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2026年9月の記事一覧

24回生修学旅行 36<2日目夕食(ジンギスカンキング)>

2日目の夕食です。

今日,私が選んだのは,ジンギスカン食べ放題のお店「ジンギスカンキング」です。

ラム肉はもちろん,牛肉,豚肉,鶏肉の4種類が用意されており,好きなお肉を好きなだけ楽しむことができます。

……ところが,今日はあまり生徒が来ていませんでした(笑)。

やっぱり昨日のお昼にジンギスカンを食べたからでしょうか。
「今日は別のものを食べよう!」と,他のレストランを選んだ生徒も多かったのかもしれませんね。

それでも,来ていた生徒たちに話を聞いてみると,

「ラム肉がおいしい!」という人もいれば,

「やっぱり牛肉がいい!」という人も。

北海道に来たからラム肉……と思っても,やっぱり普段から食べ慣れている牛肉が好きな人もいるようです(笑)。

 

そして,ホテル内には他にもたくさんのレストランがあります。

こちらは,イタリアンレストラン「アルテッツァ トマム」。

「北海道堪能イタリアンコース」では,イタリアンバーベキュー,サーモンのカルパッチョ,ポテトグラタン,選べるパスタ,そしてデザートのアイスまで,北海道の食材を使った料理をたっぷり楽しむことができます。

こちらも生徒たちは大喜び。みんなで楽しそうに食事をしていました。

昨日に続いて,今日もそれぞれが好きなレストランを選び,思い思いの北海道グルメを楽しんでいます。

さて,明日はどんな料理に出会えるのでしょうか。修学旅行の「食」も,まだまだ続きます!

24回生修学旅行 35<ばんえい競馬場>

十勝周辺で活動していた経営コース,ものづくり・動物コース,食文化コースが,最後に「ばんえい競馬場」に集まりました。

経営コースやものづくり・動物コースでは,十勝の人々の暮らしに,馬が深く関わってきたことを学んだり,実際に体験したりしました。

農地を耕したり,荷物を運んだり……。

力強い「ばん馬」は,北海道の農業や産業を支える大切な存在だったのです。

そんな「ばん馬」の力を競う文化から生まれたのが,現在の「ばんえい競馬」です。

約1トンにもなるばん馬が鉄製のそりを引き,障害を越えて進んでいく。

その姿には,北海道の厳しい自然の中で,人々と馬が力を合わせて暮らしてきた歴史が表れています。

今回は,第4競走を見学しました。

そして,なんとそのレース名は……

「北海・D・王に俺はなる!」

今回の「きたおれプラン」のレース名ですね(笑)。

レースが始まると,生徒たちも馬と一緒に移動しながら応援します。

普段イメージするサラブレッドの競馬とは違い,ばんえい競馬では,重たいそりを引きながら,何度も止まったり,力を振り絞ったりしながら坂を越えていきます。

その迫力に,生徒たちも夢中になっていました。

そして,このレースを制したのは,2番「アアモンドドキドキ」!

最後の坂を一番に駆け上がりましたが,ゴール直前で9番「フジゴーリキ」に抜かれてしまいます。

しかし,最後にもう一度力を振り絞り,見事に抜き返して一着!

応援していた生徒たちからも,大きな歓声が上がりました。

さらに,見事に応援していた馬が勝った生徒の中から,希望者が優勝馬「アアモンドドキドキ」と一緒に記念撮影をしました。

実際に馬と触れ合い,十勝の農業や歴史について学んできたからこそ,最後に見るばんえい競馬は,また違った意味で心に残ったのではないでしょうか。

今回の修学旅行で学んだ「十勝と馬とのつながり」を,実際のばんえい競馬を通して感じることができましたね。

そして,最後に一言。

「北海・D・王に俺はなる!」

……なれたでしょうか(笑)。

24回生修学旅行 34<食文化コース④>

次に訪れたのは,「山本忠信製粉株式会社」です。

ここでは,先ほど畑で見学した小麦が,パンや麺などの商品になるまでの「加工」の工程について学びました。

収穫された小麦は工場に運ばれ,まず重さを計ります。

なんと,緑色の床の上に乗るだけで,小麦を積んだトラックごとの重さが分かるそうです。

 

そして,大きな円柱形の貯蔵施設へ。

一つの施設に入る小麦は,なんと750トン!
ちょうど収穫を終えた時期ということで,今は小麦がいっぱいに入っていました。

その後,製粉された小麦は倉庫に保管され,パンや麺など,さまざまな商品へと加工されていきます。

工場では,小麦が小麦粉になるまでの工程についても,講義形式で詳しく説明していただきました。

「精選」では小麦以外のものを取り除き,「調質」で少し水を加えて粉砕しやすくします。

そして「粉砕」,「ふるい」,「純化」という工程を経て,私たちが普段使っている小麦粉ができあがります。

普段何気なく使っている小麦粉も,実はたくさんの工程を経て作られているんですね。

また,十勝の小麦についても教えていただきました。

国産小麦は,日本で消費される小麦の2割弱。
その国産小麦の約4分の1を十勝産が占めており,十勝は日本一の小麦生産地なのだそうです。

10年ほど前までは,国産小麦を使ったパンは今ほど多くありませんでした。

しかし,十勝で小麦の生産に力を入れてきたことで,今では私たちも国産小麦を使ったパンを普通に食べられるようになりました。

十勝では,パンやラーメン,ピザなど,さまざまな用途に合わせて,特徴の異なる小麦が生産されています。

そして,ヤマチュウの製粉事業の大きな特徴は,生産者から直接小麦を仕入れ,自社で製粉し,その小麦粉を販売していること。

生産者だけでなく,実際に小麦粉を使う人や,その先にいる消費者まで,関わる人みんながよい形になることを大切にしているそうです。

生徒たちも,施設の見学や講義を通して,小麦が私たちの食卓に届くまでの過程について真剣に学んでいました。

そして,ここでコーディネーターとして一緒に活動してくださった湯川さんとはお別れです。

最後に湯川さんから,

「生産,加工,商品化。そのすべての流れに,人がいることを思い出して食べてね」

という言葉をいただきました。

畑で小麦を育てる人。
それを製粉する人。
そして,パンや食品に加工して届ける人。

普段はなかなか意識することのない,たくさんの人の仕事や思いがつながって,私たちの「おいしい」ができています。

今回の食文化コースでは,そのことを実際の現場で学ぶことができましたね。

湯川さん,そして山本忠信製粉の皆さま,貴重な学びをありがとうございました!

24回生修学旅行 33<リゾート観光・航空コース③>

リゾート観光コースは,釧路空港を訪れました。

ここでは,JALの煙山さんに,普段は乗務員や整備士の方々が仕事をされている事務所を案内していただきました。

普段,空港を利用するだけでは見ることのできない場所。

どんな場所で,どのような人たちが飛行機の運航を支えているのか,実際に見ることができました。

そして,その後は滑走路へ。

これから飛び立つ飛行機について説明を聞いた後,横断幕を持って,みんなでお見送りをしました。

すると,飛行機の客室から手を振り返してくれる方も!

思わぬ「お返し」に,生徒たちも嬉しそうでした。

飛行機を見送った後は,空港内へ戻り,普段,一般の人は入ることのできない「貴賓室」も見学させていただきました。

なんと,これまで天皇陛下や,最近では木村拓哉さんも利用されたという貴賓室。

そんな場所に入ることができるだけでも貴重な体験ですが,さらに……

「せっかくだから,座ってみよう!」

ということで,みんなで交代しながら席に座らせていただきました。

普段なかなか入ることのできない場所ということもあり,生徒たちはご満悦です(笑)。

そして,煙山さんから,

「また大人になったら,ここに戻ってきてください」

という言葉もいただきました。

今回の見学をきっかけに,空港や航空業界の仕事に興味を持った生徒もいるようです。

煙山さんや整備士の皆さんには,お忙しい中,丁寧に説明していただき,本当にありがとうございました。

飛行機に乗るだけでは分からない,その裏側でたくさんの人が働いていることを知ることができました。

今回の経験が,航空業界や観光業など,これからの進路を考える上での一つのきっかけになれば嬉しいですね。

そしていつか,大人になった皆さんが釧路空港に戻ってきて,「あのとき,ここに来たな」と思い出してくれたら素敵ですね。

24回生修学旅行 32<食文化コース③>

1時間ほど移動して,次にやって来たのは「ますやパン」さんです。

ここでは,先ほどの前田さんが生産している小麦を使った「北の香り」という,ますやブレンドの小麦粉と,帯広のおいしい水を使って,ピザづくりに挑戦しました。

まずは生地づくり。

生地をちぎって,くっつけるという作業を何度も繰り返すことで,生地がだんだんなめらかになり,よく膨らむようになるそうです。

小麦は春・秋・冬に植えられ,厳しい冬を越すことで,より強く育つそうです。

「人間も,多少のストレスがあるほうが大きく育つのと同じですね」

そんなお話もありました(笑)。

トッピングに使うスイートコーンにも,こだわりがあります。

収穫してからわずか2時間ほどで加工することで,フレッシュなおいしさを保っているそうです。

 

そして,ますやパンさんは76年の歴史を持つパン屋さん。

40年勤めている職人さんしか作れない「オドゥブレ十勝」というパンもあるそうです。

素材はできる限り十勝産にこだわっており,小麦を十勝産だけでまかなえるようになるまでには,なんと26年かかったそうです。

小麦は,畑で育っている姿を見ただけでは,そのおいしさがなかなか伝わりません。
だからこそ,実際に食べてもらい,「十勝の小麦っておいしい」と感じてもらうことが大切なのだそうです。

地産地消を進めるためには,まず地元の人が地元のものを「おいしい」と思うことが大切。

そのため,ますやパンさんは食育活動にも力を入れています。
年間100回ほど食育活動に出向き,ピザ窯を軽トラックに載せて,実際にピザを作っているそうです。

自分で作ったものを自分で食べる。

その経験を通して,「十勝っておいしいんだな」と感じてもらうことが,地産地消の第一歩であり,地元に思いを寄せてもらうことにもつながるのだそうです。

さらに,2030年には「十勝パン」のブランド化も目指しているとのこと。

十勝のパンの特徴である「もちもちした食感」をブランドとして発信し,ますやパンだけでなく,他のパン屋さんとも協力しながら,より多くの人に十勝のパンを知ってもらいたいという思いを聞かせていただきました。

そして,先ほどお話を聞いた前田さんについても,いろいろと教えていただきました。

前田さんは,生産者から消費者まで,その先までしっかりと見据えて小麦を作っている,すごい生産者なのだそうです。

小麦は品種を変えるたびに機械を掃除する必要があり,複数の品種を扱うのはとても大変。

それでも,「十勝の小麦を届けたい」という思いを持って,たくさんの努力をされているそうです。

畑で小麦を育てる人,それを加工する人,そしてパンとして私たちに届ける人。

さまざまな人の思いと努力がつながって,私たちの「おいしい」ができているんですね。

 

さあ,いよいよ自分たちで作ったピザをいただきます!