兵庫県立鳴尾高等学校 |
2019年7月の記事一覧
第33回英語スピーチコンテスト
夏休みが目前に迫った7月17日(水)、国際文化情報学科第2学年の生徒によるスピーチコンテストの決勝が行われました。発表者は5月に行われた予選を勝ち抜いた12名の生徒達です。この日まで英語科の教員達が一人一人を指導し、決勝の日を迎えました。司会は学科の2年生の生徒です。最初に、校長先生による英語での開会宣言がなされ、いよいよコンテスト開始です。
審査員は本校のネイティブの外国語指導助手3名と英語科教員2名。採点基準は、「スピーチ内容」、「英語力」、「表現力」です。
数名の保護者の方々もお越しいただき、発表を見守ってくださいました。
どの生徒の発表も素晴らしく、審査員の方々も悩んでおられました。結果の方は・・・
1位 奥田 翔さん "For the Next Generation "
2位 藤井 麗生奈さん
" What Kind of Working Condition Would You Work in the Future?"
3位 大山 侑香さん " To Be Careful "
どのスピーチも表現力や英語力はもちろん、スピーチ内容が素晴らしかったです。現代社会で問題となっている、環境問題や労働問題、SNSとの付き合い方などについての内容でした。社会に対する関心が高く、問題解決に向けての提言などが深く考えられており、未来に対する希望が感じられました。
教頭先生からの閉会の辞と講評をいただき、コンテストが終了しました。
最後に、全員で記念撮影。ともに予選から、励まし、切磋琢磨した仲間で健闘をたたえあいました。練習を重ね、緊張等に負けず、スピーチをした発表者の皆さん、お疲れ様でした!
文化交流会
7月10日(水)の2~4限目に、近隣の大学で勉強されている留学生2名をお招きし、文化交流会を実施しました。国際文化情報学科の1~3年生が図書室へ全員集合し、開会セレモニーが行われました。
英語で司会を進めてくれた2年生。少し緊張しつつも、大変スムーズに進行してくれました。今年はエジプト、中国出身の留学生が来てくださいました。オープニング後、生徒たちは学年をまたいで結成されたグループに分かれ、2名の留学生がおられるそれぞれの教室を順番に訪問していきました。
各教室でも2年生が司会進行を務める中で、1年生の班による「日本文化の紹介」と、留学生による「自国文化の紹介」が行われました。
まずは1年生の「日本文化の紹介」から。
浴衣に着替えて日本の夏祭りについて紹介するグループや、世界遺産の姫路城や神社でのお参りの仕方について紹介するグループ、兵庫県の郷土料理について紹介するグループなど、それぞれ工夫された内容でした。
一方、留学生の「自国文化の紹介」です。
中国の方は、中国の化粧品「Chinese Cosmetics」について紹介してくださいました。生徒たちとコミュニケーションをとりながら、とても楽しい内容でした。
エジプトの方は自国の様々な特徴(ピラミッドやミイラ、食べ物、使われている言語など)を、終始笑顔で分かりやすく話してくださいました。
にこやかに、ユーモアを交えて答えてくださる留学生の方たちに、生徒たちは魅了されたようすでした。留学生のみなさんは、生徒たちの発表が多岐に渡っていたことや、意欲的に質問をしてきたことに対して感心しておられました。生徒達も、楽しく交流し、いきいきと過ごせていたようで、大変有意義な一日になりました。
留学生の皆さん、ありがとうございました。