学年・専門部
家庭科 ふれあい保育 やよい幼稚園
6月26日(木)1・2限、家庭科では、2年次生の「保育基礎」の時間に、やよい幼稚園の園児の皆さんを有馬高校に招待し、ふれあい保育体験を行いました。
やよい幼稚園では、有馬高校出身の卒業生が教員として活躍しておられます。
あいにくの雨で大温室へのお散歩は中止となりましたが、清陵会館研修室で歌やゲームを楽しみました。
園児の皆さんとの交流を通じて、「保育」について実践的に学ぶことができました。
園バスのお見送りでは、正門を出るまでずーっと手を振ってくれる園児の姿に感動
「保育者になる!」という思いが更に強くなったのではないでしょうか。
やよい幼稚園の先生方、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
人と自然科「クラインガルテン」収穫!
「クラインガルテン」の夏野菜も収穫!がやってきました。
収穫と並行して枝の管理や鳥害対策も欠かすことのできない管理
です。
本日は受講生の方と一緒に、実習サポートしている生徒で収穫記念の撮影です
(撮影はクラインガルテンメンバーの写真部部長・副部長の協力です)。
それぞれ、担当区域で採れたナスやピーマン、クウシンサイをもっています。
今年は今のところ、病害虫や鳥獣被害もなく順調です。
また、今年は昨年度の生徒の意見から2年振りにブドウ栽培も行っています
(今まで紹介できていませんでした・・・。)今回は、「房の形を良くする」
「裂果や脱粒を防止する」を目的とした摘粒を行いました。
今日は非常に蒸し暑い1日でした。皆さん、お疲れさまでした。
人と自然科 2年生 フローラルアート「フェザーリングのマスターに向けて」
フラワーアレンジは緑のテープを使って草花の形をコントロールするテーピングと針金を使って自由に形を変えるワイヤリングの2種類の技を基本として使います。
前回まではごく簡単な「茎や葉の延長」として2種類の技を使っていましたが、今回はワンランク上の「フェザーリング」という技に挑戦しました。
カーネーションを分割し、1輪として独立させることで様々なサイズのカーネーションを再構築できる技ですが、バランスが悪くなったり散らばってしまったりと簡単にはできません。
最初は悪戦苦闘していましたが、何度か練習を繰り返して会得することができました。
まだまだアレンジマスターへの道のりは遠いですが、楽しみながら身に着けていきたいです。
人と自然科 3年生 植物バイオ「目指せ!野生酵母の採種」
バイオテクノロジーの分野として微生物に関する内容ははずすことのできない内容です。
微生物の培養を行うために有馬高校で収獲したジャガイモのうち、
傷のあるものを培地の成分として使用しました。
それを使った培地に校内の植物からどんな微生物が採種できるかを調べる実験を行いました。
うまく酵母菌が採種できれば「有高酵母」で発酵の実験やパン作りができるかもしれません。
人と自然科 3年生 地域自然保護「有馬富士公園の里山について」
有馬富士公園での里山管理について現場で学習を行いました。
最初は目をつぶって風や音を感じ視覚以外の五感で自然を感じる大切さを学びました。
風が吹いていたので葉擦れの音や鳥の鳴き声など様々な自然の音を感じました。
その後、山道に隠されたたおもちゃを探し出すゲームを体験し、
集中してものを見る大切さを学びました。
山に入ってシカやイノシシの痕跡を見つけたり、
野生動物との共生の難しさを目の当たりにしました。
最後に里山管理としてササ刈りを行いました。
暑い日の実習でしたが、たくさんの学びがありました。+
人と自然科 1年生 農業と環境 「田植え実習」
いよいよ三田市内でも5月下旬から田植えがスタートしました。
1年生も恒例の田植え実習を行いましたが、
1回目の田植えは折からの雨によりあえなく中断となりました。
3列ほど植えられた田んぼを見ながらリベンジマッチを期待していました。
2回目はすっかり晴れてむしろ暑いくらいの晴天になりました。
スイートコーンの管理と並行して田植えを終えることができました。
普段使わない「ぬかるみを歩くための筋肉」を使って
すっかりくたくたになっていましたが、無事に今年度の田植えを終えることができました。
秋の収穫が楽しみです。
家庭科 人と自然科「フードデザイン」授業協力
6月2日(月)3・4限人と自然科「フードデザイン」の授業で、辻調理師専門学校より講師の先生に来ていただき、「有馬の野菜を使った西洋料理実習」を開催していただきました。
***MENU***
・茄子のパスタ「給料日前のチーズ」添え
・レタスのクリームスープ
・茄子のチョコレートケーキ
榊先生の楽しい説明と小野先生の手際のよいサポートのお陰で、有馬の野菜を使ったお料理が並びました。
日頃実習で育てている野菜を美味しく食べることや、栄養価を考えて調理することなど、沢山のことを教えていただきました。先生方、ありがとうございました!
また、放課後は、飴細工の実習を行っていただき、3名の生徒が参加し美しい飴の花を製作していました。
つやのある美しい飴細工に仕上げるには、飴の特性を理解することが重要です。時間が経つと溶けてしまうので、乾燥材が入ったケースに入れて大切に持ち帰りました。
製菓にも様々な専門分野があります。興味がある人は、是非さまざまな学校のオープンキャンパスに参加して、進路選択に役立ててください。
「友情共創」有高祭
6月12日(木)、13日(金)の2日間にわたり、本年度の文化祭「有高祭」が開催されました。
両日とも、午前中はステージ発表を全員で鑑賞し、午後は露店・食品バザーや展示などを行いました。
ステージでは、3年生各クラスが、一丸となって力のこもった演劇を披露しました。また、筝曲部は快い音色で、「音楽Ⅱ」選択者は軽快な演奏で、演劇部は迫真の演技で、皆を楽しませてくれました。
2年生は各クラスで露店を出し、皆が汗を流しながら、店の運営に励んでいました。両日とも、長い行列ができる大盛況でした。(写真は、やや落ち着いたときに撮影したものです。)
1年生は、各クラスで展示を行いました。訪れる人が皆で楽しめるよう、創意工夫を凝らしたものでした。
また、文化部(書道部、写真部、美術工芸部、ESS、マンガ・アニメーション部、家庭クラブ、茶華道部、科学部)が日頃の活動の成果を展示の形で発表したほか、図書委員会も映画の上映などを行いました。
有高祭の締めくくりは吹奏楽部の華麗な演奏。
会場中がその世界にひきこまれていました。
閉会式において、ステージ、露店、展示、クラス旗の審査結果が発表されました。
〈ステージ 3年生の演劇〉最優秀賞 3年1組 優秀賞 3年5組
〈露店・食品バザー〉 最優秀賞 2年6組 優秀賞 2年3組
〈クラスでの展示〉 最優秀賞 1年6組 優秀賞 1年4組
〈クラス旗〉 最優秀賞 3年2組 優秀賞 2年4組
梅雨入りが発表された中、心配していた天気も晴天に恵まれ、無事に終わることができました。
防犯対策のため、入場は生徒の保護者・兄弟姉妹の方、卒業生などに限りましたが、多くの方にご来場いただきました。ご多用のなか、足をお運びくださり、ありがとうございました。
人と自然科「クラインガルテン」授業の様子
いよいよ梅雨入りです。農作物、特に水田や露地野菜にとっては、
大切な雨ですが、実習中に降りすぎるのも困ったものです。
6/4はブドウのジベレリン処理2回目に向けての説明です。1回目では「種無し」を
目的として行い、2回目では「肥大化」を目的に行います。
残念ながら時期が少し早く、授業内ではできず、
6/6の放課後に実施ました。
圃場では、つるなしインゲンの収穫開始です。
種まきから約40~50日で収穫することができます。
6/11はあいにくの雨で、雨合羽を着用しての
実習でしたが、多くのインゲンを収穫することができました。
いい笑顔です。いつも素敵な笑顔ありがとう。
ピーマンやナス、シシトウも大きくなってきています。
これからの収穫が楽しみですね。
第2回ひとはく連携セミナー「未来に残したい農業や農村の魅力」
5月30日(金)人と自然科1年生学校設定科目『人と自然』の授業において、今年度第2回目となるひとはく連携セミナーが実施されました。
有馬高校人と自然科と県立人と自然の博物館の間では生徒のセミナー受講について協定を結んでおり、年間8回、県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の研究員から自然や環境、動植物など専門的な講義を直接頂き、深く学んでいます。前回第1回目も『兵庫県のいろいろな生き物』をテーマに講義していただきました。
第2回目となる今回は『未来に残したい農業や農村の持つ魅力』をテーマに、衛藤彬史 研究員より講義をいただきました。
まずは、2013年にユネスコ世界無形文化遺産に登録された和食から見る、大豆生産の今について説明いただきました。日本人食文化を考えるうえで味噌や醤油などの使用される大豆は和食の要です。しかし、国内自給率は約20%で、ほとんどを安価に購入できるアメリカやカナダ、ブラジルから輸入しています。このまま大豆生産が衰退してしまえば、和食を支える大豆加工品の生産や加工・調理・盛り付けに関する文化も引き継げなくなる可能性が高くなります。
その他にも、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されている日本の文化について学びました。2014年には「和紙」が登録されました。和紙の原料は、コウゾ・ミツマタ・ガンピなどが主に使用されています。その和紙の生産におけるコウゾの国産比率はおそらく5%以下といわれており、文化財の補修に使用する和紙も外国産が使われているのだそうです。(ちなみに絹の国産比率も0.2%以下という状況…。)
このように、日本の大切な文化を支えるための原料生産に関わる文化は絶滅寸前。衛藤先生から、「このままでいいのか?何ができるのか?自分たちで考えてみてください。」とお話がありました。正解がない問いについて考えることは難しいですが、しっかり考え抜いてほしいと思います。
そして多様な農村景観を守る取組みについても学びました。学校での授業でも学んでいますが、近年農業就業人口が減少し、農業は衰退しています。その結果美しい農村景観も失われつつあります。先生からは棚田や傾斜地農業、静岡県伊豆市の水わさび伝統栽培など全国のユニークな取組みを紹介いただきました。
また、先生から『農業はクリエイティブだ』という言葉をいただきました。丹波篠山市のある農家さんでは、ホウレンソウをあえてとう立ちさせ、柔らかい葉を摘んで1枚単位で販売するビジネスを展開されています。また、通常はかがんで収穫する必要がある大納言小豆の栽培中、つる化している個体があることに気付き、この個体を選抜しつる化させ支柱を使用して栽培を行ったそうです。その結果、お年寄りでもかがまずに収穫できるようになったそうです。農業が持つ多様な可能性を感じることができました。
最後に、全国の在来大豆や兵庫県の在来大豆、古代米を見せていただきました。初めて見る大豆ばかりで、大変興味深かったです。
衛藤先生、本当にありがとうございました。
第1回ひとはく連携セミナー「兵庫県のいろいろな生き物~タンポポ・ダンゴムシ・カタツムリなど~
今年も学校設定科目「人と自然」の授業で、ひとはく連携セミナーがスタートしました。有馬高校の人と自然科と県立人と自然の博物館の間では生徒のセミナー受講について協定を結んでおり、年間8回、県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の専門員から各分野のユニークかつ専門的な講義を直接受講することができます。有馬高校から徒歩で約25分。みんなで元気よく歩いていきます。
さて、第1回目のセミナーは「兵庫県のいろいろな生き物~タンポポ・ダンゴムシ・カタツムリなど~」をテーマに、毎年お世話になっている鈴木武研究員の講義を拝聴しました。
まず、身近な生き物について説明がありました。生き物には特徴から名前がついているものが多くあるようで、イモリは井戸や池を守る「井守」、ヤモリは家を守る「家守」、コウモリは河を守る「河守」という意味が込められているとのことでした。また、コウモリの翼の構造についても教えていただきました。コウモリの翼は、人間でいうと「腕」に当たります。コウモリが哺乳類であることを知っている生徒は多くいましたが、人間と同じように、5本の指があることを知り、驚いていました。
次に、鈴木先生が研究の第一人者であるタンポポについて説明していただきました。タンポポにはカンサイタンポポやセイヨウタンポポ、シロバナタンポポなど多様な種類があり、花弁の色はもちろん、特に外片(総苞外片)の細かな形の違いで見分けるのだそうです。総苞外片がぴったりとくっついているのが「カンサイタンポポ」、反り返っているのが「セイヨウタンポポ」です。ちなみに近年は、カンサイタンポポとセイヨウタンポポの雑種も増えているそうです。また、タンポポと見間違えやすいブタナとの見分け方についても教えていただきました。
最後に、鈴木先生のコレクションも実際に見せていただきました。ヘラクレスオオカブトや蛇のレプリカ、イモリやハツカネズミ・・・それぞれの生き物の触り方や特徴など実際に触れて学ぶことができました。
ネズミの標本を観察しながら、ネズミの分類についても教えていただきました。ネズミは「Mouse」ネズミ亜科、「Vole」ハタネズミ亜科に分類されます。違いとしては、耳が大きく尻尾が長いものが「Mouse」、耳が小さく尻尾が短いものが「Vole」に分類され、実際に「Mouse」を触らせていただきました。とっても可愛かったですね。
鈴木先生、本当にありがとうございました。
人と自然科 バナナの収獲&販売
有馬高校の大温室で栽培していたバナナの追熟も無事に成功し、販売を行いました。
販売は大きな房のままその場で切って渡すというワイルドなスタイルで行ったので
インパクト抜群の販売実習となりました。
収獲したバナナの1つは見やすい場所にテープで展示しておきました。
新しい取り組みとして多くの人から評価されることを期待しています。
演劇鑑賞「もしイタ」
5月29日(木)、本校体育館において、芸術鑑賞会を実施しました。(3年生は2~4時間目、1・2年生は5・6時間目)
関西芸術座MIRAI企画部の方による演劇「もしイタ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら~」を鑑賞しました。
観客が演技者と同じ目線で見られる空間で、音響・照明・小道具は一切なし、という舞台で、俳優の皆さんの身体表現のみによる見事な演技に、生徒たちはすっかり作品の世界にひきこまれていました。
3年生は、劇の鑑賞のあと、劇団の方によるワークショップに参加しました。
声の出し方や立ち方、ウオーキングアップなどについて練習した後、班ごとに、そして最後は全員で声を出し合うという形で、一つの「作品」を作り出していきました。
3年生は、6月12日(木)・13日(金)の有高祭において、クラスで演劇に取り組みます。今日学んだことを舞台の上で活かしてもらいたいと思います。
俳優の皆さんは、身体をフルに活用して、様々な役を演じ分けていらっしゃいました。その表現の豊かさを、生徒たちも肌で感じることができたと思います。また、我々職員にとっても、大変勉強になりました。
関西芸術座MIRAI企画部の皆様に、心よりお礼申し上げます。
人と自然科 3年生 地域自然保護「有馬富士公園での里山管理体験」
有馬富士公園を含む北摂地域は古くから里山の利用が盛んでした。
現代では活発な利用はされていませんが、地域の資源として里山の利活用を目指しています。
しかし、何もせずに放置してしまうと生物多様性や資源としての活用ができなくなってしまいます。
適度に管理を行い、資源として活用できるように下草であるササの刈り取りや常緑樹の間伐などが必要です。
生徒たちもササや間伐作業を通して里山管理の難しさや意義を改めて感じることができました。
人と自然科1年 総合実習(野菜班)「ジャガイモの収穫」
5/28(水)、少し汗ばむ陽気のもと、1年生でジャガイモの収穫です。
今回、収穫する品種は「メークィン」と「キタアカリ」です。
まずは、株を抜き取り、ビニルマルチをはがしていきます。
次に、スコップを使い、イモを掘っていきます。
傷つけないように慎重に進めていきます。
3つのグループに分かれて実習を行いましたが、どのグループも協力して
行うことができました。
人と自然科「クラインガルテン」授業の様子②
5/21(水)、生徒は1学期中間考査だったため、受講生の方のみの授業でした。
サツマイモ(鳴門金時)の植え付け、ブドウ(ベリーA)の巻きひげ取りを行いました。
本日(5/28(水))は生徒も合流しての授業です。
まずは生徒によるトマトの結果習性についてです。実物の苗を使って
説明していきます。ちなみにトマトは第1花房の向きにより第2花房以降
の向きも一定となります。これを知っていると支柱立てなどに役立ちます。
それでは、圃場でトマトやナスの誘引、追肥を行っていきます。
現在のところ、受講生・生徒達の野菜は順調に生育しています。
来週は、ツルなしいんげんの収穫です。楽しみですね。
人と自然科 2年生 フローラルアート「生花を使ったコサージュ作り」
前回まではワイヤーのテクニックやテープの巻き方について何度も練習を繰り返していましたが、
いよいよ本物の草花(生花)を使ってコサージュを作ってみます。
校内で栽培しているガーベラなどを採取し、自分のセンスで組み立てていきます。
作業もてきぱきと進み、今までの練習の成果をいかんなく発揮してもらいました。
人と自然科 農業鑑定競技 校内予選
農業高校では農業の大会(農業クラブ連盟大会)が夏と秋に毎年行われます。
いくつかの競技がありますが、知識を問う競技である「農業鑑定競技」も目玉種目のひとつです。
人と自然科の生徒たちはその大会に向けて校内予選を行いました。
安定の3年生を押しのけ、1年生や2年生もチャンスをつかもうと一生懸命です。
はたして7月の県大会に進むのは一体誰になるのでしょうか。
【保健通級部】保健安全講話‐熱中症対策・スポーツ栄養について‐
保健安全講話『熱中症対策・スポーツ栄養について』
令和7年5月22日(木)13:30~14:30 に実施しました。
この日は中間試験の最終日。大会を控えている部動動もありました。
講演会は、試験中に乱れた生活リズムを正し、大会でベストパフォーマンスを
発揮するために必要なことが盛り込まれていました。
メモを取りながら聴く姿、質問をして疑問を解決する姿も見られました。
この学びを大切にし、そして自分のことも大切にできるようにしてください。
そして一緒に活動する仲間の変化にも気づけるようになっていって欲しいと思います。
人と自然科 野菜班「初夏の収穫」
5月も下旬、一足早く初夏のような気温です。
1年生の『総合実習』で「ニンニク」、3年生で「タマネギ」の収穫を行いました。
まずは1年生、秋に植えたニンニクを収穫します。収穫するコツは、葉を持ち真っすぐ上に
引き抜くことです。
抜いたあとは、根を切り、しばらくの間、乾燥処理を行います。
1年生も入学して1ケ月が過ぎ、農場での実習もスムーズに行えるように
なりました。
次いで、3年生です。
ニンニクと同じく、真っ直ぐに引き抜き、根を切り調整します。
この後、ヒモをつけて、吊って乾燥させていきます。
後作(サツマイモ)の都合で収穫が早くなってしまい、玉が小さかったのは
残念でした。
これから夏野菜の管理が本格的に始まります。実習の様子はこれからも
お伝えしていきます。
人と自然科 2年生 草花「世界にひとつ!新しいパンジーの開発を目指して」
草花の授業では草花の品種改良について学んでいます。
学校で栽培しているパンジーやビオラと、
学校周辺で見ることのできるスミレとの交雑が可能かを調べるため、
交雑育種を行いました。
地域自生のスミレから花粉を採取し、校内で栽培しているパンジーやビオラに受粉を行いました。
はたして有馬高校オリジナルのビオラが生まれるのでしょうか。
楽しみに様子を観察したいと思います。
春季オープン・ハイスクール
5月10日(土)、春季オープン・ハイスクールを開催しました。
およそ500人の中学生、そして保護者の方に来校していただきました。
まず、人と自然科の紹介が行われました。人と自然科では、「農業を学ぶ」と同時に「農業で学ぶ」を教育の根幹としています。日々の実習や「課題研究」、農業祭などの行事への取り組みを通して、社会人として求められる「主体性」「行動力」「チームワーク」などを身につけます。そして「課題研究」での成果を活かした進学も含め、学年、進路指導部、そして農業部が一体となって、生徒の進路実現をバックアップしていきます。説明会では、在校生も登壇し、授業や農業クラブの活動について紹介しました。
次に、総合学科の紹介が行われました。総合学科では、国公立・難関私立大学への進学を目指す「アドバンストクラス」、そして興味・関心や進路に応じて、様々な学びを実現できる六つの系列「グローバル系列」「ビジネス系列」「看護・医療・福祉系列」「保育・栄養系列」「健康スポーツ系列」「芸術系列」があります。また、社会との関わりの中で自分の生き方を考える「産業社会と人間」、それをふまえた学校設定科目「ARIMA探究」が設けられています。説明会では、それぞれのクラス・系列・授業を代表して在校生が順番に登壇し、自らの学びについて熱く語りました。
本日は4時間目が公開授業となりました。説明会終了後、中学生が思い思いに授業を見学に来てくれました。
興味・関心を呼び起こす授業があったら幸いであると、職員の一人として切に願っております。
ご多用の中、本校まで足をお運びくださいました皆様に、心よりお礼申し上げます。
また、本日はお越しになれなかった方も、次回 7月29日(火)に開催されます夏のオープン・ハイスクールには、ぜひご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
人と自然科 農業クラブ 「兵庫県農業クラブ理事会」in山崎高校
今年度の農業クラブで行われる行事などの確認や相談を
兵庫県11校の農業高校の生徒の代表が集まって話し合いを行いました。
会議の後は交流会が行われ、ピザ窯を使った調理体験も行われました。
できあがったピザをみんなで楽しみながら他校の生徒とも親交を深めることができました。
農業クラブの活動が活性化するよう協力してがんばります。
人と自然科「クラインガルテン」~開講式、第1回講座
人と自然科では、生徒と応募された一般の方がともに学ぶ講座
「チャレンジ教室」を実施しています。
3年生の学校設定科目『クラインガルテン』もその1つです。
本年度は生徒14名と一般受講生7名、合計21名が参加しています。
第1回目の講座を5月7日(水)に実施しました。
まずは、開講式です。校長先生のあいさつの後、
『ヘルツリッヒヴィルコムン(ようこそ)、これから一緒に体験できることを
嬉しく思います』とドイツ語を交えての生徒あいさつ、それぞれの自己紹介を
行いました。
開講式の後、さっそく圃場に出て授業のスタートです。
授業最初の説明も生徒が行います。今回は苗の植え付けがテーマです。
最初は、果実の重さで株が倒れないように支柱をします。
次いで、植え付ける苗の配置を行います。1学期はトマト、ナス、ピーマン、シシトウ
クウシンサイ、つるなしインゲン、エダマメをそれぞれの担当区域で栽培します。
配置が決まれば植え付けです。植穴の深さは浅すぎず、深すぎずがポイントです。
また、植え付け当初は水切れをおこさないようにウォータースペースをつくるのも
ポイントの1つです。
最後にたっぷりと水やりをして完成です。
一般受講生の皆さん、11月までの授業よろしくお願いします。
生徒の皆さん、今までの農業学習の成果が発揮できるようにしましょう。
人自然科 野菜班の実習風景~苗の定植
3年野菜班では4月の耕うん、元肥散布、整地を経ていよいよ
苗の植え付けです。
2~3人で5グループを作り栽培をします。今年、栽培する野菜は
「トマト」・「ナス」・「キュウリ」・「ピーマン&シシトウ」・
「オクラ&ズッキーニ」です。
それぞれの野菜の特性に合った支柱やネットも自分たちで考えて組み立てて
いきます。どうすれば、ネットがピーンと張れるか、支柱がずれないように
結ぶか苦戦しながらやっていきます。
次に植え付けです。今までの「総合実習」や授業で習ったことを思い出して
植えていきます。
これは日頃の実習の成果です。スムーズに終えることができました。
ここの圃場では、自分たちで計画して管理・収穫・調整・販売まで一連のことを
自分たちで考えて栽培していきます。メンバーで協力して良い野菜づくりをしていきましょう!
人と自然科 2年生 フローラルアート「目指せ!テーピングマスター」
フラワーアレンジは細い針金を使う「ワイヤリング」と専用のテープを使って固定する「テーピング」の2種類の技術を基本とします。
この2つの技術をマスターするために、2回にわたって練習を行いました。
テープがうまく巻けなかったり、抜けてしまうアクシデントもありましたが、何とか練習の甲斐もあってテーピングもワイヤリングもマスターすることができました。
次のステップが楽しみです。
人と自然科 1年生 農業と環境「圃場の準備・観察」
4月21日に播種(種まき)を行ったスイートコーンも発芽してきました。
実際にまいた種の数と発芽した数を数えて発芽率の計算も行いました。
80%を超える安定した発芽率は確保できたでしょうか?
80%を下回っていた場合は何が原因かを考察してみるのも農業の学びのひとつとしてしっかり考えました。
圃場では耕運機である程度の畝(作物を植える土の盛り上がった所)はできているのですが、表面や谷の部分は鍬を使って整地しなければなりません。
使い慣れない谷あげ鍬(ぐわ)を使って畝たてを頑張りました。
いよいよ次回はスイートコーンを植え付けに進んでいきます。
めきめき成長する生徒もスイートコーンも楽しみな夏になりそうです。
人と自然科 3年生 地域自然保護「ありまふじ公開セミナー」
公開セミナー1回目は有馬富士公園の中の自然や様々な植物について学ぶガイダンスでした。
まず、会議室でマムシなど園内の危険な生物についての説明を受けてから園内の説明に移りました。
園内では有馬富士の景色や、この時期しか見られない植物や生物、園内に設置されたアトラクションなどについて体験的に学ぶことができました。
「エゴノキ」の果実を使った簡単な実験では生徒たちも新鮮な驚きを見せてくれました。
園内散策の後は、ワークショップとして簡単な木工を行いました。
あっという間の2時間でしたが、地域の自然にどっぷりひたる貴重な時間となりました。
人と自然科 2・3年生 「春の農業祭」
春休みの間から着々と準備を進めていた春の農業祭が実施されました。
生徒たちも早々と登校して準備を進めてくれていました。
開会式では有馬高校のオリジナルの法被(はっぴ)を着た校長先生による挨拶、農業クラブ会長による挨拶がありました。
その後、各グループに分かれ、販売実習がスタートしました。
例年通り、多くの地域の方々が来校してくださり、大盛況となりました。
生徒たちも地域の方に商品の説明などを行い、コミュニケーションの力もめきめき向上している様子がみられました。
たくさんの方々と触れ合うことができた充実した1日となりました。
次回は「秋の農業祭」が11月8日(土)に実施されます。
今回よりグレードアップした生徒が農業祭で見られることを期待しています。
80回生オリエンテーション合宿3日目後半
1~3組はアドベンチャーラリーのあと時間に余裕があったため、近くの海へ!
カッター研修が中止になるぐらいの強風が吹き荒れる中でしたが、新しくできた友達と、合宿の最後の楽しい時間を過ごしました。
そして昼食後は全員集まって退所式・解団式を行いました。お世話になった施設の方にお礼の意味を込めてもう一度学年全員で校歌を歌いました。
そして最後は生徒代表から。いろんな人に対して感謝の気持ちを持ちましょう、という内容の素晴らしいスピーチでした。
14時30分ごろ、宿舎を出発、途中休憩の後に16時40分ごろ学校到着してそのまま解散となりました。
3日間の疲れもたまっていることでしょう。
明日は代休なのでしっかり休んで、また木曜日から元気に登校してくれることを楽しみにしています。
(木曜日は時間割通りの7時間授業です。)
施設の方も最後におっしゃっていましたが、これからの学校生活が大切です。
失敗もたくさんしながら、いい思い出をたくさん作って成長していきましょう!!
人と自然科 2年「野菜」の授業風景
人と自然科は、農場で実習だけをしているわけではありません。
教室で野菜の特性や栽培環境などについても学びます。
今日は、野菜苗のスケッチをして良い苗の条件について学習をしました。
スケッチする苗は春休みの実習で鉢上げしたものです。
ただ、絵を描くだけでなく、葉の形や色、特徴などもメモしていきます。
この特徴が野菜の分類でも役立ちます。
それぞれの野菜苗の特徴は解りましたか?
いよいよ、今週の19日(土)は春の農業祭です。皆様の来場をお待ちしています。
80回生オリエンテーション合宿3日目
いよいよ迎えた最終日。
今日は朝から天候に恵まれません。
昨日は外でできた朝のつどいも、今日は体育館での開催です。
同じ宿舎に寝泊まりする南あわじ市役所の方々とともにラジオ体操などを行いました。
その後、1〜3組はカッター研修の予定でしたが、残念ながら強風により中止となり、代わりにアドベンチャーラリーと呼ばれる3つの室内レクリエーションを体育館で行いました。
①ブラインドスクエア
目隠しをした状態で10人1組の班でひもを1本持ち、指定された形を作っていきます。
②キーパンチ
1-30の数字がランダムに置かれており、それを班員で順番に踏んでいくゲームです。
③パイプライン
水道管を半分に切ったパイプの上をゴムボールやビー玉を転がしていきます。
どのゲームもシンプルなゲームですが、意外と考えなければならないことが多く、また仲間とのコミュニケーションが必須でした。
クラスでのチームワークをこれから築きあげていきたいですね!
一方、4~6組は予定どおり飯盒炊飯を実施できました。
今最後の昼食を食べ、2時過ぎには宿舎を発つ予定です!
80回生オリエンテーション合宿2日目後半
飯盒炊飯とカッター研修を終えたあとは、集団行動練習とブレインストーミングを行いました。こちらは集団行動の様子です。体育の授業でもこれからまたやっていくのでしっかり覚えましょう。
そしてこちらはブレインストーミングの様子です。
クラスで8班に分かれて「どのような高校生活を送りたいか」というテーマについて話し合い、ポスターにまとめました。
そして夕食後は校歌コンクール。
各クラス練習の成果を存分に発揮して合唱を披露しました。特に、校歌の歌詞の内容が伝わるように工夫して歌いました。
また、隊形や歌い方をこだわったりするクラスもあり、クラスの色が徐々に出てきた感じです!
結果、優勝は5組!!
準優勝は4組でした。
結果ももちろん大切ですが、練習を通じてクラスメイトと仲を深めるきっかけになったようです。また、伝統ある有馬高校の校歌を引き継ぐことができました。
最終日に向けての室長会議の様子です。
80回生オリエンテーション合宿2日目前半
オリエンテーション合宿2日目の前半の様子をお伝えします!
昨日の悪天候とはうってかわって快晴の朝でした。本来なら6:45に朝のつどいが始まる予定でしたが、15分前の6:30には全員が集合を完了していたのでつどいを予定よりも早く始めることができました。時間に関して非常に高い意識で行動できている80回生です!
その後は朝ごはんを食べ、今日はクラスごとに分かれて行動です。
1-3組は飯盒炊爨でカレー作り!
火を起こしたりカレーの具材を切ったりと、班員で協力しながら取り組みました。
水を入れすぎてスープカレーのようになった班や、ご飯が硬かった班など失敗もありましたが、それも楽しんでいる様子でした!
4-6組はカッター訓練です。
ボートに乗って仲間と協力して声をかけ合いながらオールを漕いでいきます。
海は少し風が強かったてすが、頑張って漕ぎました!
80回生オリエンテーション合宿1日目後半
宿舎に到着後は待ちに待った晩御飯!
バイキング形式で自分の好きなものを取って食べます。
今日のメニューはハヤシライスやフライドチキン、ポテト、サラダ、野菜とチキンのトマト煮込み、などでした。おいしそうに食べる生徒たちの様子です
食事後は入浴、そして明日の校歌コンクールに向けて各クラスで練習です。
入学後まだわずか一週間とは思えないほどしっかり歌詞を覚えて、歌う姿はさすがでした。
明日の本番が楽しみですね!
なお、22:30の消灯時間よりも早くに寝ている班もありました。疲れもあるでしょうし、今夜はよく眠れそうです。
80回生オリエンテーション合宿1日目
いよいよオリエンテーション合宿がスタートしました。
1日目午前中は自転車講習会です。
あいにくの曇天ですが、講義と実習にしっかりと取り組んでいます。
かなり強い雨風の中北淡震災記念公園を見学しました。
人と自然科 2年生 ナチュラルキープ「無煙炭化器を使った間伐材の利用に向けて」
有馬高校には敷地内に敷地内に竹林があります。管理を怠ると一気に成長して「放置竹林」になってしまいます。この日は事前に伐採しておいた竹を無煙炭化器に入れて燃やし、竹炭の制作を行いました。
完成した竹炭は土壌改良剤などに使用し、持続可能な地域資源の活用を目指した農業の実現を目指して利用していきます。
人と自然科 2年生 フローラルアート「ガイダンス」
人と自然科では専門の授業の一環としてフラワーアレンジについて学ぶ授業「フローラルアート」という科目があります。
2年生第一回目の授業は花と人とのかかわりや、実習を行うにあたっての注意点など基礎的な内容について学びました。
今後、実習を重ねてアレンジメントの技術を獲得し素敵なアレンジメントで誰かをハッピーにできる日を楽しみにしています。
人と自然科 野菜班 実習の風景
新学期も始まり、本日より「総合実習A」の授業も開始です。
13人の野菜班生徒も春休みの実習を経て一回り成長しました。
本日はそれぞれが担当する露地の畑の準備です。
まず、石灰の散布です。土の酸度を中和するために栽培前には欠かせない実習です。
粒子が細かく、拡散しやすいので風向きなどを注意してかつ均一になるように散布します。
次に散布した畝上を撹拌するために小型管理機を使用します。春休みの実習でも1度しましたが、
長い距離をまっすぐに進めていくのは難しいものです。
苦戦した生徒もいましたが・・・何事も経験ですね。
この後、5月の苗の植え付けまで基肥散布や整地などすることはたくさんあります。
これからの実習もしっかりやっていきましょうね。
対面式・離任式
4月9日(水)、1年生と2・3年生の対面式が行われました。
右側が1年生、左側が2・3年生です。
1年生が、1年後に笑顔で後輩を迎えられるよう、充実した学校生活を送るために、職員一同努めてまいります。
この後、クラスごとに校舎を見てまわりました。入学者説明会の際も保護者の皆様は驚かれたと思いますが、本校には複数の棟があり、教室の数も多いです。少しずつ慣れていってくれればと思います。
午後には離任式が行われました。退職・転勤した職員のうち、4名が出席しました。
生徒に向けての挨拶には、有高生への愛があふれており、涙ぐむ生徒もいました。
最後には花束が贈呈され、大きな拍手と笑顔に包まれつつ、終了しました。
本校在任中は、大変お世話になりました。離任者に代わり、この場を借りて御礼申し上げます。
始業式・入学式
4月8日(火)より、新学期がスタートしました。
始業式に先立ち、着任式を行い、新しく本校に赴任した職員の紹介が行われました。
始業式では、学校長より「今から1年後、2年後、自分はどこに立っているか、何をしているかをよく考えながら、新たな気持で新学期をスタートしてもらいたい」という式辞がありました。2年生・3年生としての自覚をもち、自己の進路についても意識しながら、明日からの学校生活に臨んでもらいたいと思います。
その後、学年団の発表が行われました。生徒たちの熱い視線の中、担任たちも緊張の面持ちで紹介されていました。
午後には、入学式が行われました。本校80回生となる新入生が、新しいクラスメートとともに式に臨みました。
学校長からは「地域から愛され、地域を活性化させていく有馬高校を、今日から先輩とともに作り上げていってほしい」という式辞がありました。
式の後、吹奏楽部による祝賀演奏があり、第1学年団の紹介がありました。
新入生にとっては、しばらくの間は未知のことばかりで、慌ただしい日々が続くと思います。
しかし、学年団をはじめ教職員一同、全力でサポートしていきます。保護者の皆様にはいろいろとお世話になりますが、よろしくお願いいたします。
人と自然科 春休みの実習②(野菜班)
今年の春は初夏のような温度になったり冬に逆戻りの温度になったり何だか変な天候です。
そんななか、春の農業祭に向けて野菜苗の鉢上げも順調に進んでいます。本日はキュウリの鉢上げです。
キュウリやカボチャなどのウリ科は子葉が大きいのが特徴です。
3年生はこの春休みで鉢上げの技術力がずいぶん向上しました。
2年生も注意事項を守り丁寧に鉢上げを行ないます。
2時間かけて完成です。
鉢上げ後は、2年生はニンニクの除草、3年生はタマネギの追肥を行います。
春休みも間もなく終わりますが、皆さんしっかりと実習に取り組むことが
できましたね。新学期からの実習も多くのことを学ぶ場にしていきましょう。
人と自然科 入学式に向けて黒板アート
いよいよ入学式が近づいてきました。入学式に向けて農業クラブのメンバーによる黒板アートの制作が行われました。
今年の黒板アートは去年と異なり、大阪万博のキャラクターと人と自然科の「ひとしくん」と「ひとみちゃん」が仲良く手をつないでいる2025年を象徴するデザインになっています。
新入生にとって心に残る入学式になると思います。
入学式が楽しみです。
新入生登校日
4月3日(木)、新入生が登校し、新しいホームルームでの諸連絡のあと、入学式の予行が行われました。
皆、緊張した面持ちで臨んでいました。
予行のあと、生徒会の主催で部活動紹介が行われ、運動部・文化部 それぞれ趣向を凝らしてアピールをしました。
部によっては、少ない人数で懸命に取り組んでいるところもあり、一人でも多く入部してもらえるよう、2・3年生は熱心に新入生に呼びかけていました。
新入生の皆さんには、勉学に励むとともに、ぜひ自分に合った部活動を選んで、青春の貴重な1ページを作っていってもらえればと思います。
人と自然科 課題研究 野菜班の活動
人と自然科では、3年生になると「草花」・「果樹と緑」・「野菜」の3類型に分かれて授業を行います。その中で、
農業に関する諸課題や進路に応じた諸課題を自ら見いだし、これまでに学んだ農業に関する各科目を基に課題解決に
向けて自発的に取り組む『課題研究』という科目があります。
そのなかで「野菜班」の本年度の取り組みを紹介します。
13人の専攻生徒が6班に分かれて2月から計画を立て、春休みになり、本格的にスタートです。
まずは、海藻に似た風味や形と言われている野菜「オカヒジキ」と「オカノリ」の栽培実験です。
どんな風に大きくなり、どのような調理方法があるか調べていきます。
次の加工用トマトの栽培実験です。加工用トマトはそのほとんどが輸入に頼っており、近年はその価格も
上がり、品薄状態となっています。
普段、食べているトマトとの違いは何か?楽しみですね。
最後に廃棄野菜をもとにしたクレヨンづくりです。どのような野菜が綺麗に発色するかよくわからないので・・・
色が出やすそうな野菜でナスとビーツ、トウモロコシを栽培します。野菜クレヨンの普及が最終目標とのこと。
色々な可能性がありそうですね。
この3班の研究経過や残り3班の研究については今後、紹介します。
人と自然科 演習林実習に行ってきました
令和6年度もいよいよ終わろうとしています。人と自然科では、春休み中も当番で実習の授業(総合実習B)があり、春の農業祭に向け準備を進めています。生徒は元気に登校し、楽しそうに頑張っています。
昨年度の春の農業祭に関する記事はこちら(ちなみに令和7年度の春の農業祭は4月19日(土)を予定しています。)
さて、そのような春休みの当番実習の一環として、3月31日(月)果樹と緑班の3年生が12名が演習林実習を行いました。有馬高校人と自然科は三輪と藍本の2カ所に演習林を所有しており、果樹と緑班の生徒が林道整備を行っています。また、課題研究などで使用する緑化材料などを採集し活用したりしています。(人と自然科になる以前は林業を学んでいたようで、木の枝内実習や間伐、伐採など、木材生産も行っていたようです。)
朝8:20頃、最寄りの藍本駅に生徒が集まってきました。
現地に到着し、引率の先生から本日の実習について説明です。今回の最大の目標は「怪我をせず、無事に下山すること」です。実習用手袋を必ず着用すること。お互いに声掛けをすること、特に斜面を伸るときには落石などで下の生徒に大声で知らせること・・・など安全に関する注意を中心に確認し、生徒はしっかりメモをとっていました。
そしていよいよ入山です。小川を渡ったところから有馬高校が管理している演習林です。
演習林の中に入ると、林道が整えられています。実習では、林道にある倒木や枯れて落下した枝を除去する作業を行いました。そして林道に芽を出していた実生の苗を剪定はさみで切っていきます。このまま放置しておくと林道で大木に成長してしまうので、小さいうちからしっかり取り除いておきます。
道中、風で折れた丸太などが林道をふさいでおり、協力して林道の外に運び出していきます。
そしていよいよ尾根に向かって登山です。演習林実習一番の難関、急な坂を登ります。
落石に注意しながら声を掛け合い登っていきます。
無事に尾根に到着。一休みです。
再び整備しながら上を目指します。
林道にはみ出していた樹をチェンソーやのこで切断し、運び出します。
3時間近く行った演習林実習も無事終了。山歩きにも皆慣れてきたのか、下山はスムーズです。
そして麓で、課題研究や実習で活用できそうな植物を観察しました。
充実した演習林実習でしたね。皆さんお疲れ様でした。
今回実習を頑張った2年生もいよいよ明日から3年生。最上級学年ですね。人と自然科のリーダーとして下級生の手本となるように頑張ってください。応援しています。
人と自然科 春季休業中にフォークリフト技能講習第2弾を実施しました
修了式も終わり、春季休業に入りました。
令和6年度もあっという間に終わろうとしています。春季休業中にも人と自然科の生徒は、春の農業祭に向け、当番で「総合実習」Bの実習(別名農場当番)を頑張っています。
そのような中、3月22日(土)から5日間、希望した人と自然科の生徒18名を対象に、フォークリフト技能講習を実施しました。人と自然科では夏季休業中に建機系の資格取得を行っており、この夏もガス溶接・チェンソーの資格取得講習を実施しました。
そして今回実施したフォークリフト技能講習も夏季休業中に実施したのですが、希望者が多く、想定人数を定超えたため、夏は3年生優先で実施。受講できなかった1年生と2年生の生徒を対象に今回第2弾の講習日を設定しました。5日間という長い時間をかけて取得するフォークリフト技能講習の資格は、日本で一番大きなフォークリフトも含め、1t以上の大型フォークリフトも運転できる価値ある資格です。
まずは22日(土)・23日(日)の2日間、有馬高校にキャタピラー講習所兵庫教育センターの講師の方に来校いただき、学科講習が行われました。技能講習のため、座学を受けた後に実施する学科試験が不合格の場合、別途補習&追試を受け、そこで合格しないと実技講習に進めないというルールが法令で定められています。
スライドを用いてフォークリフトの種類、走行に関する装置や構造及び取り扱いの方法に関する知識、荷役に関する装置の構造・機能・取り扱いに関する知識、運転に必要な力学の知識、フォークリフトの点検・整備、安全運転の心得、災害事例、関係法令などについて講義を受けました。
受講した生徒も筆記テスト合格に向け、講師の先生の話を聞きながら、特に重要なところについて教本にマーカーで線を引きながら、休憩時間もわからないところを講師の先生に質問したり、みんなで復習し合うなど、必死に学んでいました。
そしていよいよ学科試験。採点の結果全員合格、無事実技試験に進めるとの報告を受けました。よかったです。
1日休養を挟み、3日目の25日(火)からは小野市にあるキャタピラー教習センターに移動し、実技講習スタートです。再度安全についての注意を受けた後、講習会場に向かいます。
ゼッケンを受け取り、ヘルメットを手に、2班に分かれ早速講習スタートです。
座学で学んだフォークリフトの機体各部の名称やエンジンの構造を復習し、安全確認の方法、エンジンのかけ方、ハンドルの回し方、アクセル・ブレーキの踏み方など基本的な走行操作について実技を通して学びます。
フォークリフトは狭い倉庫内での作業を可能にするため、普通車と異なり後輪が左右に動き、小回りが利く仕組みになっており、少しハンドルを回しただけで車体が回転します。車の運転をしたことがない高校生にとって最初は感覚をつかむのが難しかったようですが、何回も何回も運転を繰り返すことで体に覚えさせ、慣らしていきます。
2日目からは、荷役作業をしながらの運転です。 フォークを操作しパレットに載った荷物を運搬します。フォークを操作するレバーは、上昇・下降を操作する『リフトレバー』と前傾・後傾を操作する『チルトレバー』の2本を操作します。特にリフトが地面と水平になっているのかの判断は難しく、経験が重要です。
さらにコース上には直角に曲がる場所が多く、常に左右の間隔を気にする必要があります。また、バックをするとき一瞬ハンドルをどちらに回すのかがわからなくなるという生徒も。高校の農業機械、トラクタの運転で学んだとおり『行きたい方向に回す』ですね。気が付いたら夕日をバックに練習する姿が・・・2日目の実技も無事終了です。
そして最終日。実技試験にむけ、一連の作業、走行を繰り返し練習します。そして他の人の運転もしっかり見ながら、お互いにアドバイスを送りながら、自分が運転していることをイメージしながら講習を受けています。いつの間にか18人に一体感が生まれていましたね。
いよいよ実技試験。不合格の場合は別途補講&再試験があるため緊張します。指さし安全確認からスタート。引率した先生はもちろん、5日間一緒に練習をやり抜いたメンバーも、全員合格を祈りながら見守ります。
結果は全員合格。本当に良かったです。自然と拍手が沸き起こりましたね。受講した生徒に聞くと、最初は大変だったけど、だんだんフォークリフトを運転することが楽しくなってきたとのこと。春休み5日間をかけた資格講習は充実した時間だったようです。最後にセンター長から『この資格は本当に価値あるライセンスです。実際に会社で使うときには、先輩方にもう一度教えてもらって、安全第一でフォークリフトを運転してください。これからも高校での勉強頑張ってください』という言葉をいただきました。
学校の普段の実習でも、今回学んだ安全第一で頑張りましょうね。5日間お疲れ様でした。
人と自然科 春休みの実習(野菜班)
春休みになりましたが、人と自然科では春休みの「総合実習」(農場当番)がスタートしています。
本日は20℃を超えて、体を動かすと少し暑いぐらいです。
秋に植えたタマネギも少しずつですが大きくなってきています。それに合わせて雑草も伸びてきました。
この時期に、タマネギと雑草が養水分を競合しないように草抜きをすることがタマネギの肥大につながります。
新2年生3人で草抜きの開始です。
タマネギを抜き取らないように注意して進めていきます。
約1時間かけて、約15mの畝の草抜きが終了しました。
さすが、新2年生。1年間しっかりと実習を行った成果ですね。
春休みの実習、これからも頑張っていきましょう。
令和6年度 教科「福祉」の学び
有馬高校には福祉の授業が、2年生からの選択科目であります。その授業での学びの様子を紹介したいと思います。
【2年生 社会福祉基礎】
はじめて学ぶ福祉の授業です。「福祉ってなに?」「福祉で何を勉強したい?」そんな問いから授業が始まります。そして、グループで話し合ったり、実技を通して考えたりします。
例えば、学校が避難所になったら、どこをどのように使うかを画用紙にまとめて発表しました。避難してくる人には高齢者、障害のある人、子ども、妊産婦、外国人などがいることに気づき、それぞれの立場になって考えることができていました。そして自分も避難する。そのときに困ることもある。自分にできないことを誰かがしてくれるから生活が成り立っている。福祉が他人事ではなく、自分事として考えられるようにしています。
【3年生 生活支援技術】
実技を学ぶ科目です。シーツやベッド、車いすなど病院や施設で見かけるものを使って、介護技術を中心に学習しています。また人をどうすれば安全で安楽に起こしたり、移動させたりできるのかを考え実践していきます。
また5月頃のブログを見てください。外にも出ていきます。外出支援の方法も考えています。道路状況を確認しながら、車いすで学校から三田駅まで行ってみました。バリアフリー状況を確認したり、災害時に道路はどうなるかを考えながら行ってきました。次はどこへ行こうかな。
【3年生 コミュニケーション技術】
コミュニケーションとは何なのか。困っている人の話をどのように聴き、どのように支援していけばよいのか。そのたには何が必要なのか。いろんな人を想定したコミュニケーション方法を考えます。
例えば、普段の生活のなかで利用している学校の食堂。視覚障害のある人とのコミュニケーションの授業で、その利用方法ついて考えました。お金の管理、食券の購入から受け渡し、移動支援。どのようにしたら良いか、どんなことに困るのか、できることは何かなどを考えてからペアで行いました。
【3年生 こころとからだの理解】
「からだのしくみ」「こころのしくみ」について学習します。「こころ」と「からだ」の両面から、その人の状態を見て、どのように支援するのが良いのかを考えていきます。また授業内容には医学的な内容も含まれています。
みなさんは、ふだんどのように食事をしていますか。咀嚼(そしゃく)や嚥下(えんげ)のしくみについて理解します。障害のある人の食事を考える。寒い冬の鍋料理、しゃぶしゃぶを視覚障害のある人と楽しむためには、どうすれば良いかを実践しながら考えました。
2年生も3年生も、福祉を学びながらそこに防災の視点も入れて考えられるようになりました。ライフラインが制限された中で、災害時のストレスを軽減するために、「温かい食事」をどのように確保するか、児童福祉のなかで遊びの大切さを学び、災害時に“遊ぼう作ろう食べよう”ということを考えポリ袋調理に辿りつきました。
カリキュラムを改善していくなかで、令和7年度も福祉の学びを深めていきたいと思います。福祉の学びを発信できたらなと思います。
福祉の学びを、将来の夢にプラスしてみましょう。新たな可能性が開けると思います。さらに防災をプラスともっと広がると思いませんか。
令和6年度修了式及び表彰伝達
令和7年3月21日(金) 修了式を行いました。
本日でそれぞれの学年の学びが修了となりました。
【校長講話】
今日は1年間のまとめの会として考え、クラスで受け取る通知表をよく見て、授業の取り組みや提出物などについても振り返ってもらいたい。
卒業証書の重み約13g。しかしこの1枚にはたくさんの学びや思い、出来事が3年間分詰まっている。1年後、2年後の卒業を思い描き、しっかりと行動して欲しい。
3年生に渡した卒業証書を見せていただきました。
この1枚にのなかに3年間の有馬高校での歴史が詰まっているのですね。卒業するときに見える景色はどんなものなのでしょうか。
【生徒指導部長講話】
学校生活のルールについての確認がありました。ルールのない世界はなく、皆が気持ちよく生活しやすくするためにルールはあります。なぜそのルールがあり、守らないといけないのかを考え行動できる有高生であってほしい。そして気持ちの良い挨拶を毎朝してくれている。これは今後も続け、誰にでもどんな場面でも挨拶ができる人になって欲しい。
そして命を大切に。
挨拶は大切だと思います。そこからコミュニケーションも生まれます。そして笑顔で挨拶することも。元気、笑顔、挨拶。
学校には皆で使うものがたくさんあります。みんなが気持よく使えるように、安全に使えるようにしていきましょう。そんなお話もありました。
【表彰伝達】
記録や成績を残した生徒の表彰がありました。今年度の表彰はこれが最後です。また次年度も多くの表彰状や盾、メダルやベルト等を披露できることを楽しみにしています。