生徒の活動

部活動の3年生を送る会

3月14日(火)12:10より、部活動の3年生を送る会を行いました。それぞれの部で部員全員が集まり、後輩から3年生に対して、メッセージを伝えたり、贈り物を渡したりしながら、お世話になった感謝の気持ちを伝えました。3年生からは、後輩に託したい思いや成し遂げて欲しいことなどが伝えられ、よいバトンが手渡されたと感じました。

なかには、顔よりも大きな色紙メダルをもらったり、手作りのメッセージカードをもらったりと、趣向を凝らした演出もあり、どの部の集まりにも満面の笑みがあふれていました。

3月17日(金)に義務教育修了式を迎える3年生にとっては、残りの中学校生活が今日を入れて4日間となり、一日一日を感慨深く過ごしています。明日は生徒会主催の送る会が開催されます。どの生徒にとっても、思い出深い行事になりますように。

 

2年生「探究科学」特別授業 ~校長先生理科実験~

 3月9日(木)、3時間目(1組)と6時間目(2組)に理科室にて2年生の生徒を対象に、理科、その中でも化学がご専門の小倉校長先生による理科実験の授業が行われました。実験のテーマは、「ナトリウムの単体とその化合物の性質」です。

実験1 ナトリウムの単体の性質

実験2 水酸化ナトリウム水溶液と二酸化炭素の反応

の2つの実験に取り組みました。

 実験1では、100 mL程度の水が入ったビーカーに米粒大のナトリウムを落とした時の反応と水で濡らしたろ紙の上にナトリウムを置いた時の反応を観察しました。この時、一瞬ナトリウムが激しく燃えて白煙が発生しますが、突然ナトリウムが発火する様子に生徒たちは驚いたり歓声をあげたりしていました。実験2では、二酸化炭素を集めた350 mLのアルミニウム缶に濃い水酸化ナトリウム水溶液を約30 mL加え、素早くガムテープで密封し左右に振った時のアルミニウム缶の変化を観察しました。この実験では、しばらく缶を振り続けていると缶がへこみます。大きくへこんで歓声をあげている班があった一方で、あまりへこまずに不思議そうにしている班もありました。しかし、1度目であまりへこまなかった班も振り方を激しくしたり実験をやり直すことで、アルミニウム缶が大きくへこむ様子を観察できました。

 生徒たちは、普段は授業を担当されない校長先生による特別授業ということでやや緊張した様子でしたが、楽しそうに、そして発生した気体の正体を自分たちで予測しながら実験を行っていました。

 なお、「総長・校長室より」のページにも今回の校長先生理科実験のトピックを掲載しています(トピックへのリンクはこちら)。

 

   

  

  

救急教室を開催しました

 3月8日(水)2時間目に、夢創館にて2年生の生徒が救急教室として、心肺蘇生法とAEDの使い方についての実習を行いました。今回の実習の目的は、次の2つです。

①「命の大切さ」「人を助ける気持ち」を実感する

②生命の維持の仕組みと救命の連鎖を知り、友人と協力して確実な心肺蘇生やAEDを実施できるように取り組む

 実習は10人程度に分かれた班ごとに行い、救急隊員の方に丁寧に指導して頂きながら、胸骨の圧迫やAEDの操作を体験しました。心肺蘇生法の実践やAEDの使用は初めての生徒がほとんどでしたが、各々にとっての憧れの人や大切な人を思い浮かべながら実習に臨みました。

 今回の救急教室をきっかけに、学校を含め普段よく利用する施設のAEDの設置場所を確認するなど、日ごろから救命に対する意識が高まったことでしょう。本日は2年生女子生徒を対象に開催しましたが、3月15日(水)2時間目には2年生男子生徒も同じ内容の救急教室を受講します。

 終わりに、お忙しい中今回の救急教室の講師を務めて頂いた西はりま消防本部たつの消防署光都分署の救急隊員の皆様、ありがとうございました。

 

  

  

令和4年度最後の全校集会を実施しました

 3月6日(月)1時間目に、夢創館にて令和4年度最後の全校集会を実施しました。

 校長先生からは、令和4年度全体を通した生徒たちの頑張りを褒めて頂きました。また、昨年12月に実施したアンケート結果をもとに、コロナ禍で中止を余儀なくされていた海外渡航を伴う国際交流について、附属高校を含めた令和5年度の見通しをお話して頂きました(校長先生挨拶の全文はこちらのページをご覧ください)。次に生徒会長は、第5回定期考査が終了したことを踏まえて、「テストだから良い点の方が良いけど、結果は後からついてきます。頑張った!という人は自分のことを褒めてあげてください」と、挨拶をしました。続いて、各専門委員長は、今月の各委員会目標の再確認をするとともに、後期の取り組みで今後も継続すべきことと反省点を、伝え方を各々工夫しながら全校生に発信しました。中でも、生活委員長は、生徒指導担当の下田先生になりきってスマートフォンや携帯電話の使い方について全校生に注意を促しました。

 次に、表彰伝達では、国語科と英語科より短歌・俳句・書き初め・GTECに関する表彰を行いました。表彰伝達を受けた生徒は次の通りです。なお、第44回新宮短歌俳句祭入賞者の作品はこちらで紹介しています。

◆第44回新宮短歌俳句祭

 短歌 学生の部 特選 佐藤藍佳さん・東千恵さん

 俳句 学生の部 特選 青木大耀さん

◆第44回読売書初め大会 席書の部 三席 栁生なつみさん

◆第28回「前田純孝賞」学生短歌コンクール中高校生の部 神戸新聞社賞 工藤容子さん

GTEC 

 Listening スコア優秀 坂口あんじさん・大林想汰さん・船引海音さん・北本翔太朗さん

 Reading  スコア優秀 船引海音さん・北本翔太朗さん・臼元優愛音さん・八杉友梨さん

 Writing  スコア優秀 中西秀二さん・向原瑠花さん・河本理駆さん

 Total   スコア優秀 船引海音さん・北本翔太朗さん・八杉友梨さん・坂口あんじさん

 次に、下田先生と大槻先生からは、2月26日に開催の姫路城マラソン2023を完走した大槻先生の体験をもとに、苦しいことでも挑戦し続けることの大切さについて、全校生にお話してもらいました。

 また、3月17日挙行の義務教育修了式に向けて、マスクを着用し換気を行いながら、校歌の練習も行いました。入学以来、これまでの式典では1番を斉聴するのみで、音楽で歌詞のテストがあった程度の校歌でしたので、歌詞がうろ覚えの生徒も見られました。附属中生として一つひとつの言葉を噛みしめながら義務教育修了式で歌えるよう、今後練習に励みます。

 

  

  

 

日本天文学オリンピックの本選に出場します!

2月18日に開催された第2回日本天文学オリンピック予選を突破し、本校1年生の東穂乃花さん(自然科学部)が本選出場を決めました。この大会は、第16回国際天文学・天文物理学オリンピック2023大会の日本代表選抜を兼ねており、東さんは京都府で3月5日に開催される本選で成績優秀者になると日本代表候補に選ばれ、国際大会(ポーランドで開催)への道が拓けます。

しかも、日本大会本選出場枠は中学生以下は若干名しかなく、そのなかに東さんが選ばれたことになり、大変栄誉なことです。

本選間近の3月3日には壮行会を行い、東さんへの応援の気持ちを全校生で伝えました。

 

 

 

 

 

第2回日本天文学オリンピックのフライヤーは以下のとおり。

 

第44回新宮短歌俳句祭で入賞者多し!

令和4年度 第44回たつの市新宮短歌俳句祭の入賞者が発表され、本校2年生から多くの受賞者がでました。

短歌特選 佐藤藍佳、東千恵

短歌入選 敦賀祥太、古川万葉奈、堀川紗希

俳句特選 青木大耀

俳句入選 東千恵

以上の生徒の作品は皆素晴らしく、物事を捉える視点や観察眼、また言語センスも抜群で、詠めば詠むほど味わい深いです。

ここで特選者の作品を掲載いたします。作者の豊かな感性をお楽しみください。

【短歌 学生の部 特選】

抜きたての大根の土 手で払う 明日の朝の御雑煮のため   佐藤藍佳

霜降りてさざんかのはな落ちぬるを 踏むか踏まぬか とまどい歩く   東千恵

【俳句 学生の部 特選】

霜柱ざくざく感が癖になる   青木大耀

 

FLL全国大会に出場しました!

2月19日に東京大学で開かれたロボット競技の全国大会「ファースト・レゴ・リーグ」(FLL)に、本校3年生の北本翔太朗さん、肥後理さん、谷口翔真さん、小野健心さんが出場しました。

FLLは4~16歳の子どもたちを対象とした世界最大級規模のロボット/STEAM競技会です。1998年設立以降、世界中に普及し、今では世界110ヵ国で毎年70万人の生徒が参加しています。競技は、大会テーマに沿ったロボ

ットゲームとプレゼンテーションで構成され、科学技術と創造力で社会の問題解決をするプロジェクト活動を行うものです。

附属中学校の3年生4名は、12月に開催された西日本予選を勝ち抜き、全国大会出場の切符を手に入れました。そ時の新聞記事は以下のとおりです(神戸新聞社より記事転載の許諾をいただいております)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓ プレゼンテーションで「エネルギー」に関する研究発表をするため、「微生物燃料電池」の実験をする生徒ら

 

 

 

 

 

 

強豪40チームが東京大学に集結した全国大会では、準備した成果を存分に発揮することができましたが、惜しくも入賞はなりませんでした。しかし、様々な学校の生徒や大会関係者、企業の科学者と交流することができ、4人は持参した100枚の名刺をほぼ全て配り切りました。

同じ学年の生徒らも、ロボットの愛称やキャラクターを考えたり、当日着用したTシャツをデザインしたり、東京行きの新幹線を見送ったりと、蔭に日向に応援する姿が見られました。

以下、全国大会の様子をお伝えしますが、イノーベーションの発表は撮影禁止であったことを申し添えます。

令和4年度プロジェクト学習ポスターセッションを開催しました

 2月21日(火)の午後に、理科室・国際理解教室・夢創館1階・2階にて2年生のプロジェクト学習のポスターセッションを開催しました。「ヘビ類の骨学的研究」「附属中周辺の節足動物のインベントリー調査」「植物はどんなふうに成長するのか」「もったないから始まるセカンドキャリア」「チョウから自然の豊かさを調べる」「変光星の周期解析」「カルス培養」「マイコンを使って人と関わるロボットを作ろう」「金めっきの研究」「Super Hero!!(起業家になってみよう)」の10テーマについて、11班に分かれて発表を行いました。

 発表者と観客の距離が近く、時間の制約がないことがポスターセッションの魅力です。どの班もこれらの魅力を最大限に生かして、丁寧に各々の研究・活動内容を発表していました。講師の先生方や中高教員の鋭い質問やコメントに加えて、観客としてやってきた生徒たちの積極的な質問によって、生徒たちは自分たちだけでは気付かなかった見方や考え方を得られたことでしょう。特に、3年生の生徒たちは2年間のプロジェクト学習をやり遂げた後のため、質問や今後の研究・活動についての提案をたくさんしてくれました。ポスターセッション終了後、2年生の生徒たちは、指導して頂いている講師の先生と一緒にポスターセッションで貰った質問やコメントをもとに振り返りを行い、また、3年生で行うプロジェクト学習の計画を立てました。

 本日をもって授業時間に学年全体で行う令和4年度のプロジェクト学習は終了しましたが、1年間の研究・活動の経験と本日のポスターセッションの経験を存分に生かして、3年生になってからのプロジェクト学習がより充実することが期待されます。

 

  

  

  

 

第15代生徒会役員が運営する初めての全校集会を実施しました

 2月6日(月)1時間目に、夢創館で定例の全校集会を実施しました。1月から発足した第15代生徒会役員が運営する初めての全校集会でした。本来は1月25日(水)の6時間目に予定されていましたが、大雪に伴う臨時休校のため2月6日に延期となっていました。

 はじめに、安西教頭先生から「見えない財産」について、教頭先生自身の経験と1月24日に開催された3年生のプロジェクト学習発表会の様子を振り返りながらお話して頂きました。生徒たちには、即座に結果が表れなくても種々の学習や活動が「見えない財産」の貯金につながっていると考えて日々の生活を送ってほしいと思います。

 各専門委員長を含む生徒会役員からは、自己紹介及び12月の目標の反省と1・2・3月の目標の報告がありました。年度末まで残り2か月足らず。生徒一人一人が各委員会の目標を意識して行動し令和4年度を締めくくってほしいと思います。

 次に、生徒会長の村上さんが日付に関する話題も取り入れながら生徒会役員としての抱負を述べ、生徒会活動への協力を呼びかけました。また、新たな生徒会スローガンが”Love & Piece”に決まったことが発表され、スローガンに込めた意味を説明しました。一般的な”Love & Peace”ではなく、LoveはListen・Open・Voice・Enjoyの頭文字をとっており、また、Pieceはパズルのピースに由来するそうです。

 続いて、表彰伝達が行われ、百人一首大会で上位となった生徒と陸上競技部の生徒が表彰を受けました。

第57回上郡町民ロードレース大会 優勝 玉田崇陽さん

西播地区ロードレース選手権大会 優勝 小野勝也さん

新春百人一首大会 

 1位 末永明花莉さん 2位 髙嶋莉沙さん 3位 片山葵子さん・段結月さん(2名同点)

 全校集会終了後には、2月19日(日)に東京大学本郷キャンパスにて開催されるFLL Challenge全国大会の壮行会も実施しました。チームリーダーの北本さんが世界大会も見据えて力強く決意表明をしました。教頭先生からは、改めて初出場で全国大会に進めたことの凄さを全校生に説明して頂き、また、イノベーションプロジェクトを通じて企業の研究者をはじめとする社会人ともコンタクトをとっていることに対するお褒めの言葉を交えながら、チームを激励して頂きました。

 

以下は全校集会とFLL Challenge全国大会の壮行会の様子です。

☆全校集会

  

  

  

  

  

☆FLL Challenge全国大会 壮行会

 

タイ王国 トリアムウドムスクサ高等学校との交流

2月3日(金)と10日(金)の6校時に、本校3年生が、タイ王国トリアムウドムスクサ高校の日本語学科の学生とWEB交流をしました。

トリアムウドムスクサ高校は、兵庫県立大学附属高等学校と姉妹校であり、3年前まで毎年交換留学が行われていました。現在コロナ禍ですので渡航は中止されていますが、姉妹校として交流を活性化させるため、WEBを通してコミュニケーションを行っています。

テーマは自己紹介や自国の文化紹介等です。両方の学校で3~4人のグループをつくり、それぞれPC画面を通じてやりとりしました。具体的にイラストやスライドを見せながら名物や名所を紹介したり、好きなことや夢中になっていることを説明したり、生徒らはとても楽しそうに英語で会話をしていました。

タイの高校生は日本語学科ですので、日本語を話すこともできます。時々日本語を交えた会話に、附属中生は驚きながらも、その流暢さに感嘆の声をあげていました。

一日も早くコロナ禍が明け、トリアムウドムスクサ高校との交換留学が再開することを願わずにはおれません。