塔陵健児のひとりごと

塔陵健児のひとりごと~佐用高校からのお知らせ~

終演

終業式を迎え、今年度の締めくくりの日となりました。

体育館には、どこかほっとした空気と、少しの寂しさが入り混じった、いつもとは違う静けさが流れていました。
そんな中、SDGsの取り組みで活躍した「コッコ倶楽部」が表彰されました。日々の地道な活動が評価され、堂々と壇上に立つ姿はとても頼もしく、学校全体に誇らしい気持ちを届けてくれました。

気がつけば、厳しかった寒さもやわらぎ、やさしい日差しに包まれる日が増えてきました。
校内にも、どこか春の気配が漂い始めています。
まるで「もうすぐ次のステージだよ」と背中を押してくれているように、春の足音が少しずつ近づいてきています。

この一年、それぞれがさまざまな経験を積み重ねてきました。
うまくいったことも、悩んだことも、そのすべてがこれからの力になります。

そして、本日で一年が一区切り。
また新しい出会いと挑戦が待つ春へと向かっていきます。

これまで関わってくださったすべての皆さまへ。
本当にありがとうございました。

 

40年

教室移動、教科書購入、大掃除――
年度の終わりを感じる、少し慌ただしくもどこか寂しい時間が流れる中、思わぬ“出会い”がありました。

大掃除の最中に見つかったのは、なんと40年前の机
今の机とは違い、イスと一体になった木製のしっかりとしたつくり。
長い年月を経てもなお、その存在感は健在で、まるで「よく頑張ってきたな」と語りかけてくるようでした。

そしてもうひとつ。
ふと手に取った塵取りには、「1-7」の文字。
かつてこの学校には、一学年7クラスまであった時代があったのです。
今とは違う校舎の風景、にぎやかな廊下、ぎゅっと詰まった教室――
そんな光景が、静かに浮かんできます。

時代は変わり、教室の形も、学びのスタイルも少しずつ変わってきました。
それでも、この場所には確かに、たくさんの時間と人の思いが積み重なっています。

古い机や道具たちは、ただの「物」ではなく、
その時代を生きた生徒たちの記憶そのものなのかもしれません。

「そんな時代もあったね」と、誰かがつぶやく声が聞こえてきそうな、
そんな一日でした。

 

未来につなぐ、やさしい一皿

今回、佐用町立上津中学校と本校による中高交流授業
「地域とつなぐ! 佐用もち大豆×SDGs大作戦」を実施しました。

上津中学校2年生20名と、家政科2年生・課題研究食物班7名が一緒に学び、
テーマは「地産地消」と「SDGs(つくる責任・つかう責任)」。

高校生がこれまで学んできたことを、言葉だけでなく“料理”で伝える。
これってね、ほんまに素敵なことなんです。

佐用もち大豆を使ったオリジナルメニューを一緒に調理して、試食。
地域の恵みを、自分たちの手で“おいしさ”に変えていく時間は、
まさに「いただきます」の意味を感じるひとときでした。

さらに、1年間の活動報告や、農業科学科が最優秀賞を受賞した
SDGsの取り組み動画も紹介。
「知る」から「やってみる」へ、しっかりつながる学びとなりました。

食べることは、生きること。
そして、選ぶことは未来をつくること。

今日の一皿が、誰かの明日を少しやさしくできていたら、
それがもう、立派なSDGsやと思います。

 

頼れる相棒

ついに来ました、頼れる相棒。

このたび、本校に33馬力のヤンマー製トラクターが導入されました。

33馬力と聞くと、「まあまあ元気な感じかな?」と思うかもしれませんが、これがなかなかどうして。人間で言うと、常に全力で坂道ダッシュしているような力強さでしてね、ええ。生徒が束になって押しても、たぶんびくともしません。

しかも今回は、ロータリー集草レーキも装備。耕して、集めて、もう牧草づくりはお任せください、という万全の体制です。

このトラクターは、主に牧草の生産に使用され、春休みから本格稼働予定。これからの実習をぐっと支えてくれる、まさに頼れる存在です。

新しい機械とともに、より良い農業の学びを深めていきたいですね。
いやあしかし、33馬力。人間にもこのくらい欲しいところです。

 

 

初の花壇植栽に挑戦しました!

3月10日、園芸クラブの堤さん、椿野さんが、校内の花壇の植栽に初めて挑戦しました。

今回使用した花材は、パンジー、デージー、トクサ。色とりどりの花をバランスよく配置しながら、丁寧に植えていきました。まだ少し寒さの残る季節ですが、花壇が明るくなり、学校に春の気配を運んでくれています。

ちなみに、トクサの花言葉は**「率直」**。まっすぐに伸びる姿のように、これからも素直な気持ちで活動していきたいですね。

次回は、向かい側の花壇の植栽にも挑戦する予定です。これからどんな花壇ができていくのか楽しみです。

 

 

自転車の安全利用を呼びかけ ~青切符制度導入に向けた啓発活動~

自転車の交通ルールを改めて見直してもらうため、佐用警察署と佐用交通安全協会の皆さまと協力し、生徒会が中心となって啓発活動を行いました。

今回の活動では、自転車の交通違反に対して反則金が科される「青切符制度」の導入について知ってもらうため、登校してくる生徒にチラシを配布しました。特に自転車通学生を中心に、全校生徒へ交通ルールの大切さを呼びかけました。

毎日の通学で利用する自転車だからこそ、一人ひとりが交通マナーを守ることが大切です。これからも安全で安心な通学環境をみんなで守っていきましょう。
 

 

 

熱戦!球技大会 〜1年生、大健闘の巻〜

さてさて、本校で球技大会が行われました。体育館やグラウンドでは、あちらこちらで熱戦が繰り広げられ、まるでちょっとしたスポーツ番組のような盛り上がり。見ているこちらも思わず「おぉ!」と声が出る場面がたくさんありました。

結果はこちら。

男子フットサル
優勝 1年4A組
準優勝 2年5組

女子バレーボール
優勝 1年3・4AB組(合同チーム)
準優勝 1年2A組

男女混合卓球
優勝 1年4A組①
準優勝 2年3組

いやあ、それにしても今回は1年生の活躍が見事でした。上級生相手にもひるまず、元気いっぱいにプレーする姿が印象的でした。

中でも注目は、女子バレーボールで優勝した1年3・4AB組の合同チーム。各クラスの女子の人数が少ないために結成されたチームでしたが、クラスの壁を越えて声をかけ合い、見事にチームワークを発揮。これぞまさに「一致団結」というやつですね。

スポーツを通して、クラスや学年を越えて交流できた一日になりました。
いやあ、皆さん本当にお疲れさまでした!そして優勝チームの皆さん、おめでとうございます!

 

学びの一皿 ― 地域とつながる校外学習

家政科の地域協働関連事業として、日本調理製菓専門学校調理校を訪問し、校外学習を行いました。

午前中は、コース料理の調理実習とテーブルマナーの研修を実施。前菜・スープ・デザートを自分たちで調理し、専門学校の先生方が用意してくださった肉料理やパンとともに、全5品のコース料理を試食しながらマナーについて学びました。
デザートのクリームブリュレには、本校農業科学科の卵「さよたま」を使用しました。

午後からは、「カフェ運営におけるミドル世代に受けるランチメニューについて」をテーマに、水野博校長先生に講義をしていただきました。料理だけでなく、メニュー開発やお店づくりの視点についても学ぶことができました。

今回の学びを、次年度の高校生レストランや食物調理技術検定の献立作成、そして商品開発にも生かしていきたいと思います。

 

JR姫新線講演会

3月4日(水)、JR姫新線より区長の山本様をはじめ、5名の乗務員の皆さまにお越しいただき、講演会を開催しました。

お話の中心は、駅員の方々が日々大切にしている「安全運行」への思いと具体的な取組について。そして、不正乗車の問題や、公共交通機関を利用する際のマナーについても、分かりやすくお話しいただきました。

何気なく利用している電車の裏側には、多くの方々の責任感と努力があることを改めて知る機会となりました。

姫新線は、佐用高校にとってなくてはならない存在です。
今回学んだことを忘れず、一人ひとりがマナーを守り、誰もが安心して利用できる環境をこれからも大切にしていきたいと思います。

ご講演いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

笑顔を届けた一日

家政科2年生が社会福祉法人佐用福祉会「いちょう園」を訪問しました。

生徒たちは、この日のためにレクリエーションを4種類企画。
利用者の皆さんに楽しんでいただけるよう、内容や進行を何度も話し合い、準備を重ねてきました。
当日は、会場に笑い声と拍手が広がり、自然と心の距離も縮まっていきました。

後半は、ファッション造形基礎の授業で制作した衣装によるファッションショー。
一針一針思いを込めて作った衣装を身にまとい、少し緊張しながらも堂々と歩く姿に、温かい拍手をたくさんいただきました。

「楽しかったよ」「また来てね」
その言葉が、何よりのご褒美です。

学んだ技術や知識は、人とつながってこそ生きるもの。
今回の訪問で、生徒たちは“誰かのためにできること”の大切さを改めて実感しました。

貴重な機会をいただいた「いちょう園」の皆さま、ありがとうございました。