学年・専門部

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合格発表

朝は雪が舞っていた3月19日(水)。

晴れ間が見えた午前10時に本校体育館前で先に行われた学力検査の合格発表が行われました。

発表までに集まった受検者の皆さんから、目隠しを外した瞬間、歓声が上がっていました。

 

有馬高校の80回生としてご入学される240名の皆さん、教職員一同、在校生と共にお待ちしております。

有高での高校生活を楽しみ、皆さんの夢を追いかけてください。

共に学び、成長していきましょう!

 

校舎内の桜の木は、季節外れの寒さのためかまだ芽吹いてはいませんが、入学式の頃にはきっと、かわいらしい花を咲かせてくれることでしょう。

さあ!それぞれの春を迎える準備をいたしましょう!

 

人と自然科 淡路花博25周年記念花緑フェア2025 高校生花とみどりのガーデンに出展しています

 令和7年3月20日(木)から4月27日(日)まで、淡路島の3会場を舞台に、淡路花博25周年記念花緑フェア2025が開催されます。

 淡路花博25周年記念花緑フェア2025公式サイトはこちら

 今回、淡路会場夢舞台エリアで開催されるイベントの一つ、『高校生花とみどりのガーデン』に有馬高校人と自然科農業クラブの生徒が制作した花壇を出展します。作庭に向け、農業クラブ本部役員の生徒、さらには有志の生徒も参加し放課後の時間を中心に頑張りました。有馬高校にある竹林の竹を活用するようです。

 作品は間口2.5m×奥行1.5mの3.75㎡にデザインしていきます。テーマは自由。

 どのような庭が完成するのでしょうか。デザインもすべて自分たちで考えました。

 

 そして3月17日(月)、代表の生徒7名が明石海峡大橋をわたり淡路夢舞台を訪れ、いよいよ作庭です。

 学校で練習した通りに準備した植物や資材を組んでいきます。

 後方には竹を組んで作成した『鉄砲垣』を設置しました。

 使用した植物はシバザクラとミツバツツジ。シバザクラを前方に、ミツバツツジを後方に植栽しました。

 最後にレンガを中央に配置し、寒水石を敷き詰めて完成です。

 完成した庭はこちら。タイトルは『情緒あふれるやすらぎの庭』です。

 

 コンセプト

 物価の高騰や記録的な円安、今の世の中は急激に変化し続けています。そんな目まぐるしい日本で生きる我々に必要なのは自然に癒されることです。美しい花畑や趣深い日本庭園を見ることで生まれる心の安らぎを糧にして、世間の荒波を乗り越えていこう!私たちはそんな庭園を造りました。

 レンガを挟んで和洋折衷を表現した素晴らしい作品ですね。これから温かくなってきたらシバザクラも花をつけ、さらに美しさが増すと思います。 

 改めて、3月20日(木)から4月27日(日)まで淡路会場夢舞台エリアで私たちが造った庭を見ることができます。

 淡路花博25周年記念花緑フェア2025公式サイト淡路会場夢舞台エリアのイベントはこちら

 淡路島を訪れた際は是非立ち寄って私たちの自慢の庭をご覧ください。

人と自然科 野菜班 野菜苗の鉢上げ

ようやく春らしい気温になってきました。

本日、2年生で「春の農業祭」に向けて鉢上げがスタートしました。

 

今回は「シシトウ」「ピー太郎」の2品種の鉢上げです。

種まき専用土に種まきして、夜間は温度が下がりすぎないようにトンネル内で加温して

育苗しています。(写真は少しピントが合っていませんが、「ピー太郎」の苗です。)

この苗をポリポットに鉢上げしていきます。

できるだけ、ポットの中央になるように配置して深さも浅過ぎず、深過ぎずがポイントです。

これから春休みにむけて、農業祭の苗づくりに取り組んでいきます。

春の農業祭は4月19日(土)に開催予定です。詳しくはこのHPに4月上旬に掲載します。

皆様の来校をお待ちしています。

人と自然科×進路指導部 2年生を対象に卒業生を囲む会を実施しました

 先日有馬高校でも第77回卒業式が盛大に行われ、有馬高校で3年間学んだ生徒たちが旅立っていきました。充実した3年間でしたか?有馬高校での経験を活かして、夢の実現に向け次のステージでも頑張って下さい。

  第77回卒業式に関する記事はこちら

 さて、卒業式の熱気も冷めない3月6日(木)、人と自然科2年生(78回生)の生徒を対象に、卒業生を囲む会が開催されました。人と自然科と進路指導部が合同で実施しているこの行事は、卒業を迎えたばかりの先輩方に来校いただき、自分の目標としてきた進路を実現した経験を直接後輩に伝えるという、先輩、後輩のつながりが強い人と自然科ならではの伝統行事です。

 囲む会当日、制服からスーツ姿に変わった人と自然科の卒業生7名が再び集結。卒業して間もないですが、元担任の先生や旧友と会えてテンションが上がりますね。後輩のために来てくださり本当にありがとうございます。

 

 今年人と自然科を卒業した先輩も、3年間の農業に関する授業や実習、校外活動で身につけた知識や経験を活かし、国公立大学3名をはじめ、多様な進路を実現しています。

速報 令和6年度人と自然科 進路実績はこちら.pdf

 そして今回は、鳥取大学、鳥取環境大学、龍谷大学、摂南大学、大阪体育大学、専門学校アートカレッジ神戸、西日本旅客鉄道株式会社に進学、就職する7名の卒業生に囲む会への参加を快諾していただきました。

 

 3時間目まずは全体会。改めての自己紹介の後、【どのタイミングで、そしてどのような過程を経て進路先を決定したのか?】【進路先を決めた後、合格・内定を手に入れるために取り組んだことは?】【卒業した今だからこそ言える進路実現のために高校3年間で取り組んでおいた方が良いこと】についてお一人ずつアドバイスをいただきました。

 

 入学前から決めていた進路を実現した先輩もいた一方、3年生に入って大きく進路が変わっていた先輩もおり、普段から勉強を頑張っておくこと、そして人と自然科で様々なことに挑戦しておくことで対応できることを教えていただきました。さらに1年前のこの卒業生を囲む会で先輩から話を聞き、すぐに進路指導室に行ったことで現在の進路を決定したという話もありました。

 そしてオープンキャンパスにこの春休みから積極的に参加しておくこと、さらに推薦入試を中心にチャレンジしていく生徒がほとんどの人と自然科においては、面接や小論文がとても重要になってくること、特に小論文は少しでも早く練習を始めておくことの重要性を教えていただきました。面接は学年の先生や進路指導部の先生に加えて、農業部(人と自然科)の先生にもしてもらえるのが良かったとのこと。中には苦手な面接を克服するために、農業部の先生全員に練習してもらい、合格を手にした生徒もいました。

 

  また、就職される先輩からは、就職模試への取り組みの重要性、そして就職試験に臨むにあたって自己分析をしっかり行い、自分の長所と短所を知っておくことの大切さを教えていただきました。さらにどの先輩も口をそろえておっしゃっていたのが資格検定の重要性について。人と自然科で取得できる農業技術検定や建機系など専門的な資格、そして進学の生徒は英語検定の取得が重要になってくるとのことでした。

 

 全体会のあとは分科会。国公立農業系4年制大学、私立農業系4年制大学、農業系以外の4年制大学、専門学校、就職・公務員の5グループに分かれて先輩を囲みました。

 

 先ほどの全体会で先輩方から熱いメッセージがたくさんあったこともあり、2年生からはたくさんの質問があり、先輩は一つ一つ丁寧に答えてくださいました。進路実現までのスケジュールをわかりやすくまとめた手作りのシートを使って説明をしてくださった先輩もおられ、メモをとりながら前のめりで聞いている2年生の姿が印象的でした。

 

 先輩の中には大学の推薦入試や就職で作成した面接ノートや小論文の練習シートなどを実際の持参してくださり、具体的なアドバイスをいただきました。そして先輩が実際に提出した志望理由書のコピーを見て、その内容と量に驚いたようです。ちなみに担当の先生と一緒に、完成まで2週間ほどかかったとのこと。農業クラブ活動や学校行事、海外研修や課題研究などの実績を踏まえた志望理由がしっかり書かれていましたね。本当に参考になります。

 

 先輩との会話が止まらない中であっというまに時間が過ぎ、1時間の座談会は終了。やむなく打ち切りとなってしまうほどの熱量でした。このようにOB・OGが後輩をサポートしてくれるのも人と自然科の大きな魅力です。先輩にお礼を伝えて会は終了しました。先輩からの応援をエネルギーにして、今日から進路実現に向けスタートです。先生方と二人三脚で頑張っていきましょう。

 

 最後に新生活の準備で忙しい中、後輩のために時間を作ってくださいました7名の卒業生の皆さん。本当にありがとうございました。

1学年・2学年 進路別説明会

3月3日(月)に1学年、2学年対象に進路別説明会が開催されました。

1学年は、各自が興味のある分野について大学の先生方の講座を受けました。また、就職・公務員希望者への講座も行われ、生徒たちはメモを取りながら熱心に話を聞いていました。最後に行われた全体会では、受験の概要や身に付けておくべき力などについて講師の先生から話をうかがいました。

1年(1)

1年(2)1年(3)

 

 

 

 

 

 

2学年は、最初の進路指導部長講話では、進路実現に向けて今やるべきことや準備すべきことなどについて具体的な話をうかがいました。その後は大学、短大、専門学校、就職など自分の希望する進路に合わせて受講する講座を受講しました。どの講座も少人数で開講されたためじっくり話を聞くことができ、講師の先生に質問するなど意欲的な様子が見られました。

2年(2)2年(1)

 2年(3)

 

 

 

 

 

この機会をきっかけに、生徒それぞれが自分自身の進路についてしっかり考え、夢をかなえるための準備を着実に進めていってほしいと思います。進路指導部は、有馬高校でがんばる生徒のみなさんを全力でサポートしていきます。

卒業生講話 2学年進路別説明会(就職)

3月3日(月) 「2学年進路別説明会」の就職コースでは、過年度卒業生を講師に招いて「卒業生講話」を開催しました。

年度末でお忙しい中、講師を派遣してくださった事業所の皆様のご理解・ご協力に心より感謝申し上げます。

今年度の講師は、74回生の3名です。沢井製薬㈱、日本郵便㈱、レンゴー㈱の3社より派遣していただき、入社3年目の職業人として立派に成長した姿を見せてくれました。

 

「卒業生講話」では、生徒の前に立ち、パンフレットを配布したり、YouTubeの動画を紹介したりしながら「事業説明」「仕事のやりがい」「その会社に就職を決めた理由」「高校生へのアドバイス」などについて、体験談を交えながら分かりやすく話をしてくれました。

「座談会」では、3つのテーブルに分かれて、後輩からの質問に答えていきます。「自分の高校時代」「就職指導の受け方」「企業見学の大切さ」「新入社員の頃のエピソード」「大学に進学した同級生との違い」など、様々なことを話していたようです。

在学時にお世話になった先生方からも声をかけられ、「高校時代が懐かしい!」と話していましたが、この温かい繋がりを2年生にも感じてもらえたら嬉しいです。

3年生の0学期、それぞれの将来をしっかりと考える機会になっていることを願っています。

第77回卒業証書授与式

梅の花がほころび始めた2月28日金曜日、第77回卒業証書授与式が本校体育館で挙行されました。

保護者、来賓の方々、在校生が見守る中、77回生が高校生活と人生の節目を無事に迎えることができたことは、喜ばしいことです。

高等学校の全課程を終了した77回生に卒業証書が授与されました。

立派に成長した姿は、保護者の方々にとっても感無量だったことでしょう。

そして、校長先生の式辞をはじめ来賓の方の祝辞は、皆さんの成長への賛辞と今後の幸せを願う思いであふれた、心に残るものでした。

卒業生の周りの方々への感謝と新たな旅立ちを決意する気持ちが、答辞にも現れていました。

77回生の皆さん、有馬高校での3年間の歩みはいかがでしたか。

3年前はまだあどけなさが残る皆さんでしたが、仲間や家族に支えられて、この3年でその姿は変貌を遂げました。3年間で経験したものは、人それぞれでしょう。

しかし、その一つひとつが皆さんの糧になることは、77回生全員の共通するところです。ですから皆さんは、まだまだ成長していけるのです。

77回生の皆さんの未来に、幸多からんことを切に願っています。

これからも、人々のつながりの中で、たくましく、そしてしなやかに、生きていってください。

有高は皆さんの歩みを、変わらず見続けていきます。

 

最後になりましたが、77回生を支えてくださった保護者の皆様、地域の方々に心よりお礼申し上げます。

ありがとうございました。

77回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!また、お会いしましょう!

 

 

卒業式予行

自由登校をしていた3年生が、久々に集まりました。

元気そうな様子で、久しぶりの級友との時間を楽しむ中、2月28日(金)に挙行される第77回卒業証書授与式の予行を行いました。

礼法の指導を受ける3年生。気持ちを一つにして。

清陵会(同窓会)の入会式も行われました。

清陵会副会長様がお越しくださり、卒業を控えた3年生に記念品の贈呈をしてくださいました。

ありがとうございます。

午後からは在校生の1,2年生も加わり、予行を行いました。

卒業される先輩方を気持ちよく送るため、しっかりと取り組んでいました。

最後に3年生の表彰伝達も無事に終えました。

3年間の努力に敬意を表します。

3年生のみなさんは、明日の朝は何を思うのでしょう。

そして、1日を通して何を感じるのでしょう。

滞りなく、無事に卒業式が終えられるよう、在校生も準備をしてくれました。

 

制服に袖を通す最後の日。

教職員一同、心を込めて見送り、その姿を見届けたいと思います。

保護者や来賓の方々にも、立派になった姿を見せてください。

 

 

推薦入試合格発表

寒さが厳しい2月21日金曜日。

先に行われた推薦入試の合格発表が14:00から体育館前で発表されました。

時間が近づくにつれてざわついてきました。

諸注意のあと、いよいよ発表です。

息を吞む瞬間。目隠しが外されると同時に、会場からは歓声があがりました。

合格をされた皆さん、おめでとうございます。

今回の推薦入試で、定員の半数が決まりました。

3月12日には一般入試が行われます。

4月には新1年生の80回生、全員がそろうことを楽しみにしています。

 

福祉:社会福祉基礎

令和6年度 「社会福祉基礎」選択生12名が募金活動を行いました。

 令和7年2月4日(水)13:40~14:25 三田駅前

「地域社会とボランティア」の学習のなかで、ボランティアについて考えました。

 自分たちにできる活動、継続できる活動は何かを問うなかで、募金活動につながりました。

   令和6年に地震と豪雨の被害があった能登に対して何かしたい、何ができるかを考え募金をしようということになりました。募金箱も手作りです。呼び掛け文も考えました。

  

防災についても授業のなかで考えることも多く、福祉と防災を結びつけながら学習しています。

 この日は、とても寒かったです。

 

ご協力いただいた方、ありがとうございました。神戸新聞厚生事業団へ預け、石川県災害義援金配分委員会を通じて被災された方へお届けます。

 

【感想・気づき】

・募金活動をしている人を見かけたら、募金をしたいと思った。

・手作りしたボードを読んでくれたり、「がんばってるね」「風邪ひかないでね」と声をかけてくれた   のが嬉しかった。

・一度通り過ぎた人が、戻ってきて募金してくれたのが印象に残った。

・最初は声を出すのが恥ずかしかったけど、時間が経つと出せるようになった。

・募金活動をしながら、災害があったことを知ってもらうことができた。

・いろんな思いで募金をしてくださる人がいることがわかった。

・募金をした後に、メッセージを添えられると、気持ちが温かくなった。

・ただ台詞を読むのではなく、通りかかる人に身体を向けて呼びかける方が良いと思った。

・「少ししかないけど」という言葉の、その少しが大きな力に変わると感じた。

・募金箱を置いておくより、みんなで声を出して募金活動を行うほうが良いと思った。

・これからも募金をする側として協力していきたい。

・自分も優しい心の持ち主になりたい。