兵庫県立鳴尾高等学校 |
学科行事の記録をご覧ください
平成30年度 国際理解講演会
講師には、神戸女学院大学教授・前広島女学院大学学長・法廷通訳人・現啓明学院中学校・高等学校SGHアドバイザーの長尾ひろみ様をお招きし、講演をしていただきました。
これまでに様々な経験をされてきた長尾様ですが、今回は法廷通訳を中心に、実際に英語を使って仕事をすることの難しさやプロフェッショナルとしての在り方などを話していただきました。
長尾様が実際に立ち会った裁判の事例に関する様々な質問を生徒に投げかけることで、生徒たちは、通訳が英語を日本語に訳すだけの単純な仕事ではないということを実感していました。
この講演を通して、様々なメッセージを生徒たちに伝えていただきました。
・英語だけではなく色んな勉強をする
・専門性を身に着ける
・柔軟な思考力
・ 前に進もうとする力
他にも生徒たちの感想として、
・1つの単語にも様々な意味があり、通訳をする際には、本人の文化やこれまでの背
景を踏まえたうえで相手に伝えなければならないということを学びました。
・日本の文化と外国の文化は違うので、そこを理解し説明しなければならない難しさ
もあることがわかりました。
などといったものがあり、普段の授業では気づきにくいことを学ぶことができたようです。
第33回 英語レシテーション・コンテスト
秋らしく爽やかに晴れた11月2日(金)、視聴覚教室で国際文化情報学科の英語レシテーション・コンテストが実施されました。今年、33回目を迎える学科の伝統行事です。学科生全員の取り組みは素晴らしく、審査をする先生方も入賞者を決めるのがとても難しかったようです。
まず、校長先生の挨拶と激励の言葉で始まりました。
司会も英語でします。
練習の成果を発揮し、引き込まれるような発表です。
ジェスチャーを工夫し、迫力のある発表が続きます。
教頭先生からは、有名なスピーチに関するミニ講義がありました。
最後に全員で写真撮影をしました。来年のスピーチ・コンテストも楽しみです。
イギリス研修旅行事前学習
当日(11月5日)はGuy Fawkes Dayでした。まず、この日の説明から始まりました。
シェークスピアはいつの時代の人?どんな作品があるのか?などのBoyd先生からの質問に答えながらシェークスピアについて学んでいきます。また、大変貴重な最初の戯曲集(ファースト・フォリオ)"Mr.William Shakespeares Comedies, Histories & Tragedies"の復刻版も紹介していただきました。講義が終わったあとも、興味のある生徒たちが本を見せてもらっていました。来月のイギリス研修に向けて、さらに期待が高まったのではないでしょうか。
All English Day
本校のALTであるブライオニー先生とテニール先生に加え、県内の高校から4名のALTが来てくれました。合計6名のALTを中心に、自己紹介ゲームやプレゼンテーション、様々な活動を通して、実践的な英語力を磨きました。
まずは、図書室で顔合わせをしました。
続いて、全員で緊張をほぐすために「Ice Breaker Activity」を行いました。
初めに、自分の趣味や経験などを紹介する英文を4つ書きます。
その紙を丸めて、教室中に投げます。拾った紙の持ち主を、色んな人に英語で質問して見つけ出す、というゲームでした。みんな楽しく取り組んでいました。
この後、生徒たちは6つの教室に分かれ、ALTたちと様々な活動を楽しみました。
最後はもう一度図書館に集合し、お別れの挨拶をしました。
朝からお昼まで英語漬けで、日本にいながら実際の英語に触れることができた良い機会でした。2学期のための良いスタートダッシュとなったのではないでしょうか。
2018年度姉妹校派遣報告レポート
姉妹校派遣に参加して
2年3組 齋藤実侑
私は海外に行くことが初めてで、空港の流れも分からなくて不安でいっぱいでした。でも、空港にも機内にも全てを案内してくれる空港のスタッフさんがいて、とても安心しました。
オーストラリアに着いて初めてホストファミリーに会った時からたくさん話しかけてもらって初日から家族のように思えました。現地の学校までは、家が遠かったので、お母さんに車で送り迎えをしてもらって土地が広いことを実感しました。
現地の人はとてもフレンドリーで、行ったばかりの緊張して上手く話せない私の話にも耳を傾けてくれてとても嬉しかったです。みんなが仲良くて授業も休み時間も1人になる子はいませんでした。中でも印象に残っている授業は理科の授業です。なぜなら、授業を生徒だけでやっているからです。生徒はみんなパソコンを持っていて、それを使って自分で実験結果をまとめて班で意見をまとめていました。これは授業に全員で参加しているからできることなのかなって思いました。自分の意見があることで、発表や質問がたくさん出て、授業が明るく楽しそうな雰囲気でした。
でも授業態度は日本の生徒と全然違って、先生のお話し中にお菓子を食べたり、携帯を触ったりしていて、びっくりしたけど、しっかり先生の話を聞いていて驚きました。
また、向こうの学校は休憩時間が2回あって、その間に食堂でピザやアイスを買ったり、家からサンドウィッチやお菓子を持ってきたりしていました。
放課後は部活や掃除がなくて、3時に家に帰れて1日が長く感じました。帰るついでにスーパーに寄って明日のお昼を買ったりして家族の時間がいっぱいあっていいなと思いました。会話の中でホストファミリーが知っている日本語を使ってくれたり、日本のことについてたくさん聞いてくれてとても嬉しかったです。
日中はほとんど毎日雨だったけど、上がったら虹が見えてきれいでした。夜になると私が行ったバンバリーという町では街灯が少ないため数えきれないほどたくさんの星が見えてとてもきれいでした。どこに行っても日本より緑が多くて野生の動物がたくさんいました。
この2週間でたくさんの人に出会いました。どこの国に行っても誰かが支えてくれて「あなたは私たちの家族だよ」と言ってもらったので、1人じゃないんだなと思いました。またオーストラリアに行きたいです。
Eaton Community Collegeへの派
2年4組 菅野来美
私は、自分たちだけで海外に行くことは初めてだったので不安な気持ちもありましたが、楽しみな気持ちでいっぱいでした。
現地に着いてからは、ホストファミリーが飛行場まで迎えに来てくれて初めてそこで対面しました。
ホストファミリーの家族構成は、お母さん,お父さん,高校一年生(Shaylee)・
小学四年生(Shayla)の女の子,犬二匹,猫,鶏,小鳥です。
1日目 Shaylee・Shaylaと任天堂スイッチをして遊びました。
2日目 学校初日 数学の授業のときにみぞれ玉1㎏をお土産で渡すと喜ばれました。
3日目 ドラマという演技のクラスで、お昼ご飯(ピザ)を食べました。
4日目 斉木楠雄のψ難という日本のアニメを家で見ました。
5日目 スーパーでは、スムージーを飲みながら買い物している人がほとんどでした。
6日目 お昼ご飯を二回もたべました。(ブリトー,リンゴ)
7日目 日本語が話せる先生と、一緒に派遣された友達と日本のお祭りに行き買い物を
楽しみました。Shayleeが誕生日だったので、家に沢山の友達が泊まりに来ました。
8日目 ホストファミリーとイートン市をサイクリングしました。そのあと、小人の置物が沢山ある森のような所に行きました。
9日目 お昼休みにお寿司を食べましたが、日本のように生で魚を食べることはありませんでした。
10日目 3時間 ドラマの授業があり、とても面白かったです。
11日目 学校を休んでパースという大きな町に行き、WESTERNAUSTRALIAN BOTANICGARDENという公園に行きました。
12日目 日本語のクラスで洞窟と海とチョコレート工場に行きました。
13日目 小学校に行き、日本語クラスの授業に参加して、折り紙や習字を教えてあげたりしました。
14日目 朝ごはんを食べに行き、お昼ごろにお別れしました。
この研修に参加した感想
姉妹校の授業はとても自由な感じでした。授業中にゲームをしたり、お菓子を食べたりと面白かったです。特に驚いたことは、就寝時間が早いことです。8時ごろには家族みんな寝ていました。
言葉が通じず、困ることが沢山ありましたが、現地の人は一生懸命聞き取ってくれたり、簡単な英語にしてくれたりしたので嬉しかったです。
知らない人でも挨拶を交わしてくれたりして、とてもフレンドリーな感じでした。
言葉の壁は大きかったですが、沢山のことを学ぶことができたのでこの研修に行くことができて本当によかったです。