生徒の活動
令和4年度トライやる・ウィーク1日目 ~龍野コルク工業&たつのテクニカルセンター~
11月7日(月)、本校2年生のトライやる・ウィークが始まりました。初日はエリア学習として、龍野コルク工業株式会社(1組:午前、2組:午後)と佐藤精機株式会社たつのテクニカルセンター(1組:午後、2組:午前)を訪問しました。
龍野コルク工業では、片岡様より主力製品であるビーズ法発泡プラスチックス製品と機能性クッション及び発泡スチロール全般に関する説明を、実演も交えながらして頂きました。また、環境に配慮した取り組みや理念についてもお話して頂きました。実演では、スプーン1杯程度の原料でも加熱することで大きく体積が増加する様子を見せて頂き、また、生卵を発泡スチロールに強く打ち付けても割れないということを体験させて頂きました。説明終了後の工場見学では機能性クッションの中身や乾燥前の発泡スチロール製品を実際に触らせて頂き、身近な存在の発泡スチロールをまさに肌で感じることができました。
たつのテクニカルセンターでは、佐藤様より会社の説明をして頂き、続いて日本宇宙少年団横浜分団の藤島様よりロケットや小惑星探査について、お話をして頂きました。10月14日のイプシロンロケットの打ち上げや11月8日の皆既月食など最新の話題も含め気さくな話し方で説明をして頂き、とても興味深かったです。工場見学では最先端の装置や従業員の方の磨かれた技術を間近で見学することができました。見学の最後には、夢や憧れを持つことが大事、失敗は成功へのステップ、自分で考え自分で決めて行動することが大事、自分が今できないことに挑戦する気持ちをもって、というお言葉も頂き、生徒たちは真剣な顔つきでうなずいたりメモをとったりしていました。
龍野公園では、紅葉を見るには一足早かったものの、秋晴れのもとで班ごとに昼食をとりました。食事が終わると生徒たちは鬼ごっこをしたり公園内を散策するなど、普段の昼休みではできないことを楽しんでいました。
最後になりましたが、ご多忙の中見学・体験実習を引き受けて頂いた龍野コルク工業の皆様、佐藤精機たつのテクニカルセンターの皆様、日本宇宙少年団横浜分団の藤島様、ありがとうございました。
西播駅伝大会が開催されました
10月29日(土)に太子町総合公園陸上競技場周辺コースにおいて、西播地区中学校駅伝競走大会が開催されました。
女子チームは健闘しましたが、惜しくも入賞には至りませんでした。
男子チームは1区・2区でトップの駿足をみせ、その後も確実にタスキをつないで6位に入賞し、県大会出場を決めました。
区間賞は以下のとおりです。
1区1位=玉田崇陽さん 5区3位=小野勝也さん
科学の甲子園ジュニア全国大会の合同練習を行いました
10月29日(土)に福崎東中学校の3名とともに、科学の甲子園ジュニア全国大会の合同練習を行いました。
この会は、8月に行われた兵庫県数学・理科甲子園ジュニアで優勝・準優勝したチームが、6人チームをつくって全国大会に挑むため、打合せや準備をする会です。
前回(9月22日)は本校の3名が福崎東中学校に出向きましたので、1カ月ぶりの再会でした。
これから2回のWEB会議と1回の対面練習を経て、12月2日~4日にアクリエ姫路で開催される全国大会に出場します。
「頑張ります!」
プロジェクト学習で夜間観望会を行いました
10月28日(金)に、プロジェクト学習のうち2・3年生それぞれの天文班が夜間観望会を行いました。
講師は、西はりま天文台の本田先生と高山先生です。天文台からたくさんの望遠鏡を携えて来てくださいました。
まずは西はりま天文台庁用車と一緒に記念撮影!
この夜は曇天。しかし、雲間に木星・土星や秋の星座(アンドロメダ座、ぺガスス座、カシオペア座など)をゆっくり観察することができました。本田先生、高山先生、ありがとうございました。
Let’s Enjoy Halloween! (10/31コスチューム追加)
10月28日は全ての英語のクラスで、仮装したALTと楽しむハロウィンパーティが行われました。
グループを作って、ミステリーボックスの中身を当てたり、ハロウィンクイズに挑戦したり、大盛り上がりでした。
さて、外国人の先生方の今年の仮装は‥‥
“ハウルの動く城”より、ハウルとソフィーでした。カルシファーもぬいぐるみで登場しました。
↓こちらは、10月31日のコスチューム
英語の先生の仮装、また生徒のミニ変身も個性的でした。
英語の授業ですので、もちろんやり取りは英語です。体の動きに合わせた絶妙な言い回しや、思わず飛び出す感嘆語も含め、とても自然な英会話ができており、感心しました。
芸術鑑賞会で狂言を鑑賞しました
10月21日(金)の3・4時間目に、体育館で芸術鑑賞会を開催しました。
今回は、大蔵流狂言 善竹会の皆様をお迎えして狂言を鑑賞しました。曲目は「蟹山伏」と「棒縛」の2曲でした。どちらも登場人物の軽妙なやりとりやせめぎあい、知恵の出し合いが見所の楽しい狂言で、生徒達は日本の古典芸能の世界に見入っていました。また、公演前には「狂言の楽しみ方」と題し、狂言における言葉遣いや立ち方、お辞儀の仕方なども教えて頂き、生徒達も熱心に動作を覚えていました。公演終了後の生徒会長によるお礼の挨拶では、早速教えて頂いたお辞儀の仕方を実践し、その後、生徒全員でも狂言流の言い方と動作で感謝の気持ちを伝えました。
今年度も新型コロナウイルス感染症対策として保護者の皆様の入場は叶いませんでしたが、ほとんどの生徒が狂言を観るのは初めてということだったので、室町時代から続く日本の伝統文化に触れる良い機会になったと思います。
善竹会の皆様、ありがとうございました。
西播新人戦・赤とんぼ駅伝に出場しました
10月15日(16日)に、西播中学校新人大会が開催され、バスケットボール部・卓球部・剣道部の新チームが出場しました。また同日に、西播駅伝大会の前哨戦である「赤とんぼ駅伝」が開催され、中学3年生を中心とした陸上部が出場しました。
10月13日の壮行会で力強い決意表明を行った選手たちは、有言実行、正々堂々と勢いのあるプレーを展開し、なかには県大会の出場を決めた部活動もあります。皆、よく頑張りました。結果は以下の通り。
【バスケット男子】本校51-69太子西 惜敗
【バスケット女子】本校43-63御津 惜敗 福壽真侑さん西播地区DC選手に選出
【卓球男子】団体予選リーグ3位惜敗 個人1回戦惜敗
【卓球女子】個人1回戦惜敗
【剣道男子】団体3位入賞(県大会出場) 個人1・2回戦惜敗
【剣道女子】団体3位入賞(県大会出場) 個人1・2回戦惜敗
【陸上駅伝】団体3位 区間賞 1区2位玉田崇陽さん 2区2位北本翔太朗さん 3区3位戸田陽悠さん
令和4年度体育大会を開催しました
令和4年10月5日(水)、附属中学校と附属高校合同で体育大会を開催しました。今年度も新型コロナウイルス感染症対策と生徒たちの体力を考慮して午前中半日での開催となりましたが、2019年度以来3年ぶりに保護者の皆様に直接生徒たちの活躍を見て頂くことができました。平日の開催にもかかわらず多数の保護者の皆様にご来場頂き、ありがとうごございました。
合同体操で行ったラジオ体操は、準備体操であるとともに競技の一部にもなっていましたが、多くの生徒たちがそのような意識で体操に取り組みました。大縄跳び・綱引きでは、高校生にも負けず劣らずの順位で奮闘し、特に綱引きでは、2年1組がトーナメント戦を勝ち抜き中高合わせて21クラスある中で2位になりました。両競技とも真剣な表情で歯を食いしばり競技に取り組んでいて、必死さが伝わってきました。中学生演技として行った集団行動とダンスでは、高校生へのお披露目は今日が初めてでしたが、動きの一つ一つに感心の声や拍手・手拍子を送ってくれました。ダンスに関しては、生徒会が作成した動画をもとに夏休み前から各自で練習を進め、9月に入ってからは全校体育や放課後練習の時間を利用し、みんなと動きを合わせる練習を積み重ねてきた成果だと思います。バラエティーリレーでは「借り物競争」「#神輿」「ボールシュート」「たいふープ」「ぐるぐるバット」の5種目に挑戦しましたが、どの種目もお互いに協力し、また、楽しみながら競技を行っていることが伝わってきました。女子4×100 mリレー・男子4×200 mリレー・男女混合リレーでは各々が大きく手を振り、バトンパスでのロスも少なく疾走することができました。また、予定より早く競技が進行したため、閉会式前には急遽中高の教職員と生徒会役員によるリレーも行われました。生徒会役員によるリレーでは、中高の生徒会役員で合同チームを結成し、中学生と高校生が一体となって体育大会のフィナーレを飾ってくれました。なお、昨日の予行演習終了後には開催時間の関係で中止となっていた部活動リレーが3年ぶりに開催され、中学校からも文武問わず多くの部活動が参加しました。普段苦楽を共にする仲間と走ることで、部活動の団結を深める良い機会となったのではないでしょうか。
最終的に総合順位で2年1組が第3位となり、数年ぶりに中学生が入賞することができました。しかし、表彰状授与後の武尾総長先生のコメントにもあったように、今回入賞できなかったクラスも、体格や体力差が大きい高校生相手にも物怖じしないで本当によく頑張って競技や演技、そして応援に取り組んでいました。勝利が全てではありません。生徒たちは体育大会の準備の過程や演技・競技を通じてクラスや部活動の仲間と協力することの大切さと難しさ、そして楽しさを実感したと思います。この経験を学業・行事・部活動など日々の学校生活に生かしてほしいと思います。
1年生 中大連携授業~芸術文化観光専門職大学~
9月26日(月)の5,6時間目に1年生が、「コミュニケーション」の授業で芸術文化観光専門職大学と連携した中大連携授業を行いました。
授業には、青年団の俳優・福田倫子さんと、同大学の平田知之先生がお越しくださり、11月のアートフェスティバルの群読へ向けて「表現力」に関してご指導くださいました。
まず、4~5人ずつ7つのグループに分かれ、ジェスチャーゲームをしました。
お題は「サラサラ」や「ブンブン」といった『オノマトペ』で、ジェスチャーでどう表現すればグループのみんなにわかってもらえるのかとても工夫が必要で、少しずつ難易度が上がっていくお題に、生徒らはとても苦戦しました。
授業の最後には、福田さんが読み上げる「風の五線譜」の詩に、それぞれのグループが好きなタイミングでオノマトペを入れて発表しました。(「風の五線譜」はアートフェスティバルで披露する詩のうちの一つです)オノマトペを入れることで普通に詩を読むだけではない表現力豊かな詩が完成していました。
今回の授業で学んだ「表現力」を活かし、11月のアートフェスティバルの群読では良い作品が披露できたらと思います。
2年生が鍛造作業を体験しました ~刀工 明珍宗裕さんをお招きして~
9月21日(水)3・4時間目の技術の授業において、2年生が姫路の伝統産業である「明珍火箸」について学ぶ体験学習が行われました。講師に明珍家53代当主で刀工である明珍宗裕さんをお招きし、鍛造作業を教えていただきました。
時間の都合上、実際に体験できたのは各クラス5名ずつでしたが、体験希望者を募るとほとんどの生徒が手を挙げ、鍛造作業への興味と意欲が伝わってきました。火床に風を送り込むための鞴(ふいご)を操作する場面では、炎の大きさをよく見極めながら、恐る恐る柄をピストンさせていました。生徒は槌を振るう場面でも恐る恐る小槌を振るっていましたが、明珍さんは匠の技で豪快に小槌を打ち付けます。この作業では、不純物が火花となって飛び散り除去されると同時に「カーン」という大きな音が鳴り響きますが、その音の大きさに、体験している生徒も周りで見学している生徒も驚きながらも、鍛造作業の大変さを実感していました。
明珍宗裕さんの奥様からは、刀鍛冶の手順と明珍火箸について、パネルに加えて現物を触らせて頂きながら説明して頂きました。生徒たちは熱心に耳を傾け授業終了後も進んで質問をするなど、刀鍛冶と明珍火箸の魅力に引き込まれたようです。また、「明珍さんの鍛冶場は自宅から余り離れていないので訪ねてみたい」と言う生徒もおり、技術の授業だけにとどまらない学びとなりました。