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<SSH>全校課題研究発表会のスライド
SSH「全校課題研究発表会」のページに、今年度の発表スライドを追加しました。
ご覧ください。
〈SSH〉令和4年度 全校課題研究発表会
3月15日(水)に、全校課題研究発表会をアカデミックルームからのリモートで行いました。
司会は自然科学科1年生が務めました。
2年生普通科は「総合的な探究の時間」にグループに分かれて行った探究の中から、各クラスの代表に選ばれたグループが発表しました。
また、2年生自然科学科は「課題研究」での探究の中から、クラスで選ばれたグループが発表しました。
発表テーマは次の通りです。
1.総合探究2-1「車いすの学びを通してバリアフリーを考える」
2.総合探究2-2「99%除菌は本当なのか?」
3.課題研究①「ブルーライトカットとレンズの色の関係性」
4.課題研究②「光触媒によるベンゼンの除去」
5.総合探究2-3 「ホットケーキの膨らみの最大値を調べる」
6.総合探究2-4 「ドラえもん世界の現象を現実世界で実現するには?」
7.総合探究2-5 「メダカの体色変化について」
8.課題研究③「おにやんま君の虫よけ効果について」
9.総合探究2-6 「『感覚の時間』刺激と行動と時間感覚の関係の研究」
10.総合探究2-7 「『クビアカツヤカミキリ』の生息状況について」
11.課題研究④「溶けにくいチョコレートを作る」
12.課題研究⑤「酵母の代謝を生活に生かす」
それぞれの発表に対して全校生徒が評価した結果、
最優秀…総合探究「ホットケーキの膨らみの最大値を調べる」
課題研究「おにやんま君の虫よけ効果について」
優 秀…総合探究「99%除菌は本当なのか?」、「『クビアカツヤカミキリ』の生息状況について」
となりました。
<SSH>高大連携~神戸薬科大学:実験実習講座~
研究紹介を通じた薬学への誘い
3月14日(火)神戸薬科大学で「研究紹介を通じた薬学への誘い」の実験実習講座に参加してきました。
2つの研究室(生化学研究室、薬品化学研究室)を訪れ、研究室の内容の講義を受けたあと、それぞれの研究室で実験実習を行いました。
生化学研究室では、糖鎖機能の解明を目指して研究を行っていて、研究内容の簡単な紹介、研究設備の紹介、生化学的手法あるいは分子生物学的手法を用いた実験を行いました。
薬品化学研究室では、薬のタネとなる新しい化合物の合成を目指し、研究を行っていました。研究内容の簡単な紹介、実際の合成実験 (局所麻酔薬の合成における最初の段階) を行いました。
<生徒感想>
・二度目の参加でしたが、前回とは違った分野での実験ができて知識の幅が広がりました。自分の手で化学反応を起こせて楽しかったです。
・色々な機械を使って面白い実験ができたのでいい機会になりました。現役の大学生の方のお話も聞けて参考になったのでまた来たいと思いました。
・大きな実験機器を使うのに初めは緊張しましたが、少しずつワクワクするようになりました。局所麻酔の実験では思うように進まないことが多かったですが、最終的に完成できて良かったし、薬の大切さを学ぶことができました。
<SSH>令和4年度 研究開発実施報告(要約)と研究開発の成果と課題
研究開発実施報告(要約)と研究開発の成果と課題について
本校のスーパーサイエンスハイスクールの実施に関して、令和4年度の研究開発報告とその成果と課題について掲載します。
〈SSH〉令和4年度 科学講演会
令和5年3月8日(水) 神戸芸術工科大学環境デザイン学科教授の長濱伸貴先生をお招きして、
「科学技術と環境デザイン」についてご講演いただきました。
21世紀の都市の課題は「デザイン」、「プログラム(機能)」、「パフォーマンス(性能)」の三つを
考慮しなければならないという視点で、西神中央駅周辺の再開発から宮城県の震災復興事業、
北京の露天風呂など、具体的な事例を示しながらお話ししていただきました。
以下は、講演会を聞いての生徒の感想(抜粋)です。
・街のデザインは景観をよくするだけではなく、環境に配慮し、住み良さを追求していることがわかった。将来して
みたいことの幅が広がった講演会になった。
・保育園などさまざまな例を示しながらアートがどのように科学技術と結びついているのかを説明してくださったの
で、私もいつか関わる機会があればこの講演会のことを思い出して活かしたいと思いました。私たちが住んでいる
地域でも活用できる事例があったので、身近なことを調べて挑戦してみたいと感じました。
・環境をデザインするときに科学が用いられていることを初めて知った。分野と分野を掛け合わせて世の中のものは
出来ていて、1つの分野を学ぶだけでなく視野を広げる必要があると思った。
・身近な建造物のデザインは単純な計算だけでなくアートなど色々な要素からできていることをしらなかったので見
方が広がりました。また、建物は環境に配慮していることも大切ですが、子供たちが楽しんで遊んだりすごしたり
出来るなど、多面性を持ったものが重要になってくることが分かりました。京都の庭は作られたのが江戸というこ
とを知り、あんなに対称的な庭を作るのはものすごい技術だなと驚きました。
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