兵庫県立 有馬高等学校
Hyogo Prefectural Arima Senior High School, Since 1896
部活動・生徒会活動
吹奏楽部 三田まつり演奏
去る8月5日(土)、4年ぶりの通常開催となった三田まつり。三田の駅前から市役所前、郷の音ホール付近は大変熱い熱気に包まれていました。多くの人が祭りに酔いしれ、祭りを心待ちにしてしていた様子が窺われました。
そのような中、我ら吹奏楽部も祭りに華を添えるべく、練習や準備を重ね、いざ演奏へ。
夕刻といえど、西日が差す中の暑さでしたが、部員の心の中は、別の熱さがこみ上げていました。
そう、3年生の引退演奏。共に活動してきた3年生を含む部員揃ってできる最後の演奏の日だったからです。
各パート楽器紹介演奏、顧問のスペシャル演奏、全員での演奏と、それぞれの思いを乗せてメロディーが会場のお客様の元へと流れていきました。
3年生の部員にはこの光景がどのように映ったのでしょうか。そして、後輩部員の心の中にはどんな思いがあったのでしょうか。また、お客様の中には部員を温かく見守ってくださった保護者やOBの姿もありました。それぞれの思いや思い出される情景が、一体となった瞬間があったように思います。
その証拠に、演奏終了時には温かい拍手と共に、爽やかな風が吹いていました。
3年生の引退演奏を見守ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
今後も、有高吹奏楽部と3年生の行く末を見守り、応援していただけますよう、よろしくお願いいたします。
科学部 さんだサイエンスフェスティバル
8月5日(土)、三田まつりに合わせて『さんだサイエンスフェスティバル』がキッピーモール6Fのまちづくり協働センターで行われました。
このフェスティバルは、三田で1810年に生まれた医師でマッチやビール、写真機を開発した「川本幸民(かわもとこうみん)」を目指して、科学の祭典を毎年恒例としています。
ステージ発表や実験・体験ブース、クラフトブースがあり、多くの団体が出展していました。
開会式の後、有高の科学部員も実験・体験ブースで『わくわく!おもしろ実験』を実演しました。
内容は、液体窒素を使った実験です。空気中に約80%も含まれている窒素を-196℃以下まで冷やすと、なんと液体になります。冷え冷えの液体窒素の中に葉、スーパーボール、風船などを入れてみるとどうなるか・・・。割れる?割れない?しぼむ?ふくら?さあ、どうなる?
興味を示してくださった方々に説明をしながら実演です。
興味津々に液体窒素に入れた物質の変化を覗き込む方々。
「わあ!」と歓喜の声や「へぇー」という感嘆の声。冷たくなった物質を実際に触ってもらいながら体感していただきました。
休憩時間もままならない程の盛況ぶり。他校の科学部との交流も持て、有意義な1日でした。
現在、科学部員は少ないですが、こうして次世代が科学に興味感心を持ち、科学の知識を身につけ、繋いでいこうとする姿は大変頼もしく、大切なこと。素晴らしいですね。
今後も有高科学部をよろしくお願いいたします。
商業部夏の強化学習会
例年、夏休み中に2学期以降の検定取得のための学習会を実施しています。
今年度も来年の1月に実施される簿記検定と情報処理検定の取得のため強化学習会を行いました。
約2時間の学習会を1週間実施しました。本日が最終日です。
参加者全員が最後まで意欲的に取り組んでくれました。
夏の学習会をきっかけにして継続した学習を期待したいと思います。
来年の1月の検定合格に向けて頑張ってください。期待しています。
女子サッカー部 選抜チームの活動とオープンハイ
7月23日から3回にわたり兵庫県U 17トレセン(選抜チーム)の選考会が実施され、本校から5人が参加しています。技術的にはまだまだ厳しいですが、ここでの経験を自チームで生かしていきます。
7/28オープンハイでは中学生と一緒に練習をしました。暑い中でしたが、アイスブレイクからゲームまで和気藹々と体を動かしました。実は中学生の皆さんのプレーを見て、感心しきりの部員でした。短い時間でしたが、楽しくサッカーができました。ありがとうございました!
吹奏楽部 コンクール本番
行って参りました。西阪神地区大会へ。
先ずは部長の願いが叶い、全員揃ってコンクールに臨み、演奏できたことを心から嬉しく思います。
早朝よりフラワータウン市民センターで最終調整を行ってから楽器を積み込み、バスに乗り込みいざ、西宮市民会館アミティホールへ。
西宮に到着し、猛暑の中楽器搬入。リハーサルへと続きます。他校の動きを垣間見る度に、だんだんと部員の表情も変化していきました。そう。緊張・・・。いよいよ本番が近づいてきた、とうとうやん・・・、どうしよう・・・。心の中で様々な感情が沸き起こります。そんな時、隣を見ればいつものメンバーがいてくれる。そう。一緒に舞台に立ってくれる。心強い仲間たちが傍にいてくれることが、何よりの安心材料。しだいに心地良い緊張感へと変化していきました。
いよいよ本番。15:15。舞台は有高吹奏楽部のために存在していました。
ライトが当たり、お客様の拍手が。2階席には審査員が。隣には共に過ごしてきた仲間が。そして中央には指揮で導いてくれる顧問の先生のいつもの笑顔がありました。そんな光景を、部員の心と目にはどのように映ったのでしょう。
約10分間の演奏終了後、舞台袖に帰ってきた部員から「楽しかった!」との声。「入るまでが緊張で死にそうやった」とも。良かった。いろいろな意味で無事で。
本番演奏後の表情は、解放感と達成感で満たされていました。
結果は銀賞をいただきました。
この結果をどのように受け止め、活かしていくかは皆さん次第です。
ただ一つ言えることは、本番までの過程を見てきた後輩やご家庭の方々、顧問一同にとっては、あの日のあの演奏はそれぞれの心を揺さぶる特別な演奏でした。皆さんの演奏が誰かの心を動かしてくれた事は言うまでもない真実です。
長く、熱い1日を支えてくださった保護者の方々をはじめ、OBやゲストの方々、1年生、西阪神吹奏楽連盟役員の方々に深く感謝致します。
ありがとうございました。
次は、8/5(土)郷の音ホールで行われる『三田まつり』でお会いしましょう!
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