2022年11月の記事一覧

29回生 学年通信第10号を発行しました

 29回生  学年通信「みんな よくなれ」第10号を発行しました。

 今号は、3組担任の辻先生に巻頭を担当してもらっています。次に、10月21日実施されました

芸術鑑賞会の感想を、各クラスの文化委員に寄稿してもらいました。他には、25日実施の第3回高

大連携授業の実施報告。28日に実施されました標準服の着こなし講座の様子も載せています。

 また、これまで敬称として、男子に「くん」、女子に「さん」を付していましたが、今号からは、

「さん」で統一しておりますことも申し添えます。

 

10号11月8日.pdf

29回生 人権ホームルーム

 11月2日(水)の3時間目に、全クラスで人権ホームルームを行いました。

 県教育委員会人権教育課の訪問指導があり、1年2組のホームルームは研究授業となりました。

 人権担当の田中先生が中心となって準備された「ダイヤモンドランキング」をしました。項目は、家族、

健康、趣味、お金、夢・目標、友人、挑戦すること、自ら決断すること、知識の豊富さの9つでした。それ

ぞれの項目は、色の違う紙に印刷されています。それを5つの階層に並べるという作業を各自で行いました。

最上位と最下位にはそれぞれ一つ。真ん中には3つ。その間には2つずつ並べて貼り付けました。並べ終わ

ると、その形が、ダイヤモンドの形に見えることから「ダイヤモンドランキング」と呼ばれています。

 9つの他に、何も書いていない白色の紙も配られました。それには、9つの項目以外で大切だと思うこと

を各自で書いて、「ダイヤモンドランキング」に貼りました。

 この活動は、自己の価値観を見つめ、自分の個性を再認識するとともに、班を編成して話し合うことで、

人それぞれ異なる価値観や考え方があることに気づき、多様性を尊重する態度を身につけることを目標とし

ていました。

 また、後半には、マイナスに感じる言葉をプラスの言葉に置き換える「リフレーミング」も行いました。

そのリフレーミングについては、ジャムボードを活用して、同時に人権ホームルームを行っている他のクラ

スの「リフレーミング」も紹介されました。

 主な「リフレーミング」を以下に書き上げます。 

  ・周りが見えていない  → 集中力がある  

  ・周りに流されやすい  → 協調性がある(相手の立場に立って考えられる)

  ・周りの目を気にする  → よく気がつく

  ・集中力がない     → さまざまなことに関心がある

  ・だらけやすい     → 息抜き上手

  ・後のことを考えない  → 今を精一杯楽しむ

  ・あきらめやすい    → 自己肯定感が強い

  ・なんでも先延ばし   → 無理をしない

  ・現状維持を望んでいる → 今が幸せであると実感できている

  ・あきらめが早い    → 切り替えが早い         などなど

 

 

29回生 着こなし講座 

 10月28日(金)の7時間目に、29回生を対象に中学校の夢創館で「標準服着こなし講座」が

開催されました。29回生は全員が標準服で講座に参加しました。

 会の初めには、小倉校長先生が挨拶をしてくださり、最後まで一緒に受講されました。

 講師の先生は、菅公学生服株式会社の中島真彦様でした。また、菅公学生服からは、重栖(おもす)

辰介営業部長様も来てくださいました。この講座の開催にあたっては、カナジ制服店の金治秀明様が事

前の打ち合わせの労を取っていただきました。さまざまな方々のおかげで実施できたことを感謝申し上

げたいと思います。

 講座では、まず最初にメラビアンの法則が紹介されました。コミュニケーションにおいて印象に残る

要素は、以下の通りだそうです。

  服装・顔などの外見 55%

  声・話し方など   38%

  話の内容       7%

 服装などの外見で第一印象が決まってしまうそうで、内面が大切なのはもちろんですが、外見も非常

に大切だと話をされました。

 また、標準服はオフィシャル・ウェアであり、公的な場での服装ですので、周囲の視線を意識するこ

とが必要ですが、標準服だけでなく、学校に着ていく服はすべてオフィシャル・ウェアだと話されまし

た。つまり、私服で学校に来ていても、公的な場での服装であることを意識した服装でなければならな

いし、附属高校生であるという自覚も持たなければとのことでした。

 講座の後半には、各クラスから1名ずつ生徒が前に出て、講師の中島先生から着こなしのチェックを

受けました。男女1名ずつは「シコミ」で、極端に着崩していたのですが、着こなすことの大切さを改

めて実感する機会になったのではないかと思います。

 質疑応答の時間が設けられましたが、男女1名ずつが質問をしました。こちらの方は「シコミ」では

ありませんでした。講座を熱心に聞いていたこと、質疑応答で、自発的な質問がでてきたことと、また

その質問がなかなか深い内容だったことに、講座終了後、講師の中島先生と重栖営業部長様は感心され

ていました。

 最後に、男女2名が謝辞を申し上げて講座は終了しました。