第74回卒業式
令和4年3月1日、第74回卒業証書授与式が挙行された。第3学年各クラス担任より呼名された、男子136名と女子134名、計270名に卒業証書が授与された。総代である三木優希君が壇上で校長より卒業証書を受け取った。校長の式辞、育友会長の祝辞、県知事、県議会議長をはじめとする祝電披露に続いて、在校生を代表して堂野遥希君が送辞を贈り、74回生を代表して永岡遥さんが答辞を述べた。
2019年末に確認された新型コロナウィルスは、その後変異を繰り返し、現在も国内外で感染者は増加している。感染拡大防止のため、修学旅行の中止や昇龍祭(文化祭)、体育大会などの学校行事も規模縮小や中止となった。今回の卒業式も在校生が参加できなかった。74回生は多くの失望を経験したと思う。教職員もまた、これまでの生徒と同様に行事を企画・準備しても実施できなくなり、繰り返し繰り返し無念さを味わってきた。
今後、以前のような学校生活がいつ戻ってくるのか、まだ予想はできないが、卒業生のみなさんは今おかれている環境を最大限に生かしながら、「将来の自分」づくりのためによく学び、多くを体験してほしい。
楽しかったこと、苦しかったこと、嬉しかったこと、悔しかったことなど高校時代の体験のすべてがこれからの人生の土台の一部となってくれることと思う。卒業式後のHR教室で、各担任の先生方から贈られた言葉をしっかり胸に刻み、新たな人生の舞台に踏み込んでほしい。
ご卒業おめでとう。74回生のみなさんの今後の活躍を期待している。
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