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校長室から

シン・ブラ校長♪52 百人一首大会

特別編成時間割3日目

2,3時間目は1年生全員が体育館に集まって百人一首大会を開催すると聞いたので、ブラッと体育館へ。

さぞかし今日も冷え込んでいるのでは… と体育館をのぞくと、

百人一首の札を詠むY先生の素敵な声が流れるなか、真剣に札を囲む1年生の姿が。

みんないい表情で百人一首を楽しんでいました。

1戦目を終えて、持ち札を確認したら、クラス毎にメンバーを入れ替えて2戦目へ。

4時間目は1,2年生が体育館に集まり、生徒総会です。

2年生のみなさん、体育館は1年生が暖めてくれてますよ!

シン・ブラ校長♪51 3学期特編時間割スタート!!

今年度最後の特編時間割(特別編成時間割)がスタートしました。

1日目は、2年生が生徒会主催の球技大会、その裏で1年生は新2年生での類型を先取りして、理系、文Ⅰ、文Ⅱ、子どもみらい類型それぞれのプログラムを実施しています。

朝から雨が降っているため、男女共に体育館でドッジボール♪

ストーブもなくさぞかし寒いのではと体育館にブラッと訪れると、、

そこは学校行事にみんなが一生懸命に取り組む西陵生!

コートでは白熱した試合、応援席では歓声、体育館は熱気に包まれていました。

2日目は、1年生が球技大会、その裏で2年生が理系、文Ⅰ、文Ⅱ、子どもみらい類型それぞれのプログラムを実施します。

シン・ブラ校長♪㊿ 「半ケツとゴミ拾い」!?

本校のT先生の紹介で、作家や飲食店経営と多岐にわたって活躍されている荒川 祐二さんが1,2年生に向けて講演をしていただくと聞き、ブラッと体育館へ♪

今回のブログタイトルは、体育館に入ったときに映し出されていた講演タイトル「半ケツとゴミ拾い」

ん!?何だこれは??からスタートした荒川さんの講演の序盤に登場するのが、最初にゴミ拾いに参加した「半ケツ」のホームレスの男性。

その活動が新聞に掲載されたところから、

ごみ拾いの仲間がどんどん増え、テレビに取り上げられ、さらに仲間の輪が広がり、果ては日本を飛び越え世界まで!?

それをきっかけに作家として数々の著作があり、各地で講演会に呼ばれ、十数店舗の飲食店を経営され100名超の従業員を抱えるまでに!

ここまで聞くと、単なる荒川さんのサクセスストーリーかと思う人もおられるかもしれませんが、荒川さん曰く「成功ではなく、成長したんだ。」という言葉に西陵生のみんなもぐっと引き込まれていました。

自分は何をしたいんだ?

私はどう生きていきたい?

思い描く未来に向けて、この瞬間、何ができる?

「あの時やっておけばよかった。」のあの時とは今、この瞬間なんだ!

自分を信じることから始めてみよう!

荒川さんのメッセージは西陵生に深く伝わったようで、講演後にお礼の言葉を述べた西陵生の「私は今まで自分を信じることができていなかった…」から始まるお礼の言葉に集約されていました。

今朝、お礼の言葉を言いたいと立候補して、自分の言葉でお礼の言葉を述べた西陵生ってなんて素敵なんだとじ~んとした校長でした。

さあ、明日から特別編成時間割がスタートします。

卒業生(29回生)を送り出して

先週は100%雨だった天気予報が上手くずれて、第29回卒業証書授与式を無事、挙行することができました。

ご臨席いただいいたご来賓の皆さま、29回生保護者の皆さまには、晴れやかな笑顔で三田西陵高校を巣立っていく29回生を共に見届けていただけたこと感謝申し上げます。

 (式 辞)

 3月弥生の月を目前に控え、春の足音の近づく今日の佳き日、ご来賓並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、令和5年度兵庫県立三田西陵高等学校第29回卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、在校生、教職員にとりましてもこのうえない喜びでございます。

 本校教職員を代表して皆様に厚く御礼申し上げます。

 ご来賓の皆様におかれましては、本日ご多用の中ご臨席を賜り、誠にありがとうございます。加えて、平素より本校教育に深いご理解とご協力をいただいておりますこと、高いところではございますが重ねて御礼申し上げます。

 ただいま卒業証書を授与いたしました29回生188名の皆さん、卒業おめでとうございます。

 また、今日の卒業の日まで、皆さんを支え励ましてこられたご家族の皆様も、さぞやお喜びのことと思います。

 保護者の皆様には、お子様にとって大切な3年間を三田西陵高校に託していただき、これまで本校の教育活動にご支援・ご協力を賜りましたこと、心から感謝し、重ねてお祝いを申し上げます。

 2年前の4月、三田西陵高校に校長として着任し、当時2年生になったばかりの、私より1年先輩にあたるみなさんと出会ったのがついこの間のようです。満開の桜の下でお花見をしていたソフトボール部のみなさん、入学式に向けてお花を生けてくれた茶華道部のみなさんとの出会いが私にとって西陵生のファーストインプレッションであり、校長としてどんな学校を目指していけばよいのだろう?と不安だった気持ちが、西陵生のみなさんのために何だってやっていこうという夢・希望・志に変わった瞬間でもありました。

 こんなエピソードもあります。着任早々の4月、生徒会執行部のみなさんに「学校紹介動画」を制作して欲しいと無茶振りをしたところ、当時の生徒会執行部2年生のみなさんが中心となって、企画、撮影、編集し、見事な動画を制作してくれました。西陵生のポテンシャルがすごいなと感動した瞬間でもありました。その際、キャプチャーで入っていた「輝きはいつも、一生懸命の中にある」は、その後、度々、西陵生のみなさんへのメッセージの中に登場したので、覚えている人もいるのではないでしょうか?

 コロナ禍から少しずつ日常が戻ってくるなかで高校生活を過ごしてきた29回生のみなさんが、西陵祭、文化の部、体育の部、修学旅行といった学校行事や部活動で見せてくれた一生懸命に取り組む姿、そして、創立30周年という大きな節目で中堅学年として堂々と式典に臨んでくれた姿、同じく郷の音ホールで実施した芸術鑑賞会で先頭を切って盛り上げてくれたパフォーマンス。でも、あなたが今思い返している3年間の景色はそれだけではないですよね。毎時間の授業、休み時間のたわいもないおしゃべり、友達との仲直りの仕方に悩んだこと、好きな人を振り向かせるための方法を友達に相談したこと、傷ついた仲間の励まし方、登下校の景色、あげだしたら切りがないありふれた日常が、今、あなたの心のスクリーンに映し出されているのではないでしょうか。

 3年前の入学式、同じくここに緊張した面持ちで座っていたあなたは、三田西陵という大きな鉢の中でしっかりと「根っこ」を張り、太く育った「幹」には葉が繁り、できた蕾がほころんで春にどんな花が咲くのだろうと思いを馳せながら、今、ここに座っているあなたへと繋がっています。

 校歌の歌詞にある「三田西陵 誇りあれ」にこめられた「誇り」とは、未来に大輪の花を咲かせ、大きな実をつけていくとき、決して揺るぐことのない、三田西陵で培ってきた、あなたの「根っこ」や「幹」のことなのだと私は思います

  以前に紹介した、「THIS IS YOUR LIFE」で始まるホルスティー社のマニフェストを覚えていますか? その公式日本語訳を今一度思い出してみてください。

  THIS IS YOUR LIFE これはあなたの人生です。

  自分の好きなことをやりなさい。

  そして、どんどんやりなさい。

  何か気に入らないことがあれば、それを変えなさい。

  今の仕事が気に入らなければ、やめなさい。

  時間が足りないのなら、テレビを見るのをやめなさい。

  人生をかけて愛する人を探してるなら、それもやめなさい。

  その人は、あなたが好きなことを始めたときにあらわれます。

  考えすぎるのをやめなさい、人生はシンプルです。

  すべての感情は美しい。食事を、ひと口ひと口味わいなさい。

  新しいことや人々との出会いに、心を、腕を、そしてハートを開き

  なさい。

  私たちは、お互いの違いで結びついているのです。

  自分のまわりの人々に、何に情熱を傾けているのか聞きなさい、そ 

  して、その人たちにあなた自身の夢も語りなさい。

  たくさん旅をしなさい。

  道に迷うことで、新しい自分を発見するでしょう。

  ときにチャンスは一度しか訪れません。しっかりつかみなさい。

  人生とは、あなたが出会う人々であり、その人たちとあなたが作る

  もの。

  だから、待っていないで作りはじめなさい。

  人生は短い。

  情熱を身にまとい、自分の夢を生きよう。

 さあ、三田西陵高校を巣立っていく29回生のみなさん

  何者でもないただ自分

  他の誰にも成れないよ

  何者かになるのではなく

  どんな自分に成れるだろう

 これは、SUPER BEAVERが歌う「幸せのために生きているだけさ」の一節です。そのサビのフレーズをみなさんへのエールとして歌います。

  幸せのために生きているだけさ

  幸せに捧ぐ孤独で涙だ

  歓ぶ顔見て救われる心

  夜を超えていく理由もまた人

  全てが繫がる全てが始まる

  幸せのために生きていくだけさ

  歓ぶあなたと生きていくだけさ

  幸せのために生きていくだけなのさ

 最後に2つのメッセージを贈ります。

 ひとつ、『一歩踏み出した瞬間に未知は道となる』

 「未知」つまり先の見えない未来は、あこがれや期待とともに不安が伴います。しかし勇気を出して一歩を踏み出せば、「未知」は「道」となって未来へとつながります。

 ふたつ、『決心 ~いつだって「自分」が何をどうするか、の話だ。~』

 未来とはあなた自身です。あなたが決めたことを信じて、周りに惑わされることなく、不安なときこそ、まず一歩を踏み出して、あなたの幸せのために生きて、生きて、生きていってください!

 29回生一人一人のあなたの未来に幸せあれ!

 

令和6年2月29日

兵庫県立三田西陵高等学校長

切原 賀子

 

さて、明日から弥生の月が始まります。

3月12日(火)には複数志願選抜があり、2月の特色選抜で合格した子どもみらい類型40名と共に、4月から西陵生となる新入生がそろいます。

シン・ブラ校長㊾ 29回生に贈る『卒業おめでとう』特別号

2月になり、明日(2/2金)から特色選抜の願書受付がスタートします。(2/6火12:00まで)

2月15日(木)子どもみらい類型(募集定員40名)で特色選抜を実施し、一足はやく新年度に西陵生となるみなさんを決定します。

2月29日(木)第29回卒業証書授与式を実施し、29回生(3年生)のみなさんを送り出します。

そんな大事な2月、Go for 3E!~西陵生のみなさんへ校長メッセージ~2月号では”29回生に贈る『卒業おめでとう』 特別号ーあなたにとっての「正解」とは?ー”をテーマに、29回生(3年生)のみなさんのみならず、29回生からのバトンを引き継いでいく、30回生(2年生)、31回生(1年生)のみなさんにも新年度に向けて気持ちを持って欲しいとの思いを込めて、いつもの場所に掲示しました。

29回生(3年生)の中には、大学受験に向けて頑張っている西陵生もいます。自分が望む未来に向けて最後まで駆け抜けて欲しいと願っています。

▶保護者の皆さまへ校長メッセージはこちら 2月号 .pdf

▶西陵生のみなさんへ校長メッセージはこちら 2月号 .pdf