取り組みのハイライト

グローカル型

令和4年8月5日 東京未来フロンティアツアー事前学習⑥ 「アジア開発銀行」「参議院会館」

本校PC教室において、東京未来フロンティアツアーで「アジア開発銀行」、「参議院会館」を訪問する創造科学科6期生(2年生)、GR選択者(2年生)5名が、事前学習を行った。

事前学習では、グループごとに事前に調べた各機関がどのような組織なのか、どのような取組が行われているのかを発表し合って情報を共有した。「アジア開発銀行」では、実際にどのような国にどのような目的で融資されたのか具体例を出し、アジア開発銀行の果たす役割などを議論した。「参議院会館」では、ツアーで訪問する本校の卒業生である「宮崎雅夫議員」について、どのような議員活動をされているのかを調べた。特に力を入れておられる活力ある農山漁村づくりについて詳しく調べ、当日の質問を考えた。

  

令和4年8月4日 東京未来フロンティアツアー事前学習⑤ 「物質・材料研究機構(NIMS)」

本校ゆ~かり館において、東京未来フロンティアツアーで「物質・材料研究機構(NIMS)」を訪問する創造科学科6期生(2年生)、GR選択者(2年生)10名が、事前学習を行った。

事前学習では、物質・材料研究機構(NIMS)のフェロー・理事長特別参与である魚崎浩平先生によるオンラインでの講義を受けた。日本の抱えるエネルギー事情や、その解決策の1つとして物質・材料研究機構でも研究が進められている次世代電池についてお話いただいた。

世界で初めて電池が作れられてから現在までの電池開発の流れや、今後の電池開発の指針などを聞くことができた。これらの基礎知識をもとに、実際に訪問した際には、電池の製作を体験させていただく予定である。電池の化学的な仕組みについてはまだ学習していないが、このツアーでの学びと化学での学びが繋がっていく。

また、物質・材料研究機構(NIMS)の施設について、魚崎先生自身の兵庫高校生時代のお話や、卒業後の研究の歩みについてもお話を伺った。

  

令和4年8月3日 東京未来フロンティアツアー事前学習④ 「日本アセアンセンター」、「国連UNHCR協会」、「アジア経済研究所」

本校PC教室において、東京未来フロンティアツアーで「日本アセアンセンター」、「国連UNHCR協会」、「アジア経済研究所」を訪問する創造科学科6期生(2年生)、GR選択者(2年生)9名が、事前学習を行った。

   

3グループに分かれ事前に各機関、研究所での活動内容や研究内容、質問したいことをスライドにまとめたものを使って発表を行った。その後、互いに疑問点や考えを出し合いながら、その内容をさらに深めていった。

「日本アセアンセンター」については、アセアン諸国内の国による考え方や日本との関わり方の違いについて考え議論した。

「国連UNHCR協会」については、ロシアとウクライナの国境問題では、難民の定義について考えた後、協会が行っている様々な活動について議論した。

「アジア経済研究所」については、訪問時に講義をしていただく研究者の方の研究分野である「ベトナム地域研究、農村経済社会」について具体的な研究について調べその内容について議論した。

令和4年8月2日 東京未来フロンティアツアー事前学習③ 「カワサキロボステージ」

本校PC教室において、東京未来フロンティアツアーで「カワサキロボステージ」を訪問する創造科学科6期生(2年生)、GR選択者(2年生)12名が、事前学習を行った。

   

カワサキロボステージでは、人とロボットの共存・協調を理念として開発されている川崎重工のロボット分野の最先端の技術とノウハウを見て触れて体験することができる施設である。これまでどのようなロボットが開発され、どのような場所で使用されているのかなどを事前に調べ、それを発表し合うことで共有した。また、その中から生じた自分たちの考えや、疑問について議論を深めることで、ブラッシュアップを行った。

実際にツアーで訪問した際には、事前学習の内容をまとめたものを発表し、質問をぶつけることで、ただ見学するだけでなく、こちらの意見や考えを提案していけるものとしていく。

 

令和4年8月1日 東京未来フロンティアツアー事前学習② 「統計数理研究所」

本校ゆ~かり館において、東京未来フロンティアツアーに参加する創造科学科6期生(2年生)、GR選択者(2年生)24名が、事前学習を行った。今回はオンラインで研究所と接続し、まずは自分たちが調べた統計学の活用分野や、今後の可能性についてプレゼンテーションを行った。

また、その中で生じた疑問について質問した。その後、野間久史准教授から医療分野での統計学の利用例を挙げて統計学の基本的事項についての講義をいただいた。高校では詳しく学習しないが身近なところ、意外なところで幅広く統計学が用いられていること、今後さらに活用の幅が広がっていく可能性などを感じた。

今後統計学を用いた探究活動を行っていく生徒は山下智志副所長からアドバイスをいただくなど意義深いものとなった。

  

 

令和4年7月26日 東京未来フロンティアツアー事前学習① 「量子科学技術研究開発機構」

本校PC教室において、東京未来フロンティアツアーで「量子科学技術研究開発機構」を訪問する創造科学科6期生(2年生)、GR選択者(2年生)12名が、事前学習を行った。

訪問時に「量子計測技術」、「PET装置開発」、「認知症薬剤の開発」「放射線計測技術」の4分野に分かれ、各分野でどのような研究がなされているのかを調べ、自分たちの考えを交えて発表を行った。そこから互いに質問事項を出し合いそれに答えることで分野理解を深めた。量子は様々な分野での利用が進んでいる。量子についての理解は難しい部分もあったが、参加者全員で議論を深めた。

  

令和4年3月26日「WKCフォーラム2022~コロナ禍における学校と生徒のメンタルヘルス~」パネリスト参加

グローバルリサーチ受講生(2年)2名が、WHO健康開発総合研究センター主催・WHO神戸センター共催「WKCフォーラム2022~コロナ禍における学校と生徒のメンタルヘルス~」における発表者、及びパネリストとして参加した。初めに、国連広報センター(UNIC)長の根本かおる氏から「みんなで考えよう、コロナ時代のメンタルヘルス-私の経験から考える-」基調講演が行われた。続いて、パネルディスカッションとして、大阪大学大学院人間科学研究科(UNESCO Chair)教授の山中浩司氏とWHO神戸センター医官の茅野龍馬氏、京都大学大学院医学研究科健康増進・行動学教授の古川壽亮氏、英国UCL医学部学生の島戸麻彩子氏とともに、本校生徒は「コロナ禍における、学校と生徒のメンタルヘルスの課題と展望」というテーマで議論した。発表やディスカッションを通して、高校生自身の声を届けるとともに、参加者から多くの学びを得た大変貴重な機会となった。

WKCフォーラム2022についてはこちら

WKC Forum_26Mar2022_photo

令和4年3月12日「SDGs Questみらい甲子園関西エリア大会」

普通科グローバルリサーチ受講生(2年)2名が、SDGs Quest みらい甲子園関西エリア大会実行委員会「SDGs Questみらい甲子園関西エリア大会」のファイナリストに選ばれ、セレモニーに参加した(班員は3名だが、蔓延防止措置中のため、2名に制限)。まず、実行委員長の朝日新聞大阪本社メディアビジネス局長の安場孝氏による挨拶が行われ、次に2分程度で各ファイナリストから自己紹介及び研究概要の発表を行った。続いて結果発表で、本校は大日本住友製薬賞を受賞した。最後に、各班の研究について、ファイナリスト同士で質疑応答を行う交流会が行われた。

〈本校発表タイトル〉

「メンタルヘルスに対する偏見をなくして相談に行こう」大日本住友製薬賞

        

令和4年2月11日「HYOGO×WKCフォーラム高校生SDGs探究発表会 2021」代表発表

普通科グローバルリサーチ受講生(1・2年)20名、創造科学科6期生(2年)3名と5期生(1年)12名が、兵庫県教育委員会委員会・WHO神戸センター主催「HYOGO×WKCフォーラム高校生SDGs探究発表会 2021」に参加した。まず、基調講演として「国際保健の潮流:世界の人々の健康と社会デザイン~SDG3(全ての人に健康と福祉を)達成のために」というテーマで、WHO西太平洋地域事務局コンサルタントの坂元晴香氏から国際保健についてや国連職員に興味をもった経緯や仕事の内容についてお話をしていただいた。次に、課題研究成果LIVE配信として、本校創造科学科6期生1名はじめ、4校が発表を行った。最後に発表に対する講評として、神戸大学海洋政策科学部准教授のルックス・マシュー氏からプレゼンテーションのポイントについてお話をしていただいた。なお、本校はこの発表会の幹事校であり、司会は本校放送委員会が務めた。

〈本校発表タイトル〉

「高齢者デジタル・デバイド解消に向けたスマホ教室の提案-スマホ教室におけるアンケートと聞き取り調査の分析をもとに-」生徒投票1位

  

令和4年1月29日「Glocal High School Meetings 2022」金賞受賞

創造科学科5期生(2年)1名と4期生(1年)4名が、文部科学省指定グローカル型地域協働推進校探究成果発表委員会主催「Glocal High School Meetings 2022」にて、5期生は日本語部門、6期生は英語部門にそれぞれ発表動画を投稿した。この発表会は、地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)の指定校・事業特例校・アソシエイト校(対象37校)がオープン参加で動画投稿し、一般社団法人Glocal Academy代表の岡本尚也氏を中心に審査を受けた。本校は、日本語部門が金賞(審査委員長特別賞)、英語部門が銀賞を受賞し、5期生生徒が発表会にて日本語部門の成果発表を行った。

〈発表タイトル〉

日本語部門「~空き家とアーティストをつなぐ~架け橋プロジェクト」 金賞(審査委員長特別賞)受賞

英語部門 “Creating Local Communities through Micro Libraries” 銀賞受賞