学年・専門部
76回生 インターンシップ報告会
4月26日(水)、3学年進路別説明会の「就職・公務員コース」では、「インターンシップ報告会」と「第1回就職講座」を開催しました。
「インターンシップ報告会」は、3月に実施した「有高インターンシップ」の成果報告です。
コロナの影響が残る中、事業所見学を中心に実施したインターンシップでしたが、生徒たちの発表の様子からは、「はたらく」という事を身近に感じる貴重な経験だったことが分かります。
「第1回就職講座」では今年度の行事予定を確認し、採用試験に向けての「面接対策」について説明しました。「自分を理解すること」は案外難しいもので、面接ノートの「自己PR」欄はなかなか埋まりません。これを機会に、誰かの理想に踊らされることなく、ありのままの自分を見つめてほしいと思っています。
有馬高校では、3年生の4月から卒業前まで就職講座を行っています。採用試験の対策は勿論ですが、内定後も定着支援を継続し、「はたらく意欲を持った新入社員」を送り出していきたいと考えています。
今年度の就職希望者は、公務員希望2名と企業就職希望者16名、計18名(4月26日現在)です。
まだまだ進路変更が出てくる可能性もありますが、進路実現に向けて精一杯頑張ってほしいと思います。
76回生 進路別説明会
4月26日(水)放課後。
進路実現に向け着々と準備が進む中、大学・短大コース、看護医療コース、専門学校コース、就職・公務員コースと4つに分かれ進路指導部の先生方から説明を受けました。
各分野に応じた受験までの流れや、スケジュール、手続きの概要の説明を受け、真剣にメモを取る姿も見られました。
目指す進路は各々ですが、第一希望合格を目指し、切磋琢磨しながら頑張りましょう!!
〇大学・短大コース
〇看護医療コース
〇専門学校コース
〇就職・公務員コース
人と自然科 1年生いよいよ実習授業スタート スイートコーンを播種しました
人と自然科に入学した40人の新入生。先日農場見学を行い、いよいよ実習授業がスタートです。
記念すべき最初の実習は、農業の知識や技術の基礎を学ぶ『農業と環境』の授業。
この授業では1学期にスイートコーンを栽培します。各自の担当区が設けられ、責任をもって管理、栽培を行います。スイートコーン最初の実習は播種(種まき)です。有馬高校では近年ポリポットに播種し、発芽・育苗した苗を圃場に植え付ける移植栽培を行っています。
説明を聞いた後、早速実習スタートです。今年栽培する品種は『ゆめのコーン』バイカラー(黄と白の2色の粒が混ざる)の品種です。2.5号のポリポットに2粒ずつ播種していきます。
ポリポットに培養土を入れていきます。この時上から約1センチのスペースを設けます。ウォータースペースというかん水したときに水がたまるための空間を作るのがポイントです。
そして種子を落とすための植穴を指で作り、種子を落とします。栽培過程で間引きを行う際に残す苗を傷めないために、種子と種子の間を1センチほど開けておきます。
そして覆土(土をかぶせること)です。一般的に種子の2~3倍の厚さが適当と言われています。
一人30ポット播種し実習は終了。最後に先生がかん水して種子が表面に出ていないか、培養土の量は適当かを確認しました。これから育苗器に入れ、加温・加湿することによって発芽を促します。順調にいけば2~3日で発芽します。
この日のクラス日誌を見てみると、初めての実習とても楽しかったとのこと。今年の1年生も興味・関心が高い生徒が多いですね。安心したのと同時に頼もしく感じます。
人と自然科では栽培したスイートコーンを北摂第一幼稚園の年中さんと一緒に収穫会を実施しています。昨年は連日の雨で最終的に中止となってしまいました。今年こそ一緒に収穫したいですね。
これからどんどん暑くなりますが、熱中症やけがなどに十分注意しながら、おいしいスイートコーンが収穫できるように頑張りましょう。
人と自然科 新入生実習スタートに向け、農場を案内しました
有馬高校人と自然科に新入生が入学し2週間が経とうとしています。入学式後最初のHRでは、農業クラブ本部役員の先輩&人と自然科公式ゆるキャラ『ひとっしー』くんからも熱烈歓迎を受けましたね。
オリエンテーションも終わり、いよいよ実習がスタートします。実習を前に農業の学びの主戦場となる、農場を新入生に案内しました。初めて実習服に着替え集合し、農場長自らが案内役となり、早速農場見学スタートです。
人と自然科は農業を学ぶ学科ということで、専門的な科目がたくさんあり、他校にはない様々な施設があります。
まずは外側から実験室の位置を確認。ショベルやクワなどの農具を格納している部屋やハサミや糖度計などを収納している部屋・・・
中でも特殊な部屋として『生物工学実験室』があり、少し古い機種ですが、クリーンベンチなどの植物バイオテクノロジーを学ぶための実験装置が揃っています。
次は大温室。県下県立学校最大の温室です。一昨年大改修工事があり、現在は亜熱帯植物に加え、バナナやアボカド、フィンガーライムなどの亜熱帯果樹の栽培がスタートしています。
有馬高校のシンボル 大温室がパワーアップして生まれ変わりました・・・に関する記事はこちら
次は温室、ハウス群です。草花苗や花木を栽培している草花温室、ブドウ(マスカット)を栽培しているブドウ温室などが立ち並んでいます。
そして野菜ハウス・温室群にはすでにキュウリ、トマトが定植されていました。温室には一昨年度スマート農業事業で導入された、自動制御装置が設置されており、一番の自慢は二酸化炭素制御装置。二酸化炭素濃度を上げることにより植物の光合成を促し、収量をUPさせる事ができるという最新の技術を学ぶことができます。
次は圃場に出てみます。モチ米を生産する水田。そして農業と環境やクラインガルテン、総合実習で様々な作物栽培を学ぶ場所です。広いですね。
少し離れたところにはブドウ畑。ベリーA、ピオーネの栽培をしています。
そして農機具庫。ダンプや軽トラなどの公用車、トラクタ、耕うん機、小型車両などたくさんの機械を所有しており、広い農場を管理する目的はもちろん、農業機械を学ぶ教材でもあります。今年JA共済連様から寄贈されたウッドチッパーや刈払機も並んでいますね。
JA共済連兵庫様より農業機械を寄贈いただきました・・・に関する記事はこちら
キリが無いのでこのくらいにしておきましょう。このように有馬高校人と自然科には、農業を学ぶための様々な施設が整っています。
これらの施設、設備を十分活用し、これから3年間、充実した農業高校生活にしていきましょう。
76回生 学年の日 in USJ
令和5年4月14日(金) 76回生はユニバーサルスタジオジャパンに行って来ました。
欠席者もなく全員参加できたことは素晴らしいと思います。事前に決めていたクラスごとの行動班で集合から解散まで行動を共にし、より一層団結できたと思います。これからも全員で何事にも取り組んでいきましょう。
生徒の感想<一部抜粋>
☆自分たちでどこに行くのかを話し合ったり、考えて行動するというのがとても楽しかった。班員全員で楽しむために、相手のことを考えながら行動することも大事なことだと学ぶことができた。一日とても満喫できた。
☆2年間同じクラスで過ごした仲間とさらに仲良くなれた。初めてのUSJは、アトラクションはもちろん楽しかったが、スタッフやキャストの方々の接客の上手さや、盛り上げる手腕に感動した。常に笑顔で、来園者の気分を良くし、テンションを上げようとしているのが素敵だなと思った。このように笑顔というのは、人に幸せを与えるのだと思った。笑顔での接客は農業祭などの場面で、お客様に「また来たい」と思っていただけるように実践したい。
☆本当に楽しかった。中学生の時も校外学習でUSJに行ったが、その時よりも上手に、自分の意見をみんなに伝え、みんなの意見もしっかり聞き、お互いが尊重し合えたので成長を感じた。最高の思い出をつくることができた。
☆あまり一緒に遊びに行ったことがない人とも楽しめたので良かった。初めてジェットコースターに挑戦した人もいて、最初は怖がって乗るのも迷っていたが、乗り終えた後の笑顔と「楽しかった!」の一言が印象深かった。1年間このクラスで頑張ろうと思った。
☆新しいクラスでグループを作り、行動したことでコミュニケーションが取れたり、高校3年生として自覚ある行動が取れた。これから1年間、高校生活最後の年をこのクラスで、楽しんでいきたいと思う。文化祭、体育大会などクラス一丸となって頑張るぞ!
☆新しいクラスで、同じ班になろうと誘ってくれたり、色々話しかけてくれたり友だちの優しさを感じた。その優しさを次は返していきたいと思う。文化祭や体育大会で役立てるよう頑張りたい。
☆新学期始まってすぐの行事なので少し不安があったが、最初から最後まで時間いっぱい楽しめた。絶叫系が苦手だが、周りの子が優しくリードしてくれたおかげで初めて乗ることができた。来園者も多く人混みの中歩いたり並んだりで疲れたが、マナーを守って楽しむことができた。文化祭でもいろいろな工夫をして楽しめるように準備など頑張りたい。
☆班のメンバーとお揃いのカチューシャを着けて園内を楽しく回った。待ち時間も一緒に過ごしたので仲が一層良くなった。
☆国外からの来園者も多く、謎解きができずに困っておられた韓国の方に翻訳アプリを活用してコミュニケーションを取り手伝った。とても貴重な体験ができた。他の国の言語を理解し学ぶことの大切さを改めて実感し、友達とも最高の思い出を作れた。