SSHブログ
高丘東小、高丘西小でプログラミング授業の支援を行いました
1年生自然科学科がSSH地域連携事業として、高丘東小、高丘西小でプログラミング授業の支援を行いました。
小学生の支援に加え、自然科学科生作ったプログラミング作品の紹介、また授業支援と同時並行で作成したプログラミングを披露する等を行いました。
「学校で学んだことを小学生に分かりやすく教える、高校生から教わる」ということは、双方にとって非常に学びのある良い交流の機会になったようです。
地震防災について研究している班がブース出展を行いました
2年生普通科「理数探究」で地震防災を研究している班が、令和8年1月18日「わくわく防災探検隊」(イオン明石ショッピングセンター)でブース出展を行いました。
地震発生装置「じしん君」や地震活動立体模型「震源くん」も活用し、地震のメカニズムについてこどもたちにわかりやすく説明しました。
ブースには防災ジュニアリーダーも加わり、新聞紙・ビニール袋を利用した防災グッズや非常食について紹介し、参加者に楽しんでいただくことができました。
第2回神戸賞Y.I.賞受賞の京都大学・村川泰裕先生にご講演いただきました
第2回神戸賞YI賞受賞の京都大学・村川泰裕先生に記念講演をいただきました。
村川先生は、京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点の教授であり、理化学研究所生命医科学研究センターのチームディレクターを兼任されています。研究では、ヒト疾患の分子機序の解明を目的として、エンハンサー領域の高精細なマップ構築と、それを可能にする独自技術の開発に取り組んでおられます。
本校の活動に多大なご支援をいただいている中谷財団のご紹介により、本校において受賞記念講演を開催していただきました。講演には自然科学科2年の生徒が参加し、村川先生のこれまでのご経歴や研究内容に加え、研究にまつわるエピソードも伺うことができました。一流の研究者から直接お話を伺うことで、生徒たちは「研究者とは何か」について多くの気づきと学びを得る貴重な機会となりました。
〈生物班〉 特定外来生物を対象とした活動・研究が日経サイエンス(12月号)に掲載されました
本校では、生物班の活動や探究の授業などで、複数のグループが特定外来生物をテーマに、探究活動を行っていきました。生物班では2022年に兵庫県で初めて発見されたクビアカツヤカミキリの拡大防止に向けた活動、探究の授業では神戸市に生息しているアルゼンチンアリのトラップ開発およびQGISを用いた分布予測マップに関する研究、明石市周辺の地域で問題となっているナガエツルノゲイトウについては再生力の検証やアレロパシー作用に関する研究などを精力的に行ってきました。
それらの取組が日経サイエンス12月号(2025年12月25日発売)に掲載されました。本研究は中谷医工計測技術振興財団様からの研究助成を受けており、HPでも紹介していただいております。
https://www.nakatani-foundation.jp/business/grant_science_edu_case/
㊗️本校生徒の研究が国際学術誌に掲載されました
本校3年生の中谷 絢子さんが、神戸大学などが運営する「中高生の研究支援プログラムROOT」において取り組んでいる、2種のアブラムシの競争関係に関する研究成果が、「Fertilization reduces aphid population growth but does not alter competitive exclusion between specialist and generalist species」というタイトルで、国際学術誌 PLOS ONE に12月17日付で掲載されました。https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0328189
神戸大学の方でもプレリリースされています。https://www.kobe-u.ac.jp/ja/news/article/20251219-67404/
本研究では、植物への施肥による栄養補給がアブラムシ個体群の増殖を促進するという仮説を立てて実験を行いました。しかしその結果、施肥はむしろ植物を利用するアブラムシ個体群の増殖を抑制することが明らかになりました。
さらに、植物の栄養状態が変化しても、専食性アブラムシ種と広食性アブラムシ種との競争関係には変化が見られず、広食性アブラムシ種が専食性アブラムシ種を完全に排除することが示されました。
これらの知見は、今後の肥料管理や害虫防除など、農業・環境分野への応用が期待される重要な成果です。
高校生の段階で国際学術誌に論文が掲載されるという大きな成果を上げた中谷さんの、今後の活躍にぜひご注目ください。
地学講演会「宇宙の謎に迫る」を開催しました
運営指導委員の先生による特別講義・地学講演会「宇宙の謎に迫る」を開催し、科学探究部天文研究班の生徒や宇宙に関心のある生徒がともに学習を行いました。
神の一撃(ビッグバン)で始まった宇宙が、とてつもなく短い時間でとてつもなく大きく膨張し、いまだに広がり続けている、ということを聴き、想像を絶する壮大な話に興味が尽きませんでした。質量換算で宇宙の数%(約4%)のことしか人類が理解できていないことにも驚きでした。講義の最後には人類の存在の意義についても触れ、哲学的なおもしろさも感じることができ、非常に有意義な講義となりました。
<SSH>科学未来フォーラムを開催しました。
将来の科学人材を育成するための取組、「科学未来PROJECT」(SSH事業)の取組の1つである科学未来フォーラムを開催しました。 明石市内の公立小学校・中学校の児童生徒が8名が各自で取り組んでいる探究活動について発表を行い、質疑応答に臨みました。その後、明石北高等学校の生徒による探究活動(2-8自然科学科の課題研究、科学探究部生物班、化学班、天文研究班の活動や実験)を紹介し、明石北高校での学びを体験してもらいました。
最後に明石市立天文科学館の井上館長から参加者の探究活動についてのご講評を頂き、さらにより良い探究を目指す気持ちが高まりました。
追記:神戸新聞に紹介されました。(令和7年11月18日付)
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/202511/0019717167.shtml
<SSH>STEAM研修・非破壊検査実習(島津製作所)
2025年8月8日 島津製作所本社(京都市)において、X線を用いた非破壊検査実習を体験しました。X線に関する講義を受けてから、様々な画像診断装置に触れることができました。封を開けずに封筒の中に何が入っているか調べたり、装置を実際に操作して画像撮影するシミュレーションなどを通して、人々の命と健康、安心・安全を守るための研究や技術の大切さを深く認識する研修となりました。
〈SSH〉English Camp 2025 参加報告
9月6日(土)から7日(日)にかけて、大阪市浪速区の YOLO BASE を会場に本校生徒29名が English Camp に参加しました。本プログラムは、国内にいながら留学さながらの環境で学び、実用的な英語能力を向上することを目的としています。生徒たちは2日間、英語のみを使って多彩な活動に挑戦しました。
初日は、外国人講師の指導のもと、ホテルや客室乗務員などの職業体験を行い、続いてロシア・ネパール・ナイジェリア出身の講師との異文化交流で視野を広げました。夕食では世界各国の料理を味わい、夜には英語のヒントを頼りに謎を解くトレジャーハントで大いに盛り上がりました。翌日は、大阪新世界での英語ツアーに続き、ディベート入門で自らの意見を英語で主張する力を養いました。さらに SDGs をテーマとした学習やスピーチ発表を通じて、社会課題への意識も高まりました。短期間ながら、実践的な英語運用能力を磨くとともに、国際感覚を培う貴重な機会となりました。
<SSH>サイエンスガールズサロンを開催しました
理系キャリアについて男女協働で考える場「サイエンスガールズサロン」を開催しました。
講師としてお招きした大学生・留学生、研究機関や企業など最先端の場で活躍されている方々より様々なお話をうかがってから、それぞれの夢や目標などについてワールドカフェ方式で自由に語り合いました。
<SSH>STEAM研修・胃腸薬の科学(兵庫医科大学薬学部)
7月26日(土) 1年自然科学科14名、1年普通科1名が兵庫医科大学薬学部でのSTEAM研修に参加しました。
講師は、本校SSH運営指導委員の木下淳先生にお願いしました。
薬の化学的な性質についての実験や学内の施設見学をしていただきました。
最後には、実験結果を各班で考察しプレゼンテーション形式で発表しました。
分かった事実をもとに目に見えない体内での動きを想像する難しい内容でしたが、とても有意義な研修でした。
<SSH>STEAM研修・生物分子モーター実習(未来ICT研究所)
2025年8月21日、NICT(国立研究開発法人・情報通信研究機構)の施設である、未来ICT研究所にて、「生物分子モーター」の作成・観察実習を行いました。この内容は、生物の教科書の「細胞骨格:モータータンパク質のキネシン」に関するものです。
マイクロピペットを駆使して手順通りに溶液を調合し、分子が決められたレール上を運動する仕組みを構築、それを電子顕微鏡で観察します。手順と違う調合をしてしまった場合も、その仕組みを理解して取り組んでいる生徒は見事なリカバリーをしていました。様々な応用が考えられる最先端技術に触れ、研究体験ができる貴重な機会になりました。
<SSH>STEAM研修・GIS地理情報システム(人と自然の博物館)
2025年8月25日、STEAM研修の一環として、GIS(地理情報システム)研修を行いました。講師として県立人と自然の博物館 自然・環境マネジメント研究部 生態研究グループ 主任研究員 三橋 弘宗先生ををお迎えし、本校アカデミックルームにて1日講義していただきました。
GIS(Geographic Information System:地理情報システム)は、位置や空間に関する様々な情報を、コンピュータを用いて重ね合わせ、情報の分析・解析を行ったり、情報を目で見て分かりやすいように表示させたりするシステムです。
社会インフラの整備、都市計画、災害の予測、人口や生物の分布図、商業施設の情報を利用したマーケティングなど、幅広い分野で使われています。
オープンソースソフトウェアのQGISというソフトを用い、午前中は、GISの概要とQGISの簡単な操作体験を学びました。
午後からは、各生徒の興味があるテーマで、複数のフリーデータをサイトから取り込み、重ね合わせて分析するという実習を行いました。ある生徒は、鉄道の路線・バスの路線・地価・人口などの情報などを地図上に重ね合わせて、それらの関係について考察していました。
<SSH>STEAM研修・3D CAD(キャタピラージャパン)
2025年8月26日 キャタピラージャパンにおいて、キャタピラーの製造過程を見学しました。キャタピラーに関する講義を受けてから、実際に製造されている現場の見学を行いました。キャタピラーがどのように作られているのか、キャタピラーを作るのにどれだけの多くの人が関わっているのか等、一つの物を協力して作り上げる事の凄さを学ぶことができました。また、昼食では社員さんとの交流を通して、将来に関する話など、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
<SSH>STEAM研修・力学・電磁気学講座(京都大学)
京都大学理学部物理学科の常見先生による講義「力学・電磁気学講座」を行いました。
ニュートンのゆりかごによりエネルギー保存・運動量保存を学び、それらが宇宙の時空対称性につながることを学び、さらにマクスウェル方程式から電磁波の仕組みについてまでを学びました。宇宙の起源につながる力の統一について、式をそれほど使わずに流れを学ぶことで、今後物理を勉強していく際の道しるべとなる講義でした。
<SSH>STEAM研修・天体観測実習(明石市立天文科学館)
明石市立天文科学館の井上館長をお招きし、本校自然科学科と普通科の希望者向けに天体観測講座を行いました。ガリレオガリレイが実際に開発した望遠鏡のレプリカの説明や、当時の星座早見盤の説明、日没後からの空の明るさの測定や実際に星空観察を行い、月面観察まで行いました。曇り空の雲の切れ間で星が見えるたびに生徒は歓声を上げて楽しんでお観測をしました。観測当日は、月面のクレーターがXの文字を浮かび上がらせる「月面X」が観測できるタイミングでした。無事にXを観測できたことで、飛び跳ねて喜ぶ生徒もおり、大変有意義で楽しい観測講座となりました。
〈生物班〉第49回全国高等学校総合文化祭・自然科学部門で研究発表
2025年7月26日から28日にかけて、香川県高松市で開催された「第49回全国高等学校総合文化祭 かがわ総文祭2025」自然科学部門・研究発表(生物分野)において、本校科学探究部生物班が出場しました。
発表テーマは、「ネビキグサの種子はなぜ発芽しないのか? 有性生殖の過程から解明する種子発芽の謎」。本研究は、生物班が2022年から本格的に取り組んでいる校内周辺の湿地に自生する絶滅危惧種ネビキグサ(明石市レッドリストAランク)に関する保全生態学的な調査・研究です。
惜しくも入賞には至りませんでしたが、本番では練習の成果を十分に発揮することができました。ネビキグサの研究は現在も途中段階であり、今後もさらなる探究を進めていく予定です。
また、全国大会では、他都道府県の高いレベルの研究発表を聴くことができ、生徒たちは大いに刺激を受けていました。
今後の生物班のさらなる活躍にも、ぜひご期待ください。
〈生物班〉クビアカツヤカミキリ被害防止講習会での活動発表(兵庫県主催)
2025年7月24日、子午線ホール(アスピア明石9F)にて、「クビアカツヤカミキリ被害防止講習会」(兵庫県主催、神戸市・明石市共催)が開催され、丸谷聡子明石市長も出席されました。
その講習会において、本校科学探究部生物班が、明石市での取組を発表しました。生物班の活動は、特定外来生物であるクビアカツヤカミキリの成虫や被害木(ソメイヨシノやウメ)の調査にとどまらず、樹木のナンバリングやコンピューターによる樹木マップの作成、近隣小学校での環境教育授業など、多岐にわたります。地域の行政・専門機関・学校と連携しながら、幅広く取り組んでいます。
講習会では、クビアカツヤカミキリ対策の専門家である樹木医・環境カウンセラーの宗實久義先生や、神戸市の職員の方々も、それぞれの取組を発表されていました。生徒たちは他団体の発表を聴くことで、対策への理解をより深めるとともに、外来種対策における協働の重要性を改めて実感しました。
〈生物班〉公立鳥取環境大学(TUES)で研究発表
本校科学探究部生物班の生徒が、公立鳥取環境大学(通称 TUES(Tottori University of Environmental Studies))にて開催された脱炭素・生物多様性などのSDGsに関するイベント「Sustainability Week」に参加し、近年の取り組みである「特定外来生物・クビアカツヤカミキリ」および「絶滅危惧種・ネビキグサ」に関する実践発表を行いました。
発表を担当したのは、2年生2名と、入部からまだ3か月の1年生8名です。発表に向けて練習を重ねた結果、大学生に劣らぬ堂々としたプレゼンテーションを披露し、大学関係者の皆様から賞賛のお言葉をいただきました。
また、発表後のパネルディスカッションでは、本校2年の川端莉子さんが、鳥取環境大学の学部生らとともに登壇し、生物多様性をテーマに意見を交わしました。川端さんは自身の探究活動をもとに建設的な意見を述べ、会場を沸かせました。
当日はこのほか、大学生による学内ツアーも実施され、環境に配慮した設備が随所に見られ、環境と都市との融合について知ることができました。また、小林学長による本校生のみ対象の特別講義「ニホンモモンガの行動・保全・地域活性化」を受講し、保全と地域活性化を組み合わせた研究に新しいヒントを得ることができました。さらに、大学生との交流の時間も設けられるなど、生物多様性を多角的に学ぶ貴重な機会となりました。
最後になりましたが、実行委員会の学生の皆様をはじめ、鳥取環境大学の教職員の皆様に心より感謝申し上げます。
〈科学探究部生物班〉読売テレビ「ええこと+」でネビキグサ研究が放映
本校科学探究部生物班が近年取り組んでいる、絶滅危惧種ネビキグサ(明石市レッドリストAランク)に関する研究が、読売テレビの「ええこと+(プラス)」で紹介されました。
この番組は、生活協同組合コープこうべが提供するミニ番組で、同組合の環境基金より本研究に助成金をいただいております。
撮影は、ネビキグサの花が見頃を迎えた4月に、生育地であるため池と本校の2か所で行われました。参加した生物班の2・3年生は、最初はやや緊張した様子でしたが、これまでの大会やコンテストでの発表経験を活かし、堂々と取材に応じていました。
ご興味のある方は、ぜひ下記の公式ホームページのURLより番組をご覧ください。
明石北高校ホームページ