取り組みのハイライト

グローカル型

令和5年3月18日-19日創造応用Ⅰ「国際公共政策コンファレンス」発表

 

 

 

大阪大学国際公共政策研究科棟及び∑ホールにて、大阪大学大学院国際公共政策研究科主催「第 8 回待兼山会議(国際公共政策コンファレンス)」に創造科学科6期生(2年)3名が参加した。生徒は分科会にて学部生・大学院生に交じって発表を行い、活発なディスカッションをすることができた。残念ながら、代表発表に進むことができなかったが、自身の研究の新たな課題を発見し、今後の活動がより明確になった。

 

発表タイトル

・日本における難民の自立プロセスの課題と解決法

・小麦の価格伝達について-国際価格の変動が日本の小売店に届くまで-

・日本の国際的な影響力は核軍縮への協力によって高まるか

令和5年2月18日「令和4年度SDGsフォーラム」参加

S-BRICKにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)3名と創造科学科7期生(1年)2名、創造科学科6期生(2年)2名が独立行政法人国立青少年教育振興機構、国立淡路青少年交流の家、淡路島から体験の風をおこそう実行委員会主催「令和4年度SDGsフォーラム」に参加した。

まず、発表で淡路の寺社巡り観光を提案する班がいるため、七福神めぐりの一つである宝生寺を訪ねた。あいにく本堂が工事中であったが、住職からお話を聞くことができた。

次に、会場にてアイスブレークのワークショップを、シティズンシップ教育共育企画代表の川中大輔氏のファシリテーションのもと行われた。淡路地区高校の成果発表のあと、本校はゲストとして発表をさせていただいた。発表後、各テーブルで交流会が行われた。

本校の発表タイトルは以下のとおりである。

「淡路観光データポスター『七福神でめぐる新しい淡路』」

「#駅で推し活」

「地方球場に観客を集めるためには」

  

  

  

令和5年2月18日 実践研究福井ラウンドテーブルSpring sessions

創造科学科7期生(1年)の生徒11名が福井大学で行われた「実践研究福井ラウンドテーブルSpring sessions」に参加し、創造基礎Bで実践した地域活性化の取り組みについてポスターを用いて発表した。全国から集まった人に対しての発表を意識して神戸市や長田区について現状や、問題点、解決すべき課題を明確にして発表を行った。多くの方に発表を聞いていただくことができ、自分たちの活動を広く発信することができた。

また、福井県や北海道の高校との交流会を行い、自身の学校の紹介から、ポスター発表を行う際に必要になる質問力を鍛えるワークショップに取り組んだ。その後、教員や大学院生、高校生、中学生と幅広い年代の方とグループをつくり、:「学びと教えのあたらしいすがたカタチをみんなでかんがえる」をテーマとして学校内で起こりうる様々な問題についてそれを改善していくためにどのようなことができるのかを議論し、その内容を発表した。

  

  

~実践発表タイトル~

・ながたみらいツリー ~理想の町を見える化しよう~

・高校生×ふたば学舎で長田を活性化させよう

・子供向けイベントで地域活性化!

・高取山を中心とした子どもと自然の触れ合い

・#駅で推し活 ~ご当地アイドルと神鉄長田駅周辺の情報発信~

・NAGATA pen café ~カフェ×ペンで神鉄長田駅をもっと魅力的に~

〈生徒感想〉

福井ラウンドテーブルに参加して、まずポスターセッションでは私たち5A班の所に来てくださった方々は全員教師で今まで基礎Bの内容を大人の方だけに見ていただくという機会はなかったのでとても良い機会になった。活動に対してたくさん褒めていただき純粋に達成感を感じたと同時に次の基礎Bの活動に向けて自分たちが気づかなかった視点でのアドバイスもいただくことができた。ZONE Eのグループディスカッションでは班員全員知らない人という場に飛び込んでこのような機会は経験したことがなかったのでとても楽しく有意義な時間となった。全く知らない人達とのディスカッションは新鮮で自分が考えもしなかった意見がでてきたり、逆に自分の学校の取り組みを話せば相手も驚いてくれたり、意外とお互いの活動に共通するところがあったりと新たな発見がたくさんあって面白かった。困り感を解決するために自分たちの班でまとまったアイディアは本当に濃く詰まったものになったので当日の場で発表という形で共有できたのは嬉しかったが、さらに自分の学校でも共有したいと思った。今回の福井ラウンドテーブルでは周りがほとんど知らない人で年齢も全然違うという環境でディスカッションすることができて本当に有意義な時間となった。またこのような機会があればぜひ参加したい。

令和5年2月5日 高校生SDGs探究発表会

本校講堂にて、兵庫県教育委員会主催「高校生SDGs探究発表会」が開催された。本校は幹事校として、他校との調整や当日の会場準備等を担った。兵庫県下18校から約180の生徒・教員が参加した。プログラムは次のとおりである。

 

(1)開会行事

(2)基調講演

 講師 東京都市大学大学院環境情報学研究科教授 佐藤真久 先生

 演題「探究×SDGs-“複雑性”に向き合い、生涯を通して運用する探究能力の獲得へ-」

(3)パネルディスカッション

〔テーマ〕「探究の自覚化-何のための探究か-」

〔座 長〕佐藤真久 先生

〔パネリスト〕県立柏原高校、県立佐用高校、本校生徒3名

(4)ポスターセッション

(5)ポスター発表講評

〔講師〕神戸大学大学教育推進機構教授 石川慎一郎 先生

(6)全体講評・閉会挨拶

 

本校からは、パネルディスカッションのパネラーとして創造科学科生徒が参加した他、ポスターセッションに普通科グローバルリサーチ受講生(1年)の「在日外国人向け観光ポスター」と創造科学科6期生(2年)が創造応用Ⅰ(社会科学)の取組み内容を発表した。

 

  

  

  

令和5年1月17日「19th ONE HEART」ボランティア

新長田・大正筋商店街において、普通科グローバルリサーチ受講生5名と創造科学科7期生(1年)17名が、1.17神戸震災復興フリーイベント実行委員会主催「19th ONE HEART~繋げよう未来へ~」にボランティアスタッフとして参加した。このイベントは新長田の震災復興のために「心の笑顔」を取り戻す、その思いに賛同したタレント、アイドル、アーティスト、地域の方が全国に発信する企画である。生徒は、「しあわせ運べるように」合唱、出演者への花束贈呈、炊き出し(「王林カレー」)のサポートの役割を担った。

   

  

令和5年1月16日「千葉清英さんから話を聞く会」

創造科学科7期生(1年)4名が、1月17日に行われる「19th ONE HEART~繋げよう未来へ~」に合わせて気仙沼から来られた千葉清英氏とご子息の瑛太氏から東日本大震災の当時と復興の様子について話を伺った。千葉氏は津波で家族7人を亡くされ、それでもご子息のために必死にやってこられたことを話していただいた。ちなみに、千葉氏のお話は『天国にとどけ! ホームラン』(小学館)で語られている。なお、生徒は翌日の神戸震災復興フリーイベントにボランティアスタッフとして参加する予定である。

  

令和4年12月24日「ひょうご×大阪大学 質問力を鍛えるワークショップ」

大阪大学豊中キャンパス大阪大学会館アセンブリーホールにて、創造科学科7期生(1年)2名が、大阪大学・兵庫県教育委員会主催「ひょうご×大阪大学 質問力を鍛えるワークショップ~活発で建設的な議論を行うために~」に参加した。初めに、大阪大学全学教育推進機構准教授の柿澤寿信氏による講義とワークショップに生徒は参加した。質問とはどういうものなのか、論証とはどういうものなのかについての講義のあと、論証のパターンと質問のポイントについてグループワークを行った。昼休み休憩では、大阪大学の院生とともにキャンパス散策をし、昼食をとった。後半は、生徒の探究活動報告に対する質問をする演習が行われ、午前のワークショップの成果を試した。質問についての理解を深めるだけでなく、論証について知る機会となり、探究の進め方にも大いに参考になるワークショップであった。

 

  

  

  

令和4年12月23日「課題研究交流発表会」

神戸市立葺合高校において、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)2名が、「令和4年度KOBE ALネットワーク事業 課題研究交流発表会」に参加した。この発表会はKOBE ALネットワーク事業の拠点校である神戸市立葺合高校が中心となって課題研究の発表や意見交換を実施するために開催された。本校生徒は「高校生のマスクに対する心理」というタイトルで発表を行い、後半のディスカッションでも「マスクの使用方法」というテーマで討論を行った。

  

  

令和4年12月18日「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth」参加

 

本校普通科グローバルリサーチと創造科学科の生徒が、ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 運営委員会・特定非営利活動法人関西NGO協議主催「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 2022」に対面・オンラインで参加した。今回は創造科学科6期生(2年)1名が実行委員として参加し、講義やアドボカシーの企画・運営の準備を進めてきた。当日はYMCA大阪に集合しし、イベントを運営した。

また、グローバルリサーチ受講生(2年)2名と創造科学科6期生(2年)1名が高校生が活動報告会に参加し、「ベトナムの小学生の栄養教育の改善」「日本における難民の自立プロセスの課題と解決法」というタイトルで発表を行った。

1年生の生徒が会場に16名参加し、グローバル社会における課題や他校の取り組みについて学んだ。

 

ワンフェスユースHP https://owf-youth.com/index.html

ワンフェスユース2022 ONLINE  https://owf-youth.com/2022/index.html

  

  

  

令和4年11月12日・13日 第16回全日本高校生模擬国連大会

国連大学において、グローバル・クラスルーム日本協会主催「第16回全日本高校模擬国連大会」が開催され、本校創造科学科7期生(1年)2名が参加した。本大会は、全国各地から集まった高校生が各校2人1組となり、実際の国連会議を模して、各国の大使として熱い議論を交わすというもので、本校はこれまで5回出場している。会議において生徒はドイツ大使を務めた。今回の会議は国際労働機関理事会(ILO)の「『多国籍企業及び社会政策に関する原則の三者宣言』の第6回改定“Tripartite declaration of principles concerning multinational enterprises and social policy”」を議題とし、①多国籍企業が提供すべき社会保障について、②新型コロナウイルス対応における個人データの扱いについてという2つの論点についての話し合いが行われた。議場では、似た考えを持つ国同士で集まり、グループごとに成果文書を残すべく活発な交渉が交わされた。本校生はスピーチをこなし、積極的に色々なグループと意見交換をしたが、最終的に決議文が棄却され、悔いの残す結果となった。

   

  

  

令和4年11月5日「模擬国連灘高校練習会」

灘高校において、第16回全日本大会に出場予定の創造科学科7期生(1年)の2名が、灘高校が主催する模擬国連練習試合に参加した。兵庫県の他に奈良や新潟などから高校生が50名近く集まり、それぞれ国を代表する大使として練習試合に臨んだ。議題は「多国籍企業社員の社会保障 Social Security for Multinational Company Employees」(国連貿易開発会議UNCTAD 総会2021年10月開催)で、本校はドイツ大使として会議に参加した。大会直前の練習会となり、生徒は本番に向けてさまざまなシミュレーションを行うことができた。

  

令和4年11月3日 高大連携課題研究発表会at京都大学

創造科学科6期生(2年)3名が京都大学で実施された高大連携課題研究発表会に参加し、研究のポスター発表を行った。今回は化学班が取り組んでいる「廃棄食材を原料とした機能性バイオプラスチックの開発」というタイトルで研究発表を行った。8分間の発表、3分間の質疑応答を繰り返し行った。京都大学の先生や学生、他校の生徒から研究内容や研究の進め方について多くの指摘や質問を受けたが、それに自分たちなりの答えや意見をしっかりと返すことができていた。

客観的な意見を聞くことで自分たちの研究を見直し、他校の生徒の研究に触発され今後の方向性を考える機会となった。また、他校の多様な発表を聞くことで探究活動に対する意義や熱意を再確認することができた。

  

令和4年8月24日 東京未来フロンティアツアー3日目 「東京大学ツアー」「自由行動」

東京未来フロンティアツアー3日目は自由行動で、生徒が行き先を決めて班ごとに活動した。

そのうち、10名の生徒が「東京大学ツアー」に参加した。

この「東京大学ツアー」では東京大学や東京の大学に通う創造科学科3期生の先輩3名が赤門や図書館、安田講堂、三四郎池をはじめ東京大学構内を案内してもらった。趣のある建物や広い構内で東京大学の雰囲気を味わった。また、受検の体験談や東京での生活についてなど生徒の質問にも答えていただいた。進路を考える一つのきっかけとなった。

本ツアーに参加しなかった生徒は、横浜や浅草、原宿、神宮球場等に向かった。

  

  

 

 

令和4年8月23日 東京未来フロンティアツアー2日目C班 「物質・材料研究機構」

東京未来フロンティアツアー2日目C班の10名がつくば市の物質・材料研究機構を訪問した。日本における物質・材料の基礎・基盤的研究開発および重点研究開発を行っているこの機関では多くの研究者、技術者が次世代材料の開発を行っている。材料開発に欠かせない電子顕微鏡やNMRについての講義を受けた後、実際に開発段階の「スーパードライルームでのリチウム空気電池の作製」、「電子顕微鏡を用いた物質同定やハエの体表観察」を体験するとともに研究施設の見学を行った。研究職の方が普段どのように仕事をされているのかを生で見ることができ、研究開発職に興味を深めた。また、隣接するJAXAの施設も訪問し見学した。理系の最先端の研究開発の現場を見学、体験することで現在学んでいる知識がどのように仕事に繋がるのかも感じることができ、刺激を受けた。

  

  

令和4年8月23日 東京未来フロンティアツアー2日目B班 「参議院」「J&J」「アジア開発銀行」

東京未来フロンティアツアー2日目、B班の生徒5名が国会議事堂・参議院議員会館とアジア開発銀行(ADB)駐日代表事務所を訪問した。また、国会とADBの間に、Johnson & Johnsonに勤めている方に貸しオフィスでお話を伺った。

まず、国会議事堂の見学ツアーに参加し、歴史ある議事堂内を見て回った。続いて、本校卒業生で参議院議員である宮崎雅夫 前農林水産大臣政務官とディスカッションを行った。事前学習の内容や質問事項について宮崎議員に答えていただくとともに、主に日本の農業について現状と課題を話していただいた。国会食堂で昼食を取った後、宮崎議員の議員事務室に招待され、談話した。現在の活動だけでなく、本校での高校生活や農林水産省での経験等、一つ一つ丁寧にお話していただいた。

次に、ジョンソンエンドジョンソン株式会社メディカルカンパニーCERENOVUSの福浦晃氏から、Johnson & Johnsonの起業紹介や外資系企業、転職についてお話をしていただいた。国内企業と外資の違いについて働き方や評価などを主な内容として説明していただいた。

最後に、霞が関ビルにあるADB駐日代表事務所を訪れた。はじめに広報担当の柴田氏と河津氏からADBに関わるようになった背景等の経歴について英語で説明してもらった。次に、駐日代表代行の田村由美子氏から「Asian Development Bank—Mission, Structure, Strategy, and Operations」というテーマで英語で発表していただいた。ADBが市中銀行や国連機関、JICA等のODAと異なる点や融資の仕方、融資先の国や内容の内訳について説明していただいた。続いて、事前学習の生徒からの質問に答えていただく形でADBの立場から世界情勢について議論した。

  

   

令和4年8月23日 東京未来フロンティアツアー2日目A班 「日本アセアンセンター」「国連UNHCR協会」「アジア経済研究所」

東京未来フロンティアツアー2日目A班の8名は、まず、日本アセアンセンターを訪問した。日本アセアンセンターは、ASEAN加盟国政府と日本国政府との協定によって1981年に設立された国際機関である。日本とASEAN諸国間の「貿易」「投資」「観光」という3分野における経済促進と、「人物交流」の促進を主な目的として活動されている。加盟各国の説明を受けたあと、質疑応答を行った。また、マレーシアから来られている職員の方とも交流をすることができ、ASEAN諸国についての理解を深めることができた。

次に、国連UNHCR協会を訪問した。国連UNHCR協会は、国連の難民支援機関である UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)の活動を支える日本の公式支援窓口である。資金調達活動と日本社会における難民問題の認知と理解を拡大するためのコミュニケーション活動を行っている。お話を伺いながら、他人ごとではなく、現在ある様々な世界的な課題に取り組んでいかなければならないと強く感じた。

最後に訪問したのがアジア経済研究所だ。日本における開発途上国研究の拠点として、世界への知的貢献をなすことを目指し、それぞれの地域に密着した知識 を収集・蓄積し、開発途上国の実態と課題を明らかにし、開発途上国に対する深い理解を広く国内外に提供されている。アジア経済研究所の概要紹介、ベトナムの農村経済学を専門とされている研究員の方による講演、質疑応答、ライブラリアンの仕事についてのお話、館内見学と盛りだくさんの研修を受けた。研究についてのアドヴァイスを受け、ヒントをいただくこともでき有意義な時間となった。

  

  

令和4年8月22日 東京未来フロンティアツアー 「東京武陽会交流会」

東京未来フロンティアツアー1日目参加者23名がJETRO東京において「東京武陽会との交流会」を行った。東京で活躍する兵庫高校卒業生で構成される東京武陽会からは、明治大学教授の長嶋比呂志先生(61陽会)はじめ、13名の方が多忙の中、後輩のために交流会を企画し参加してくださった。

東京武陽会で用意していただいた食事をいただいた後、7グループに分かれて交流会を行った。交流会では、生徒が現在取り組んでいる研究内容を説明し、それに対するご意見や助言をいただいた。研究分野の専門家の方を紹介してくださる方もおられ、生徒は自身の研究を深めていくためのきっかけをいただき、研究に対する意欲を強めた。その後は、先輩方の兵庫高校生時代の思い出話と、現在の兵庫高校の様子をお互いに語り合い、非常に盛り上がった。

  

  

 

令和4年8月22日 東京未来フロンティアツアー1日目B班 「カワサキロボステージ」「日本科学未来館」

東京未来フロンティアツアー1日目B班の11名がお台場にある「カワサキロボステージ」へ訪問し、産業用ロボットの見学・体験をしたあと、75分の研修を受けた。見学・体験では、ロボットアームが持ち上げる座席に座り、360度景色が見渡せるVRゴーグルをかけることで、本当に大空を飛んでいるような感覚を体験した。また、似顔絵を描くロボットはたったの5分で、本人の撮影から完成までさせる様子を見て、技術力の高さに驚いた。そのあとの研修では、川崎重工業㈱の沿革や、産業用ロボットの世界市場、ロボットが活躍する社会など、ロボットがいかに身近で貢献しているかを考える良い機会となった。

「日本科学未来館」では、最先端の科学や技術はもちろん、様々な未来の実現に向けて取り組む研究者の熱心な研究に触れた。

  

令和4年8月22日 東京未来フロンティアツアー1日目A班 「量子科学技術研究開発機構」

東京未来フロンティアツアー1日目、A班の生徒12名が千葉県千葉市にある量子科学技術研究開発機構を訪問した。量子論や量子技術に基づく量子物質・材料科学、生命科学等の先端研究開発を行っている機関である。機関での幅広い研究分野について説明を受けた後、線形加速器「シンクロトロン」を見学し、各分野に分かれて体験実験や見学を行った。

A班では、「量子計測技術の体験」を行った。生命現象を「量子技術」によって捉える研究開発を進めているチームのラボを見学し、その計測方法を実験的に学んだ。

B班では、「PET装置開発現場の体験」を行った。最先端の病気の根源に迫る画像診断方法の1つであるPETについて、投与した検査薬から出てくる放射線を、体外にある検出器で実際に計測した。 

C班では「認知症基礎研究体験」を行った。認知症のモデルマウスの脳切片を染色し、脳に溜まる異常たんぱく質“タウ”を可視化する実験を体験し、事前学習した内容を実際に見ることで、脳疾患について興味関心をさらに深めた。

D班では「水を用いた放射線被ばく量測定実験」を行った。生体内に多く存在する水を利用し、素早く正確に被ばく量を測定する方法について実際に測定を体験しながら、その重要性を学んだ。

  

  

令和4年8月19日 東京未来フロンティアツアー事前学習⑦ オンライン講義「「量子」ってなーに?」

本校PC教室において、東京未来フロンティアツアーで「量子科学技術研究開発機構」を訪問する創造科学科6期生(2年生)、GR選択者(2年生)12名が、事前学習の一環としてオンライン講義を受けた

。以前の事前学習の際、「量子」についえ自分たちで調べても調べたが、その本質を理解することが難しかったことを受け、量子科学技術研究開発機構側のご厚意でオンライン講義を行っていただいた。これまで学んだニュートン力学では説明ができない量子の性質や挙動についてかみ砕いて説明をしていただいた。

不確定さや曖昧さ、粒子と波の性質を併せ持つなど、これまで学んできた概念とは全く異なる量子の理解に苦労しながらも理解を深めることができた。この基礎知識をもとに、訪問先では量子がどのように活用されているのかを体験する。

  

令和4年8月5日 東京未来フロンティアツアー事前学習⑥ 「アジア開発銀行」「参議院会館」

本校PC教室において、東京未来フロンティアツアーで「アジア開発銀行」、「参議院会館」を訪問する創造科学科6期生(2年生)、GR選択者(2年生)5名が、事前学習を行った。

事前学習では、グループごとに事前に調べた各機関がどのような組織なのか、どのような取組が行われているのかを発表し合って情報を共有した。「アジア開発銀行」では、実際にどのような国にどのような目的で融資されたのか具体例を出し、アジア開発銀行の果たす役割などを議論した。「参議院会館」では、ツアーで訪問する本校の卒業生である「宮崎雅夫議員」について、どのような議員活動をされているのかを調べた。特に力を入れておられる活力ある農山漁村づくりについて詳しく調べ、当日の質問を考えた。

  

令和4年8月4日 東京未来フロンティアツアー事前学習⑤ 「物質・材料研究機構(NIMS)」

本校ゆ~かり館において、東京未来フロンティアツアーで「物質・材料研究機構(NIMS)」を訪問する創造科学科6期生(2年生)、GR選択者(2年生)10名が、事前学習を行った。

事前学習では、物質・材料研究機構(NIMS)のフェロー・理事長特別参与である魚崎浩平先生によるオンラインでの講義を受けた。日本の抱えるエネルギー事情や、その解決策の1つとして物質・材料研究機構でも研究が進められている次世代電池についてお話いただいた。

世界で初めて電池が作れられてから現在までの電池開発の流れや、今後の電池開発の指針などを聞くことができた。これらの基礎知識をもとに、実際に訪問した際には、電池の製作を体験させていただく予定である。電池の化学的な仕組みについてはまだ学習していないが、このツアーでの学びと化学での学びが繋がっていく。

また、物質・材料研究機構(NIMS)の施設について、魚崎先生自身の兵庫高校生時代のお話や、卒業後の研究の歩みについてもお話を伺った。

  

令和4年8月3日 東京未来フロンティアツアー事前学習④ 「日本アセアンセンター」、「国連UNHCR協会」、「アジア経済研究所」

本校PC教室において、東京未来フロンティアツアーで「日本アセアンセンター」、「国連UNHCR協会」、「アジア経済研究所」を訪問する創造科学科6期生(2年生)、GR選択者(2年生)9名が、事前学習を行った。

   

3グループに分かれ事前に各機関、研究所での活動内容や研究内容、質問したいことをスライドにまとめたものを使って発表を行った。その後、互いに疑問点や考えを出し合いながら、その内容をさらに深めていった。

「日本アセアンセンター」については、アセアン諸国内の国による考え方や日本との関わり方の違いについて考え議論した。

「国連UNHCR協会」については、ロシアとウクライナの国境問題では、難民の定義について考えた後、協会が行っている様々な活動について議論した。

「アジア経済研究所」については、訪問時に講義をしていただく研究者の方の研究分野である「ベトナム地域研究、農村経済社会」について具体的な研究について調べその内容について議論した。

令和4年8月2日 東京未来フロンティアツアー事前学習③ 「カワサキロボステージ」

本校PC教室において、東京未来フロンティアツアーで「カワサキロボステージ」を訪問する創造科学科6期生(2年生)、GR選択者(2年生)12名が、事前学習を行った。

   

カワサキロボステージでは、人とロボットの共存・協調を理念として開発されている川崎重工のロボット分野の最先端の技術とノウハウを見て触れて体験することができる施設である。これまでどのようなロボットが開発され、どのような場所で使用されているのかなどを事前に調べ、それを発表し合うことで共有した。また、その中から生じた自分たちの考えや、疑問について議論を深めることで、ブラッシュアップを行った。

実際にツアーで訪問した際には、事前学習の内容をまとめたものを発表し、質問をぶつけることで、ただ見学するだけでなく、こちらの意見や考えを提案していけるものとしていく。

 

令和4年8月1日 東京未来フロンティアツアー事前学習② 「統計数理研究所」

本校ゆ~かり館において、東京未来フロンティアツアーに参加する創造科学科6期生(2年生)、GR選択者(2年生)24名が、事前学習を行った。今回はオンラインで研究所と接続し、まずは自分たちが調べた統計学の活用分野や、今後の可能性についてプレゼンテーションを行った。

また、その中で生じた疑問について質問した。その後、野間久史准教授から医療分野での統計学の利用例を挙げて統計学の基本的事項についての講義をいただいた。高校では詳しく学習しないが身近なところ、意外なところで幅広く統計学が用いられていること、今後さらに活用の幅が広がっていく可能性などを感じた。

今後統計学を用いた探究活動を行っていく生徒は山下智志副所長からアドバイスをいただくなど意義深いものとなった。

  

 

令和4年7月26日 東京未来フロンティアツアー事前学習① 「量子科学技術研究開発機構」

本校PC教室において、東京未来フロンティアツアーで「量子科学技術研究開発機構」を訪問する創造科学科6期生(2年生)、GR選択者(2年生)12名が、事前学習を行った。

訪問時に「量子計測技術」、「PET装置開発」、「認知症薬剤の開発」「放射線計測技術」の4分野に分かれ、各分野でどのような研究がなされているのかを調べ、自分たちの考えを交えて発表を行った。そこから互いに質問事項を出し合いそれに答えることで分野理解を深めた。量子は様々な分野での利用が進んでいる。量子についての理解は難しい部分もあったが、参加者全員で議論を深めた。

  

令和4年3月26日「WKCフォーラム2022~コロナ禍における学校と生徒のメンタルヘルス~」パネリスト参加

グローバルリサーチ受講生(2年)2名が、WHO健康開発総合研究センター主催・WHO神戸センター共催「WKCフォーラム2022~コロナ禍における学校と生徒のメンタルヘルス~」における発表者、及びパネリストとして参加した。初めに、国連広報センター(UNIC)長の根本かおる氏から「みんなで考えよう、コロナ時代のメンタルヘルス-私の経験から考える-」基調講演が行われた。続いて、パネルディスカッションとして、大阪大学大学院人間科学研究科(UNESCO Chair)教授の山中浩司氏とWHO神戸センター医官の茅野龍馬氏、京都大学大学院医学研究科健康増進・行動学教授の古川壽亮氏、英国UCL医学部学生の島戸麻彩子氏とともに、本校生徒は「コロナ禍における、学校と生徒のメンタルヘルスの課題と展望」というテーマで議論した。発表やディスカッションを通して、高校生自身の声を届けるとともに、参加者から多くの学びを得た大変貴重な機会となった。

WKCフォーラム2022についてはこちら

WKC Forum_26Mar2022_photo

令和4年3月12日「SDGs Questみらい甲子園関西エリア大会」

普通科グローバルリサーチ受講生(2年)2名が、SDGs Quest みらい甲子園関西エリア大会実行委員会「SDGs Questみらい甲子園関西エリア大会」のファイナリストに選ばれ、セレモニーに参加した(班員は3名だが、蔓延防止措置中のため、2名に制限)。まず、実行委員長の朝日新聞大阪本社メディアビジネス局長の安場孝氏による挨拶が行われ、次に2分程度で各ファイナリストから自己紹介及び研究概要の発表を行った。続いて結果発表で、本校は大日本住友製薬賞を受賞した。最後に、各班の研究について、ファイナリスト同士で質疑応答を行う交流会が行われた。

〈本校発表タイトル〉

「メンタルヘルスに対する偏見をなくして相談に行こう」大日本住友製薬賞

        

令和4年2月11日「HYOGO×WKCフォーラム高校生SDGs探究発表会 2021」代表発表

普通科グローバルリサーチ受講生(1・2年)20名、創造科学科6期生(2年)3名と5期生(1年)12名が、兵庫県教育委員会委員会・WHO神戸センター主催「HYOGO×WKCフォーラム高校生SDGs探究発表会 2021」に参加した。まず、基調講演として「国際保健の潮流:世界の人々の健康と社会デザイン~SDG3(全ての人に健康と福祉を)達成のために」というテーマで、WHO西太平洋地域事務局コンサルタントの坂元晴香氏から国際保健についてや国連職員に興味をもった経緯や仕事の内容についてお話をしていただいた。次に、課題研究成果LIVE配信として、本校創造科学科6期生1名はじめ、4校が発表を行った。最後に発表に対する講評として、神戸大学海洋政策科学部准教授のルックス・マシュー氏からプレゼンテーションのポイントについてお話をしていただいた。なお、本校はこの発表会の幹事校であり、司会は本校放送委員会が務めた。

〈本校発表タイトル〉

「高齢者デジタル・デバイド解消に向けたスマホ教室の提案-スマホ教室におけるアンケートと聞き取り調査の分析をもとに-」生徒投票1位

  

令和4年1月29日「Glocal High School Meetings 2022」金賞受賞

創造科学科5期生(2年)1名と4期生(1年)4名が、文部科学省指定グローカル型地域協働推進校探究成果発表委員会主催「Glocal High School Meetings 2022」にて、5期生は日本語部門、6期生は英語部門にそれぞれ発表動画を投稿した。この発表会は、地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)の指定校・事業特例校・アソシエイト校(対象37校)がオープン参加で動画投稿し、一般社団法人Glocal Academy代表の岡本尚也氏を中心に審査を受けた。本校は、日本語部門が金賞(審査委員長特別賞)、英語部門が銀賞を受賞し、5期生生徒が発表会にて日本語部門の成果発表を行った。

〈発表タイトル〉

日本語部門「~空き家とアーティストをつなぐ~架け橋プロジェクト」 金賞(審査委員長特別賞)受賞

英語部門 “Creating Local Communities through Micro Libraries” 銀賞受賞

  

令和4年1月31日「“ドリームボール”で夢をつなぐ~日本各地をめぐるユースの難民支援」

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が手掛ける動画に、本校生徒が参加した。アフガン難民の少女ナディラさん(インド在住)がデザインしたサッカーボールを使って、18都道府県、40の学校・団体などの総勢約350人の有志が動画を撮影した。東京研修にてUNHCR協会に講義を受けた縁から今回撮影に参加した。

 

 【動画公開】“ドリームボール”で夢をつなぐ~日本各地をめぐるユースの難民支援

 

  

 

令和3年12月24日「令和3年度WWL課題研究交流発表会」参加

普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)2名が、文部科学省「ワールドワイドラーニングコンソーシアム構築支援事業(WWL)」の拠点校である神戸市立葺合高等学校主催「令和3年度WWL課題研究交流発表会」に参加した。はじめに各校紹介の発表と葺合高校によるキックオフ・プレゼンテーションが行われた。次にグループに分かれ各12分の発表+質疑応答を行った。本校は「スマホと睡眠の関係について」というタイトルで、睡眠直前のスマホ利用と起床時の計算問題の解答に関する考察について発表を行った。続いて、分野別ディスカッション・ワークショップでは、「【人権】ワクチン接種における差別」というテーマで議論した。最後に兵庫教育大学院教授の西岡伸紀氏から講評をいただき、会を締めくくった。

  

令和3年12月19日「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth」参加

本校普通科グローバルリサーチと創造科学科の生徒が、ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 運営委員会・特定非営利活動法人関西NGO協議主催「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 2021」にオンラインで参加した。今回はグローバルリサーチ受講生(1年)1名がプログラムセクション実行委員として参加し、オンラインでイベント企画・運営の準備を進めてきた。当日は本部であるYMCA大阪に集合しし、イベントを運営した。

また、グローバルリサーチ受講生(2年)の4名が高校生のための国際協力アクションプラン応援プログラム「アイデア探求コース」でファイナリストに選ばれ研究発表を行った。神戸市長田区のベトナム人の医療アクセス向上を目指して「フォーより簡単な医療手続き」を発表し、グッドアイデア賞を受賞した。同じく2年生の2名が、ユースアクション報告会において、フードドライブキャンペーンの実践報告を行った。質疑応答も盛り上がり、研究を深めるヒントを得ることができた。

その他、創造科学科6期生(1年)2名が、「グラフィックレコーダー」を担当し、プログラムの内容をまとめたり、グローバルリサーチ受講生(1年)5名が「高校生レポーター」として各企画に参加した。合計14名の生徒がイベントに参加し、グローバル社会における課題や他校の取り組みについて学んだ。

 

ワンフェスユースHP 

ワンフェスユース2021 ONLINE  

朝デジタル「SDGs、国際協力…高校生が提言ワン・ワールド・フェス」

 

        

 

令和3年11月25日創造基礎「税の作文表彰式」

本校校長室において、創造科学科5期生(2年)2名が「高校生の税に関する作文」で受賞し、その表彰式を行った。長田税務署長の大西孝幸氏をはじめ、税務署の職員の方にご来校いただき、表彰していただいた。

作文タイトルと受賞名は以下のとおり

「高校生の私と税金」長田税務署長賞

「無償の教科書、当たり前?」神戸市長田区租税教育推進協議会長賞

  

令和3年11月6日「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 2021 ブラッシュアップのための発表会」

グローバルリサーチ受講生(2年)3名が、ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 2021 運営委員会、(特活)関西NGO協議会主催「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 2021」の口頭発表「アイデア探求コース ブラッシュアップのための発表会」にオンラインで参加した。生徒は、在日ベトナム人の医療アクセスの円滑化するためのチェックシートや指先シートを作成し、提案した。生徒の発表(3分間)に対し、認定NPO法人テラ・ルネッサンス アジア事業マネジャー カンボジア駐在代表の江角泰氏、同職員・外務省NGO相談員の栗田佳典氏、NGO福岡ネットワークの加藤綾乃氏、認定NPO法人気候ネットワークの田中十紀恵氏からそれぞれコメントをいただいた。

 

〈生徒発表タイトル〉

フォーより簡単な医療手続き

 

ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 2021

 

  

令和3年11月3日 高大連携課題研究発表会at京都大学

グローバルリサーチ受講生(2年)3名が京都大学で実施された高大連携課題研究発表会に参加し、研究のポスター発表を行った。今回は「風車の羽角度と発電量の関連性を探る」というタイトルで発表を行った。8分間の発表、3分間の質疑応答を繰り返し行った。京都大学の先生や大学院生、他校の生徒から研究内容や研究の進め方について厳しい指摘や質問を受けたが、それに自分たちなりの答えをしっかりと返すことができていた。

客観的な意見を聞くことで自分たちの研究を見直し、今後の方向性を考える機会となった。また、他校の多様な発表を聞くことで探究活動に対する意義や熱意を再確認することができた。

<生徒感想>

今回合同発表会に参加したことによって、私は多くの刺激を受け、いくつかの発見がありました。特にこのように実際に研究内容を他者に伝えることで私たちの研究について多くの抜けを見つけました。例えば圧倒的な知識不足です。私たちはプロペラを作ることを最優先にしたため、風力発電についての詳細な情報や、先行事例、開発状況についてよく理解していませんでした。ですので、質問をされた際に研究のことは答えられてもなぜその研究が今後役に立つのかを詳しく答えられませんでした。今後の研究ではまず風力発電についての基礎知識を身につけたいと思います。

  

令和3年10月30日「WKCフォーラム2021Global Health High School Summit ~高校生からの姫路宣言~」

アクリエ姫路において、グローバルリサーチ受講生(2年)3名が、WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)主催「WKCフォーラム2021Global Health High School Summit ~高校生からの姫路宣言~」における発表者、及び宣言作成者として参加した。参加校(姫路西、関学千里国際、長田、葺合、飾西、姫路女学院、本校)はそれぞれのテーマに合わせて研究発表を行い、「姫路高校生宣言」を清元姫路市長及び藪本県健康福祉部長(県知事代理)に提出した。本校生徒は「メンタルヘルスに対する偏見をなくして相談に行こう」をテーマで研究してきた内容について発表した。また、宣言文の提出の役割も担った。

     

令和3年10月17日BAAC模擬国連大会

創造科学科5期生(2年)の生徒1名が、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)主催「BRIDGE Across Asia Conference(アジア太平洋高校模擬国連大会)」にオンラインで参加した。5か国(日本、インド、韓国、タイ、モンゴル)の生徒がオンラインでつながって模擬国連を実施した。本校生徒はインドの生徒とペアを組み、シンガポール大使として会議に参加した。議題は子供の貧困で、すべての議事を英語で行った。惜しくも受賞は逃したものの、国際舞台で活躍する基礎となる異文化理解やコミュニケーション能力を身につける高いレベルの機会となった。

 

〈生徒感想〉

10月17日にオンラインでBridge Across Asia Conference 模擬国連大会があり、私はペアのインド人の学生と共にシンガポール大使を務めました。今回、私は「ワーキンググループのリーダー」の1人として話し合いを積極的に引っ張っていくことができました。話し合いを進めていく立場に立つことで学んだことが二つあります。まず、グループのメンバー全員に気を配って話し合いを進めることの難しさです。特に今回の会議では英語で行われたため英語力の差によってグループがまとまらないことが多かったように感じます。そのようなことにいち早く気づいて対策を取ることができるのが「良いリーダー」なのではないのかと考えました。また、時間配分の大切さです。今回私たちのグループは文書作成にあたって時間が足りなくなり最後までバタバタしたまま終わってしまいました。時間配分はしっかり考え予防線も張っておくことが大切であると身をもって感じました。今回受賞はできなかったものの、それ以上に多くの成長を得られたと思います。このプログラムの準備期間中、実際に何度か自分の成長を実感することがありました。思うようにいかなくて悩んだこともありましたが、会議が終わった後はこのプログラムに参加できてよかったと強く思いました。

令和3年10月10日BAAC政策発表会

創造科学科5期生(2年)の生徒1名が、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)主催「BRIDGE Across Asia Conference(アジア太平洋高校模擬国連大会)」の政策発表会に参加した。会場の東京国際交流会館プラザ平成国際会議場に日本代表生徒16名が集合し、他国(インド、韓国、タイ、モンゴル)の生徒とはオンラインでつなぎ、実施された。本校生徒は8月にペアになったインドの生徒とシンガポール大使として政策を練り上げ、発表することができた。他国の大使役生徒から質問を受け回答したり、他国の発表に対しても質問したりした。今回の政策発表について大学生からコメントをもらい、ブラッシュアップしたうえで、生徒は次回17日の模擬国連大会に臨む。

    

令和3年10月9日グローバルリサーチ「WKCフォーラム大学教員指導」

グローバルリサーチ受講生(2年)3名が、WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)主催「WKCフォーラム2021Global Health High School Summit ~高校生からの姫路宣言~」における発表者、及び宣言作成者に選ばれた。今回は京都大学大学院医学研究科健康増進・行動学教授の古川壽亮氏に研究の進捗状況報告とプレゼン資料について指導を受けた。これまでメンターである大阪大学医学部医学科の学生からサポートを受けながら活動し、校内生徒対象にアンケート実施とInstaglamを使ったメンタルヘルスの情報発信を行ってきた。今後はメンタルヘルスチェックシートの実施を進めていく予定だ。

 

「WKCフォーラム2021Global Health High School Summit~高校生からの姫路宣言~」兵庫県記者発表

https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/20210915_8576.html

  

 

令和3年9月18日「日経SDGsフォーラム高校生SDGsコンテスト」

創造科学科5期生(2年)3名が、日本経済新聞社主催「日経SDGsフォーラム高校生SDGsコンテスト」の決勝大会に、オンラインで出場した。全国から56校の応募があり、本校は決勝校の10校に選ばれ、発表した。生徒は1年生の創造基礎の活動で駒ヶ林にアーティストを呼び込む活動として、動画やホームページを作成する「神戸駒ヶ林×アーティスト プロジェクト」という活動を行った。その成果をもとに今回発表を行った。質疑応答では、日本総合研究所創発戦略センターシニアスペシャリストの村上芽氏から質問を受けた。惜しくも受賞することはできなかったが、他校の活動を知ることもでき、今後の研究にも役立つものとなった。

 日経SDGsフォーラム 高校生SDGsコンテストHP

生徒作成HP「神戸駒ヶ林×Art」

   

令和3年8月29日グローバルリサーチ「WKCフォーラム打ち合わせ」

グローバルリサーチ受講生(2年)3名が、WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)主催「WKCフォーラム2021Global Health High School Summit ~高校生からの姫路宣言~」における発表者、及び宣言作成者に選ばれた。今回はキックオフミーティングとして、WKCの寺本氏から趣旨説明と今後の流れについて説明があった。本校生徒は「学校と生徒のメンタルヘルス」をテーマに研究を進め、同じテーマの県立姫路西高校の生徒と一緒に説明を受けた。今後はメンターである大阪大学医学部医学科の学生からサポートを受けながら活動を行う予定である。

  

令和3年8月24日 東京未来フロンティアツアー代替研修「2日目」

東京未来フロンティアツアーの代替研修の2日目は、3つの班に分かれ自分の興味関心がある機関、団体の研修を受ける選択制で実施した。

A班はまず、アジア開発銀行の駐日代表児玉浩美氏から「アジア開発銀行の取り組み」というテーマで講義を受けた。次に国連UNHCR協会の天沼耕平氏から「UNHCRの難民支援」について生徒の質問をもとにディスカッションを行い、インターンで参加していた学生とも議論をすることができた。最後にアジア経済研究所の長峯ゆりか氏から同研究所の紹介と研究者の荒神衣美氏から「ベトナム南部の農村内における調査について」の講義を受けた。

  

B班は、はじめに日本ASEANセンター広報官の宮内智子氏から「ASEAN、及び加盟国について」の講義を受け、マレーシア人のスタッフとも英語で交流した。続いて、セーブ・ザ・チルドレンの大阪事務所マネージャーの伊藤愛氏から「子どもの課題に関する日本と海外の現状」について生徒とディスカッションしながら講義をしていただいた。最後に、川崎重工株式会社の小熊氏、合田氏、小野氏から「社会課題に対するロボットの貢献」というテーマで講義を受け、これらの内容に加え、水素活用についても議論した。

  

C班は、物質・材料研究機構の理事谷広太氏から「日本の研究開発における財政事情」というテーマで科学立国のベースとなる財政について講義を受けた。続けて、フェローの魚崎浩平氏から「世界のエネルギー利用の変遷と現状について講義を受けた。午後は電子顕微鏡解析ステーションナノ構造解析グループリーダーの竹口雅樹氏から「電子顕微鏡の仕組みとその利用の講義、固体NMRグループ主幹研究員の端健二郎氏から「NMR(核磁気共鳴)の原理と開発」の講義を受けた。実地で体験予定であった「スーパークリーンルームでの電池作成」、「電子顕微鏡の見学」、「研究材料の作成現場や強度測定」について、職員の方が体験をライブ配信してくださった。

  

令和3年8月23日 東京未来フロンティアツアー代替研修「1日目」

アリストンホテル神戸において、本校普通科グローバルリサーチ受講生(2年)11名と創造科学科5期生(2年)15名を対象に、「東京未来フロンティアツアーの代替研修」を実施した。新型コロナウイルス感染症の影響で、東京での実施を変更し、オンラインでの研修実施となった。講義を聞くだけではなく、事前学習のまとめを発表し、あらかじめ質問を講師と共有したうえで講義を受け、講義後も活発な質疑応答ができた研修となった。

午前は統計数理研究所(統数研)の講義を受けた。まず、宮里義彦副所長より統数研の概要紹介をしていただいた。次にデータ科学研究系計量科学グループの船渡川伊久子准教授から「医学・健康科学における統計」についての講義を受けた。

  

午後は量子科学技術研究開発機構(QST)の講義を受けた。はじめに理事の木村直人氏からQSTの概要説明を受けたあと、物理工学部長の白井敏之氏から「重粒子線がん治療」についての講義を全員で受けた。続いて2班に分かれ、分子イメージング治療診断部長の東達也氏から「分子イメージング診断治療研究」について、被ばく医療部医長の西條広人氏から「被ばく医療研究」についての講義を受けた。

  

夕食後、兵庫高校の卒業生で東京を拠点に活躍されている東京武陽会の方との交流会を行った。現在行っている探究活動の内容を報告し、それに対するアドバイスや指導をいただいた。また、先輩方の高校時代の体験談を聞くなど、非常に盛り上がり有意義な時間を過した。

  

令和3年8月21日灘高模擬国連練習会

オンラインにて、創造科学科6期生(1年)2名が 灘高等学校ディベート部主催の模擬国連練習会に参加した。議場は国連総会第1委員会(DISEC)、議題は核軍縮で、言語は英(日)/日/英 (公式/非公式/決議)(全日本大会と同じ、ただし公式発言で日本語の使用も認める場合がある)である。国割りはシングルデリゲート、会議形式は全日本高校模擬国連大会の議事進行に則ることとした。

令和3年8月10日 東京未来フロンティアツアー代替研修「第3回事前学習」

本校普通科グローバルリサーチ受講生(2年)12名と創造科学科5期生(2年)15名が東京未来フロンティアツアーの代替研修の第3回事前学習を実施した。

今回の事前学習では、「アジア開発銀行」、「国連UNHCR協会」、「アジア経済研究所」、「日本アセアンセンター」、「川崎重工」、「物質・材料研究機構」、「JAXA」について班別で各機関がどのような事業を行っているのかをまとめ、その際に出てきた疑問をまとめた。どの機関もHPを見ても内容が難しく、全て英語で書かれたHPもあり、苦戦していたが、わからないところを皆で意見を出し合いながら活発に議論をしながらまとめていく様子が印象的であった。思いを込めてまとめた内容や疑問を当日、各機関に向けて発表を行う予定です。

  

令和3年8月5日BAAC模擬国連交流会

創造科学科5期生(2年)の生徒一名が、BRIDGE Across Asia Conference(アジア太平洋高校模擬国連大会)のオンライン交流会に参加した。この大会は日本の生徒がモンゴル・韓国・タイ・インドの生徒とペアを組み、オンラインで行われる。国・地域の垣根を越えた学びあいと交流を通して、多様性に富んだ社会で活躍できる次世代の人材の発掘と育成に貢献していくことが目的である。本校生徒は書類とプレゼン動画による選考により日本代表生徒の一人に選ばれ、インド代表の高校生とペアを組んでシンガポール大使として模擬国連に参加する。今回はオンラインで開会式とペアの交流を行った。

 

令和3年7月30日 東京未来フロンティアツアー代替研修「第2回事前学習」

本校普通科グローバルリサーチ受講生(2年)12名と創造科学科5期生(2年)17名が8月21日、22日に神戸市内で実施される東京未来フロンティアツアーの代替研修の事前学習を実施した。今回、残念ながら新型コロナウイルス感染拡大により、東京に研修に行くことができず、神戸市内で代替研修を実施することになった。そのような状況においても、より深い学びができるよう、生徒主体で事前学習を計画、実施した。

今回は、オンライン研修をうける「統計数理研究所」と「量子科学技術研究開発機構」について各自で調べた各機関の研究内容、取り組み、実践例などを出し合い、それが自分たちの生活にどのような影響をもたらすのかをディスカッションした。この中で出てきた考えや疑問は研修時に各機関に向けて発表を行います。オンライン研修ですが受け身にならないように自分たちからも相手に考えをぶつけていこうとする前向きな姿が見られた。

  

令和3年4月4日・5日 第五回高校模擬国連東海大会

オンラインで海陽中等教育学校・県立岐阜高等学校・名古屋高等学校主催「第五回高校模擬国連東海大会」が開催され、本校普通科グローバルリサーチ受講生(2年)1名と創造科学科5期生(2年)1名が参加した。本大会は、東海地方の高校生が各校2人1組となり、実際の国連での会議をイメージしながら、各国の大使として熱い議論を交わすというもので、今年はオンライン開催のため、全国に参加者を募り、本校生は「上級者議場」に参加した。会議において生徒は日本大使を務めた。今回の国連総会 本会議(United Nations General Assembly Plenary Session) の「薬物犯罪の防止”Prevention of drug crime”」を議題とし、①薬物犯罪防止のための具体的政策・取り組み、②薬物の輸出入規制についてという2つの論点についての話し合いが行われた。議場では、似た考えを持つ国同士で集まり、各グループ毎に成果文書を残すべく活発な交渉が交わされた。本校生はスピートをこなし、積極的に色々なグループと意見交換をし、決議に自分達が考えた文言を残すという成果もあげた。

令和3年2月11日「第8回高校生国際問題を考える日」代表発表

普通科グローバルリサーチ受講生(1・2年)10名、創造科学科4期生(2年)7名と5期生(1年)4名が、兵庫県教育委員会・大阪大学・WHO神戸センター(WKC)主催「第8回高校生国際問題を考える日」に参加した。創造科学科4期生4名が発表動画を投稿し、このうち1名が生徒代表の4つのうち一つとして発表した。続いて、「地域にある国際関係機関を知ろう~JICA関西とWHO神戸センターと振り返る2020年~」というテーマで、独立行政法人国際協力機構(JICA)関西センター業務第一課/国際防災研修センター 副調査役の永田禎章氏とWHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)テクニカル・オフィサーのローゼンバーグ恵美氏から国際関係に興味をもった経緯や仕事の内容についてお話をしていただいた。最後に発表に対する講評として、大阪大学全学教育推進機構講師の柿澤寿信氏から探究学習をより深めるポイントについてお話をしていただいた。
〈発表タイトル〉
「教員の長時間労働改善方策の検討~教員と生徒へのアンケート調査をもとに~」生徒投票1位(県立姫路西高校発表と同率)

  

  

令和3年1月30日「Glocal High School Meetings 2021」金賞受賞

創造科学科4期生(2年)1名と5期生(1年)4名が、文部科学省指定グローカル型地域協働推進校探究成果発表委員会主催「Glocal High School Meetings 2021」にて、4期生は日本語部門、5期生は英語部門にそれぞれ発表動画を投稿した。この発表会は、地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)の指定校・事業特例校・アソシエイト校(対象37 校)がオープン参加で動画投稿し、立教大学グローバル教育センター長の松本茂教授を中心に審査を受けた。本校は、英語部門が金賞(探究成果発表委員会特別賞)、日本語部門が銀賞を受賞し、5期生生徒が発表会にて英語部門の成果発表を行った。
〈発表タイトル〉
英語部門“Cool Japan”, “Card Game”, “Communication” ~Languages Learning for Vietnamese~ 金賞(探究成果発表委員会特別賞)受賞
日本語部門「女性議員を5割に増やすための政策提言~神戸市会議員へのアンケート調査をもとに~」 銀賞受賞

  

令和2年12月20日「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth」参加

本校普通科グローバルリサーチと創造科学科の生徒が、ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 運営委員会・特定非営利活動法人関西NGO協議主催「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 2020」にオンラインで参加した。今回はグローバルリサーチ受講生(1年)の2名がそれぞれプログラムセクション実行委員、イベントセクション実行委員として参加し、オンラインでイベント企画・運営の準備を進めてきた。本番もオンライン開催のため、本部と自宅に分かれて参加し、イベントを運営した。また、創造科学科4期生(2年)の3名が創造応用課題研究「ポストコロナ社会を創造しよう!」で研究の報告を行った。その他、グローバルリサーチ受講生(1年)と創造科学科5期生(1年)が「高校生レポーター」として各企画に参加した。合計約40名の生徒がイベントに参加し、グローバル社会における課題や他校の取り組みについて学んだ。

令和2年12月18日KOBE研修情報分野「佐藤三久氏講義」等

キメックセンタービル10階会議室において、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)10名と創造科学科5期生(1年)7名を対象にKOBE研修情報分野を実施した。はじめに、国立研究開発法人理化学研究所計算科学研究センター副センター長の佐藤三久氏から「スーパーコンピューター『富岳』~『京』から『富岳』へ~」というテーマで講義をしていただいた。次に、公益財団法人神戸医療産業都市推進機構クラスター推進センター都市運営・広報課課長代理の西田浩之氏からポートアイランド2期の医療・バイオ・情報クラスターについて説明をしていただいた。また、展望室にて各クラスターを確認した。続いて、公益財団法人計算科学振興財団(FOCUS)に移動し、同財団普及促進グループ長の中谷景一氏からシミュレーションクラスターとFOCUSについて説明をしていただいた。同担当課長髙橋太一氏から事前学習をもとにスーパーコンピューター活用事例について講義をしていただいた。最後に同施設の「スーパーコンピューター誕生と発展の歴史」と「世界一を獲得した日本のスーパーコンピューター」の展示をもとに説明をしていただいた。
  
  

令和2年12月17日KOBE研修ロボット分野「ダイヘン六甲事業所」

株式会社ダイヘン六甲事業所において、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)6名と創造科学科5期生(1年)10名を対象にKOBE研修ロボット分野を実施した。(株)ダイヘン六甲事業所では、溶接メカトロ事業と半導体関連機器事業を展開しており、ロボットの生産体制の自動化を進めている。はじめに、事前学習で生徒発表への講評もいただいたFAロボット事業部企画部長の神品泰宏氏より「ロボットの過去、現在、そして未来」というテーマで講義をしていただいた。その後、プログラミング体験学習や工場見学、エンジニアとの交流を行い、最後に質疑応答を行った。
  
  
  

令和2年12月8日KOBE研修ロボット分野事前学習(2)

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)7名と創造科学科5期生(1年)9名が、KOBE研修(ロボット)の事前学習として、「神戸の未来、ロボットと創る新しい社会」というテーマで班に分かれて発表を行った株式会社ダイヘンの。FAロボット事業部企画部長の神品泰宏氏と人事部採用・教育課長の杉原健朗氏にオンラインで参加していただき、コメントをしていただいた。
〈生徒発表タイトル〉
A班「給食室へのロボットの導入」
B班「災害救助ロボットの開発」
C班「コンビニロボット~多言語対応ロボット導入で新しい社会へ~」
D班「医療におけるロボット導入」
  

令和2年12月3日KOBE研修医療分野「髙橋政代氏の講義」等

キメックセンタービル10階会議室において、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)13名と創造科学科5期生(1年)7名を対象にKOBE研修医療分野を実施した。はじめに、展望室に移動して公益財団法人神戸医療産業都市推進機構クラスター推進センター都市運営・広報課の井上千浩サイエンス・コミュニケーターからポートアイランド2期の医療・バイオ・情報クラスターについて説明をしていただいた。次に、国際くらしの医療館・神戸に移動し、歯髄移植治療や最先端の医療機器について学習した。そして会場に戻り、公益財団法人NEXT VISIONの山田千佳子事務局長から事前学習のふりかえりをもとに講義をしていただいた。最後に株式会社ビジョンケアの髙橋政代社長から「再生医療からAIロボットへ」というテーマで講義をしていただいた。
  
  

令和2年11月27日KOBE研修医療分野事前学習(2)

本校第1STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)13名と創造科学科5期生(1年)7名が、11月6日に実施した神戸アイセンター病院のフィールドワークについて共有を行った。フィールドワークに行った普通科生徒3名がスライドを作成し、ヒアリングの動画や3Dカメラで撮影した手術室の写真を交えながら、最先端の眼科治療の話や「ビジョンパーク」における盲患者支援のあり方などについて説明した。
  

令和2年11月22日 第10.1回長田区・高校生鉄人化まつり

新長田若松公園鉄人広場において、KOBE鉄人PROJECT主催「第10.1回長田区・高校生鉄人化まつり」が開催された。このまつりは、平成22年度に長田区主催の「第2回鉄人まちづくりイベント」に応募した創造科学科の前身である総合科学類型1期生の提案が最優秀賞を受賞し、長田区に所在する高校のさまざまな活動発表の場として実施されるようになったものだ。本校創造科学科4期生(2年)4名と育英高校の生徒会、神戸野田高校の生徒会とで実行委員会を組織し、企画、運営を行ってきた。
3月に実施予定だった「第10回長田区・高校生鉄人化まつり」は、新型コロナウィルス感染拡大にともなう休校措置により中止となった。その後、鉄人広場に「鉄人スクエア」が設置され、その活用募集に本校創造科学4期生が応募し、企画が採用された。
今回は実行委員長を神戸野田高校と本校生徒が共同で担うことになった。テーマは、第10回を引き継ぎ「RE:鉄人とつくるキセキ」だ。本校からは、書道部、ギターアンサンブル部、吹奏楽部が出演した。天候に恵まれ、プログラムのすべてを実施することができた。

神戸新聞NEXT「高校生が書道やダンス披露 神戸・長田「鉄人化まつり」」(外部リンク)
  
  
  

令和2年11月14日・15日 第14回全日本高校生模擬国連大会

今年はオンラインで第14回全日本高校模擬国連大会が開催され、本校創造科学科4期生(2年)1名と5期生(1年)1名が参加した。本大会は、全国各地から集まった高校生が各校2人1組となり、実際の国連での会議をイメージしながら、各国の大使として熱い議論を交わすというもので、本校は4年連続の出場となった。会議において生徒はタイ大使を務めた。今回の会議は第75会期国際連合総特別政治問題・非植民地化委員会(第四委員会) の「宇宙利用“Uses of outer space”」を議題とし、①すべての国の利益のための宇宙利用、②持続可能な開発と宇宙という2つの論点についての話し合いが行われた。議場では、似た考えを持つ国同士で集まり、各グループ毎に成果文書を残すべく活発な交渉が交わされた。本校生はスピートをこなし、積極的に色々なグループと意見交換をし、決議に自分達が考えた文言を残すという成果もあげた。
  

令和2年11月9日KOBE研修ロボット分野事前学習(1)

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)7名と創造科学科5期生(1年)9名が、KOBE研修(ロボット)の事前学習として、株式会社ダイヘンの人事部採用・教育課長の杉原健朗氏から同社の概要について説明を受けた。同社は変圧器メーカーとして創業し、現在、電力機器事業、半導体関連機器事業、溶接メカトロ事業の3つの事業を展開している。12月に見学予定の六甲工場はこのうち溶接メカトロ事業である。同社の全体像と世界トップレベルの溶接技術とメカトロニクスについて概要を説明していただいた。
  

令和2年11月6日KOBE研修医療分野事前学習(1)

神戸アイセンター病院において、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)3名が、KOBE研修(医療分野)の事前学習としてフィールドワークを行った。はじめに、同病院の栗本康夫院長に対して、事前に研修参加者全員から集めた質問を精査したものに答えていただいた。次に、ビジョンパークにおいて、ナビゲーターの和吉氏から同施設の説明や盲患者への支援や社会参加のあり方についてお話をしていただいた。最後に施設を見学させていただいた。今回は、感染症対策のため少人数のフィールドワークとなったが、今後この活動をまとめ、他の生徒と共有する予定である。
  

令和2年8月11日「SDGs Ideathon 2020」

オンラインにて、普通科2年生徒1名と創造科学科5期生(1年)1名が、 関西学院大関西学、特定非営利活動法人国際社会貢献センター(ABIC) 主催「SDGsIdeathon2020」に参加した。 2020 年度 スローガン『One day or Day one ~「いつか」か「今日」か~』 のもと、大阪・兵庫の高校生約30名が集い、SDG3の「Good Health and Well-Being」についてディスカッションを行った。高校生のほかに、大学生や留学生も加わって議論し、グループごとに発表をした。本校創造科学科生徒を含む班は審査の結果、第1位となった。