取り組みのハイライト

2023年2月の記事一覧

令和5年2月18日 実践研究福井ラウンドテーブルSpring sessions

創造科学科7期生(1年)の生徒11名が福井大学で行われた「実践研究福井ラウンドテーブルSpring sessions」に参加し、創造基礎Bで実践した地域活性化の取り組みについてポスターを用いて発表した。全国から集まった人に対しての発表を意識して神戸市や長田区について現状や、問題点、解決すべき課題を明確にして発表を行った。多くの方に発表を聞いていただくことができ、自分たちの活動を広く発信することができた。

また、福井県や北海道の高校との交流会を行い、自身の学校の紹介から、ポスター発表を行う際に必要になる質問力を鍛えるワークショップに取り組んだ。その後、教員や大学院生、高校生、中学生と幅広い年代の方とグループをつくり、:「学びと教えのあたらしいすがたカタチをみんなでかんがえる」をテーマとして学校内で起こりうる様々な問題についてそれを改善していくためにどのようなことができるのかを議論し、その内容を発表した。

  

  

~実践発表タイトル~

・ながたみらいツリー ~理想の町を見える化しよう~

・高校生×ふたば学舎で長田を活性化させよう

・子供向けイベントで地域活性化!

・高取山を中心とした子どもと自然の触れ合い

・#駅で推し活 ~ご当地アイドルと神鉄長田駅周辺の情報発信~

・NAGATA pen café ~カフェ×ペンで神鉄長田駅をもっと魅力的に~

〈生徒感想〉

福井ラウンドテーブルに参加して、まずポスターセッションでは私たち5A班の所に来てくださった方々は全員教師で今まで基礎Bの内容を大人の方だけに見ていただくという機会はなかったのでとても良い機会になった。活動に対してたくさん褒めていただき純粋に達成感を感じたと同時に次の基礎Bの活動に向けて自分たちが気づかなかった視点でのアドバイスもいただくことができた。ZONE Eのグループディスカッションでは班員全員知らない人という場に飛び込んでこのような機会は経験したことがなかったのでとても楽しく有意義な時間となった。全く知らない人達とのディスカッションは新鮮で自分が考えもしなかった意見がでてきたり、逆に自分の学校の取り組みを話せば相手も驚いてくれたり、意外とお互いの活動に共通するところがあったりと新たな発見がたくさんあって面白かった。困り感を解決するために自分たちの班でまとまったアイディアは本当に濃く詰まったものになったので当日の場で発表という形で共有できたのは嬉しかったが、さらに自分の学校でも共有したいと思った。今回の福井ラウンドテーブルでは周りがほとんど知らない人で年齢も全然違うという環境でディスカッションすることができて本当に有意義な時間となった。またこのような機会があればぜひ参加したい。

令和5年2月5日 高校生SDGs探究発表会

本校講堂にて、兵庫県教育委員会主催「高校生SDGs探究発表会」が開催された。本校は幹事校として、他校との調整や当日の会場準備等を担った。兵庫県下18校から約180の生徒・教員が参加した。プログラムは次のとおりである。

 

(1)開会行事

(2)基調講演

 講師 東京都市大学大学院環境情報学研究科教授 佐藤真久 先生

 演題「探究×SDGs-“複雑性”に向き合い、生涯を通して運用する探究能力の獲得へ-」

(3)パネルディスカッション

〔テーマ〕「探究の自覚化-何のための探究か-」

〔座 長〕佐藤真久 先生

〔パネリスト〕県立柏原高校、県立佐用高校、本校生徒3名

(4)ポスターセッション

(5)ポスター発表講評

〔講師〕神戸大学大学教育推進機構教授 石川慎一郎 先生

(6)全体講評・閉会挨拶

 

本校からは、パネルディスカッションのパネラーとして創造科学科生徒が参加した他、ポスターセッションに普通科グローバルリサーチ受講生(1年)の「在日外国人向け観光ポスター」と創造科学科6期生(2年)が創造応用Ⅰ(社会科学)の取組み内容を発表した。