2025年6月の記事一覧
R7年度 第1回姫路城学講演会(1年次)
5月29日(木)午後、1年次対象の第1回姫路城学講演会を本校体育館で行いました。
城郭ライターの萩原さちこさんを講師としてお招きし、「日本全国城めぐり~姫路城のここがすごい!~」というテーマで姫路城の魅力を伝えてくださいました。
毎日、校舎内から眺めている姫路城はどんな特徴があるのか、同時期につくられた松江城との比較を通じて、つくった人の立場や思いが城にあらわれることの面白さを伝えてくださいました。
萩原さんは「城は2つとして同じものがない。城はつくった人の知恵や工夫、数百年守ってきた人々の思いを伝えてくれる。」と仰っておられました。姫路城の魅力を色んな視点から伝えてくだっさた萩原さん。講演を聞いて、生徒の皆さんが印象に残った点、新たな気づきがあった点も様々でした。
【生徒の感想】
・他の城との違いがあるなんて最初は思いもしなかったけどよく観察すると、たしかに違いがあって、歴史的背景や城主のことがよくわかるということに気づいた。見た目と中身が違う城、戦いを想定した造り、石垣、それらは様々な人が工事にかかわっていたということにすごさを感じた。自分も時間があれば、城の中や全国のお城巡りをしたいと思った。
・外から見たときは5階建てに見えるのに実際は6階建てという構造をしていることにとても驚いた。いろんな考えがあって今の工夫がたくさん詰まっている姫路城ができているんだなと思った。姫路城が見える東高校ってすごいんだなと改めて思った。
・ほかの城と比較することによって姫路城の特徴やほかの城より優れているところ、作られた時の社会の状況を知ることができてわかりやすかった。姫路城は戦の激しい時代に作られたため、迷路のように複雑な設計になっているにもかかわらず、姫路城では戦をしたことがないというのは印象的だった。