2024年5月の記事一覧

5月30日(木)専門3授業風景

日本画

机の上で制作する人と畳の上で制作する人。制作の工程によってとか、その人の好みとか、その時の気分でとのことです。

 

油彩画

今日は教育実習生からたくさんアドバイスをもらいました。

 

クラフト

木で机を作るにあたっての実験小作品の制作が進んでいます。

専門1 ビジュアルデザイン 「ポスタリゼーション」

連続的な階調をもつ画像を、意図的に階調数を調整して表現することをポスタリゼーションといいます。イラスト的な表現ができたり、もとの画像とは異なった印象を持たせることができます。

今回は「スプーンを持つ手」をiPadの写真アプリで撮影したものをもとにして、ポスタリゼーションの課題に取り組んでいます。

細かい作業が続きます、頑張りましょう!

5月27日(月)専門3授業風景

中間考査を終え、実技テストも終えて、再び制作の日々です。

日本画

プリントをもって何をしているかというと・・・画面を扇いで絵具を乾かしています。画面の状態と対話をしながら制作を進めていきます。

 

油彩画

人物画の制作中です。写真は20日の様子です。制作の序盤ですが、同じものを描いているのに見事に色が黄・青・緑・赤!

 

彫刻

首像の制作が進んでいます。モデルさんの休憩中に自分の作品の進捗について話をし、今後の制作方針を検討しています。

 

ビジュアルデザイン

絵具のパッケージのデザイン。少しずつデザインの全貌が見え始めてきました。この後模型も作っていくそうです。

 

クラフト

丸い木の棒を曲げている真っ最中。自作の木型に万力で固定して乾かしています。

こちらは折り型の研究。いちまいの紙を折ってできているとのことです。光を透かすと花の形が浮かび上がります。

5月24日 1年生校外学習

美術科1年生は兵庫県立美術館にいき、校外学習をおこないました。

学芸員の方から事前レクチャーを受けた後、2班に分かれて行動しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

片方のグループが自由に作品を鑑賞している間に、もう片方のグループは、ある一つの作品について学芸員さんを中心として、互いに意見を出し合いながら鑑賞をしました。

立体作品を鑑賞したのですが、

男性に見える/女性に見える/顔の中心を境にして、右側は女性、左側は男性にみえる…

陰影でたくさんの色があるように見える/もしかして照明の当たり方によって表情、見え方が変わる?…

など、本当に多様な意見がでてきました。

 

まとめでは

・作品を鑑賞するときは、まず自分で考えてみることが大事、そのあとほかの人と意見交換をすると見え方が広がる。

・想像力を働かせて作品をみる面白さもあるし、キャプション(作品名や作者、制作年、サイズ、材料等が記載されているプレート)を見ることで知識を得るからこそ見える面白さもある。

など、学芸員さんから作品鑑賞のたのしさについてお話がありました。

 

一つ一つの作品をじっくりをみたせいで、すべての作品を見ることができなかった生徒もいたようです。

今回みたのは常設展です。見れなかった作品がある人は、ぜひ改めて美術館へ見に行きましょう!