研究開発のまとめ(平成28年度~令和2年度)

 須磨東高校は平成28年度から令和2年度までの5年間、文部科学省より「研究開発学校」に指定されていました。これにより、柔軟な教育課程の編成が可能になり、初年度には公民科の学校設定科目としてリーガルマインドⅠ(2年次選択科目)、2年目にはメディア研究(1年次必修科目)、リーガルマインドⅡ(3年次選択科目)という新たな授業をスタートさせました。

 現在は、研究開発指定は終了しましたがその研究をさらに発展させながら授業を行っています。令和4年度からは、リーガルマインドⅠ、Ⅱが学校設定教科・科目となるため、さらに幅広い視点からの教材開発に取り組んでいます。全国でも他に例をみないこのリーガルマインドの取り組みを、これからも多くの方の協力をいただきながら、須磨東高校の特色として発展させていきたいと考えています。

研究開発

研究開発

第16回研究開発学校フォーラム

2020年1月17日(金) 阪神淡路大震災から25年目になるこの日、
文部科学省主催の第16回研究開発学校フォーラム
令和元年度研究開発学校研究協議会に出席し、
「市民性としてのリーガルマインド教育」に関する4年間の研究成果を
発表しました。
【研究成果】
(1)「市民性としてのリーガルマインド」の資質・能力を具体化、構造化した。
(2)「リーガルマインド基礎」「メディア研究」「リーガルマインドⅠ」
 「リーガルマインドⅡ」の四つの科目を設定し、「市民性としてのリーガル
 マインド」の資質・能力を育成をおこなった。
(3)平成30年告示高等学校学習指導要領と、上記四つの科目の関連を示した。
(4)2030,2040年に必要となる能力の育成に向けた教材開発をおこなった。
(5)生徒・教員・卒業生・保護者のアンケート結果から、18歳段階で求められる
 資質・能力の育成に一定の効果があったことを示した。
  

研究発表で使用したポスターを昇降口に掲示しています。
是非ご覧ください。

文部科学省研究開発指定校事業 研究協議会

文部科学省研究開発指定校事業 研究協議会の様子をご報告します。
  

また、近田政博 神戸大学 大学教育推進機構教授から「ポスト平成時代の大人に求められる能力とは」を演題にご講演いただいた様子もあわせてご報告させていただきます。
  

学びみらいPASS(1年生)

1年生に、4月に行った「学びみらいPASS」の結果が返却されました。
2年生と同様、講師の先生に来ていただき資料の確認の仕方を教えていただきました。
1年生にとっては最初の結果返却になりますが、これらの結果の蓄積が今後の自分自身を見つめていく際の貴重なデータになっていきます。
もちろん今回の資料や結果からも、たとえば来年度の文理の選択について考えるための新たな切り口が見つかるかもしれませんね!

 

学びみらいPASS

4月に行った「学びみらいPASS」の結果が生徒個人個人に返却されました。
講師の先生に来ていただき、「個人報告書の読み解き方」をわかりやすく教えていただきました。
生徒たちは昨年秋に行った結果などと比較しながら、自身の特性を確認したり、今後の勉強の方法などをお互いに話し合っていました。

  

学びみらいPASS

学びみらいPASS (河合塾)

1学年の全員に10月に「学びみらいPASS」というテストを行いました。その結果が出たところで河合塾の方がお見えになり、資料の見方を非常に楽しくわかりやすく説明していただきました。自分の適性、将来の職業選択について考えました。

 

第2回 アクティブラーニング研修会

2017年1月18日(水)に、先生方を対象に第2回アクティブラーニング研修会を行いました。
講師にアクティブラーニング型授業における先進的な取り組みをなさっている、
県立尼崎小田高等学校の福田先生を講師にお招きし、先生の具体的な取り組み等
について御講演いただきました。
 ・学校全体で取り組むべき課題
 ・「どう教えるか」から「どう学ばせるのか」」への転換   などなど
須磨東高校としても、しっかりと受け止めて、取り組まなければならないと改めて
確認しました。
  

アクティブラーニング研修会

 10月26日(水)の放課後、河合塾教育研究部の中島由起子先生をお招きして、
「変わる学びとアクティブラーニング」という題で講演をしていただきました。
 社会で求められている「思考力・判断力・表現力」、そしてそれを育成する方法としての
「アクティブラーニング」についてのお話に、先生方は熱心に聞き入っていました。