研究内容

【課題研究Ⅰ】サイエンス校外実習Ⅰの実施

 2022(令和4)年8月22日(月)の午後に,77回生(第1学年)総合自然科学科の学校設定科目「課題研究Ⅰ」の一環で,サイエンス校外実習Ⅰを実施しました。

 山崎断層をフィールドとして研究を続けておられる西影裕一先生を講師として,姫路市安富町三坂の三坂峠では,山崎断層の左横ずれ断層痕である「条線」の観察を,宍粟市山崎町須賀沢の安志峠では,数十回にもおよぶ強い地震によって岩石が粘土状に変化した「断層破砕帯」の観察を行いました。その後は,宍粟防災センターにおいて,館長より施設の展示や免震構造,災害に対する備蓄についてお話を伺いました。また,西影先生より「自然科学と防災」と題しての講義も受けました。

 「理科の基本は観察です。実物に勝るものはありません。」という西影先生のことば通り,大自然の驚異を体感できる実習となりました。