カテゴリ:総合学科部
探究発表会だヨ 三田の皆さん全員集合!!
1月25日(土)に郷の音ホールにて、三田市内の高校6校が集まり、「探究発表会だヨ 三田の皆さん全員集合!!」と銘打ったイベントが開催されました。
展示部門には、人と自然科の「課題研究」や、2年生の修学旅行新聞、3年生の探究のポスターなどが貼られ、多くの人の関心を寄せていました。
発表部門においては、本校から5人の生徒が発表をしました。本番を前に緊張した様子が伝わってきますね。
1年生の「産業社会と人間」で行った2分間スピーチの優秀者がトップバッターとして堂々と発表をしました。
2年生からはオーストラリア海外研修で学んだことについてわかりやすくスライドを用いて説明しました。
そして3年生からは「ARIMA探究II」での探究の成果を2名の生徒が発表しました。
有馬高校の出番は1番最初だったのですが、終わった後も他の学校の発表を熱心に聞く姿も見られました。三田市内の学校がお互いに協力しながら、探究活動を盛り上げていきたいですね!
産業社会と人間「新聞の読み方講座」
1月24日(金)の産業社会と人間の授業では、神戸新聞社の三好正文氏をお招きして新聞の読み方について講義していただきました。
最初に、「気になるニュースは?」ということで生徒同士話し合いの時間を設けたところ、最近の芸能関係の話題から米国トランプ大統領就任に関すること、また相次ぐ通り魔事件など実に様々なニュースが出てきました。このことから、生徒の関心が実に様々な方面にわたることが再確認できました。
また、新聞は昨年行われた兵庫県知事選や衆議院議員選挙において批判されることがありましたが、三好氏はそのことを踏まえて、「いまほど『正しい情報を読み解く』ことが大切な時はない」と強調されていました。新聞の特徴として ①一覧性、②網羅性、③信頼性、④保存性 の4点を挙げており、SNSでの情報収集や発信が盛んな現代においても新聞の優位性はこれらの点においては保たれることになるでしょう。
なお、本校は現在NIEの研究指定校2年目にあたります。全校集会で紹介できなかったのでこの場を借りて紹介させていただきますが、先月12月に「いっしょに読もう!新聞コンクール」で学校奨励賞を受賞しました。
今後自分でさらなる情報を調べたり、そのことを友達や家族と共有したりして自分の考えを持ち、SNSの情報に安易に左右されないようにしていってほしいです。
そして1年生はこれからいよいよ探究が始まっていきますが、探究の題材が新聞の中に転がっているかもしれません!2年生も、今自分がしている探究に何か関連する話題がないか、ぜひ一度教室にある新聞を読んでみてください。全部読まなくてもいいです。見出しと前文を読めば大体の内容はわかる、のでしたね。(1年生は今は教室にはありませんが、随時配布していきます。)
中国語講座-餃子講座
総合学科2年次では中国語講座が選択科目として開講されています。
本日は、毎週お世話になっている講師の先生(中国出身)から餃子の作り方を教えていただきました。
家庭毎に使用する食材が異なるそうで、今回は食材選びから生徒と講師の先生が相談しながら決めました。
100個以上の餃子を作り、いざ実食。
招待した校長先生や事務長も、本場の味に舌鼓を打っていました。
ARIMA 探究Ⅰ 「修学旅行のポスター作成」
12月23日(月)の3,4限目に2年生総合学科の生徒は修学旅行のポスター作成に取り組みました。
もう一か月以上も前のことになりますが、思い出を振り返りながら各クラス、各班で工夫を凝らしながら上手にまとめていました。
なお、今回作成したポスターは2月に行われる生徒活動発表会で掲示を行う予定です!
ARIMA 探究Ⅰ 「コース別発表会」
12月16日(月)の3,4限目を用いて、2年生総合学科の生徒はコース別代表者発表会を行いました。
生徒は「グローカル」、「サイエンス」、「共生社会」、「生活デザイン」の4分野に分かれており、それぞれの中でさらに3~4の講座に細分化して探究を行っています。12月初旬に、それぞれの講座で各自のテーマについて発表した後、その中で選ばれた代表者1名が、今回各分野の中で発表を行いました。
また、それぞれの分野の発表に外部から講師をお招きし、様々な指摘をしていただきました。
発表を見た生徒の振り返りの感想には、「自分の探究はまだ調べ学習の域を出ていないと思った」や「探究を進めるには明確な問いや今後の課題が大切だと思った」というようなものがありました。
探究に終わりはありません。今回得た「気づき」から自分の探究をさらに深めていきましょう。
ARIMA 探究Ⅱ 「ポスターセッション」
12月12日(木)の1~4限を用いて、「ARIMA探究Ⅱ」の授業で行ってきた探究の成果を発表するポスターセッションを行いました。
3年生になってからこれまで、プレゼンテーションや論文作成と探究の成果をまとめてさらに深める取り組みを行ってきましたが、その集大成として今回のポスター作成を行いました。図や写真を用いたり、文字の色やフォントに工夫を加えたりして、各自聴衆が見やすい工夫を凝らしていました。
また、発表は有馬高校の広い敷地をフル活用し、教室棟だけでなく、総合学科棟や講義棟、清陵会館など様々な場所に分かれて行われました。3年生は3つのグループに分かれ、順番に発表をし、自分が発表していない時間帯にはほかの3年生の発表を見て回る時間としました。また、2年生も発表を聞いて回りながら積極的にメモを取り、熱心に質問していました。
2年生はこの発表から得られたことを、ぜひ来年の探究につなげていってほしいです。
家庭科 レストランメニュー開発
家庭科では、食物に関する授業の中で、レシピ開発にも力を入れて取り組んでいます。今年度も、NEXCO西日本様より高速道路のSAで提供するレストランメニューの募集があり、調理系科目選択者28名が自慢のレシピで挑戦しました。
最終選考に残ったレシピは3点。加西SAにて、レストランのシェフが調理し、関係者で試食をしてメニューとして採用される1点を選んでいただきました。
最優秀賞に輝いたのは、人と自然科3年生の「丹波篠山の黒豆たっぷり定食」でした!
コロッケ・ポテトサラダ・黒豆みそソース・豚汁と全てのレシピに丹波黒大豆が使われています。
校長室にて賞状・景品が授与され、その様子は、神戸新聞にも記事として掲載されました。
このメニューは、中国自動車道下り線加西SAレストランにて、令和7年3月末日まで販売予定です。
高速道路をご利用の際は、是非お立ち寄りください!
理科 小高連携授業
三田小学校4年生の児童の皆さんが11月26日(火)に有馬高校に来てくれました。
この日は小高連携授業。理科の授業の楽しさを伝えるために、高校生が先生となって化学実験や生物観察の授業をします。
元気な4年生が高校生の先生を前に着席。何が始まるのか、心待ちにしてくれていたようです。
こちらは化学の授業。
液体窒素を使って氷点下196度の世界を紹介しました。
物質の変化に「わぁ~」「固まってる!」など、驚きと思い思いの声を上げる興味深々の児童の皆さん。
高校生先生も分かり易い言葉を選んだり、声の大きさや表情に気を付けながら質問や説明を進めていました。
スライム作りでは、事前準備で良い状態のスライムが作れるように薬品を調合した成果が出て、上手い具合に出来上がり、楽しんでくれていました。
こちらは生物授業。
人体模型を前に、体に関するクイズに積極的に答えてくれる児童の皆さん。高校生先生も緊張していたことも忘れ、徐々に一緒になって楽しむ姿が見られました。
顕微鏡での生き物の観察も、レンズを覗いて「大きく見える!」「すごい!」「楽しい!」と驚きの声をあげていました。高校生は、校内や池で生き物を探したり、顕微鏡を調整したりと準備も頑張っていたので、喜んでもらえて良かったです。
三田小学校の4年生の皆さん、理科の授業はいかがでしたか。
私たちの身の回りには不思議がいっぱい。その不思議は、案外理科の分野に分類される不思議がたくさんあります。
そんな理科の世界に興味や関心を少しでも持ってくれたり、今回の授業が楽しかったと思ってくれていれば嬉しいです。
高校生にとっても、人に物事を伝えるための準備や段取り、説明の仕方など、様々な面での学びができ、貴重な体験ができました。
三田小学校の皆さん、また有馬高校に遊びに来てくださいね。
そして、『学び』の楽しさを体感することはいくつになっても大切なこと。
持続可能な社会のために、今後も若い世代の力が飛躍していくことを願います。
産業社会と人間「プロフェッショナルin有馬」
総合学科の1年生は、11月8日(金)の5,6時間目にある「産業社会と人間」の授業の一環として、外部から各分野で活躍されている「プロフェッショナル」な方々をお招きし、インタビューを行いました。
司会・計時など生徒たちで役割を分担し、生徒主体でインタビューを進めることができました。
また、インタビュー講座で学んだ以下のようなことを意識しながらインタビューをしました。
・初めは答えやすい質問から入り、お互いの距離を縮めて信頼関係を作る
・質問は具体的な言葉を使って短めな文章で
・相手の質問から次の質問を掘り起こす
・相手に話してもらう
・新たな質問をするには、事前に相手の情報を下調べしておくことも忘れずに
以下、それぞれの講座を担当された先生方と、写真を紹介します。
① スポーツコメンテーター(元プロ野球選手) 亀山つとむ氏
② 株式会社いわや(飲食店経営) 岩本和也氏
③ NS人材教育株式会社 松田浩一氏
④ 神戸大学医学部附属病院(助産師) 裵恩偉氏
⑤ 三田あおぞら法律事務所(弁護士) 山本優子氏
⑥ 兵庫県教育委員会教職員人事課 殿井瑞穂氏、仲島尚子氏
⑦ ネッツトヨタ神戸株式会社ネッツテラス篠山 垣内康一氏
⑧ 山南合成化学株式会社 高見武史氏、青山裕治氏
⑨ やよい幼稚園 岸田典子氏、鹿嶽亜由美氏
⑩ 神姫バス三田営業所 宮本篤志氏、南涼太氏
インタビューの後には謝辞係が、講師の先生が当日話されたことをもとにその場で話をまとめて、感謝の気持ちを示しました。
生徒たちはこの取り組みを通して、将来の仕事への興味を広げることができました。それと同時に、コミュニケーション力を鍛えることができました。話の上手さに個人差はありますが、コミュニケーションをとる上でのポイントを押さえれば、上達することを感じました。これを機に、自分のコミュニケーション力に磨きをかけていってほしいです。
家庭科 ふれあい保育 やよい幼稚園
10月24日(木)1・2限、やよい幼稚園の園児の皆さんを有馬高校に招待し、ふれあい保育を行いました。
先ずは、幼稚園バスのお迎え。有馬高校卒業生が担任の先生として頑張っておられます!
清陵会館と格技場に分かれて、園児たちと一緒に歌やゲームを楽しみました。
その後は、いよいよお待ちかねの大温室探索です。
大温室のバナナやレモン、プランターのきれいなお花や畑のパパイヤなどを見学し、今回の交流は終了です。
園児の皆さんに囲まれてお話をしたり、手をつないで移動したりする体験を通じて、子どもとの接し方や気を付ける点など理解を深めることができたのではないでしょうか。
冬休みの交流の機会も楽しみです。
やよい幼稚園の先生方、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。