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学年・専門部

マレーシアよりようこそ 歓迎式典

 11月5日(水) マレーシアの姉妹校であるオールセインツ高校から、6名の生徒さんと2名の先生が研修のため本校を訪問されています。

 8月にマレーシアを訪問した本校生徒6名が今回ホストとなり、それぞれの家庭でともに過ごします。

 11月6日(木) オールセインツ高校の皆さんの歓迎式典を行いました。

 記念品として、本校より暖簾をお贈りし、オールセインツ高校からはオランウータンの人形をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 そのあと、オールセインツ高校の生徒さんが、マレーシアの民族ダンスを披露してくれました。

 

 

 

 

 

 

 訪問団の皆さんは、本校での外国語や芸術、福祉の授業に参加するほか、日本の文化や自然について学ぶための研修も予定されています。

 約1週間滞在され、11月11日(火)に帰国されます。 

 

人と自然科 2年生 「草花」 土壌分析

 草花に限らず植物の栽培にとって土は非常に大事な要素です。その土は粒子の大きさで「砂」「シルト」「粘土」と分けることができます。

 それとは別に空気の部分(気相)と水の部分(液相)と粒子などの部分(固相)の比率も大事だと言われています。それら土の性質を実験的に調べてみるために様々な場所からサンプルを採取してきました。

 実験では、採取した土を水に混ぜて粒の大きさや沈殿の様子を観察し、砂・シルト・粘土の割合から土性を判定します。さらに、空気・水・固体の三相分布を調べることで、植物が根を伸ばしやすい理想的な土壌条件かどうかを調べます。

   

 この日は実験に向けて準備を行いました。

人と自然科 3年生 「課題研究」 食虫植物の利用に向けて専門学校訪問

 「課題研究」で食虫植物の消化液について研究を進めているチームはより専門的な知識を学ぶために大阪市の分析化学専門学校を訪問しました。

 食中植物は園芸植物として親しまれていますが、それ以外の利用についてはまだまだ少ない分野です。そのため、成分を調べ、農業に利用できないかと研究を進めています。

   

 この日は専門学校の先生から成分分析や酵素反応の見方などについてアドバイスを受けました。専門学校の分析実験施設も見学し。最新の分析機器や化学実験設備を間近で見学し、実際に研究を行う学生たちの様子にも触れました。

人と自然科 農業クラブ全国大会の入賞生徒に新聞社の取材がありました!

日本学校農業クラブ連盟が主催する令和7年度全国大会西関東大会で、有馬高校の生徒4人が「農業鑑定競技会」で見事優秀賞に輝きました。

農業鑑定競技は、幅広い分野にわたり、農業に関する知識と判断力を競うものです。有馬高校生は草花・野菜・果樹のそれぞれの分野で、実物や写真をもとにした難問に答えました。

インタビューでは当日に向けた勉強方法や、喜びのコメントなどさ大会に向けてがんばったこと、入賞して以降の話など様々な質問に答えていました。

   

来年度の後輩たちがチャレンジする番です。はたして連覇ができるでしょうか。

人権講演会「パラスポーツを通して見えてきたこと」

 10月29日(水) 5・6時間目に、車いす陸上競技選手の北浦春香さんを講師にお迎えし、ご講演いただきました。

 本校の人権教育の一環で、共生社会への理解を促進し、人権意識を高めるためのものです。

 三田市在住の北浦さんは、中学生時代に本格的に車いす競技を始められ、これまで3回のパラリンピックに出場されました。

その中で、

  ①仲間とのつながり 

  ②自分の選択に責任を持つこと

  ③必要な努力は惜しまない

  ④支えてくれる人たちへの感謝

  ⑤有限な時間を後悔しないように過ごすこと

の大切さについて語ってくださいました。

 

 

 

 

 

 

 北浦さんがおっしゃった言葉です。

「報われる努力は必ずある。報われない努力も無駄にはならない。」

「障がいがあることは決してマイナスにはならない。人にはそれぞれ楽しみ方がある。」

「Where  there  is  a  will,  there  is  a  way.  (意志あるところに道は開ける。)」

 

 これからの困難な時代を生きる生徒たちの胸にも響いたのではないかと思います。

 

校内ビブリオバトル選考会・図書委員企画ハロウィンイベント開催しました

10月28日(火)15:40より、校内ビブリオバトル選考会を行いました。

今年は3名のバトラーが参加してくれました。

それぞれ、紹介したい本を持参し、その本の魅力を伝えてくれました。

 

 

 

 

 

 

チャンプ本は、『夏と花火と私の死体』を紹介してくれた2年生のDさんです。

チャンプ本を紹介してくれたバトラーは、12月に甲南大学で行われる県大会に出場します。

 

ビブリオバトルが終了すると、次は図書委員企画のハロウィンイベントです。

今年は、茶華道部、筝曲部の生徒たちにもお手伝いしてもらいました。

 

まずは茶華道部指導の下、抹茶を立ててみました。

初めて抹茶を立てる経験をした生徒たちは悪戦苦闘しながらも楽しそうに茶筅(ちゃせん)を振っていました。

その後、筝曲部の演奏を聴きながらのお茶タイムです。

 

 

 

 

 

 

 

次は、「宝探し」です。

本の間に挟んであるカードを見つけ出します。

みんな必死で探しますが、なかなか見つかりません。

図書室の中を走り回りました。

賞品は生徒たちが作ってくれたブックカバーとしおり(お菓子付)です。

 

 

 

 

 

 

中間考査、オープン・ハイスクールと時間のない中、限られた時間でとても楽しいイベントを企画してくれました。

参加してくれた生徒たちがとてもいい笑顔をしていました。

 

頑張って企画運営してくれた図書委員、一生懸命発表してくれたバトラーの3名、参加してくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。

 

秋季オープンハイスクール

10月25日(土)、秋季オープン・ハイスクールを開催しました。

初めに、全体会として、夏季休業中にマレーシアを訪問した生徒による研修の報告をさせていただきました。

本校の国際交流の一環であり、来年度はオーストラリアを訪問する予定です。

 

 

 

 

 

 

そのあと、学科別説明会を行いました。

人と自然科では、授業や行事をとおして、「農業を学ぶ」だけではなく、チームワークや危機管理能力など、社会人としての基礎力を「農業で学ぶ」ことを大切にしています。

 

 

 

 

 

 

総合学科では、それぞれが考える進路、興味・関心にそって、6つの系列に属して学んでいきます。それがサイエンス系列、人文・社会系列、グローバル系列、ビジネス系列、看護・医療・福祉系列、保育・栄養系列です。今回も、それぞれの系列で学ぶ生徒が、その魅力を語ってくれました。たとえば、グローバル系列にいる生徒は、もともと英語が苦手だったものの、「英語探究」の授業ではグループワークなどをとおして楽しみながら英語力をつけることができる喜びを語りました。また、看護・医療・福祉系列の生徒は、「社会福祉基礎」で車いすを使うことにより、補助の仕方や声掛けなどについて実践的に学んでいることを紹介しました。

 

 

 

 

 

 

そのあと、中学生は体験授業に参加してくれました。今回は20講座が開かれました。(写真は、左からナチュラルキープ、野菜、化学、下へいって左から数学、工芸、韓国朝鮮語の授業です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も、本校生徒が中学生の案内・誘導など、積極的に動いてくれました。

今年度最後のオープン・ハイスクールでしたが、多くの方にご来校いただきました。ありがとうございました。

少しでも有馬高校の魅力にふれていただければ、幸いに存じます。

 

 

 

人と自然科2年生 農業先進地見学へ

10月17日(金)に農業先進地見学に行ってきました。

全体

1 兵庫ネクストファームで大規模なトマトの施設栽培を見学。

ロックウール勉強

 

手洗いエアシャワー

防疫のため、手洗いとエアシャワーをして、農場へ

農場1GAP農場2

100mにも及ぶ大規模な施設栽培

燃料システム

県内のの間伐材を利用した暖房システム

 

2 農業大学校、兵庫県農林水産技術センターで最先端技術の見学

 

花防虫農大1

    最新暖房システム      防疫の方法や施設見学      農業大学校の説明    

 

3 パスカル三田で農産物の市場調査

パスカル1パスカル2パスカル3

   三田の農産物の特徴        集荷・出荷場

 

2年生で農業の基礎知識もついてきたところで、最先端の知識や技術を目の当たりにし、とても充実した1日となりました。来年の「課題研究」のテーマ設定のヒントになった生徒も多くいたようです。

 

人と自然科2年「野菜」の授業風景

人と自然科は、農場で実習だけをしているわけではありません。

「野菜」の授業では、野菜の特性や栽培環境について学習します。

今回はさまざまな種について色や形、特徴などのスケッチを行いました。

1学期に学習した「科」の特徴も種の形などに現れます。

少しはっきりしませんが、左から「ハクサイ」「トウモロコシ」「ゴボウ」の

種です。それぞれの特徴を捉えてスケッチをしていきます。

スケッチを基にそれぞれが気付きを発表して終了しました。

10月25日(土)オープンスクールに来られる中学生のみなさん、

来校をお持ちしています。

 

 

人と自然科「クラインガルテン」秋冬野菜の収穫開始

今回の「クラインガルテン」は9月に定植したハクサイの収穫とダイコン・カブの

間引き(2回目)を行いました。

今日は、ハクサイやダイコンなどに多く発生する軟腐病と根こぶ病の説明です。

(残念ながら圃場にもぽつぽつと出現しています)

発生しやすい条件と対策方法を写真を使って説明しました。

説明後、圃場に出て実習のスタートです。

今回、収穫したハクサイは通常のハクサイとは少し形状が異なる

タケノコハクサイ(品種名:プチヒリ)と呼ばれる早生品種です。

日頃の管理の成果が出ましたね。