お知らせ

図書室より

第1回姫路城学の実施

第1回姫路城学「野里の町歩きと町家見学」

講師:芥田博司氏(芥田家当主)と瀬澤義和氏(野里まちづくりの会理事長)

 5月25日(火)、5月考査最終日の午後に第1回姫路城学を実施しました。
2年次生13名が参加し、野里地区のフィールドワークを行った後、芥田邸向家にて講師の方々の講義を受けました。芥田家の由来や野里地区の歴史、世界遺産姫路城を支える取り組み、天下人や姫路城主を支えた野里鋳物師のエピソードに至るまで、ふるさとの宝を次世代に伝えていく大切さについてお話していただきました。

【生徒の感想より】

●野里の町を歩いて、ノコギリ横丁やあてまげなど姫路城の守りの工夫があることを知って驚きました。

●町家の歴史は、教科書などで勉強するより具体的で、身近な地域の話だったので聞いていて楽しかったです。

●芥田さんの家の蔵にあった昔の道具から、昔の人の生活が分かったので面白いと思いました。

 

 

第3回姫路城学の開催

12月22日(火)短縮授業期間の午後、第3回姫路城学を開催しました。講師は、県立歴史博物館の学芸員の竹内 信氏と堀田 浩之氏です。2年次生6名が歴史博物館を訪問し、講師の先生により、展示資料、姫路城の柱や構造、朝鮮半島からもたらされた技術の影響と滴水瓦,鯱瓦などついて詳しく解説していただきました。なお、今年度の姫路城学は今回で終了となります。

 生徒の感想

・今回一番興味深かったのは瓦の話でした。瓦一つで当時の情勢や諸国との関係性が分かり、また謎が出てくるのが姫路城の魅力の一つであると思います。

・瓦や石垣など一部分を見るだけでもその時代背景など様々なことが分かるということが興味深かったです。

・瓦一つとっても数多くの家紋が印されていたりするなど、瓦一つから様々な時代の背景を感じることができました。

・(戦後に)再建されたコンクリートの城にも魅力があることがわかった。復興のシンボルとして戦後に立てられたものだと知って、最古の様式を残すだけが文化財の保存ではないと強く実感した。