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<SSH>STEAM研修・非破壊検査実習(島津製作所)

2025年8月8日 島津製作所本社(京都市)において、X線を用いた非破壊検査実習を体験しました。X線に関する講義を受けてから、様々な画像診断装置に触れることができました。封を開けずに封筒の中に何が入っているか調べたり、装置を実際に操作して画像撮影するシミュレーションなどを通して、人々の命と健康、安心・安全を守るための研究や技術の大切さを深く認識する研修となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈SSH〉English Camp 2025 参加報告

 9月6日(土)から7日(日)にかけて、大阪市浪速区の YOLO BASE を会場に本校生徒29名が English Camp に参加しました。本プログラムは、国内にいながら留学さながらの環境で学び、実用的な英語能力を向上することを目的としています。生徒たちは2日間、英語のみを使って多彩な活動に挑戦しました。

 初日は、外国人講師の指導のもと、ホテルや客室乗務員などの職業体験を行い、続いてロシア・ネパール・ナイジェリア出身の講師との異文化交流で視野を広げました。夕食では世界各国の料理を味わい、夜には英語のヒントを頼りに謎を解くトレジャーハントで大いに盛り上がりました。翌日は、大阪新世界での英語ツアーに続き、ディベート入門で自らの意見を英語で主張する力を養いました。さらに SDGs をテーマとした学習やスピーチ発表を通じて、社会課題への意識も高まりました。短期間ながら、実践的な英語運用能力を磨くとともに、国際感覚を培う貴重な機会となりました。

  

 

 

 

<SSH>サイエンスガールズサロンを開催しました

理系キャリアについて男女協働で考える場「サイエンスガールズサロン」を開催しました。

講師としてお招きした大学生・留学生、研究機関や企業など最先端の場で活躍されている方々より様々なお話をうかがってから、それぞれの夢や目標などについてワールドカフェ方式で自由に語り合いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<SSH>STEAM研修・胃腸薬の科学(兵庫医科大学薬学部)

7月26日(土) 1年自然科学科14名、1年普通科1名が兵庫医科大学薬学部でのSTEAM研修に参加しました。

講師は、本校SSH運営指導委員の木下淳先生にお願いしました。

薬の化学的な性質についての実験や学内の施設見学をしていただきました。

最後には、実験結果を各班で考察しプレゼンテーション形式で発表しました。

分かった事実をもとに目に見えない体内での動きを想像する難しい内容でしたが、とても有意義な研修でした。

<SSH>STEAM研修・生物分子モーター実習(未来ICT研究所)

 2025年8月21日、NICT(国立研究開発法人・情報通信研究機構)の施設である、未来ICT研究所にて、「生物分子モーター」の作成・観察実習を行いました。この内容は、生物の教科書の「細胞骨格:モータータンパク質のキネシン」に関するものです。

 マイクロピペットを駆使して手順通りに溶液を調合し、分子が決められたレール上を運動する仕組みを構築、それを電子顕微鏡で観察します。手順と違う調合をしてしまった場合も、その仕組みを理解して取り組んでいる生徒は見事なリカバリーをしていました。様々な応用が考えられる最先端技術に触れ、研究体験ができる貴重な機会になりました。

<SSH>STEAM研修・GIS地理情報システム(人と自然の博物館)

 2025年8月25日、STEAM研修の一環として、GIS(地理情報システム)研修を行いました。講師として県立人と自然の博物館 自然・環境マネジメント研究部 生態研究グループ 主任研究員 三橋 弘宗先生ををお迎えし、本校アカデミックルームにて1日講義していただきました。

 GIS(Geographic Information System:地理情報システム)は、位置や空間に関する様々な情報を、コンピュータを用いて重ね合わせ、情報の分析・解析を行ったり、情報を目で見て分かりやすいように表示させたりするシステムです。

 社会インフラの整備、都市計画、災害の予測、人口や生物の分布図、商業施設の情報を利用したマーケティングなど、幅広い分野で使われています。

 オープンソースソフトウェアのQGISというソフトを用い、午前中は、GISの概要とQGISの簡単な操作体験を学びました。

 午後からは、各生徒の興味があるテーマで、複数のフリーデータをサイトから取り込み、重ね合わせて分析するという実習を行いました。ある生徒は、鉄道の路線・バスの路線・地価・人口などの情報などを地図上に重ね合わせて、それらの関係について考察していました。

 

<SSH>STEAM研修・3D CAD(キャタピラージャパン)

2025年8月26日 キャタピラージャパンにおいて、キャタピラーの製造過程を見学しました。キャタピラーに関する講義を受けてから、実際に製造されている現場の見学を行いました。キャタピラーがどのように作られているのか、キャタピラーを作るのにどれだけの多くの人が関わっているのか等、一つの物を協力して作り上げる事の凄さを学ぶことができました。また、昼食では社員さんとの交流を通して、将来に関する話など、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

<SSH>STEAM研修・力学・電磁気学講座(京都大学)

京都大学理学部物理学科の常見先生による講義「力学・電磁気学講座」を行いました。

ニュートンのゆりかごによりエネルギー保存・運動量保存を学び、それらが宇宙の時空対称性につながることを学び、さらにマクスウェル方程式から電磁波の仕組みについてまでを学びました。宇宙の起源につながる力の統一について、式をそれほど使わずに流れを学ぶことで、今後物理を勉強していく際の道しるべとなる講義でした。

 

<SSH>STEAM研修・天体観測実習(明石市立天文科学館)

明石市立天文科学館の井上館長をお招きし、本校自然科学科と普通科の希望者向けに天体観測講座を行いました。ガリレオガリレイが実際に開発した望遠鏡のレプリカの説明や、当時の星座早見盤の説明、日没後からの空の明るさの測定や実際に星空観察を行い、月面観察まで行いました。曇り空の雲の切れ間で星が見えるたびに生徒は歓声を上げて楽しんでお観測をしました。観測当日は、月面のクレーターがXの文字を浮かび上がらせる「月面X」が観測できるタイミングでした。無事にXを観測できたことで、飛び跳ねて喜ぶ生徒もおり、大変有意義で楽しい観測講座となりました。

〈生物班〉第49回全国高等学校総合文化祭・自然科学部門で研究発表

 2025年7月26日から28日にかけて、香川県高松市で開催された「第49回全国高等学校総合文化祭 かがわ総文祭2025」自然科学部門・研究発表(生物分野)において、本校科学探究部生物班が出場しました。

 発表テーマは、「ネビキグサの種子はなぜ発芽しないのか? 有性生殖の過程から解明する種子発芽の謎」。本研究は、生物班が2022年から本格的に取り組んでいる校内周辺の湿地に自生する絶滅危惧種ネビキグサ(明石市レッドリストAランク)に関する保全生態学的な調査・研究です。

 惜しくも入賞には至りませんでしたが、本番では練習の成果を十分に発揮することができました。ネビキグサの研究は現在も途中段階であり、今後もさらなる探究を進めていく予定です。

 また、全国大会では、他都道府県の高いレベルの研究発表を聴くことができ、生徒たちは大いに刺激を受けていました。

 今後の生物班のさらなる活躍にも、ぜひご期待ください。