日誌

2019年11月の記事一覧

激励の横断幕に感謝

 秋の新人戦と総合文化祭で近畿大会出場を決めた男子ソフトテニス部、陸上男子駅伝チーム、新聞写真部への激励横断幕が掲げられました。

これで今年度通算6枚目となり、正門横のフェンスにずらりと並んだ眺めは壮観です!

PTAの皆さん応援ありがとうございます。

学校生活は期末考査1週間前に突入。2学期末の成績に直結する大切な考査とあって生徒たちも真剣です。「為せば成る」の心意気で全力を尽くそう。
 まだまだ頑張れ ひがはり生!
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万葉の庭(10)かへるで

前回の槻(つき)=欅(けやき)とともに、今、鮮やかに色づいているのが、「かへるで」です。葉の形が蛙(カエル)の手に似ていることからこう名付けられ、後に「る」が省略されて「かえで(楓)」となって今日に至ります。



万葉集には2首登場します。

わが屋戸に 黄変(もみ)つ 鶏冠木(かへるで) 見るごとに 妹(いも)を懸けつつ 恋ひぬ日はなし
              大伴田村大嬢(おおともの たむらの おおとめ)

【歌意】私の家の黄葉するカエデを見るたびに、あなたのことを思い出し、恋しくなります。

 恋の歌のように思えますが、ここでの「妹」は「愛しい男性」の意味ではなく、作者の異母妹である坂上大嬢(さかのうえ おおとめ)を指します。妹思いの作者は、この歌を含め、万葉集中で9首を贈っています。

今日(11/15)は、1年生が朝早く奈良へ校外学習に出発しました。紅葉の進んだ奈良の都を心ゆくまで満喫してほしいと思います。 頑張れ! ひがはり生
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万葉の庭(9)つき

 秋が深まり、万葉の庭の木々の紅葉も進んできました。つき(槻)は、ニレ科の落葉広葉樹で、室町時代頃から欅(けやき)とも呼ばれ、公園や街路樹でよく見られる樹木です。

万葉集には7首詠まれています。万葉で「斎槻(ゆつき・いはいつき)」とあることから、この木が神木として祭られていたことがわかります。

とく来ても 見てましものを 
 山城の 多賀の槻群(つきむら) 散りにけるかも
    高市 黒人(たけちの くろひと) 巻3ー277

【歌意】もっと早く来て見ればよかったのに。山城の多賀(地名)の、つきの林の美しい紅葉が、もはや散ってしまっていることだ。
 
 この木の足下には「卒業記念庭園」(第1回卒業生)と記した石碑があります。

 近畿大会出場を決めた男子駅伝、男子ソフトテニスをはじめ、県の新人戦、各種コンクールでは多くの部が上位進出し、大活躍を見せています。PTA・同窓会の皆さん応援ありがとうございます。 頑張れ! ひがはり生
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授業拝見「地理」

 現在、各教科で研究授業を進めています。今日は、地理(2年2組 松本教諭)の授業を参観しました。昨年からPTAの支援により整備を進めているiPadを活用した活発な授業でした。
 農業の発達と人間社会との関係を、グループでの対話を通じて深く考察することをねらいとしています。イタリアの農業を例として、生徒たちはiPadを使って地形や気候の特徴を調べ、特に北部地域で稲作が盛んになり、都市文化が栄えることになった背景を探っていきました。




先生も、iPadを駆使したプレゼンテーションをしながら授業を展開します。

情報機器の活用で新しい学びをどんどん推進していきます。
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