2019年4月の記事一覧

2年次課研【芸術・スポーツ系列】

 芸術・スポーツ系列の美術ゼミでは、文献を読みこむ力や意見をまとめる力、多角的な視点を身に付けるために、LTD(Learning Through Discussion)学習を行いました。
 最初は予習の必要性がよくわかっていなかったり、自分の意見を言うことにだけ意識がいってしまったり、ということもありましたが、回数を重ねるにつれて「違う角度の意見が聞けておもしろかった」「読解力がついた」「前より自分の意見をまとめて言えるようになった」「課題研究も自分で考えてやっていきたい」などの感想が多くなり、生徒主体の話し合いで進める学習に魅力や効果を感じる生徒がほとんどのようでした。

2年次課研【情報・科学系列】

 4月24日(水)6限に「未来の車」というテーマで研究発表を行いました。4時間をかけて現在の車の問題点やその解決法を調べ、それをもとにした「理想的な未来の車」とはどういうものかを、ペアワークによって検討・発表しました。どのペアからも環境、事故、エネルギー、災害といった様々な要因を元にしたオリジナリティ溢れる発表で、質疑応答も盛り上がるなど、非常に有意義な時間となりました。

産業社会と人間 職業研究事前講演会

 4月19日(金)、1年次の「産業社会と人間」の時間に、職業研究事前講演会を行いました。神戸公共職業安定所(ハローワーク)から、学卒ジョブサポーターの藤本和仁氏と職業促進指導官の奥村香氏を講師にお招きし、働くことにまつわるお話をしていただきました。
 ハローワークの役割や、就職率と離職率、正社員と非正規雇用労働者の違いなど、就職の現状について分かりやすく説明していただきました。また、「なぜ働くのか」という問いかけがあり、働くことの意味を考えると同時に、自分を知り多くの職業を知ることで、より良い選択ができるとのアドバイスがありました。
 生徒たちは、今の高校生活が将来に繋がっていることを改めて認識し、自己理解を深めることや目標を持って行動することの大切さについて考える機会となりました。

2年次課研【人文・教育系列】

 4月18日(木)、2年次課題研究の人文・教育系列では、各新聞のコラムを読み比べ、特に関心を持ったものを要約し、それに対する自分の意見をまとめるという活動を行いました。旬な話題を取り上げ、簡潔にまとめられたコラムに、どの生徒も興味津々といった感じで取り組んでいました。

2年次課研【国際・社会系列】

 4月18日(木)、2年次課題研究の国際・社会系列のゼミでは、アクティブ・ブック・ダイアローグ(ABD)を実施しました。ABDとは、1冊の本を分担して読み、要約し、プレゼンする。そして、パワフルな問いをベースにダイアローグする(対話する)という読書方法です。
 今回は、『世界から貧しさをなくす30の方法』(合同出版)を課題図書に選びました。生徒たちは、決められた時間で真剣にテキストを読み、ポイントを押さえながらまとめ、リレー形式でプレゼンしました。
 現在世界で起きている問題について知り、国際社会における日本の役割や、本当に必要な援助の在り方等について考える機会になったと思います。このような活動を通して、これから研究していくテーマを決定します。