2018年10月の記事一覧

病院 看護とケア 車椅子実習

 10月24日(水)「看護とケア」の授業で車椅子実習を行いました。
 まずは校内で、車椅子の乗り方・降り方やブレーキの使い方、介助の仕方など、基本的な操作の仕方について教えていただきました。坂道や段差の乗り越えなど、特に危険が伴うような場所を想定しての練習も行いました。
 その後校外に出て、実際の道で車椅子を体験しました。校内と比べて、道の段差や傾きが大きく、予想以上に操作がしづらいことが分かりました。また、車椅子に乗る側の立場も経験したことで、介助者(役の生徒)のタイミングのよい声掛けがあるだけで、安心できるということも実感され、より視野が広がる有意義な時間となりました。

産業社会と人間 職場研究発表会

 10月12日(金)の1年次「産業社会と人間」の時間に、職場研究の各グループ代表者23名による全体発表会を行い、学習の成果を共有しました。
 6月の講演会で効果的なプレゼンの方法を学び、7月に各職場で訪問学習を行った後、9月末までパワーポイントを用いて資料をまとめ、発表の準備を行ってきました。
 多くの代表者が、グループ別発表後に改善を重ねて、優れた発表を披露しました。一人一人が各職場で経験したこと、学んだことをきちんと報告し、今後の高校生活や自分の将来の夢について熱く語ってくれました。

異文化理解講演 「インバウンド論」

 10月10日(水)に神戸山手大学副学長の小野田先生をお迎えし、訪日観光客を増やす取り組みや、魅力ある観光プランについての講演を行いました。
 訪日外国人旅行客は年々増えており、政府は日本の経済成長のために、2030年には6000万人に増やす目標を掲げています。講演では「日本文化を知る」等のテーマ旅行や、欧米からの長期旅行者向けのプラン、奇抜なアートを商品にした旅行プランなど様々な取り組みを教えていただきました。
 グループワークでは、神戸を起点にした10日間200㎞圏内の旅行プランを考えて発表し、楽しく学習できました。

雨 神戸学 第5回 フィールドワーク 

 本日は海外移住と文化の交流センターに行ってきました。
 海外移住と文化の交流センターはもともと国立移民収容所といい、南米を中心に移住する日本の人たちを集めて予防接種や現地事情の研修等を国が無料で行うために建てられた施設でした。現在は、海外移住の歴史・意義を広く一般に伝えると共に、次代に継承するために用いられています。石川達三の『蒼氓』でもこの施設や移民についてのことがセンセーショナルに書かれています。
 本日は、日伯協会(日本とブラジルの交流促進のための活動)の方から最初の移民船「笠戸丸」や日本を離れる移住者にとってのこの建物の意義、展示品の説明など多くのお話をしていただきました。ブラジルに移住する方の不安や希望、苦労の数々を聞き、大変有意義な時間を過ごしました。

スポーツ医療と栄養 実習

 2・3年次対象の選択科目「スポーツ医療と栄養」では、毎週火曜日に講義と実習を通して、スポーツ障害のおこる仕組みや予防法、治療法を学んでいます。
 本日は、5時間目に三角巾を用いた堤肘固定の方法を復習しました。講師の森田先生から、肘関節の角度や結び目の位置など注意点を教えていただき、2人1組でしっかりと取り組みました。
 6時間目は座った姿勢でマッサージを行い、お互いに声掛けをしながら、様々な手技を用いたケアの方法を学びました。最後はストレッチを行い、心身ともにリフレッシュした時間となりました。