山高ブログ

2018年12月の記事一覧

NEW 防災体験活動 仮設住宅建設体験

 12月13日(木)3・4時間目に本校同窓会館前にて1年1組が木造仮設住宅の建設体験を行いました。これは、14日に全校生で行う防災体験活動の一環として行う体験で、ひだか建設株式会社様と株式会社U字空間設計様の全面協力のもと実現しました。この木造仮設住宅は、建築現場の基礎工事に使う合板と間伐材の柱を活用した構造で、被災地で実際に使用されているものと同じ組み立て方法を教わります。
 体験1日目の本日は、東日本大震災・熊本地震の当時の状況や仮設住宅のもつ重要な役割について実物に触れながら説明を受け、言葉だけでは理解できない天災の怖さを学ぶことができました。また、2年生から木材の性質や加工を学ぶ1年生にとっては、インパクトドライバーを使って柱にビスを打つことも初めての体験となり、慣れない手つきながらも社員の方に優しくご指導いただき、建物の構造躯体や耐震構造についても学ぶことができました。
 2日目の明日は、外壁と内装、合板でつくる簡易テーブルとイスの組み立てを体験させていただきます。

      
 天災の怖さと仮設住宅の役割の説明  ビスを打つ練習中  壁になるパネルのはめ込み  梁の取り付け 
 

ふるさと貢献事業(2年)

 12月12日(水)、本校2年生全員がふるさと貢献事業として、学校周辺地域の清掃と白寿園様の花壇の整備を行ないました。
 白寿園様には9名の生徒と引率教員2名が訪問し、花壇に葉牡丹とパンジーなどの花を植えました。利用者の方々やスタッフの方々に大変喜んでいただきました。

 その他、学校周辺の道路に落ちているごみを拾って、環境整備に努めました。

NEW 紙すき体験

 11月30日(金)、3年森林環境科学科Bコースの生徒が「林産物利用」の時間に、佐用町にある紙すき文化伝承館において紙漉き(かみすき)体験をしました。こちらに来るのは本日3回目で、今年度最後になりました。今日は最初に紙漉き体験を行いました。生徒も随分手慣れた様子でしたが、会長の山本さんから「ものになるまで10年かかる」と言われ、改めて紙漉きの奥深さを知りました。続いて屋外で和紙の原料作りをしました。予め蒸した楮(こうぞ)の枝を手でむきました。その後、ナイフで黒皮を丁寧に取り除きました。この作業をきちんと行わないと和紙の品質が落ちるとのことで生徒は一生懸命やりました。作業が終わると楮の枝を蒸すために薪を燃やしていた場所に焼き芋が出来上がっていました。指導していただいた保存会のみなさんとおいしくいただきました。次回は学校で行灯作りを行います。