国際交流

令和4年度 第2回海外オンライン交流会

9月13日(火)放課後、西オーストラリア州のKolbe Catholic Collegeの生徒たちと海外オンライン交流を実施しました。簡単な自己紹介の後、趣味や日常生活、将来の夢などについて話をしたり、「高校生のアルバイトの是非」などのテーマについて、英語と日本語を織り交ぜながら、ディスカッションをしたりしました。

 

【生徒の感想文より】

・単語を知っていないと文章が作れず、会話を続けることが難しいので単語をもっとたくさん覚えようと思いました。普段の生活では知ることができないようなことが知ることができて、とても楽しかったです。

 ・オーストラリアの方たちが本当に日本を好きでいてくれているんだなと思いました。オーストラリアの方たちはとても親切で、日本語も積極的に使ってくれました。「日本に来たことがありますか?」と聞くと、まだ来たことがないと言っていたので、オンラインということを生かして姫路城を映しました。私たちが5時20分の時に「そちらは何時ですか?」と聞くと4時20分でした。日本はずっと晴れで暑い日が続いていましたが、オーストラリアは大雨が最近降ったようでした。まだまだ聞きたいことは沢山あったのですが、他国の生徒の方と話すことに慣れていなかったので、少し不器用な喋りになってしまいました。リベンジも兼ねて次回も機会があればぜひ参加したいと思います!

・普段勉強している英語もいざ話そうと思ったら全然言葉が出なくて改めて難しさを感じました。 でも、お互い分かりあってコミュニケーションが取れた時は楽しかったです。オーストラリアの方が日本にたくさん興味を持ってくれていることが嬉しかったです。積極的に言葉を交わすことも出来て、仲良くなれたので良かったです。次はもっと積極的に話せるようにもっと練習したいと思いました。

 ・初めて参加したので最初は緊張したけれど、オーストラリアの子が優しくて気付いたら緊張もなくなりとても楽しかったです。でも、普段毎日英語を勉強しているのに、実際に話すとなると習っている文法や単語をなかなかうまく話すことができませんでした。こういった機会を通してもっと英語を話すことに慣れていけたらいいなと思います。また参加したいです。

 ・ALT以外の外国人とはほとんど話したことがなかったのでとても良い機会だったなと思います。楽しかったです。オンラインということもあり、話し出すタイミングが分からなかったり、緊張であまり話せなかったので、また機会があれば、ぜひ参加したいです。

 

令和4年度 第1回海外オンライン交流会

6月21日(火)放課後、海外オンライン交流会を実施しました。

交流相手校である西オーストラリア州のKolbe Catholic Collegeの生徒たちは日本語を学習しているので、英語と日本語を織り交ぜて、自己紹介をしたり、ディスカッションをしたりしました。「将来、都会に住みたいか、田舎に住みたいか」、「オーストラリア人の高校生はどんなアルバイトをしているか」、「姫路東高校の生徒がパースに来たら、どこを案内したいか」などのテーマについて様々な意見を出し合い、生徒たちは文化の違いを感じたようです。

 

【生徒の感想文より】

・画面越しに映るオーストラリアの生徒にはもちろん会ったことはありませんが、とてもよく知っている友人のようにも思えました。それは、はるか海の向こうの誰かと繋がりたいとお互いが思い合っていたからなのかもしれません。そんな思いを持っている世界中の人と人が繋がるのに、英語力は欠かせないと思いました。私たちが今日、互いの国を確かに行き来したように、世界がひとつになったら良いのにと思いました。

・オーストラリアの高校生とオンラインで話ができるというこの会を、貴重な交流の場だと思って参加しました。初めはお互いに緊張がありましたが、積極的にお互い学習している言語で話し合い、わずか1時間程度の交流でしたが、最後は別れが惜しくなりました。日本のアニメや好きな食べ物、住んでいる街の話など、他愛のない会話でも、心と心が繋がった気がしました。海外にさらに興味を持ち、視野を広げる良いきっかけになりました。

・昨年に続いて、2回目の参加でした。前回は翻訳機器を使いながら、コミュニケーションをとっていましたが、今回は自分の言葉で伝えたいことを伝えることができました。自分では気付いていませんでしたが、自分の英語の語彙が増えていて、リスニング力も上達していたのだと実感することができ嬉しかったです。

・交流が始まるとすぐに和やかな雰囲気になり、だんだんと話せるようになりました。文で話すことが難しく、単語だけで話したり、ジェスチャーを交えて説明したりしました。相手の生徒の日本語が上手だったので驚きました。

・今日の海外オンライン交流会で、私が一番印象に残っていることはKolbe Catholic Collegeの生徒のみなさんが、とても積極的に日本語を使っていたことです。私は人見知りしたり、英語の言い回しが思い浮かばなかったりして、積極的に発言できませんでした。自分の思っていることを相手に伝えようとすることが大切だと学びました。

・緊張もしましたが、自分が話したいことをしっかりと英語で伝えることができ、とても楽しく、有意義な経験になりました。この交流を通して、より英語が好きになりました。英語を学ぶと、世界のたくさんの人々とコミュニケーションがとれるので、これからも熱心に英語を学んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国際交流のための日本文化に関する学習会

2月14日(月)放課後、希望者を対象に、神戸芸術工科大学教授の菅野博之氏をお招きし、「日本の文化としての漫画について学ぶ」と題し、国際交流のための日本文化に関する学習会を開催しました。

プロの漫画家としての経歴をお持ちの菅野氏から、昭和時代から現在まで、日本のアニメや漫画がどのように変化してきたか、日本国内外の人々をどれだけ魅了しているかについてお話を伺いました。

 

以下は生徒の感想文より抜粋です。

 

・今回の講演会で一番驚いたのは、社会の動きとアニメの関係性です。魔法などが出てくるアニメは現実の社会とは対極にあるものだと思っていましたが、講演を聞いて、主人公の設定や物語の構成など、その時代の出来事や考え方などが反映されていることがわかりました。講演後も、講師の先生がいろいろな質問に答えてくださったので、とても楽しかったです。

・私は将来の進路を決めるのに何か役に立つかもしれないと思い参加しました。今まで自分から調べてみようとは思わなかった分野の話が多くて、新しい知識をつけることができました。大きな物語から小さな物語へと、昭和、平成、令和と時代が移り変わっていることをとても感じました。美術について、創造することだけでなく、いろいろな視点から調べたりすることも楽しいと思いました。

・私はアニメや漫画、ボーカロイドなどの日本の所謂「ヲタク文化」が大好きです。見て、楽しむのはもちろん、自分でも表現する楽しさや面白さにとりつかれていました。今回の講演会では、私が漫画の勉強をする上で、とても参考にしていた本「マンキ!」の著者の菅野先生にお話をたくさん聞くことができて、本当に楽しく、勉強になりました。ありがとうございました。

 

国際理解教育講演会

11月2日(火)7時間目に1年次生を対象に、特定非営利活動法人レインドロップ代表の北鳳満氏をお招きし、インドコルカタのストリートチルドレンについての国際理解教育講演会を実施しました。

北氏は、コルカタにあるNGOのCalcutta Social Project(CSP)と長年にわたり、交流や援助をされています。「なぜインドにこれほど多くのストリートチルドレンがいるのか」、「政府はどのような対策を講じているのか」、「CSPはどのような支援を行っているのか」など、事前学習で東高生が提出した質問に丁寧に答えていただき、歴史的背景や問題の根深さなどをより理解することができました。

講演後の11月9日~11日に、本校1年次生徒会が「私たちに出来ること」を考え、CSPへの募金活動を行いました。多くの生徒が協力し、22、002円が寄せられました。北氏を通じてCSPに寄付をしていただく予定です。

 

以下は生徒の感想文より抜粋です。

・私は今回の講演で、ストリートチルドレンは本当に厳しい生活を送っているんだなと思いました。路上生活をしている人たちの歴史は長く、悲しいものだなと思いました。私たちが今生活している日本での環境は当たり前のように思えるけれど、実はとても幸運なことであって、ストリートチルドレンからするとこんな生活は夢のようなことなんだなと思いました。この環境にいられることへの感謝を心に留めて、自分でもなにか出来ないかということを考えていこうと思いました。

・日本で私たちのしている生活は当たり前ではなく、コルカタのストリートでは私たちと年齢の近い子たちが働いたり結婚したりして、毎日必死に生活しているということがよく分かりました。路上で寝ている子供たちの写真や、肉体労働をしている小さな子供の写真もたくさん見て、自分ではとても耐えられないだろうと思いました。また、インドだけでなく世界中に路上で暮らす子供たちや、奴隷がたくさんいて、私たちのような暮らしができる子供の方が少数派であるということも知りました。インドの子供たちの貧しい生活を変えてあげたいと思い、私たちに何か出来ることはないかと考えた時に、何ができるかすぐには思いつきませんでした。インドに行って小さな子供たちに勉強を教えたり、お金を支援したり、そういうことしか思い浮かばず、またそれは高校生の私一人では簡単に出来ることではありません。今の私は、そういった直接的な支援をすることではなく、世界のいろんな国の貧しい子供たちのことをよく知って、自分の今の生活の有難みを感じて生きていく事が大切だと思います。

・講師の方が「皆さんは少数派だということを覚えておいて下さい。」とおっしゃったとき、なんとも言えない気持ちになりました。自分がみている世界の狭さを感じました。たまたま日本という国に生まれて、家族がいて、家があって、当たり前のように学校に通っている自分は、何か夢を持って努力するどころか、沢山のチャンスを無駄にしてしまっているのではないかと思いました。また、共感するということはとても難しいことだと思いました。私たちはこういった話を聞いたとき、「自分たちは恵まれている」、「自分たちが幸せだということに気づいた」という感想をもつけれど、それは自分の価値観の中で自分たちの暮らしと、相手の暮らしを比べているだけで、共感ではないのかなと思いました。考えれば考えるほど難しいです。今自分にできることは知識を蓄えること、沢山の人と関わること、この生活は当たり前でないことを忘れないことだと思います。大人になったら1度は今日見たような国に行き、自分の目で見て感じてみたいです。改めて自分の置かれている状況について考える良い機会だったと思いました。

 

 

 

2021年度 第2回海外オンライン交流会

11月10日(水)放課後に、第2回オンライン交流会を行いました。第1回と同様、西オーストラリア・パース近郊のロッキンハムにあるKolbe Catholic Collegeの生徒たちとZoomを用いてタブレット上で会話を楽しみました。

Kolbe Catholic Collegeの生徒たちは日本語を学習しているので、英語で会話をするだけでなく、日本語で会話をする機会も持つことができ、外国語でコミュニケーションを取れたときの喜びや感動をお互いに分かち合ったようです。

英語での会話では、自己紹介や好きなものに関する会話を行ったあと、「普通に買い物するのと、オンラインショッピングとどちらが好きか」、「高校生はボランティア活動をするべきか」などの特定のテーマについてディスカッションを行いました。

 

【生徒の感想文より】

・自分の拙い英語でも通じると嬉しかった!

・海外とのオンラインでの交流ははじめてで、とても緊張して、うまく会話することができなかったです。でも慣れが大切だと思いました。本当にいい経験になったので、大学等でこういう機会が設けられている場合は積極的に参加しようと思いました。

・昨日は本当に楽しかったです!少し伝わりにくいときもありましたが、頑張って伝えようとすることができたり、相手の方も優しく聞いてくださったりして話しやすかったです! アニメや漫画、音楽や食べ物など趣味をたくさん共有できてうれしかったです!国が違っても、話が合うとこんなに盛り上がれるということを初めて実感することができました。これからもっと沢山の外国の方と交流して、英語に触れて、文化や価値観を共有したり学んだりしたいと思いました。

・私は、今回2回目の参加でした。前回は何を話すか考え込んでしまい、あまり積極的に話すことが出来ませんでした。しかし、今回は前回よりは積極的に話すことが出来ました。次に参加する時は、より積極的に話したいと思いました。今回は2組のペアと交流をしました。1組目は、少し緊張してあまりたくさんは話せませんでしたが、2組目は、慣れてきたので、たくさん話すことが出来ました。相手の話すことにしっかりリアクションが取れたと思います。また来年も参加したいです。

・遠く離れた地域で生活している同年代の方と交流して日々の悩みも吹っ飛ぶくらい良い経験ができました。ありがとうございます。また英語力をもっとのばしたいと思いました。

・初めはお互い緊張して、事前に考えていた事ばかり会話していましたが、だんだん楽しくなってきて、言語の壁はあるものの、友達との会話のように話が弾んだので、もっとたくさん話したかったです。

・最初は上手くできるか不安でしたが、相手の人達がとてもフレンドリーで話しやすかった。話していくうちに、緊張も少しずつなくなっていきました。また機会があれば参加してみたいと思います。

・海外オンライン研修とっても楽しかったです。会話が成り立つのか不安でしたが、その不安が一気に無くなるくらい明るく楽しい雰囲気でとても楽しめました。

・海外の方と接する機会がなかったのでこの交流はとても楽しかったです。お互いに頑張って伝えようとすると分かってくれようとするので失敗してもいいから話してみようと思えました。オーストラリアに行ってみたくなりました。