんどん深堀りしていきます。生徒たちは、相手からたくさんのことを引き出そうと必死です。

2時間目はインタビュー実践を行いました。3人1組になり「インタビューをする人」「インタビューをされる人」「写真を撮る人」の役割にわかれ、全員がどの役もできるようにローテーションをします。インタビューの場所もグループで相談して図書室・中庭・玄関などから最もリラックスできる場所でインタビューを行いました。

最初は少し戸惑っていましたが、さすがリーガル生です。どのグループも途切れることなくインタビューを行い、相手の魅力を限られた時間の中でしっかりと引き出していました。どのグループもインタビュー中の笑顔と和やかな雰囲気が素晴らしかったです。

今回インタビューした内容は新聞記事にしてロイロノートで提出し、取材相手にプレゼントをする予定です。どのような記事が出来上がるか楽しみですね。

今回の授業で学んだことを、12月・1月の取材活動で活かしてください。そして、今回の授業は取材に活かせるだけでなく、日常の様々な場面で活用できるスキルがたくさんありました。ぜひ学校生活などでも活かしていきましょう。

探究テーマ設定に向けての講演

今日は課題探究のためのテーマ設定の仕方について、京都芸術大学の吉田大作先生に講演していただきました。

骨子は5つ。

1 定義を明確にする

2 現状分析を正確に

3 二次情報(書籍)を読む

4 歴史を縦軸に

5 サンプリングとマッピング

吉田先生自らが担当されているお菓子メーカーや行政との作業を具体例として説明していただき、

生徒たちもよく理解できていたようです。

特に探究のテーマは「環境問題」や「少子化」など壮大になりすぎて、結論が不明確になってしまうことを

指摘されていました。「どこの、誰の、何を」という視点の重要さについて生徒たちもはっと気づくことが

あったようです。

これからの探究の過程に今回の講演内容を是非活かして実りある活動にしてほしいと思います。

 

2学期の授業が始まりました!

9月3日(火)リーガルマインド特別授業の2学期の授業が始まりました!今日のテーマは夏休み課題のグループ発表です。それぞれ調べてきたことをもとに「調査して気づいたこと」や「次に行う必要があること」などを5分以内で発表しました。

それぞれが工夫をしながら発表しており、班員は一生懸命にメモをとって発表に耳を傾けていました。最後に全体発表までの予定を確認し、今後の探究活動の見通しを持ちました。2学期はいよいよテーマを決定し、情報収集に入っていきます。充実した探究活動になるようにがんばりましょう!

 

JICA関西校外学習

7月17日(水)にリーガル1年生がJICA関西へ校外学習へ行きました。

到着した生徒たちはまず、広報展示室と資料室に分かれて見学しました。

広報展示室ではさまざまな国の民族衣装を試着したり、SDGsパズルに触れたり実際に体験しながら、また、資料室では開発教育やSDGsについての資料を読むことで開発途上国やSDGsについて理解を深めました。

 

その後はセミナー室で職員の方からJICAの概要の説明を受けました。

開発途上国の問題は自分たちとは無関係のことではなく我々の生活にも関わっていることや、支援は一方的なものではなく相互に支え合う「国際協力」であることなどを学びました。

続いては、JICA海外協力隊として活動をされた廣瀬さんに活動の実際を伺いました。廣瀬さんはニカラグアに2年間派遣され、青少年活動に従事された方です。

「SOS子どもの村」において創意工夫を重ねながら活動したことや、現地の人々との関わりの重要性、技術移転の難しさなど具体的に話をしてくださいました。生徒たちは初めて触れる話にメモをとりながら興味深く耳を傾けました。

今回の校外学習で生徒たちは視野が広がり、今まで意識しなかった問題点にも意識を向けられるきっかけになればうれしいですね。

お世話になったJICAのみなさま、廣瀬さん、本当にありがとうございました。

 

 

SDGs新聞活用ワークショップ

本日6月4日(火)はリーガルマインド1年生が新聞活用ワークショップを行いました。

先週に引き続き朝日新聞社の方を講師にお招きしました。本日は東京とオンラインでつないでのリモート授業でした。

先週のSDGsゲームの振り返りを行った後、新聞を用いての授業です。

まずは、それぞれが新聞の見出しからSDGsに関連する記事を探し、その記事がSDGsのどの目標に当てはまるかを考え、SDGs付箋を貼っていきます。その際に一言つぶやきも書き添えていくのがポイント。

「思考の見える化」ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにSDGs付箋をご存じない方のために、これです。↓

 

新聞記事に真剣に向き合うこと15分。次にグループで共有していく作業に移ります。

自分が付箋を貼らなかった記事に付箋を貼ってあると「なるほど」と気づきがあったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

共有が終わると次は、教室を取り囲むように貼ってある新聞に自分の付箋を貼り替えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の仕上げが付箋に書いてあるコメントを読み、共感できたものにシールを貼っていく作業です。

たくさんの付箋が貼ってある記事や、同じ記事でも違う付箋が貼られているものもありました。一つの問題の中に多くのSDGsの要素が絡んでいる。まさに複層的な視点が必要であることに気づけたようです。同じ記事のコメントでも生徒により違いがあり、生徒たちも真剣なまなざしでコメントをチェックしていきます。

 

 

 

 

 

この写真はたくさんの共感を得たコメントを書いた生徒が発表している様子です。

 

 

 

 

来週からそれぞれが興味関心を持ったテーマに関してグループを組んで、探究していきます。探究活動を通じてSDGsについて深く理解できるよう頑張っていきます。