ブログ

【五国SSHプログラム】物理トレセン

11月16日(土)に、神戸大学理学部において、第1回物理トレセン(トレーニングセンター)兵庫が開催されました。

物理学に強い興味・関心を持った生徒が集い、来年度の全国物理コンテスト物理チャレンジ2026に挑戦するための基礎的な内容を学ぶことができます。本校からは1年生3名が参加しました。

今回のテーマは物性物理学分野の「磁性」で、磁石の性質を強く持つ「強磁性体」である試料を作成する実験をおこないました。単体では磁石につかない材料のMn(マンガン)とBi(ビスマス)を測り取り、電気炉で加熱して結晶を作成し、出来上がった試料が「強磁性体」になっていることを確認しました。実験以外にも神戸大学教授の小手川恒先生から「元素と磁性」に関する特別講義も受けました。

高校物理では習わない専門的な知識に触れ、大学生になってから体験する実験内容ではありましたが、生徒は楽しそうに、そして真剣に取り組んでいました。

第2回は来月20日(土)に実施される予定です。