校長あいさつ
現代社会はグローバル化の進展、ICTやAI等の情報技術の急速な発達により、変化が激しく、予測が難しいと言われています。子どもたちの多くが大学卒業後、今は存在しない職業に就くとか、今後10~20年程度で、約半数の仕事が自動化される可能性が高いとも言われており、教育に求められる人づくりも、当然変わってきています。

そのような中、本校は、令和5年度に創立50周年を迎え、「挑戦と創造」に取り組みながら、「未来への道を切り拓く力」と、温かい「人間力」を持った生徒の育成を目指して取り組んでいるところです。

高校3年間は、生徒一人一人が主人公であると同時に監督や脚本家であるドラマです。それぞれの3年間のドラマを、生徒たちはどのような脚本を書き、どのような主人公を演じていくでしょうか?

燃えるような意欲や情熱を持って、一日一日、一瞬一瞬を精一杯真剣な態度で生きていく。その積み重ねが、3年間のドラマを実り多い、充実したものにすることでしょう。生徒たちのドラマが素晴らしい結末を迎えられるよう、我々教職員も力の限り応援します。

創立50周年の節目を超えて、次の50年、さらに進化・発展していくことを目指してまいりますので、ご理解、ご支援いただきますよう、よろしくお願いします。



兵庫県立東播磨高等学校長  志摩 直樹