塔陵健児のひとりごと

塔陵健児のひとりごと~佐用高校からのお知らせ~

糸の記憶、年の瀬に

年末になると、学校の景色は少しだけ音を帯びはじめます。
今年も廊下に、ずらりと並んだ「こと」。木の色、糸の張り具合、静かに置かれているだけなのに、どこか凛とした存在感があります。

1年生の音楽の授業では、これから1月・2月にかけて、ことに挑戦します。
初めて触れる楽器に、最初は戸惑いながらも、糸をはじいた瞬間に広がる音に、きっと驚くことでしょう。
一音一音は控えめでも、重なれば確かな響きになる。ことの音色には、そんな日本の音楽らしい奥ゆかしさがあります。

ちなみに2年生は三線に挑戦。
こととはまた違う、南の風を感じさせる音。
学年が上がるごとに、出会う音楽の世界も少しずつ広がっていきます。

廊下に並ぶことを眺めていると、年の瀬が近づいていることを実感します。
カレンダーをめくるたび、「今年もあと少しだな」と感じるこの頃。
年内に学校へ来るのも、もう数日しかありません。

忙しかった一年、思うようにいかないこともあった一年。
それでも、こうして季節の風物詩に出会える時間が、学校にはあります。
静かな廊下に並ぶことのように、今はまだ音を出していなくても、心の中には確かに何かが積み重なっているはずです。

もうすぐ新しい年。
その前に、少し立ち止まって、この一年を振り返ってみませんか。
静かな音が、やがて確かな響きになるように。

その “あれ?” が、君を未来へ連れていく

冷たい風に肩をすくめながら、自動販売機の前に立つ季節になりました。
あたたかい飲み物のボタンが、まるで「おつかれ」と語りかけてくるようです。

ふと目に入った「自販機限定」の文字。
「ちょっと試してみようかな」と財布を取り出した瞬間、あなたは気づきます。

――あれ? なんで硬貨の投入口、横向きなんだろう?

駅の券売機は“縦”。
自販機は“横”。

普段なら気にも留めない小さな違い。でもその「どうして?」が、とても大事です。

学びは、いつだって “疑問” から始まる のです。

「なんでだろう」
「どうしてこうなっているんだろう」
「他の方法じゃダメなのかな」

たった1つの小さな疑問が、
機械の仕組みを知る入口になったり、
経済の仕組みに触れるきっかけになったり、
もっと大きな“学びの旅”へつながっていきます。

今、皆さんのまわりには「なぜ?」があふれています。
教室の空気、スマホの中身、校舎の構造、身近な道具――
気づかなければただ通り過ぎるだけの世界でも、
「その疑問」を拾うだけで、景色が一気に深みを増すのです。

学問とは、“世界を面白がる力”。

自販機の前で立ち止まったその一瞬こそ、
君たちが未来へ進むための最初の一歩かもしれません。

次に自販機を使うとき、
ぜひ周りをもう1秒だけゆっくり見てみてください。
きっと、新しい「なぜ?」が君を待っています。

 

たつの警察署より、感謝状をいただきました!コケェ〜!

こっこくらぶコケッ!
今日はみんなに、ちょっと誇らしくて、あったかいお話をお届けするコケッ。

佐用高校の生徒会、こっこくらぶ、家庭クラブが力を合わせて取り組んできた
「特殊詐欺撲滅」「交通事故防止」の啓発活動。その日々の活動が評価され、

なんと、たつの警察署から感謝状をいただいたコケ〜ッ!!

代表して、生徒会長さん、こっこくらぶ部長さん、そして家庭クラブの役員・春井弘菜さんの三名が表彰式に出席。立派に賞状を受け取る姿は、まるでヒヨコが立派なニワトリに成長した瞬間みたいで、胸がふくらんだコケ〜!

しかも、その様子を佐用町広報さん毎日新聞さんが取材。
佐用高校のがんばりが、地域のみなさんにも届いたコケッ。

特殊詐欺も交通事故も、ほんの少しの気づきで防げることがある。
だからこそ、みんなの「伝えようとする力」が、大きな力になるんだコケ。

地域の安全を守るために、佐用高校は今日もピヨピヨ前向きにがんばるコケッ!

 

ひそやかに眠る舞台の記憶

薄曇りの午下がり、廊下の奥まった一隅に足を運べば、そこに佇む古き木材の山影が、ふと私の歩みを止める。
朽ちかけた平台、色あせた高足。積み重ねられ、埃を宿しながらも、どこか凛とした気配を失わぬその姿は、まるで人知れず歳月を抱きしめているかのようである。

今を遡ること二十余年、佐用高校には若き演劇部が存在したという。
舞台の上で、青春の息づかいを震わせ、光の渦のなかで自らを燃やした者たちがいた。
喝采を浴び、幕が上がるたびに胸を高鳴らせ、幕が降りるたびにまた一つ成長した己を見つめたであろう。
この木材たちは、そんな日々の証人であったのだ。

だが今、その輝きは遠い。
角が削れ、釘の痕が沈み、木目には静かなる時の川が流れている。
かつて舞台を支えた誇り高き材は、もはや誰に語られることもなく、ただ寡黙に朽ちるを待つ身となった。

それでも、私は思う。
これらの木片たちは、決して嘆いてはいまい。
むしろ穏やかに、こう呟くのではなかろうか。

――あの頃の熱は確かにここにあった。
 いまはただ、それを静かに守っているのだ、と。

誰にも知られぬ記憶を胸にしまい込みながら、今日もこの廊下の片隅で、彼らはひそやかに時を生きている。
その沈黙が、かえっていっそう雄弁に、青春の残響を語っているように思われてならないのである。

 

「27」という数字が、少し胸につかえる朝。

黒板に大きく書かれた「27」。
それはただの数字なのに、3年生にとっては、
突然 “時間の残り香” が形になって現れたかのようです。

入学したころは、卒業なんてずっと先の話で。
笑い声が響く教室も、毎日のルーティンも、
当たり前のように続いていくものだと思っていたはずです。

でも、気づけば残り 27日。

あと27回しか、クラスメイトと顔を合わせる朝がない。
あと27回しか、先生たちと何気ない会話ができない。
あと27回しか、この教室の椅子に座れない。

そう思うと、
いつもと同じ景色が、ちょっとだけ違って見えます。

黒板のチョークの粉も、
窓から差し込む冬の光も、
友達が笑いながら話す声も、
全部「今しかないもの」に変わっていきます。

卒業は、寂しくないわけがない。
それでも、その寂しさが “一生忘れない思い出” の証になるのだと思います。

残り27日。
泣いても笑っても、あなたの高校生活のラストステージ。

どうか大切に、大切に。
一日一日を、そっと抱きしめるように過ごしてください。

その先の未来へ歩き出すための、
かけがえのない“最後の27日”です。

月のしたたかな魔法に気づいた朝に

期末考査、本当におつかれさまでした。
今朝ふと空を仰ぐと、青空の中にぽつんと残る白い月。
昼間の月って、なんだか不思議ですよね。静かで、でも確かにそこにいて、そっと見守ってくれているような存在感があります。

古くから月には“心を整える力”があると言われています。
たとえば、満月のときは達成や完了のエネルギー、新月のときはリセットや再出発のエネルギー。
科学的にも、月のリズムは人の睡眠や気分に影響を与えると言われていて、ゆっくり呼吸を整えるだけでも、月を眺める時間は心を落ち着ける手助けになるそうです。

頑張ってきた気持ちも、少し疲れた気持ちも、ぜんぶ月は受け止めてくれるような気がします。
「よくここまできたね」と声をかけてくれているようでもあり、
「ここからまた歩き出せるよ」とそっと背中を押してくれるようでもあります。

そして気づけば、今年学校に来る日はあと 11日。
長かった一年のラストスパートです。

無理に走らなくても大丈夫。
今日の月のように、静かに、ゆっくり、でも確かに前へ。
残りの日々を、やさしく、ふんわりと重ねていきましょう。

明日もまた、空はあなたを見守っています。

 

チコちゃん風・期末考査4日目ブログ

なんで「誰かに教えるつもり」で勉強すると頭に入るの?
ボーっと勉強してんじゃねぇよーーーッ!!!

……というわけで、今日は期末考査4日目。
そろそろ頭に知識を詰め込むのも限界……そんなキミたちにチコちゃんからひとこと。

「人に教えるつもりで勉強すると、めちゃくちゃ覚えられるのよ!」

これ、ワシントン大学の研究でもちゃんとわかってるの。
「あとで友だちに説明しなさいね〜」と言われたグループは、言われなかったグループよりもぐーーんと成績が伸びたんだって。

だってさ、人間ってね、
大事な伝言を任されたときって、絶対忘れないように必死で覚えるでしょ?
あれと同じなのよ。

つまり!

今日の勉強はこうするのよ
「明日、友だちに教えてあげるつもりで復習する」
「家族に説明するつもりでまとめる」
「好きな人に“ここが大事だよ…”と語るつもりで覚える」

これだけで理解がぐん!って深まるの。
実際に誰かに話せたらもっと最高!

さあ、
ボーっとノート眺めてないで、説明できるぐらい覚えるのよーーッ!!

明日のキミは、きっと今日より賢くなってるわよ♡

がんばれ高校生!
チコちゃんは応援してるぞーー!!

期末考査4日目。

つらい時こそ、上を向くんやでコケッ!

毎日毎日、大変なことも多いよなぁ。
うまくいかへん日、先生に怒られた日、友だちと気まずくなってしまった日…。
下向いて歩いてたら、こっこのトサカまでしなしなになってまうコケ。

でもな、そんな時こそ――
ちょっとだけ、上を向いてみてほしいコケッ。

涙がこぼれないように、ふと顔を上げたその瞬間……

\ うぉーーーーー!!!!! /
\(◎o◎)/!!!!!

でっかい懸垂幕が目に飛び込んでくるんやコケ!!!!

「頑張ってる君を見とるで!」
「応援してるで!」
って、校舎の壁が言うてくれてるみたいで、胸がポッと温かくなるコケ。


うつむいてる君に届けたいコケッ
こっこくらぶは知ってるんやで。
みんなが毎日、がんばってること。
人に見えないところで、こっそり戦ってること。

しんどい日は、無理せんでええ。
でもな、上を向く勇気だけは忘れんといてコケッ。

校舎の上から、懸垂幕といっしょに、
こっこくらぶもずっと応援してるでコケッ


ほな、今日も一歩ずついこかコケッ!!!
 期末考査三日目。
 
 

期末考査真っ只中!アーニャから“ひみつのあんき術”のおしらせだよ!

アーニャ、べんきょう、にがて。でも…せんせいがすごいことおしえてくれた。
それがね……

右手でぎゅーってボール握る → 記憶がインプット!
左手でぎゅーってボール握る → おぼえてたことアウトプット!

モンクレア州立大学のプロッパーせんせいが研究してくれたらしい。
アーニャ、かしこくなれる気しかしない。わくわく…っ!

右手で90秒ぎゅーっ。
これで頭の中にどんどん知識が入る!
左手で90秒ぎゅーっ。
これでテスト中にスルッと思い出せる!すごい!

ボールがなくても、手をぎゅーって握るだけで脳が刺激されるんだって。
アーニャ、しるしる。

期末考査…むずかしい…でも…
このひみつ道具でアーニャも100点とれる気がする!わくわく……っ!

いっしょにがんばってくれるみんな、
いまからでもまにあう。
右手ぎゅー、左手ぎゅーで、天才になろ。

がんばるみんな、アーニャ、だいすき。

 期末考査二日目。

期末考査真っ只中!ルフィ風・勉強アドバイス

なあ、君ら。テスト勉強してたらさ、
急にお腹すいたり、眠くなったり、スマホ触りたくなったり…あるよな?
でもな、そんな“欲求の大軍”をぶっ飛ばす、とっておきの技があるんだ!

――それが 「3分テトリス」 だ!!!

プリマス大学のシュコルカ=ブラウンって研究者が言ってるんだけどよ、
テトリスを3分やるだけで、
食欲・睡眠欲・スマホ欲・その他いろんな“邪魔もの”が 20%も減る んだってよ!

なんでかって?
テトリスすると脳みそが “ワーキングメモリ” ってやつをめちゃくちゃ使うんだ。
すると、欲求が頭に送り込んでくるイメージとか誘惑を、
テトリスのブロックが 上書きして消してくれちまう んだ。

すげェだろ!!
まるで欲求たちが「イヤァァァ!!」って逃げてく感じだな!

だから、勉強中に気が散ったらこう叫べ!

「3分だけだ!テトリスしよう!」

そして誘惑をぶった斬って、もう一回机に向かえ!

俺はな、
「俺は 勉強王 に なる!」
…って言ってる君らの方がよっぽどカッコいいと思うぞ。

期末考査、絶対勝つぞ!!!
行くぞォ~~~~!!

   期末考査第一日目。

“かわいい”は、集中の魔法

期末考査が近づいてくると、どうしても集中力が続かなくなる。
……まぁ、人間なんだから当然だと思う。
エルフの私とは違って、みんなの集中力には限りがあるからね。

でも、人間には人間なりの“上手なやり方”があるらしい。
最近知ったんだけど、それがなかなか興味深かったんだ。


◆ かわいいものは、心と脳に効く
広島大学の研究によると、
かわいい赤ちゃんや子猫、子犬、子パンダみたいな写真を
“1分から1分半だけ見る”と、作業効率が上がるらしい。

ふーん……と思っていたけれど、
どうやら本当に脳が活性化するようだ。

ペンシルバニア大学のグロッカーという研究者の報告によれば、
かわいいものを見ると、
やる気や集中力、喜びをつかさどる脳の部位が強く反応するらしい。

人間って本当に不思議だよね。
魔法じゃないのに、かわいいだけで脳が動きはじめるんだから。


◆ ただし、見すぎはダメらしい
くどいけれど、ずっと見ているのは逆効果
1~1分半くらいが、ちょうどいいらしいよ。
甘いお菓子の食べすぎが良くないのと似ているね。


◆ 期末考査に向けて——
長い時間、ただ机に向かって戦ってばかりだと、
心が疲れてしまうものだ。

だから、どうしても集中できなくなった時は、
少しだけ休んで、
ほんの短い時間だけ“かわいいもの”を見るといい。

それだけで、また前に進む力が戻ってくる。
魔法みたいだけど、魔法じゃない。
……まぁ、人間にとっては、これも一つの魔法なのかもしれないね。

期末考査、頑張って。
あなたたちなら、きっと大丈夫だよ。

期末考査前日。

期末考査に臨む諸君へ——“ラムネ戦略”で脳の底力を引き出せ!

佐用高校のみなさん。
期末考査が迫っております。ここで必要なのは、「根性」だけではありません。
科学的に正しい戦い方で、最大の成果をあげることであります。

そこで本日は、受験界でも密かに語られている“強者の知恵”をご紹介いたします。


◆ ラムネは“お菓子”ではありません。これは“戦略物資”であります。
一般にラムネと言えば甘いお菓子とお思いでしょう。
しかし、期末考査に挑む学生にとっては違います。

ラムネには 「ブドウ糖」 が主原料として用いられています。
このブドウ糖、脳が活動するための最重要エネルギー源であります。

脳は、皆さんが想像する以上に燃費が悪い。
なんと 1時間あたり4〜5グラムのブドウ糖を消費いたします。
集中が切れるのは、意思の弱さではなく、
“脳のガソリン切れ”ということもしばしばあります。


◆ 砂糖ではなく「ブドウ糖」と明記されたラムネを選びなさい
ひと口に「ラムネ」と申しましても、
砂糖が中心のものでは意味がございません。
パッケージに 「ブドウ糖」 と明確に記載されたものを選ぶ。
ここが、勝者とその他を分ける分岐点であります。


◆ 東大生の約80%が受験でラムネを食べているという事実
統計的にも、非常に興味深いデータがございます。
東大生の約80%が受験時に“ラムネを利用した”という報告です。

つまり、全国最難関に挑む猛者たちが、
ラムネの効果を“実感し、採用していた”ということであります。

これを私は、“偶然”とは考えておりません。


◆ 期末考査に向けて、諸君に申し上げたい
集中力が落ちた時、頭がぼんやりする時、
それは諸君が怠けているのではありません。
脳が燃料切れを起こし、SOSを出しているのです。

そんな時こそ——
ブドウ糖90%のラムネを一粒。

すると、数分後には注意力が回復し、
勉強効率が格段に向上いたします。


◆ 最後に
佐用高校生諸君。
いま取り組む勉強は、未来への投資であります。
その投資を最大限に活かすために、
科学的根拠ある“ラムネ戦略”をぜひ実践していただきたい。

ブドウ糖を補給し、頭を冴え渡らせ、
期末考査を堂々と乗り越えていこうではありませんか。
ただし、授業中はやめてください。

私からは以上であります。

期末考査まであと二日。

期末考査まえの“最強テク”  コーヒーナップで集中力ブースト!

期末考査がせまってきましたね。
「眠すぎて集中できん……」「勉強しても頭に入らん……」
そんな君に、科学が認めた“究極のひと休み”をご紹介します。


★ NASAが見つけたすごい事実
NASAの研究によると、
26分の仮眠でパフォーマンスが34%向上するそうです。
たった26分で、脳の働きがガッツリ復活するってすごいですよね。

でも、さらに上をいく方法があるのです。


最強 “コーヒーナップ”とは?
聞いたことありますか?
コーヒーナップ(Coffee Nap)=コーヒーを飲んだあと寝ること。

① コーヒーを飲む
② そのまま15〜30分だけ寝る
➡ 起きた頃にカフェインが効き始めて、頭スッキリ!集中力MAX!

これは科学的にも効果が立証されているテクニックです。


夜にやるのは注意
ただし!
夜遅くのコーヒーは逆効果
カフェインで眠れなくなってしまうので、夕方以降は控えめに。
仮眠は30分以内にして、夜の睡眠に響かないようにしましょう。


期末考査に向けて
長時間ダラダラ勉強するより、
「集中 → 仮眠 → また集中」
このサイクルの方が圧倒的に効率が上がります。

眠たいなら、気合だけで戦わないでOK。
賢く休んで、賢く点を取る!

君の脳は、ちゃんと手入れすればまだまだ働ける。
さあ、コーヒーナップでスイッチ入れて、
期末に向けて走り出そう!

まだ封印まではできない君へ——「画面白黒」という奥義

10月8日、「スマホ封印の儀」を伝授したあの日。
“封印したほうがいいのはわかってる。でも、そこまでは無理やねん…”
そんな君の声、ちゃんと届いています。

そこで今回紹介するのが、封印ほど厳しくないけれど、
効果はしっかり感じられる“第2の奥義”。
それが スマホ画面の「白黒化(グレースケール)」 です。

色を奪われたスマホは、不思議なくらい魅力が減ります。
SNSも動画も、まるで昭和のテレビみたいに地味に見えるから、
「なんか、今じゃなくてええか」と手を伸ばす回数が自然と減っていきます。
すると、余計な誘惑に振り回されなくなる分、気づけば勉強している時間が増えている。
スマホ依存にも効果があると言われていて、集中力が戻ってくるのを実感する人も多い方法です。

期末考査は来週です。
いま本当に必要なのは、無理をして気合いを入れることではなく、
“集中できる環境をつくる小さな工夫”かもしれません。

生活はそのまま。
スマホの色だけ、ひとつ変える。
それだけで、勉強と向き合いやすい自分に変われます。

封印ができなくても、白黒ならできる。
白黒なら、続けられる。
そしてその小さな変化が、君の期末考査を大きく変えるかもしれません。

さあ、まずは画面を白黒にして、気持ちの助走をつけてみませんか。

スマホは白黒。テスト結果は、どうか色鮮やかに。

 期末考査まであと六日。

 

スマホ画面を白黒にする方法
iPhoneの場合
1. 『設定』を開く
2. 『アクセシビリティ』をタップ
3. 『画面表示とテキストサイズ』を選ぶ
4. 下の方にある 『色フィルタ』をオン
5. 『グレイスケール』を選択

Androidの場合
1. 『設定』を開く
2. 『アクセシビリティ』を選ぶ
3. 『視覚補助』『色補正』などの項目を探す
4. 『色補正』(Color correction)をオン
5. 『グレースケール』または『白黒モード』を選択

献血セミナーのお話

今日は体育館で3年生対象に「献血セミナー」が行われました。
お話を聞きながら、改めて “命をつなぐ” ということの重さを感じた生徒も多かったのではないでしょうか。

セミナーの中で特に心に残ったのは
「血液は人工的に作れない」 という言葉。
どれだけ医療が進歩しても、“人の命を救う血液” は、今も人から人へと受け継がれています。

そして、毎日のように輸血を必要としている方がいること、
少子化が進む中で献血に協力できる世代が減っている現実。
こうした事実を知ると、献血は決して特別な人の行動ではなく、
「未来の誰かを救う、私たち一人ひとりの選択」なのだと気づかされます。

そして今年も――
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クリスマスイブにできる、最高にあたたかい贈り物。
それは、誰かの明日を守る “あなたの一歩” かもしれません。

無理にとは言いませんが、今日の話が胸のどこかに残って、
「やってみようかな」と思えるきっかけになれば嬉しいです。

命をつなぐ優しさが、今年も佐用高校から広がりますように。
 
  

期末考査一週間前。
 

眠たいんは先生のせい…だけちゃうで!? CO₂の陰謀や!

みなさん、学校環境衛生基準って知ってます?
なんや真面目そうな名前ですけど、
教室の温度とか湿度とか、なんやらかんやら決めてくれてるやつですわ。

その中に——
実はめちゃくちゃ重要な項目があるんです。

そう、教室の二酸化炭素(CO₂)濃度!


◆ 1500ppm以下が望ましいんやて。
ほんでやな、
2000ppm超えたら眠気が出るって。
おいおい、もうその時点で授業終了のお知らせやん。

ほな 3000ppm 超えたらどうなるんって?
→ 肩こりする、頭痛する、ぼーっとする、だるい、吐き気する。

え、これもうテスト前日のわたしやん。

そんでやで?
5000ppm超えたらアカン。ほんまにヤバいやつ。
「知らんけど」で済まされへんレベル。


◆ で、問題はここからや。
教室に置いてあるやろ?
あの CO₂モニター。

気づいてるか??
ちゃんと見てるか??
換気、してるか???

数値が赤く光ってんのに、
「寒い〜」「窓あけたくない〜」
言うてたらそら眠たくもなるわ。


◆ つまり結論!
授業が眠たいのは——
先生の話が難しいから…だけやなくて!

CO₂のせいである!!!

知らんけど。

三日月収穫感謝祭 家政科よりご報告申し上げます

月の名残の頃、霧の薄く立ちこめる三日月の朝。
その静けさのなか、家政科の生徒たちは心を込めた焼き菓子をそっと並べ、
お客様をお迎えいたしました。

づくりの焼き菓子は、どれも私たちの日々の学びの結晶でございます。
とりわけ紫珠の焼き菓子(むらさきだまのやきがし:通称ブルーベリーケーキ)は、本日が最後のご提供となり、
お求めいただいた皆さまには、名残惜しさと共に深い感謝の念を抱いております。
「いつも楽しみにしていました」とお声をかけていただくたび、
胸の奥がふわりと温かくなりました。

また、私たちのお菓子には、農業科学科が丹精こめて育てた
佐用高校自慢の卵「よたま」を使わせていただいております。
その豊かな味わいとまろやかな風味は、多くのお客様に喜んでいただき、
私たちにとっても励みとなりました。

足を運んでくださった皆さま、そして支えてくださった地域の方々へ、
心より御礼申し上げます。

どうかこれからも、佐用高校家政科をかく見守っていただければ幸いに存じます。
本日は、誠にありがとうございました。

 

続ける力が、教室をつくる

2・3年生のみなさん。
去年の今ごろ、覚えていますか?

あの夜、学年の先生方が
遅くまで残って教室を大掃除してくれた日のことを。

机を動かし、窓を磨き、床を拭き、
黒板の端の端まで丁寧に掃除して――
あの日、教室は“新品みたい”になりました。

その姿を見て、掃除の手順も変わり、
みんなも丁寧に掃除をするようになりましたね。
そして今年の春、全校生が心を合わせて
毎日の清掃に取り組むようになり、
校舎は見違えるほどきれいになりました。

でも――今はどうでしょう。

最近、廊下にゴミが落ちていませんか?
教室の机はズレたままではありませんか?
黒板には消し残し、チョーク受けには粉が積もり…
気づけば、少しずつ、あの日の輝きが薄れてきています。

汚れるのは一瞬。
きれいを保つのは毎日の積み重ね。

努力は、続けなければすぐに元に戻ってしまいます。
でも逆にいえば、
“今日の5分”“今のひと拭き”の積み重ねが
また教室をきれいに取り戻してくれるということです。

きれいな教室は、
自分たちが気持ちよく過ごすための場所。
未来の1年生が「ここに来たい」と思える場所。

その環境をつくれるのは――
ほかでもない あなたたち自身 です。

明日から、また一緒に頑張りましょう。
ほんの少しの丁寧さで、教室は確実に変わります。

あの日のきれいを、みんなの手で取り戻そう。

 

 

一週間前のおいしかったお話 ~収穫感謝試食会~

令和7年11月10日、水曜日。
ちょっと前のことだけれど、思い出しただけでお腹が鳴る——
そんな“おいしい時間”が、佐用高校でひっそりと行われました。


① 農業科学科1~3年生、総力戦!
畑を耕し、苗を植え、水をやり…
農業科学科の1〜3年生が丹精込めて育てた作物たち。
それらがついに“食卓”という舞台へ。


② 自家産ジャガイモ・タマネギ・お米
今年も立派に育ちました。
ホクホクのジャガイモ、甘みのあるタマネギ、
そして炊き上がりにつやつや光る佐用高校のお米。

“大地の力”って、本当にすごい。


③ 命をいただくということ
さらに、学校で育てた鶏。
丁寧に管理し、責任をもって見届けた命。
その命をいただいて、スープになり、うま味になり、
私たちの体をつくるエネルギーになりました。


④ 今年も主役は…カレーライス!
香りが廊下まで広がって、
誰かが「給食の匂いがする!」と言っていたほど。


⑤ 隠し味は“トマト”と“鶏白湯”
このひと手間が、深みを増す決め手。
さっぱりとした酸味と、じんわり響くコク。
スプーンですくうたびに、
「おいしい!」が心の中で広がります。


⑥ 命に感謝し、いただきます
土からの恵み、育ててくれた人の手間、
そして食材の命。

そのすべてが一皿に集まった“収穫感謝試食会”。

一週間経っても、まだ胸と胃袋がほっこりする、
そんな時間でした。

今日も忘れずに、
「いただきます」
心を込めて。

 

 

校内防災食コンテスト、白熱の一日!

「もしもの時に、私たちは何ができるのか?」
その問いに、家政科の生徒たちが“食”で挑んだ 校内防災食コンテスト が開催されました。


① 災害時でも作れるアイデア満載の“防災食”
テーマは“少ない水・少ない道具で作れる、栄養のある食事”。
缶詰アレンジ、火を使わないメニューなど、チームごとに工夫が光ります。
限られた条件の中で生まれる料理ほど、意外とおいしいんです。


② 審査員は佐用高校にかかわるオールスターズ!
地域の方、先生方…
多くの方に審査員として来ていただきました。
みなさん真剣に味わい、丁寧にコメントをくださり、生徒もやりがいMAX!


③ 佐用チャンネルの取材にド緊張!?
テレビカメラが入ると、普段の手の動きがちょっとぎこちなくなるのは人間のサガ…。
それでも、
「はい、笑顔くださーい!」
の声に、しっかり笑顔で応えた生徒たち。
放送が楽しみですね!


④ 結果発表は20日!ドキドキは続く…
全部のメニューが“非常時に支えになる食”ばかり。
さぁ、栄冠はどのチームに輝くのか…!?
結果発表の20日をお楽しみに!


災害は「いつか」じゃなく「いつでも」。
今日の経験が、誰かの命を支える一皿につながりますように。

生徒のみなさん、本当にお疲れさまでした!