兵庫県立 有馬高等学校
Hyogo Prefectural Arima Senior High School, Since 1896
人と自然科 農業と環境 手植えによる田植え実習実施
いよいよ有馬高校人と自然科の農場にこの季節がやってきました。
6月7日(月)人と自然科1年生『農業と環境』の授業において、伝統の手植えによる田植え実習を行いました。(本当は先週の4日(金)に実施する予定でしたが、あいにくの雨でこの日に延期となりました。)
まずは授業担当の先生からイネについて学びます。しろかきなど田植えまでの水田の準備、塩水選等の技術、種類によって[「うるち米」、「もち米」、「酒米」に分けられることなどホワイトボードを使って学びました。生徒の姿を見ていると早く田んぼに行きたいという気持ちが前に出ている様子です。
それでは水田に向かいましょう。
本日手植えをしたのは「ヤマフクモチ」という品種のもち米です。苗を持ち、一列に並びましょう。畦を踏んではいけません。
それでは田んぼに入りましょう。多くの生徒は小学校で田植えは経験済みのようでしたが、やはり慣れない素足での田んぼは何ともいえない気分のようです。苗を持ち準備できましたか?
そして早速田植え開始。先生のベルの合図で一斉にイネの苗を植えていきます。
玉ヒモ(イネの苗を植える場所の印がついたロープ)に沿って、1カ所に3本ずつ植えていきます。自分が担当している所が植え終わったら腰を上げる。これが重要です。そして一歩下がって自分の足跡を消します。
どんどん苗が植わって行きますね。先日授業で習った、全国の農業高校生が歌える『FFJの歌』を口ずさみながら、田植えを楽しんでいました。(人と自然科のように、全国で農業を学ぶ高校に通う生徒は全員、農業クラブという組織に所属します。)
FFJの歌のリンク先が貼ってある、日本学校農業クラブ連盟HPはこちら
↑↑ 日本学校農業クラブ連盟HPを一番下にスクロールしたら、FFJの歌の紹介があります。是非聞いてみてください。
約1時間で田植えは終了。
まっすぐ等間隔に植えることができました。最後にクラス全員で記念写真をとりました
今回手植えをしたもち米は、10月中旬~下旬に収穫を迎えます。毎年手刈りで収穫しています。そして今年は11月13日(土)に予定されている秋の農業祭にて、もち米として一般に販売予定です。収穫まで皆様しばらくお待ち下さい。(ちなみに・・・一昨年まではこのもち米を使って作る、炭火焼き餅(きなこ・砂糖醤油味)が、大人気だったのですが、昨年に続き今年も新型コロナウィルス感染予防で・・・難しいですね。早く復活できたらいいですね。)
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