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STEAM研修「酸・塩基の反応を利用した胃腸薬の工学技術」を実施しました

 7月25日(土)、兵庫医科大学の木下淳先生によるSTEAM研修を実施しました。

 今回の研修では、身近な医薬品である「胃腸薬」をテーマに、酸・塩基の化学反応と、それが体内でどのように作用するよう設計されているかという工学技術について学びました。

 

 当日は、以下の2つの実験に取り組みました。

1. 胃腸薬を水とジュースで溶かしたときの違い(口の中を想定)
 水で飲んだ場合とジュースで飲んだ場合の溶け方の違いを観察し、服薬時の条件による影響について考察しました。

2. 2種類の液体(酸性・中性)における胃腸薬の溶け方の比較(胃内・腸内を想定)
 強酸性の胃内と、中性に近い腸内という「体内環境の違い」を再現した液体を用意し、薬がどの場所でどのように溶けて効果を発揮するように作られているかを検証しました。

 

実験中、生徒たちから浮かんだ疑問や問いに対して、先生が一つひとつ丁寧に解説してくださいました。また、班ごとに実験内容を元に考察をすることで、単なる観察にとどまらずより深い理解へと繋がりました。

 

 

 

GISを活用した生息適地予測研修〈STEAM研修〉

 7月26日(日)、本校の1・2年生の希望者13名を対象に、地理情報システム(GIS)の研修を実施しました。

 研修では、前半に無料のGISソフト「QGIS」を使用し、市区町村の人口データの色分けや、緯度・経度を用いた地点情報の可視化を行いました。

 後半は、ライチョウを題材に、自然植生、観察地点、標高、森林面積の4条件を重ね合わせ、生息適地予測マップを作成しました。完成した地図を基に、予測の妥当性や精度を高めるために必要な情報について話し合いました。

 また、探究活動でGISを活用している生徒による研究発表も行いました。今回の研修を通して、生徒たちはGISの基本操作だけでなく、複数のデータを関連付け、地図を根拠に考察することの大切さを学びました。

第18回科学交流研修会に本校生徒9名が参加してきました。

7月21、22日、武庫川女子大学附属中学校・高等学校主催の2日間イベント、第18回科学交流研修会に53回生自然科学科9名が参加しました。他校からもたくさん参加しており、総勢95名の生徒が8つのテーマ別グループに分かれて、一日目に共に実験を行い、二日目の発表会に向けて共同作業を行う中で、濃い2日間を過ごしました。

一日目は、8つの選択肢から本校生徒が4つの実験講座を選んで、それぞれの研究室にお世話になりました。

本校生徒が参加した講座は、大阪大学微生物病研究所でワクチンの評価に使用するELISA法などの実験、神戸大学農学部で動物細胞の形とはたらきの観察実験、神戸大学国際人間科学部で大気圧プラズマを用いた実験、武庫川女子大学薬学部薬学科での液体クロマトグラフィーによるベンゼンのアルキル置換体の分析でした。

二日目は、午前中に一日目の実験内容をまとめ、考察や展望について班ごとに協議を行い、プレゼンスライドと原稿を作成して、午後に発表会を行いました。その過程では、意見をぶつけ合ったりすり合わせたり、分担したり協力したりする中で、研究における大切な要素である、他者との協働を、実感を伴って学ぶことができました。

以下、生徒の振り返りの一部抜粋です。

「研修の内容についてもだけど、同じグループの人と一緒に実験して、考察や工夫できるところなどをディスカッションしたとき、自分では気づかないような意見や考え方を知ることができ、話し合いの大切さが分かった。」

「普段は入れないような、大学の研究施設や、触れることのできない機械を実際に操作してみて自分の関心について実体験で深めていくことが出来ました。また、様々な高校の方と交流をとりながら実験など活動をしていくなかで、コミュニケーションをとりながら、様々な考え方と知識に触れながら考えていくことは大切だと感じました。」

「私は今まで、直接人を助ける感じの医療系の職にしか興味がなかったけど、昨日実験でしたような、薬品などを研究することで、間接的に人を助けられる仕事にも興味が湧きました。探究活動では、同じく調べ尽くすという感じで、この研修が自分の興味のある医療面の内容をより深く知れるいい機会になったので、この機会を活かし、探究活動でも同じく医療系の探究を深めていきたいと思いました。

「一つの高校で行く研修とは違って、様々な高校の人達と交流しながら、専門的な分野の知識を身につけ、幅広い分野の科学について考えることが出来た点が自分にとってものすごくよいものとなりました。来年もあったらまた、参加したいなと思います。」

「私は今まで医療系のことにしか興味がなく、他の分野には全くと言っていいほど関心がなかったけど、今日ほかの分野の班の発表を聞いていると、とっても興味深いものがたくさんで、自分が興味ないと思っている内容でも、見たり聞いたり体験したりすると、興味が湧くことがあるんだなと思えたのが良かったと思います。なので、これからは興味がないと思っている分野でもとりあえず、見たり聞いたり体験してみたりすることで、興味が湧くことがあるかもしれないので、たくさんのことにチャレンジしていきたいと思いました。また、この研修でしか得られない知識をしれたり、それだけでなく、周りの人と協力し同じ物を調べることの楽しさを知れたのも良かったと思います。この研修は自分にとって、良い影響ばかり与えてくれる素晴らしい機会だったと思います。別にいいかぁと思わず、積極的に参加して良かったと思いました。他の研修や、発表会などにも積極的に参加し、様々なことを身につけたいです。」

「最後には、インスタやラインを交換するほど、仲良く楽しく話し合いが出来たことが良かったと思う。仲間と協力出来たからこそ、分かりやすいプレゼンが出来たし、質疑応答にも対応できたと思う。とても有意義な時間だった。」

54回生自然科学科「理数探究」課題研究テーマ設定報告会

1学期6月3日(水)に、2年自然科学科生徒40名が、運営指導委員の先生方、株式会社ダイセルの方、トライやる・ウィークで来校中の中学生にもご参加いただき、54回生自然科学科「理数探究」課題研究テーマ設定報告会を行いました。

 まだまだ課題研究は始まったばかり。研究テーマの目的や実験方法を明確にし、今回いただいた的確な助言を最大限生かして、方向性を確認・修正し、本格的に課題研究に入りました。

 夏休み期間もうまく活用して、充実した課題研究となるように頑張ります!!

55回生自然科学科企業研修 シスメックス

7月9日、55回生自然科学科40名がシスメックスにて研修を行いました。

 シスメックスは、血液や尿などを採取して調べる検体検査分野を中心に事業を展開し、世界の医療課題解決への貢献を目指し、世界190以上の国や地域の人々の健康を支えておられる、グローバルリーダー企業です。

 研究開発、製品開発の凄さや、研究者の想い、一流の研究者の方の考えておられることが、高校生にもかなり正確に伝わるとても有意義な研修でした。この経験を少しも無駄にすることなく、次は自分たちの世代が世界中の人々をを支えていくんだという強い自覚をもって、これからの一日一日を大切に生きていきたいと思います。以下、生徒の感想の一部を紹介します。

「シスメックスの機械や、色々な棟を見学して今の医療技術などについて詳しく知れて自分の将来にもつながる良い機会になった。自分も将来に向けて、コミュニケーション能力を高めたり、今の勉強を一つずつ頑張ろうと思った。」

「一人の力だけで何かを成し遂げようと思わず、いろんな価値観や視点をもっている他の人などと協力することがより良いものを作り上げることにつながるんだと思いました。」

「「ヘマトロジー」についての話の時に、血液を振って混合させる際、血球が壊れないように振る回数や微妙な強さ、ちょっとした製品の角度まで計算、工夫しつくされていることに驚きを感じました。また、それだけでなく、その機器を使っている人が疲れないように、目に優しい色が採用されており、様々なことを考えて作られているのだなと思いました。ほかにも自分の知らない様々なことを知れて、とても楽しくワクワクが止まらない企業研修でした。」

「自分も医療系の道に進むために、講義の先生が言っていたように、勉強をしっかりするのはもちろん、コミュニケーション能力も今のうちからつけていきたいです。また、もし自分がさらに研究職に興味がわいた時のために、日ごろから「なぜ?」と考えられる力を身に着けていきたいです。」

「自分のなりたいものが明確に定まっていなくても、色々な分野をきちんと勉強していれば、自分のしたいことが見つかった時に色々な分野が繋がってくるという話がとても心に残っています。」

STEAM研修「天体観測」を実施しました

令和8年7月21日(火)、本校にてSTEAM研修「天体観測」を実施しました。講師には、明石市立天文科学館館長 井上 毅 様をお迎えし、天体観測に関する講義と実際の観測を行いました。

【講義】

Sky Quality Meter(SQM)という器具を用いて夜空の明るさや暗さを測る方法について学びました。また、昔の人が手のひらの皺の見え方から夕暮れ時刻である「暮れ六つ」を知る方法についても教えていただきました。さらに、地球をボールペンの先ほどの大きさに見立て、木星や太陽との大きさや距離を1円玉などの身近なものを使って表す活動を通して、宇宙のスケールの大きさを体感しました。

【屋外での観測】

手のひらの皺の見え方で「暮れ六つ」時を知る方法を実際に体験しました。天体観測では、一番星として輝く金星や上弦の月、白鳥座のアルビレオ(二重星)などを観測しました。天体望遠鏡を通して観た上弦の月は、手に届きそうなほど大きく、鮮明に映し出されていました。

 

  よく晴れた夜となり、明石の空からも美しい星々に出会うことができました。井上館長が、天体観測を通して、宇宙や星の「美しさ、不思議、驚き(UFO)」を大切にしてほしいと話されていたことが印象に残りました。

  今回の研修を通して、生徒たちは講義で得た知識を実際の観測と結び付けながら、宇宙の広がりや天体の魅力を実感することができました。井上館長をはじめ、研修の実施にご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

  

神戸薬科大学の高大連携に参加しました

7月11日、神戸薬科大学にて開催された「第1回 薬学への誘い」に本校生徒4名が参加いたしました。当日は医薬細胞生物学研究室および製剤学研究室にて、専門的な実験や観察に取り組むことができました。高校の授業では扱うことのできない高度な内容に触れ、生徒たちにとって大変有意義で刺激的な経験となりました。

日立システムズによるデータサイエンス授業を実施しました

 本校のSSH事業の一環として、株式会社日立システムズより板井光輝先生をお迎えし、1年生自然科学科を対象にデータサイエンス授業を実施しました。

 ​授業では、大量のデータから有益な情報を導き出すための具体的なデータ分析の手法についても分かりやすくご指導いただきました。

​ これからの探究活動や課題研究において、実験や調査で得られたデータを正しく分析し、客観的な根拠を持った考察を行うための重要なスキルを学ぶ機会となりました。プロの視点から学んだデータサイエンスの考え方を、これからの研究活動にぜひ活かしていってほしいと思います。

​ ご多忙の中、貴重なご講義をいただきました株式会社日立システムズの皆様に、心より感謝申し上げます。 

自然科学科・課題研究発表会開催しました

自然科学科2年生による課題研究発表会を開催しました。
当日は、運営指導委員としてご助言をいただいている大学等の先生方、連携先であるみらいICT研究所の研究員の方、めいほくサポーターのOBの方、兵庫県教育委員会の先生をお迎えし、生徒が1年間取り組んできた研究内容についてスライド発表を行いました。

来月開催予定の全校課題研究発表会では、自然科学科に加え、普通科文類型・普通科理類型の代表班、ならびに科学探究部や外部で探究活動に取り組んだ代表者が研究成果を発表する予定です。

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