兵庫県立 有馬高等学校
Hyogo Prefectural Arima Senior High School, Since 1896
学年・専門部
探究基礎講座学年発表会(総合学科2年)
1月11日(火)1,2限 講義棟において『探究基礎講座学年発表会』が実施されました。
10月から実施されたクラス発表での代表生徒10名によるプレゼンテーションでした。さすがクラスの代表!明朗快活な話し方、そして発表資料も個性があふれており、目を引くものがありました。
講評を、探究基礎講座の導入でご講義いただいた神戸親和女子大学教授の冨田先生にお願いしましたが、発表者一人ひとりへの丁寧なコメント、今後へつながるアドバイスをおっしゃっていただけました。冨田先生ありがとうございました。
また、1月29日(土)学習活動発表会で「総合的な探究の時間」のまとめを発表する予定です。多くの方に生徒たちの学びを知っていただければ嬉しいです。
人と自然科 冬季休業中も頑張っています その2(水田元肥投入)
新年あけましておめでとうございます。本年も有馬高等学校をよろしくお願いします。
さて、お正月があけ、冬季休業も残り数日となっています。そんななか農業を学ぶ、すなわち生きものを扱う 人と自然科 の生徒は、長期休業中も『総合実習』(別名:農場当番)という授業があり、当番の生徒が農場の作物の管理実習や販売実習を頑張っています。
1年生の実習第2弾として、この日は水田に元肥となる堆肥を投入する実習を行いました。
お正月前実施 冬季休業中も頑張っています 第1弾ブドウの穴肥え に関する記事はこちら
有馬高校人と自然科では農業と環境の授業でモチ米を栽培しています。
そして収穫したモチ米は、秋の農業祭にて販売しています。
令和3年度 秋の農業祭無事終了いたしました に関する記事はこちら
無事収穫・販売が終わり、この日は来年の栽培に向け地力を上げるために堆肥を投入しました。まずは本日の実習の意味と安全に進めるための説明を受けます。一輪車とショベルを片手に実習スタートです。
そしてショベルを使って山積みにされた牛糞堆肥を一輪車に載せます。十分発酵がすすんでいる堆肥なので臭いはありません。
いっぱいになった堆肥を水田に等間隔で置いていきます。事前に先生がもみ殻で目安の印をつけて下さっています。
離れてみると映える光景ですね。
最後にショベルや足を使って均一に広げていきます。
堆肥の散布完了です。
この後はトラクタですき込んできます。(この日は別の実習があったため、先生が仕上げて下さいました。
このように堆肥を散布することによって、土壌の物理性(排水性・保水性)、科学性(補肥力)、生物性(小動物や微生物が増える)効果があり、知力の高い土壌になります。詳しくは農業と環境の座学で勉乗しましょうね。
この実習を終え、来年入学してくる後輩にバトンタッチです。来年も豊作となるといいですね。
【第三弾】NEXCO西日本×有馬高校 産学連携メニューキックオフ説明会
12月22日(水)、2年「フードデザイン」選択生徒を対象に、来年度実施予定のサービスエリアで提供するメニュー開発についての説明会を開催しました。西日本高速道路サービス・ホールディングス(株)様にお越しいただき、今回の舞台となる宝塚北サービスエリアの集客規模や概要についての説明、地元の食材をPRするメニュー開発の依頼を受けました。今後、2年「人と自然科」の生徒も含め、グループ毎にレシピの考案に取り組みます。選考後の表彰式は、現地宝塚北サービスエリアで行う予定とのことです。生徒の皆さんのアイデアに期待をしています。
人と自然科 冬季休業中も頑張っています(ブドウの穴肥え)
有馬高校も先日終業式を迎えました。農業クラブの生徒もクリスマス恒例の花配布を行い、世の中は年の瀬を迎えようとしています。
農業クラブによるクリスマス花配布ボランティアに関する記事はこちら
学校は冬季休業に入っていますが、農業を学ぶ、すなわち生きものを扱う人と自然科の生徒は、長期休業中も『総合実習』(別名:農場当番)という授業があり、当番の生徒が農場の作物の管理実習や販売実習を頑張っています。
そして冬季休業中に欠かせない実習が、ブドウの穴肥え作業です。有馬高校人と自然科の大人気商品の一つが甘くて新鮮なブドウ(ベリーA、ピオーネ、マスカット)です。この甘さの秘密が穴肥えなんですね。
ブドウ販売大盛況 無事終了いたしました・・・に関する記事はこちら
穴肥え作業を前に・・・
12月上旬、ブドウ畑に一人1個、穴を掘っていました。穴を掘ることによって古い根を切って、栄養や水分を吸収する能力の高い新しい根に更新する効果もあります。
次に、いよいよブドウ畑に肥料を施していきます。この日は各地で大雪のニュースが飛び交っていましたが、幸い三田市はうっすら積もっている程度で実習はできました・・・が気温はマイナス。極寒の中、一輪車とショベルを手に実習スタートです。
まず、自分たちで校内から集めた落ち葉を投入
その後、有機化成入り複合肥料、油かす、苦土石灰、微量要素、カキライムを穴の中も含め全園に施していきます。特に粉状の肥料は周囲に飛散しないように地表面近くで散布することがポイントです。
そして、ダンプ1杯の牛糞堆肥を全園に施していきます。実習していたら暖かくなってきましたね。
無事堆肥を撒き終わったところで、穴を埋めていきます。
最後は、ディーゼルエンジン搭載、手押しの耕うん機を使ってすき込んでいきます。パワーがあるため少しでも気を抜くとバランスを崩してしまします。
約3時間の実習ですべての実習内容が完了しました。
今回施した肥料は来年度入学してくる後輩が栽培する時にブドウが必要とする栄養分となります。先輩から後輩へのプレゼントですね。来年も美味しいブドウができそうです。お疲れ様でした。
人と自然科 農業クラブ クリスマス花の寄せ植えサプライズプレゼント
12月24日(金)この日は終業式。今年最後のHR(通知表ももらいましたね。生徒の皆さん、自分にとって満足のいく結果でしたか?)も終わり、いよいよ冬季休業に入り令和3年も終わりを迎えようとしています。ふと、放課後の園芸実習室を覗いてみると、農業クラブ役員の生徒がこっそり何かの準備をしていました。
どうやら手作りのクリスマスメッセージカードのようです。
そして14時過ぎ、三田駅前にサンタが大量出現です。この日はクリスマスイブ。JR三田駅前にて農業クラブの役員が自分たちで播種から栽培した花の寄せ植えを、地域の皆さんにプレゼントしました。もはや有馬高校農業クラブの伝統となっている活動です。
偶然通りかかった方に『MaryChristmas 花の寄せ植えをプレゼントしていま~す』と声をかけていきます。
寄せ植えには、1鉢にパンジーやビオラを3~4株寄せ植えしました。皆さん本当に喜んで受け取って下さいました。
100セット準備した寄せ植えは30分近くでなくなってしましました。寄せ植えを受け取ってくださった皆様。大切に育ててくださいね。まだまだ新型コロナウィルスが落ち着きを見せませんが、来年こそは自由に活動できるようになって欲しいですね。みなさんにも素敵なプレゼントがサンタさんから届きますように・・・Merry Christmas!
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