SSHブログ
<SSH>令和5年度 研究開発実施報告(要約)と研究開発の成果と課題
研究開発実施報告(要約)と研究開発の成果と課題について
本校のスーパーサイエンスハイスクールの実施に関して、令和5年度の研究開発報告とその成果と課題について掲載します。
<SSH>令和5年度兵庫県立明石北高等学校 課題研究発表会 申込み
令和5年度兵庫県立明石北高等学校
課題研究発表会 申込みについて
下記の要項(PFDファイル)にて、本校自然科学科の課題研究発表会を実施します。
参加される方は、申込み書式(Wordファイル)をダウンロードし、必要事項を記入し申込みをしてください。
<SSH> STEAM研修(細胞解析装置・遺伝子解析装置を用いた研修実習)
12月13日に、医療機器メーカーであるシスメックスの施設見学へ行きました。最新の遠隔操作ができる機器を実際に操作させて頂き、大変貴重な体験となりました。ある生徒は「細かい動きまで機器の先端に伝えられるのを体験し、医療技術の進歩を感じた」と感想をくれました。また、医療現場で使用されている抗原を調べる機械や、PCRの機械など、詳しい解説とともに案内していただきました。初めて見学する企業の立派な研究室に感動した生徒も多かったようです。
<SSH> 令和5年度 科学講演会
奈良先端科学技術大学院大学 客員助教、MiRXES Japan株式会社 プロジェクトマネージャー (兼) サイエンティフィック アフェアーズ スペシャリストの金井 賢一先生をお招きし、「生命科学とは? 動物老化の理解を目指して」の演題でご講演いただきました。
生命科学や医療分野における最新の研究についてのお話は非常に難しかったですが、先生の研究テーマを中心に、研究に対するアプローチの仕方や、解析技術の基礎に関するお話をしていただきました。人の健康・長寿に関する研究にショウジョウバエを使っているという事を知り、多くの生徒が衝撃を受けました。
また、以下の生徒の感想にあるように、自分たちが授業の探究活動・課題研究で行っていることと研究者の研究活動が同じようなプロセスであることを知り、今後の探究活動・課題研究に活かしていこうと思います。
<講演会を聞いた生徒の感想(抜粋)>
・ 仮説の立て方など、今後の探究や授業で役立てそうな話をたくさん聞けたので、上手く活用できるようにしたいです。
・ 研究する中で自分で仮説を立てた内容が間違っていても、そこからまた新しい仮説が生まれ、新しい考えに発展していき、視野を広げていくことができるという、研究においての大切なプロセスを理解できた。
・ 今回の講演会で聞いた内容には課題研究にも関わるような内容もふくまれていたためこれからの実験に活かせるようにしたいと思った。
<SSH>文献調査に関する特別講義
11月16日(木) 文献調査に関する特別講義
本校SSH運営指導委員の兵庫医科大学薬学部准教授 木下 淳先生より、文献調査に関する特別講義をしていただきました。
これから課題研究を進めていくうえで必要な文献調査の方法、インターネット上にある情報の信憑性の判断、効率的な検索方法についてや、論文を引用する際の注意事項など、興味のある内容について検索を行う実習も含めての講義でした。また、生成AIの現段階の能力についても講義いただき、利用における注意点や問題点を知ることもできました。これから本格的に課題研究が始まる自然科学科1年生にとって、非常に有意義な時間となりました。
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