2024年3月の記事一覧
3学期終業式
3月22日(金)に、3学期終業式を行いました。
校長先生の式辞では、この1年は比較的通常の学校生活を送ることができたことを嬉しく思うとお話されました。校長先生が本校の卒業生ということもあり、生徒会歌や校歌がどのような経緯で作成されたか、校長先生の山高での学生生活や教員として勤められた時の話など普段聞けないようなお話をしていただきました。そして、2年生に対しては18歳になれば成人になるという意識をもち正しい判断で世の中に意思表示ができる人になってほしい、1年生に対しては中堅学年として山崎高校を引っ張ってほしいと話されました。
表彰伝達式では、警察本部からの「高校生自転車交通事故防止アクションプログラム」での表彰を受け、生徒会長の小倉君が表彰状を受け取りました。次に吹奏楽部が第51回兵庫県アンサンブルコンテスト西播地区大会では管打7重奏で銀賞を受賞、また第34回西播高等学校吹奏楽連盟主催アンサンブルコンテストでは、クラリネット4重奏クラリネットで2年生の埴岡君が銀賞を受賞、サクソフォーン3重奏で1年生の西村さんが銀賞をそれぞれ受賞しました。
また、卓球部が西播磨卓球選手権大会女子一般の部で第2位の成績を収め、毎日新聞社の毎日紙上書道展で2年生の下川君が優秀賞を受賞しました。
最後に生徒指導部長より講話があり、この1年で良かった点と悪かった点を生徒へ伝えました。
そして、新学年に向けて目標を立てて頑張ること、その頑張る力が山崎高校を引っ張っていく力になること、さらに山崎高校で皆さんの目標を達成させてほしいことを話されました。
新学期新たな気持ちで元気に登校してくれることを楽しみにしています。
進路別ガイダンス(2年生)
3月18日(月)、2年生が進路別ガイダンスを実施しました。
大学進学希望者・公務員志望者は、先日卒業した76回生を迎えて合格者座談会を行いました。
進路決定の時期や、学習時間、効果的な勉強方法や、多様な入試制度の特徴やその入試の対策についてなどを話してもらい、公務員志望者には、公務員合格に向けての勉強方法などをいずれも卒業生の実体験を真剣に耳を傾けて聞いていました。
さらに、専門学校希望者はリクルートの方より、専門学校の入試形態や総合型選抜について説明をいただきました。
さらに、就職希望者はハローワーク龍野の方より、求人票の見方や確認すべき内容を説明していただきました。また、本校ではどのように求人票を確認できるかを、本校進路指導部より説明しました。
77回生のみなさんは来年度が進路実現の1年となります。それぞれが自分の希望する進路を実現できるよう、ともに頑張っていきましょう!
教育類型研究レポート発表会
3月15日(金)に教育類型研究レポート発表会を実施しました。この度卒業した76回生の2名が教育類型での学びを振り返り、在校生に向けて発表を行いました。
発表の中では、以前から教員を志望しており、小学校での授業実習など様々な活動を経験することで、よりいっそう教員になりたいという気持ちが強まり、教員になる目標に向かって勉強に励み、進路実現をできたという話をされました。
在校生は真剣な眼差しで話を聞き、進路実現に成功した先輩に大変刺激を受けたようでした。
高校生ふるさと貢献・活性化事業~トライやる・ワーク~
3月15日(金)に第1学年が『高校生ふるさと貢献・活性化事業~トライやる・ワーク~』を実施しました。学校周辺や通学路の清掃活動を行いました。暖かく良い天気にも恵まれて、清掃場所のゴミ拾いなどを行い、地域の美化に貢献しました。生徒は汗をかくほど一生懸命に取り組みました。
3.11追悼行事
3月8日(金)朝のSHRの時間に3.11追悼行事を行いました。
13年前、東北地方太平洋沖地震が発生し、約1万6千人の尊い命が失われ、行方不明者が2,500人を超えるなど甚大な被害をもたらしました。また、津波の直撃を受けた東京電力福島第一原子力発電所では、大量の放射性物質の漏洩がを伴う原子力事故に発展しました。
亡くなられた方々への哀悼の意と、安全で安心な社会づくりに向けて歩む決意を表し、黙祷を行いました。
今後も折に触れこの震災を風化させることなく、生徒一人一人が教訓を語り継いでほしいと思います。
1年生 キャリア教育講演会
3月7日(木)、1年生対象にキャリア教育講演会を実施しました。様々な業種で働いている方に講師として来ていただき、現場での仕事内容などを話していただきました。実際、社会で活躍されている専門家を通して、仕事について身近に考えることができ、将来の進路を考える上で大変参考になったようでした。
球技大会を開催
3月5日(火)に予定されていた球技大会は、雨のため予備日の6日(水)に実施しました。
雨でグラウンドの状態が悪かったので、屋内のバレーボールと卓球の2種目を学年ごとに行いました。
昨年と同じように生徒会役員や生徒会サポートメンバーを中心に生徒主体で運営されました。種目は減りましたが、どのクラスも大いに盛り上がりました。
来年度も7月に球技大会を実施する予定ですので、今回の経験を生かし、より円滑な運営ができるよう頑張ってほしいと思います。
森と食科 特別非常勤講師「狩猟」
森と食科1年生の授業で宍粟市で猟師をされている方を特別非常勤講師としてお招きし、特別授業を行っていただきました。狩猟の種類やワナの種類、法令、なぜ狩猟が必要なのかや狩猟を通して生き物を循環させることなど、命と向き合うことの大切さも教えていただきました。そして、実際に猟で使っておられるくくりワナを設置する体験をしました。実際にわなを仕掛けるには、動物の習性や特徴を知り、確実に捕まえられるように工夫をしないといけません。ワナは自然にはない人工のものなので、うまく隠くしたり餌でおよび寄せたりしないと動物が警戒してしまうそうです。また、わなも必要以上に動物を傷つけない工夫がされていることも知りました。
設置は思っていたより難しくて、作動しないワナもありました。実際にワナが作動すると、みんな拍手でした。
山崎高校も被害にあっている獣害について学ぶことができ、とても良い体験になりました。
第76回卒業証書授与式を挙行しました
2月29日(木)、第76回卒業証書授与式を挙行しました。
新型コロナウイルス感染が5類に移行され、通常の形で厳粛かつ盛大に式を行うことができました。
第76回生 森と食科38名、普通科150名の計188名に卒業証書が授与されました。
校長式辞では、山崎高校のあゆみと第76回生は令和3年に設置された森と食科の第1期生としての礎をしっかりと築いたことを話されました。また、学校行事では「生き方を考える講演会」で多様な性のあり方を学び、自分らしく生きることについて考えたこと、地雷探知犬をテーマにした演劇を鑑賞した「芸術鑑賞会」では、戦争の愚かさや平和の大切さを学んだことを振り返って話されました。さらに一人一人はかけがえのない存在で、多様性を認め合い、自分らしく生きるための努力もしないといけない、そして、今を大切に世の中の役に立つ人になってほしいと生徒たちへ想いを伝えました。
宍粟市長や同窓会長、PTA会長からも温かい気持ちのこもった祝辞をいただきました。
卒業生の答辞では、新型コロナウイルス感染拡大の影響でマスクをつけての入学式からスタートしたこと、2年生では一大イベントである修学旅行に行くことができたこと、3年生では生徒会長だった自分や生徒会メンバーを中心に「山高祭」や「体育大会」を大成功させたことなど、また教育類型での活動や体験が自分の財産になったことなど3年間の学校生活を振り返りました。そしてお世話人なった人たちへ感謝の気持ちを伝える時には感極まり涙ぐむ場面もありましたが、最後までしっかりと想いを伝えた堂々とした答辞でした。
第76回生の皆さんの進む未来に幸多からんことを祈っています。