生徒の活動
2年生プロジェクト学習 My魂ロボット班が工学部オープンキャンパスに参加しました
8月12日(金)、2年生プロジェクト学習の「My魂ロボット班」の生徒7名が兵庫県立大学姫路工学キャンパスを訪ね、工学部のオープンキャンパスに参加しました。キャンパスの広さに驚きながら、武尾総長先生の研究室や「My魂ロボット班」を指導して頂いている山添先生の研究室に加えて、応用化学工学科と電気電子情報工学科の研究室によって行われた体験ブースを訪れました。また、昼食はキャンパス内の大学生協の食堂を訪れ、好みのメニューを各々が選んで食べました。
武尾総長先生からは、微生物による有害物質の分解と有益物質の生成に関する講義をして頂くとともに、遠心分離器やウイルスを扱うことも可能なドラフト、微生物の試料など、普段の理科の実験では使うことのない装置や試料をたくさん見せて頂きました。応用化学工学科のブースでは、実際に室内の放射線量を測定しながら自然界における放射線についてのお話を伺い、また、ポリマー作成やDNA抽出を体験しました。電気電子情報工学科のブースでは画像認識の技術を用いたパンの会計システムや医療への応用についてのお話を伺うとともに、自分の手のグー・チョキ・パーを認識させる体験も行いました。山添先生からは、同じ研究グループで行っている質感研究についてのお話をして頂くとともに、Pythonを用いてプログラミングをしてロボットを動かすことを体験させていただきました。
生徒たちは、難しい内容のお話にも熱心に耳を傾け、また、体験ブースでは目を輝かせながら体験に没頭していました。特に、電気電子情報工学科の画像認識に関するお話や体験は、生徒たちが制作予定のロボットにも組み込みを目指しており、大いに参考になったのではないでしょうか。ロボットの完成が楽しみです!
最後になりましたが、武尾総長先生・山添先生をはじめ、中学生にも分かりやすく研究内容を説明して頂いた応用化学工学科及び電気電子情報工学科の先生と研究室の学生の皆様に感謝申し上げます。
数学・理科甲子園ジュニア2022 準優勝!
8月19日に神戸常盤アリーナで行われた数学・理科甲子園ジュニアで、2年生代表メンバーの塩谷さん、岸本さん、成世さんが、準優勝となりました!!
12月に行われる全国大会に向けて、優勝チームの福崎東中学校とともにがんばります。
夏休みになってから1週間が経過しました
40日間の夏季休業が始まってから1週間が経過しました。授業はありませんが、三者懇談・部活動・学習会・プロジェクト学習等に参加するために、登校している生徒がたくさんいます。学校・自宅・外出先などすべての場面において、体調と安全の管理に気をつけながら、あと約1ヶ月の夏休みを過ごしてほしいと思います。
さて、夏休み前最後の登校日である7月20日(水)の3時間目に行われた全校集会(本校は2学期制のため「終業式」ではありません)では、武尾総長先生と生徒指導担当の大槻先生がお話をし、また、部活動などで優秀な成績を収めた生徒の表彰を行いました。
武尾総長先生のお話(全文は「総長・校長室より」の全校集会に関するページをご覧ください)は「PDCAサイクル」についてでした。生徒の皆さんは、夏休み最初の1週間を事前にたてた計画通りに過ごせたでしょうか?計画をきちんと実行することも大事ですが、実際にやってみて無理があるなと感じたら計画を適宜見直すことも必要であり、これはPDCAサイクルの一つでもあります。改めて「PDCAサイクル」を意識して学習に取り組みましょう。
以下は全校集会の様子と、同日に伝達表彰を受けた団体・生徒の一覧です。
・水泳競技 西播中学校総合体育大会 男子50 m自由形2位・男子100 m自由形3位 大林想汰
・剣道部 西播中学校総合体育大会 男子団体3位
・男子バスケットボール部 赤穂郡総合体育大会1位 最優秀選手 窪田陽斗 優秀選手 松田凌和
・女子バスケットボール部 赤穂郡総合体育大会 優秀選手 井上愛咲陽・定森佑夏
・卓球部 第44回佐用町卓球大会中学女子シングルス 優勝 向原瑠花
夏祭り(生徒会レクリエーション行事)を開催しました
7月15日(金)の5・6時間目に、新型コロナウイルス感染症対策を実施したうえで、生徒会レクリエーション行事として「夏祭り」を開催しました。全校生を縦割りの24班に分け、ドッヂビーと縁日に見立てたブース巡り(スーパーボールすくい・ペーパータワー・ボウリング・射的・ミニうちわデコレーション・輪投げ・千本釣りクイズ)を楽しみました。
ドッチビーは1試合5分と短い試合時間でしたが、白熱した戦いが繰り広げられました。また、各ブースでは、生徒会執行部と広報課のメンバーが手作りしたゲームで遊びながら、班員との交流を深めました。
教頭先生からの講評では、4月のスプリングフェスティバルと同じ班構成なのかと勘違いするぐらい、学年を問わずコミュニケーションを取りながら夏祭りを楽しめていた、というお話をして頂きました。部活動以外に学年の壁を越え縦割り班で行う活動があること、そして、先輩後輩関係なく友人関係を広げられる生徒が多いことも附属中学校の魅力の一つです。
English Speech Festival 2022を開催しました
7月13日(水)3・4時間目に体育館で、English Speech Festival 2022を開催しました。この行事は、
①クラスメイトのスピーチを通して、互いの意見や考えを理解し合いながら、自らの視野を広げる機会を持つ。
②英語で考えをまとめ、スピーチを行う活動を通して、それぞれの英語力を高める。
ために、附属中学校で毎年開催しています。今年度は感染症対策をしたうえで、保護者の方にも入場していただくことができました。
2ヶ月以上前から原稿を考え、英語の授業における学年選考を突破した生徒24名とゲストスピーカー1名の計25名が、スライドや実物提示を交えながら英語でスピーチを行いました。緊張が隠し切れない様子の生徒、堂々と発表を行う生徒、ジェスチャーや表情で聴衆を惹きつける生徒など様々な発表者がいましたが、出場者全員の熱心さとメッセージが十分伝わってきました。また、今回出場が叶わなかった生徒にとっても、英語で文章を書きクラス内で発表することを通じて、母国語以外で自己表現をする難しさや楽しさを感じたことでしょう。
各学年のテーマは以下の通りです。
<1年生>
・Self-introduction (Show and Tell) ・My Favorite Thing
<2年生>
・My treasure ・The place I want to go
・The thing I want to try ・Introduce a great person
・The thing I want to tell ・My action plan to make a better world
<3年生>
・Something special/unique I have experienced / My unusual experience
・What I can do to make the world a better place
・A part of Japanese culture I wish to share
・The person who I most respect
・The power of ~. ・What I want to tell now ・If I were~, I would ~
西播大会の壮行会を実施しました
7月8日(金)の始業前、夏季総合体育大会西播大会に向けた壮行会を実施しました。7月9日(土)・10日(日)に開催で、男子バスケットボール部・卓球部・剣道部・陸上競技部が出場します。
赤穂郡大会の壮行会と同様、各部の部長に全校生の前で力強く決意表明をしてもらいました。また、教頭先生からは「相手の力が読めないと不安になるけれど、汗と涙をともにしてきた仲間を信じ、自信をもって対戦相手に挑んでください」「観客として応援に行けないみんなに代わり、附属中学校を代表して各会場に応援に行きます」というお話をして頂き、生徒を励ましてくださいました。
☆大会日程☆
・男子バスケットボール部 相生市民体育館にて
・卓球部 佐用町立上月中学校・佐用町立上月体育館にて
・剣道部 赤穂市民総合体育館にて
・陸上競技部 太子町総合公園陸上競技場にて
赤穂郡大会・西播総体に向けて部活動壮行会を実施しました
6月23日(木)始業前に、夢創館にて赤穂郡大会(剣道部・男女バスケットボール部)と西播総体(水泳競技)に向けた部活動壮行会を実施しました。各部の部長に全校生の前で決意表明をしてもらい、大きな拍手で健闘を祈りました。
校長先生からは「前に立っている生徒だけではなく全校生みんなが輝いて欲しい」と、附属中生全員に対する激励の言葉も贈られました。夏季総体は3年生にとって、引退前の最後の公式戦となります。各々がこれまで積み上げてきた日々の練習・稽古の成果を存分に発揮して欲しいと思います。
☆大会日程☆
・剣道(赤穂郡大会)・・・6月24日(金) 県立大学附属中学校・高等学校 剣道場にて
・バスケットボール・・・6月26日(日) 上郡中学校 体育館にて
・水泳競技・・・7月3日(日) 赤穂市民総合体育館 室内プールにて
1年生エリア学習~SPring-8,ひょうご環境体験館~
6月22日(水)に1年生が、附属中学校独自カリキュラムであるエリア学習を行いました。
今回は播磨科学公園都市内にある、SPring-8、SACLA、ひょうご環境体験館を訪問しました。
SPring-8、SACLAは世界最大規模の放射光施設であり、最先端の研究が行われています。
施設見学では研究者の方々が、実際に研究している姿を目の当たりにしたことで研究の大変さ知ることが出来ました。
講義と実験では、科学者は①考える ②計算する ③実験する というサイクルで研究を行っていることを教えていただきました。
例えば、「平行な光(電波)を1点に集める」という問題に対しての計算式から
放物線にすれば良い→パラボラアンテナの模型とスーパーボールを利用した実験で
衛星からの電波を1点に集めることが出来ることを学びました。
ひょうご環境体験館では、触れる地球と動画を通して、地球規模で問題になっている環境問題について学ぶことが出来ました。
展示コーナーでは、体験館に用意していただいた資料を穴埋めする展示ラリーを行いました。
世界・日本・兵庫の環境問題についてクイズ形式になっているため、楽しみながら学ぶことが出来ました。
また、講義の中で「関心をもってよく見る力を持てば地球は救える」「エネルギーのことをもっと知れば地球は救える」「ものの命をいただき尽くせば地球は救える」という3つの環境問題へのアプローチを教えていただきました。
今回のエリア学習では、科学・環境について深く学ぶことができ、とても有意義な時間になりました。
2年生ディベートに関する特別授業~芸術文化観光専門職大学平田先生知之をお招きして~
5月26日(木)2時間目(2-2)と3時間目(2-1)に、兵庫県公立大学法人 兵庫県立芸術文化観光専門職大学の平田知之先生をお招きし、2年生を対象に特別授業を実施しました。今回は、本校独自の学校設定科目「コミュニケーション」のディベートに関する授業として実施しました。
ディベートにおける質疑応答について、質疑応答はディベートの花形であり、質問する側もある程度の知識が必要なこと、相手が答えず沈黙しているときは5秒待って次の質問に移ったらよいこと、質問時に自分の意見を言わないことなどを教えて頂きました。また、質問を単純化し相手が答えやすくすることでテンポよく質問を行う、といった技術も教えて頂きました。
次に、ディベート中に賛成派と反対派の立論や質疑応答を記入していく「フローシート」を使ってメモを取ることを学びました。平田先生が「コンビニに無人AIレジを導入するべきである」というテーマで賛成派の立論を述べて下さり、フローシートの項目に従ってメモを取る練習をしました。
最後に、ディベートを行う前提として大切なことを2つ学びました。①「事前調査の重要性」ディベート必勝法としてリサーとが95%である!身近な例を実際に体験してみる!②「心理的安全性がよいデイベートを支える」答えのない課題に取り組まざるを得ない現代社会においては、少々衝突しても納得解を得ることが大切。そのベースとして、心理的安全性が必要である。
ちなみに、生徒たちは5月18日(2-1)と5月19日(2-2)に本日と同じテーマで実際にディベートを行っています。生徒たちからは、クラス対抗でディベートをやりたいという声も多数上がっており、夏休みまでに開催予定です!次回のディベート時には、前回の反省と今回の平田知之先生の特別授業の内容を踏まえてさらに白熱したディベートを行ってくれることを期待しています。
☆兵庫県立芸術文化観光専門職大学 平田知之先生 特別授業
☆2年生ディベート
黎明寮防災避難訓練 並びに 大掃除・寮生集会が行われました!
5月25日は、中学生も高校生も定期考査最終日でした。そこで、寮生全員が参加して、集会などが行われました。
最初は防災避難訓練です。「男子棟フロント前のボイラー室より火災発生」の設定で、非常ベルが鳴りました。フライングでベルと同時に部屋を飛び出した生徒もいましたが、「出火元の放送を聞いてから」とのかけ声で、再度緊急放送を確認して避難しました。避難場所は理学部グランドです。少し離れているところに位置し、しかも上り坂ですので、息を切らしながらもなんとか全員、6分ほどの移動時間で集合することができました。
避難訓練の後は、各フロアに分かれて大掃除。普段は手が回らない窓ガラスや窓のサン、廊下のゴム汚れ、トイレの隅など、50分かけて綺麗にしました。
掃除の後は寮生集会にて、寮生活を充実させるために気を付けたいことなど、先生よりお話を聞きました。明日の朝から、朝食が一部バイキング形式になることも聞き、野菜がたくさん食べられることを喜ぶとともに、更なる感染対策の必要性を感じました。