活動記録

【SSH】2年次「探究学習」

 3月5日と8日の2日間にわたって、2年次の理系生徒を対象にした探究学習が行われました。京都教育大学の村上忠幸教授の指導を受けて、紙コップにお湯を入れたとき、紙コップの下に生じる水滴の正体を突き止める課題に挑戦しました。

 事前に行ったマルチプル・インテリジェンスのチェックシートの結果に基づいて決められた、3~4人のグループで意見を出し合い、「仮説→検証実験→検証」の流れを繰り返しながら、課題に取り組みました。その後、自分がグループ内でどのような役割を果たせたか、自己評価と他者評価の両面から振り返りました。

 どの生徒も生き生きと取り組み、新たな発見のある実りある学習となりました。

マルチプル・インテリジェンス… 1983年にハーバード大学のハワード・ガードナー教授が発表した、人の能力(知能)を多面的に測り、その『強弱』や『組み合わせ』がその人の個性になるという理論です。それぞれの能力(知能)がバランスよく配置されたメンバーでグループを構成することで、より効果的なグループワークが期待できるとされています。

 (授業の様子)