学校長挨拶

 

豊かな人間力・あくなき探究心で未来を創る!

 

                                                                                                                                   令和5年4月1日

学校長 藤原 生也

 

 兵庫県立明石北高等学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。また、日頃より本校の教育にご理解とご協力をいただきありがとうございます。 

 本校は,昭和47年に明石学区第3番目の全日制普通科高等学校として創立され,令和3年に創立50周年を迎えました。令和4年4月には51回生を迎え、新たな半世紀のスタートをきりました。 

 本校では、創立51年の活力ある開拓精神を受け継ぎ、校訓(自主・協調・創造)の具現化を図る中で、「探究力」を核とした総合的な力を備え、将来、持続可能な社会づくりの担い手として、国際社会や地域社会に積極的に参画し、貢献できる人材を育成することをスクール・ミッションに掲げ、日々の教育活動に邁進しております。また、SDGs未来都市に校舎を構える本校は、多様性が尊重される校風づくりや、地域の小中学校と連携した自然環境保全に向けた研究などにも力を入れ、地域に根ざし信頼される学校づくりを進めております。

  探究的な学びの推進においては、平成15年に開設した「自然科学コース」を平成24年に「自然科学科」に改組し、理数系に重点を置いた教育を展開するとともに、平成22年に文部科学省から指定を受けた「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業」は第Ⅲ期4年目を迎え、本校独自のSTEAM教育をベースとした探究的活動の充実を図っています。また、「普通科」における教育内容にSSH事業の取組で培ったノウハウを普及させるとともに、すべての教育活動においてICTを積極的に活用し、全校生徒がSociety5.0 時代をよりよく生きるための課題解決能力を身につけるべく、学校全体の教育力の向上に努めてまいります。

 SSH事業の充実と安定した継続をとおして、常に時代の最先端を見つめ,より質の高い教育を志向してまいりたいと考えておりますので、大学等の専門機関、地域の学校・行政・研究所・事業所等の皆様には、引き続きお力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。

  アフターコロナを契機として、北高生は主体性を発揮して学習活動や課外活動をさらに活性化させ、新しい時代に相応しい校則にも自主的・規範的に対応しながら、明るく元気に生き生きと、勉強に部活動に励んでおります。本年度も、PTA、同窓会、地域の方々、関係機関の皆様のご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。