校長たより
足湯
3年生が自由登校期間に入り、登校しなくなったことで、西高はすっかり物寂しくなりました。3年生の教室では、机や椅子等が廊下に運び出され、教室内のワックスがけが行われています。
1月30日(木)の放課後、2年生探究活動「温泉班」による足湯が実施されました。温泉班は「丹波に温泉をつくる」を目標に活動しています。足湯は夏の探究フェスでも行われましたが、季節が変わると勝手も変わるようで、今回はなかなか大変そうでした。
雪がちらちらと舞う極寒の中、足湯のお湯はすぐに冷めてしまい、家庭科室で追加のお湯を沸かしていましたが、それでも追いつかず・・・。そこで事務室の給湯器も使わせていただき、事務室の方々にも協力していただきました。
実際に足湯に浸かる人は少なかったものの、ほっこりとした温かい雰囲気が広がっていました。
防災講習 & 校則会議
1月20日(月)自衛隊の方をお招きして防災講習を行いました。
まず、兵庫地方協力本部長の 福森秀樹 様にご講話いただきました。能登半島地震時における様々な活動についてお話しいただくとともに、「災害時に高校生ができるボランティアの例」についてもご紹介いただきました。後片付け、トイレ掃除、救援物資の配布、段ボールベッド作成、足湯、声かけなど、高校生にもできることはたくさんあります。
続いて、防災に役立つ実習として、ローブワーク、油圧式カッター体験、ファイバースコープ体験、止血法、担架づくりなどを行いました。災害時に「何ができるか」を考える貴重な機会となりました。
(「学校生活の様子」にも記事があります。→こちら)
1月23日(木)生徒会役員執行部主催の校則会議が行われました。
現在の校則を確認しつつ、校則やマナーがきちんと守られているか、また、見直しが必要な校則があるかについて、活発な議論を交わしていました。今後は、全校集会や会議を経て、マナーアップ委員会による校則やマナー強化週間が実施される予定です。
体育持久走 & 1.17追悼行事 & 共通テスト
16日(木)体育の持久走に出発する1年生と、玄関で偶然出くわしました。「走りに行ってきます!」と元気よく飛び出していった姿が印象的でした。一方、最近体調を崩して欠席する人が増えています。しっかり休養して、来週の復帰を待っています。
17日(金)阪神・淡路大震災の発生から30年が経ちました。西高では「1.17追悼行事」を実施しました。災害は、いつか、突然やってきます。だからこそ、今、自分なら災害の時どうするか、自分の命・自分の大切な人の命をどう守るかを考え、備えておきましょう。
18日(土)19日(日)大学入学共通テストが兵庫教育大学で実施されました。西高からは3人が挑戦しました。進学決定後の腕試しとして受験している人もいれば、これから国公立大学に挑戦する人もいます。最後まで諦めずに努力を続けてください。
今年もよろしくお願いします
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
1月8日(水)に第3学期始業式を行いました。校長式辞では、年末の紅白歌合戦を題材に、「2025年はちょっと嫌なことをやってみよう」という話をしました。
好きなことはする・嫌いなことはしない、そういう行動は人生をつまらなくします。これまでの自分だったらやらなかったことにあえて挑戦してみる。そうすることで、思いがけないワクワクやドキドキに出会えるはずです。
まずは「ア・ヒ・ル」を実践。そして、そのほかにも「ちょっと嫌なこと」を探して、ぜひ挑戦してください。私も挑戦してみます。
今年もある生徒から年賀状をいただきました。イラストはオリジナルの力作です。そのイラストについて、興味深い小ネタを教えてもらいました。
今年の年賀状は右半分が過去、左半分が未来を表しているそうです。右は平安時代の元服(げんぷく・貴族男子の成人式)前の少年、左は裳着(もぎ・貴族女子の成人式)後の少女を描いています。これは、自分が未成年から成人になったことを表現したとのことです。
3年生の皆さんは、高校生活も残りわずかとなりました。今しかない時間を大切に過ごしてください。
よいお年をお迎えください
12月24日(火)第2学期終業式を行いました。校長式辞では、「ロケット」を題材に「失敗」について話しました。
失敗しないようにするのは、とても簡単です。
①何もしない。・・・でも、それでは何もできなくなります。
②できることだけやる。・・・でも、それでは成長できなくなります。
③言われたとおりにする。・・・でも、それでは考えられなくなります。
失敗は、新しい挑戦への糧です。皆さんも私も、失敗を恐れずに、どんどん挑戦して、力を蓄えていきましょう。
12月27日(金)仕事納めの日、学校では野球部と吹奏楽部が活動していました。野球部は部員が2人に増え、声を掛け合いながら練習に励んでいました。吹奏楽部は、2月の卒業式で演奏を披露してくれる予定だそうです。
寒い日が続き、インフルエンザが大流行しています。年末年始は体調管理に十分注意しながら、ゆっくりとした時間を過ごしてください。新年の1月8日(水)、全員が元気な姿でそろうことを楽しみにしています。
それでは、2025年(令和7年)が皆さんにとって新しい挑戦の1年となりますように・・・
☆ よいお年をお迎えください ☆彡
雪景色 & ボクシング & ライフル射撃 & 絵手紙
19日(木)西高は今年度初めての雪景色に包まれました。昨年度の初雪は1月16日だったので、約1ヶ月早い積雪となりました。
2年生の田村さんが、滋賀県能登川アリーナで開催中の「全日本女子ジュニアボクシング選手権」に出場しました。YouTubeのライブ中継で観戦しました。
19日(木)の2回戦は、1ラウンドRSCの圧倒的な勝利。しかし、20日(金)の3回戦では、素早く動き回る対戦相手に対応して善戦したものの、僅差の判定で惜しくも敗退。かなり悔しい思いをしていると聞きました。この経験を糧に、次こそはさらなる飛躍を!
20日(金)自衛隊体育学校所属で2023年世界選手権にも出場した 清水 綾乃 選手が、本校ライフル射撃部の指導に来てくださいました。国内トップ選手による指導は、部員にとって大きな刺激となったようです。
現在、ライフル射撃部は1年生2人で活動しています。これから部員が増え、より活発な活動となることを期待しています。
校長室前には、1年生が制作した新たな美術作品「絵手紙」が展示されています。美術担当の堂東先生から、「心を届けるたんば絵てがみコンクール」へ作品を応募すると聞きました。展示会は2月に年輪の里で行われます。また足を運びたいと思います。
たんば青春俳句祭 & 「もくせい」クリスマス演奏会
最初の記事は、約1ヶ月前にさかのぼります。
11月17日(日)丹波市立山南住民センターやまなみホールで開催された「第24回たんば青春俳句祭」(丹波市俳句協会主催)において、2年生 岸本 柊哉 君の作品が高校生の部大賞(1句)に選ばれました。
☆受賞作品☆ 夏祭り母がゆるした夜の町
高校生の部には全国から1,580句もの応募があり、新潟・岐阜・埼玉・京都・福岡など他府県からの応募も目立ちました。その中での快挙です。岸本君は、昨年の入賞(20句)に続いての受賞です。おめでとうございます。
先日、岸本君と立ち話をした時に俳句の話題になりました。この記事をブログに掲載しようと思いつつ忘れていたことに気づきました。掲載が遅れて申し訳ありません。2学期終業式でも披露させていただきます。
※丹波市ホームページの記事は→こちら
12月14日(土)青中・西高吹奏楽部が、特別養護老人ホーム「もくせい」でクリスマス演奏会を行いました。私も少しだけ様子を見に伺いました。
クリスマス仕様の衣装をまとった部員たちは、手拍子に応えながら演奏し、会場は大いに盛り上がりました。「故郷(ふるさと)」の演奏ではみんなで歌って、私も観客の1人になっていました。最後には入所者の方々から熱い感謝の言葉をいただき、逆にこちらが元気をもらえるような温かい雰囲気に包まれていました。
県高P連研究大会 & 修学旅行
11月30日(土)兵庫県公立高等学校PTA連合会(略して、県高P連)の研究大会が、丹波市立春日文化ホールで開催されました。今年度は丹有地区が担当で、三田祥雲館高校育友会に主管としてご尽力いただき、氷上西高校PTA三役の方々にもご協力をいただきました。
昨年度から準備を開始し、複数回にわたる実行委員会を経て、無事に成功裏に終えることができました。氷上西高校の大きな役割は「チータン」。来場者に囲まれながら、記念撮影に大忙しでした。
12月1日(日)~4日(水)第2学年修学旅行で東京・横浜方面へ行ってきました。旅行中の様子は、現地からの写真を「学校生活」→「行事特設ページ」(→こちら)に掲載していますので、ぜひご覧ください。
ここでは、私が旅行中に撮った写真を5枚だけ紹介します。個人的にはかなり貴重なショットだと思っていますが・・・。
常瀧寺の大公孫樹(おおいちょう)
29日(金)2学期期末考査が終わりました。生徒の皆さん、お疲れさまでした。2024年も残すところわずかとなり、来週からは12月に入ります。2年生は12月1日(日)から、修学旅行で東京方面へ旅立ちます。私も同行します。互いに支え合い、助け合い、協力しながら、かけがえのない時間を過ごしましょう。
試験期間中に、一昨年まちづくり部が再興プロジェクトのお手伝いをした「常瀧寺の大公孫樹」を見てきました(当時の記事は→こちら)。大公孫樹は、まだ少し緑が残っているものの、美しい黄色に色づいていました。生徒たちが手伝った足場も、木の根を傷つけないように、きれいに保たれていました。
大公孫樹がある場所は、もともと常瀧寺の境内でした。明智光秀の丹波攻めで建物はすべて焼失しましたが、大公孫樹だけは焼けずに残りました。その樹齢は推定で1300年余りと言われています。一見すると数本のイチョウが生えているように見えますが、実は枝から垂れたコブが地面に潜り、長い年月をかけて複数の木のようになっています。全国でも非常に珍しいそうです。
高源寺の紅葉
4月に坐禅体験でお世話になった高源寺は、兵庫県の紅葉の名所として知られています。氷上西高校の近くにありながら、昨年は紅葉の時期を逃してしまい、見に行くことができませんでした。今年こそはと意気込み、ネットで紅葉の色づき状況をチェックして、「今見頃」になった日に行ってきました。
あいにくの雨模様でしたが、それでも多くの人で賑わっていました。4月に訪れたときは新緑が眩しく、それもまた美しかったのですが、紅葉の時期はやはり感動するほどの美しさでした。特に「天目カエデ」が最も注目を集めていました。このカエデは、鎌倉時代に中国から持ち帰られたもので、高源寺のシンボル的な存在となっています。
今は「色あせ始め」の状態のようです。でも、まだなんとか紅葉を楽しむことができるかもしれません。