塔陵健児のひとりごと
視同而意合、筆偶而相逢
やる気の所在を探す朝
べつに嫌でもないけれど
えんえん続く登校路
ねむ気と靴音連れ歩く
たいした話はなく過ぎる
がまん覚えた教室で
かすかな光を信じつつ
ぶつぶつ今日も生きている
つづく日常それでいい
ただ来たことを誇りとす
視同而意合、筆先重複亦偶然耳
先達已書其意、後筆亦及之
是非競合、唯共鳴也
見るところ同じく意合い、筆先の重なりもまた偶然のみ
先達すでにその意を書き、後の筆またこれに及ぶ
これ競合にあらず、ただ共鳴なり
見るところが同じで、思いが重なり、
筆が重なったのも、ただの偶然にすぎない。
先に書いた人がすでにその思いを記し、
後から書いた筆も、それに及んだだけ。
これは競争ではなく、
ただ心が響き合っただけなのだ。