29回生 人権ホームルーム

 11月2日(水)の3時間目に、全クラスで人権ホームルームを行いました。

 県教育委員会人権教育課の訪問指導があり、1年2組のホームルームは研究授業となりました。

 人権担当の田中先生が中心となって準備された「ダイヤモンドランキング」をしました。項目は、家族、

健康、趣味、お金、夢・目標、友人、挑戦すること、自ら決断すること、知識の豊富さの9つでした。それ

ぞれの項目は、色の違う紙に印刷されています。それを5つの階層に並べるという作業を各自で行いました。

最上位と最下位にはそれぞれ一つ。真ん中には3つ。その間には2つずつ並べて貼り付けました。並べ終わ

ると、その形が、ダイヤモンドの形に見えることから「ダイヤモンドランキング」と呼ばれています。

 9つの他に、何も書いていない白色の紙も配られました。それには、9つの項目以外で大切だと思うこと

を各自で書いて、「ダイヤモンドランキング」に貼りました。

 この活動は、自己の価値観を見つめ、自分の個性を再認識するとともに、班を編成して話し合うことで、

人それぞれ異なる価値観や考え方があることに気づき、多様性を尊重する態度を身につけることを目標とし

ていました。

 また、後半には、マイナスに感じる言葉をプラスの言葉に置き換える「リフレーミング」も行いました。

そのリフレーミングについては、ジャムボードを活用して、同時に人権ホームルームを行っている他のクラ

スの「リフレーミング」も紹介されました。

 主な「リフレーミング」を以下に書き上げます。 

  ・周りが見えていない  → 集中力がある  

  ・周りに流されやすい  → 協調性がある(相手の立場に立って考えられる)

  ・周りの目を気にする  → よく気がつく

  ・集中力がない     → さまざまなことに関心がある

  ・だらけやすい     → 息抜き上手

  ・後のことを考えない  → 今を精一杯楽しむ

  ・あきらめやすい    → 自己肯定感が強い

  ・なんでも先延ばし   → 無理をしない

  ・現状維持を望んでいる → 今が幸せであると実感できている

  ・あきらめが早い    → 切り替えが早い         などなど