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<SSH> 数学理科甲子園2022~本選第5位~

 50回生2年生徒6名(自然科学科・普通科)が、10月29日(土)甲南大学で行われた「数学理科甲子園2022」に参加しました。SSH校を含む県下55の学校が参加して、数学・理科に関する思考力・創造力を要する問題に取り組みました。本校は予選(個人戦・団体戦)を突破して、本選に出場しました。本選はチーム全員で数学の問題に取り組みました。結果は本選出場13校のうち第5位で、惜しくも決勝進出(上位4校)を逃しましたが、生徒たちは大変健闘しました。

  

<SSH>ため池自然観察会~明石市立高丘西小との連携授業~

 2022年10月28日(火)AMに、本校50回生自然科学科2年(生物選択者)の10名が明石高丘地区のため池で、明石市では貴重な植物の生態について、明石市立高丘西小学校3年の生徒たちに説明を行いました。本校生徒は、事前に調べた植物の面白い特徴を自作のイラストなども使用してわかりやすく説明をしていました。本校生にとっては「生物多様性」に関する行事で、地元の生物多様性を深く知るよい機会となりました。

 

<SSH>50回生自然科学科 課題研究中間発表会

課題研究中間発表会


 10月4日(火)、50回生自然科学科の課題研究中間発表会が行われました。

 4月から本格的に開始した課題研究の研究内容や実験結果、これからの展望など、ポスターにまとめ、発表しました。今回は聴衆として自然科学科51回生も参加し、先輩の発表を食い入るように聞いていたのが印象的でした。1年生からの質問や、運営指導委員の先生方からのアドバイスを受け、2月の課題研究発表会に向けて、引き続き研究を続けていきます。

 

 

研究テーマ一覧

1班    ブルーライトカット眼鏡~ブルーライトを抑制できる眼鏡の特徴~

2班    ねじれとせん断応力の関係について

3班    自転車の速度や質量と水しぶきの高さや幅について

4班    ダイラタンシー現象の効果を持続させる方法

5班    光触媒による有害物質の除去

6班    アンモニアを消臭する

7班    オニヤンマ君は虫よけ効果があるのか

8班    濡れている物質の摩擦係数について

9班    溶けにくいチョコレートを作る~植物性油脂の融点の違いを用いて~

10班    色の違いによる表面温度の違い

11班    酵母の働きを生活に生かす

<SSH>教員研修「課題研究と統計分析」

教員研修「課題研究と統計分析」

 

 9月2日(金) 本校同窓会館にて神戸大学附属中等教育学校数学科教諭、兼神戸大学数理・データサイエンスセンター客員研究員である林兵馬先生に「課題研究と統計分析」という演題で、教員研修を実施しました。

下記の3点について、具体的な指導事例を紹介していただきながら研修を行いました。

 ・「アンケート指導と統計分析のための準備」

 ・「有益な結果を生むためには、良質なデータが必要」

 ・「課題研究と進路指導」

 統計分析の曖昧さを排除するための、アンケートの実施方法については、実習形式でディスカッションしながら研修を行いました。普段何気なく行っているアンケートの曖昧な部分についても切り込んで研修を行うことができました。課題研修が進路実現の一つの方法になることにも言及いただき、有意義な研修になりました。先生方も研修を積みながら、課題研究に係る指導スキルを向上させております。

<SSH>自然科学科2年生 企業研修 ハリマ化成株式会社

7月13日(水) 自然科学科2年生全員で、ハリマ化成株式会社 加古川製造所に研修に行きました。

会社概要の説明を受けた後、工業を見学しました。

生徒からは、

「企業での研究がどのようなものかついて話されていたのが印象的でした。特に、市場に不足しているものを予測して研究するという考え方が印象的でした。」

「一般的に見れば松脂は松脂でしかなくてそこまで使い道が思いつかないけれど、それに化学を使うことで多くの使い道をプラスし、大きな価値を生み出すことができるということを知った。」

「環境に配慮していることが大いに感じられた。」

といった声が聞かれました。有意義な研修でした。

 

<SSH>自然科学科1年生 企業研修 シスメックス株式会社

7月11日(月) 自然科学科1年生全員で、シスメックス株式会社テクノパークに研修に行きました。

会社概要の説明を受けた後、館内見学、休憩をはさんで研究者の方の講義を聞きました。

生徒からは、

「重症化予測治療の説明を聞いて、そんなことできるのか!と驚いたことが1番印象に残っています。」

「今回の企業研修で最先端の技術を使った機械の仕組みや、研究や開発についてや、

会社の様子などたくさんのことを知ることができました。また、自分の進路や研究者についてなど、

参考になることを学べたので良かったです。」

といった声が聞かれました。有意義な研修となりました。

<SSH>小学生夏休み理科実験講座「めいほく親子サイエンス教室」

小学生夏休み理科実験講座「めいほく親子サイエンス教室」

 8月10日、小学生夏休み理科実験講座「めいほく親子サイエンス教室」を同窓会館で実施しました。明石市内から196組の応募があり、抽選で選ばれた30組が参加しました。実験は、化学・物理・生物の3つの分野を全て行いました。

(1)化学分野「-196℃の世界を体験しよう!~液体窒素で超低温!未知の世界を体験!!」

 液体窒素の実験では、バラを液体窒素に入れて取り出して手で花を握ると、ポテトチップスを握ったように、バラバラに割れてしましました。しばらくすると柔らかくなっていてそれにも驚いてました。

(2)物理分野「〇〇電話をつくる!!~いろんな電話を作ってみよう!~」

 ゴム風船やバネを使用して電話を作りました。糸電話では経験がありますが、ゴム風船やバネで声が聞こえるの?と半信半疑でしたが、聞こえると「わー、すごい!」という感想が聞けました。

(3)生物分野「植物と光の関係~植物が使う色は何色?~」

 CDを使って分光器をつくり、工作はとても楽しそうでした。段ボールの小さな穴から入って蛍光灯の光を分光しました。次に、クローバーをすり潰して、エタノールを使用して緑色の色素を抽出しました。普段使ったことのない器具でしたが、上手に扱ってました。先ほどの穴の上に、抽出した光合成色素を入れたビーカーを置き、透過した光を観察しました。

<SSH>自然科学科1年生 STEAM研修(GIS(地理情報システム)研修)

 8月23日、SETAM研修Technology・Mathematics分野のGIS(地理情報システム)研修を行いました。講師として県立人と自然の博物館 自然・環境マネジメント研究部 生態研究グループ 主任研究員 三橋 弘宗(みつはし ひろむね)先生ををお迎えし、本校アカデミックルームにて1日講義していただきました。

 GIS(Geographic Information System:地理情報システム)は、位置や空間に関する様々な情報を、コンピュータを用いて重ね合わせ、情報の分析・解析を行ったり、情報を目で見て分かりやすいように表示させるシステムです。

 社会インフラの整備、都市計画、災害の予測、人口や生物の分布図、商業施設の情報を利用したマーケティングなど、幅広い分野で使われています。

 オープンソースソフトウェアのQGISというソフトを用い、午前中は、QGISの簡単な操作体験とGISの概要を学びました。

 午後からは、全国のテーマパークと空港の位置関係や、明石市内の小中学校と病院との位置関係などの実際に各自でテーマを決め複数のデータを取り込み重ね合わせ分析するという実習を行い、最後に各自の分析結果を発表しました。

GIS講義の様子GIS実習の様子

<SSH>自然科学科1年生 STEAM研修(力学電磁気学講義)

自然科学科1年生STEAM研修(力学電磁気学講義)

 8月23日、SETAM研修Science分野の力学電磁気学講義を行いました。講師として京都大学大学院理学研究科の常見先生をお迎えし、Zoomで京都大学と明石北高校を結び講義していただきました。

 京都大学の学部を例に挙げた学問の歴史について、「krebs cycle of creativity」の図を用いての「Science」「Engineer」と「Art」「Design」の関係性、「STEMからSTEAM」の「A」が加わったことで「自分自身の興味や自己表現が大切」といったSTEAM教育についてのお話から始まり、大学2年生レベルの物理学についての講義となりました。物理学については、「電波って?」という問題提起から始まり、物理学と数学との関係性(共に関連しながら発展していった微積分とニュートン力学)、時空対称性(エネルギー保存則、運動量保存則)について、実験・観察しながらの講義(ニュートンのゆりかご、磁場、静電気力、電磁誘導)と続きました。途中、大学レベルの数学記号や、マクスウェル方程式、微分方程式も登場し、生徒たちは困惑しながらも、必死に理解しようと頭の中でもがいていました。終盤では「統一理論」「相対論」「ダークマター、ダークエネルギー」について講義していただき、「これができればノーベル賞」という言葉に、生徒たちは目を輝かせていました。

 マクスウェルが電場と磁場の相互関係を発見したことについて、「実験・観察によっての発見」ではなく、「自然界の美学、自然は整っているものである」という美的感覚から「電波の存在を予言」したというエピソードを聞いて、やはり科学者・研究者には芸術的センスが必要なのだと、このSTEAM研修の意義を実感することができました。

 

 

 

<SSH>自然科学科1年生 STEAM研修(天体観測)

投稿日時: 08/05   教育研究部
 8月4日(木)、自然科学科1年生の19名が、明石市立天文科学館の井上館長を本校にお迎えしました。午後に少雨があり天候が気になる中、天体観測の講義が始まりました。

夏の大三角(3星のうちベガとアルタイルは、七夕伝説における「おりひめ」と「ひこぼし」)を導入として、「本日8月4日が旧暦の7月7日」にあたり、ちょうど七夕であるという話から、ベガ・アルタイル・地球の間の距離、太陰暦(七日月など)、月蝕などの話をしていただき、生徒の興味・関心を引き出していただきました。

 一人一台の双眼鏡で、扱い方の基本を教えていただいた後、夜空の観測にかかりましたが、わずかの月明かりや星、そして明石海峡大橋が観測できました。

 教室に戻り、撮影当時の様子をうかがいながら皆既日蝕の映像を見せていただきました。

 最後にもう一度観測に挑戦しようという事で、望遠鏡をセットしていただいて、望遠鏡だったり双眼鏡だったりで観測しました。雲の間から少し見えた月のクレーターに歓声が上がりました。宇宙の広さや観測の面白さを教えていただきました。

<SSH>自然科学科1年生 STEAM研修(リコチャレ 汚れを落とすサイエンス)

8月2日(火)、自然科学科1年生の14名が、ライオン主催の「リコチャレ 汚れを落とすサイエンス」に参加しました。長野県池田町、福井県永平寺町、大阪科学技術館、鹿児島県指宿市と明石市の五つの会場がライオンの研究所とオンラインでつながり、それぞれの場所で界面活性剤の性質を知るための二つの実験を行いました。一つ目は「しみこみやすくする力」についての実験、二つ目は「油汚れが落ちる様子の観察」でした。質疑応答の時間には、本校生徒も「衣服の洗浄の場合と食器の洗浄の場合で、界面活性剤が含まれる割合が変わり液性も異なっている。どのような違いがあるのか。」と質問するなど、大いに刺激を受けていました。

 

 

<SSH>自然科学科1年生 STEAM研修(シスメックス)

自然科学科1年生STEAM研修(シスメックス)


 8月1日、神戸市西区にあるシスメックステクノパークで、今年度第1回目のSTEAM研修となる細胞解析・遺伝子解析研究を行いました。自然科学科の1年生12名が参加し、所長様、研究者様からの講義や、実際の装置を目の前にして装置の構造や仕組みの解説を受けました。今回の一番の目玉は、手術支援ロボットhinotoriの見学です。実際にモニターから覗き、コントローラーで操作してみると、案外うまく操作でき、生徒たちからは歓声が上がっていました。高度なロボット技術を実感できる実習となりました。

 最新の研究環境、設備に触れ、これから課題研究を進めていく上での研究生としての姿勢を学び、有意義な研修となりました。

※STEAM研修とは

 本校、第Ⅲ期SSHの柱の一つとして掲げているSTEAM教育(S:Science T:Technology E:Engineer A:Art M:Mathematics)を1年生自然科学科の生徒対象に実施し、課題研究に活かすことを目的として行っています。

<SSH>五国SSH連携プログラム 第14回 科学交流研修会 -2022年(令和4年) サイエ...

7月22日、23日の2日間で武庫川女子大学附属高等学校の主催で行われた科学交流研修会に1年生2名が参加しました。

兵庫県下8校の高校生が集まり、大阪大学、神戸大学、武庫川女子大学の3大学12講座にわかれて研究内容を体験させていただきました。

1日目は本校生徒は武庫川女子大学薬学部で
『【モデル実験】感染症の臨床検査~抗体を利用した特定物質の測定』の講座に参加し、実験・実習体験をしました。

2日目は1日目で学んだ内容を班別にまとめ、プレゼンテーション発表を行いました。

生徒たちは大学で学ぶ内容を研修することで、より一層の理系への関心を高めることができました。

また、各班での活動は他校の生徒との議論を進める中で自発的な姿勢が培われ、思考を深める研修になりました。

実験・実習体験内容まとめプレゼンテーション発表

<SSH>令和4年度兵庫「咲いテク」事業 五国SSH連携プログラム「プラネタリウム解説コンテン...

令和4年度兵庫「咲いテク」事業

五国SSH連携プログラム

「プラネタリウム解説コンテンツをつくり、星空の感動をつたえよう」

 

 今年度も実施します。今年は、対面による解説コンテンツの作成です。参加希望の学校は、下記添付ファイルの申込書に必要事項を入力したものを、電子メールにて申し込んでください。

 

R4 咲いテクプログラム(明石北)実施要項.pdf

R4 咲いテクプログラム(明石北)募集要項.pdf

R4 咲いテクプログラム(明石北)申込書.doc

<SSH>令和4年度 ブキパンジャン政府高等学校(シンガポール)と交流

令和4年度 ブキパンジャン政府高等学校(シンガポール)と交流

 令和4年5月9日、明石北高校Academicルームにて、SSH海外オンライン(Zoom)研修を実施しました。

2019年度(令和元年度)7月にシンガポールのブキパンジャン政府高等学校と交流を開始しました。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大のため渡航による交流は出来なくなりました。

それを、補うために、2020年度(2021年1月)より、Zoomを用いたオンライン交流(1ヶ月に1回60分)を実施しています。年間を通じた交流のテーマは「water」です

今回は、「自国の水事情」と題して英語でスライドを作り、英語で発表・質疑応答を行いました。赤道直下の国シンガポール、梅雨・台風など水に悩まされる国日本との緯度上での違いがもたらす水文化につていスライドを作成し、ディスカッションしました。

さらに新しい試みとして、教員が作成した化学実験動画を見て、何故そのような現象が起こるのか?とうのをお互いにディスカッションしました。飽和NaCl水溶液に無水エタノールを加えると境界面から雪のように白い物質が降ってきます(沈降)。この白い物質は何?何故そうなるの?をディスカッションしました。

今年度からは、最後の10分間は日本語での交流も行っています。ブキパンジャン政府高等学校の皆さんは日本にとても興味を持っているので、日本語での交流を行うことも国際理解をする上でとても重要です。日本語での交流ですが、結局は日本語を英語に変えて伝える必要があるため言語力の向上も見込めます。

<SSH>令和3年度 STEAM Empowerment Program

令和3年度 STEAM Empowerment Program

 令和4年3月22日~25日にかけて、明石北高校の同窓会館にて、STEAM Empowerment Programを実施しました。

50分を1コマとして、20コマ実施しました。生徒6名から7名を班として、その班に1人の外国人留学生がついて、科学に関する様々なことを話すプログラムになっています。このプログラムを通じて、英語を習得するのを目的としているのではなく、自分から積極的に話すことで、コミュニケーション力を付けようという内容です。当然、英語オンリーのプログラムです。

以下は、ディスカッションしたテーマの一部です。

・Scientific Talk「有史以来の最大の発明とは?」

・スモールディスカッション「科学の発展におけるポジティブシンキングの重要性」

・プロジェクト「SDGsの目標をふまえ、テクノロジーを使って社会の様々な課題を解決しよう!」

これらの内容を英語で意見を述べ、質問され、それに対しまた意見を述べるの繰り返しです。班ごとに自分たちの考えを模造紙にまとめて発表する場が設定され、それに対しても質疑応答が行われます。

最終日には、1人2分~3分の持ち時間で、自分の夢を英語で発表することを行いました。

初日、頷くだけで精一杯であった生徒達は、4日間でヒアリング力も向上し、自分の言葉でコミュニケーションするようになりました。このプログラムを通じて、改めて英語の魅力に気づいた生徒も多いと思います。

 

 

<SSH>令和3年度 高大連携


高大連携~神戸薬科大学~

 令和3年度に神戸薬科大学を訪問し、講義・実験実習を行いました。

最初に研究室の担当教授先生からその研究室の研究内容について講義を受けます。時々、難しい医療用語が出てきますが、丁寧に解説してくれます。参加いているのは、将来薬剤師を目指す人はもちろんのこと、医師や看護師を目指す人もいます。どの回もとても好評で生徒達は講義や実験に対して興味津々です。 

特に興味深いのは、3月14日に訪問した、医療薬学研究室です。この研究室では、血圧測定、聴診器を使っての呼吸音の観察実習を行いました。薬学部なのに何故?という疑問がありますが、近い将来薬剤師もこのような行為を行い、患者様の容態を確認することが求められるようになるそうです。

この実習を通じて、将来薬剤師として活躍できる基礎固めになればと思います。

日時 訪問研究室 講義・実習内容
令和3年6月22日(火) 医療薬学研究室 マウスの脳組織やがん細胞組織の観察
13:00~17:00 機能性分子研究室 酵素の活性化と化合物による変化を観察
令和3年12月18日(土) 医薬細胞生物学研究室 薬用植物の培養細胞の観察とDNA抽出実験
13:00~17:00 微生物化学研究室 マクロファージ活性化とその検出実験
令和4年3月14日(月) 医療薬学研究室 フィジカルアセスメントについての実習
13:00~17:00 薬理学研究室 酸化ストレスと細胞死に関する実験観察

 

<SSH>令和元年度・令和3年度 研究開発実施報告(要約)と研究開発の成果と課題

研究開発実施報告(要約)と研究開発の成果と課題について

 

 本校のスーパーサイエンスハイスクールの実施に関して、どのように行っているかについて、研究開発報告とその成果と課題について掲載します。※尚、令和元年度のリンクが切れているので、合わせて掲載します。

R3年度 実施報告・成果報告.pdf

R1年度 実施報告・成果報告.pdf

<SSH>令和3年度 全校課題研究発表会

令和3年度 全校課題研究発表会

 3月8日(火)、令和3年度全校課題研究発表会が行われました。

 自然科学科2年生の課題研究の代表5班と、普通科2年生の総合的な探究の時間の班別研究の各クラス代表7班による研究発表、及び、自然科学科1年生によるSTEAM研修の報告が行われました。

 研究発表は、自然科学科については1年間、普通科については半年かけて行ってきた研究の集大成です。それぞれの班が独創的な着目で研究してきた内容を、分かりやすいグラフや表でまとめたスライドで説明しました。生徒たちの研究に対する熱意や、探究することの楽しさも伝わり、また、質疑応答でも活発な発言が行われ、大変盛り上がりました。

 STEAM研修の報告は、自然科学科1年生が受けた研修について、9班に分かれ発表し、それぞれの研修内容だけでなく、この研修の目的や意義についても触れ、本校SSHⅢ期におけるSTEAM研修の重要性を報告しました。

発表テーマは以下の通りです。

自然科学科2年 課題研究

『段ボールベッドと強度』『気化熱と土壌の関係』『つけまつ毛の回折についての検証』『自転車の空気圧と制動距離の関係』『ドローンとアームの研究』

普通科2年 総合的な探究の時間

『ドラえもんのひみつ道具の今!』『人の嘘を見極めよう』『明石のこども食堂を広めるために 〜こども食堂の現状と高校生の関わり〜』『播州弁についての調査』『テスト前の謎の心理』『コニシキソウの粘着力』『菌の培養と繁殖の阻止』

自然科学科1年 STEAM研修

『力学電磁気学講義』『細胞解析研修』『身の回りのサイエンス』『天体観測』『クレーンアーム制御』『エンジン分解組み立て実習』『立杭焼』『数学概論』『プログラミング研修』

 

 

 

<SSH>令和3年度 3校合同発表会

令和3年度 3校合同発表会

  令和4年3月5日(土)9:00~12:00、令和3年度3校合同発表会を実施しました。

この交流は、令和元年度から始まりました。3校とは、兵庫県立明石西高等学校国際人間科・兵庫県立明石清水高等学校普通科人と環境類型・兵庫県立明石北高等学校自然科学科の3校です。

昨年度は、新型コロナウイルス感染拡大のため、2校(兵庫県立明石西高等学校国際人間科・兵庫県立明石北高等学校自然科学科)で実施しましたが、今年度は、ICT環境が整い3校でZoomを使用して発表しました。

国際系(5班)・インターンシップ系(4班)・自然科学系(5班)と、合計14班の異なる内容を発表しあうことで様々な問題について議論する場となっています。

<生徒の感想>

・貴重な体験ありがとうございました!英語の発表は初めて聞いたのですごく新鮮でした。実験の結果など難易度が高くすごいと思いました。発表する機会がありとても嬉しかったです。(兵庫県立明石清水高等学校)

・明石北高校の皆さんの発表は、凄く詳しく私たちと同学年とは考えられないような研究結果で、とても面白かったです。明石清水高校の皆さんの発表は、皆さんご自身の体験から問題や気になることを調べ深めて、とても分かりやすいポスターで私も興味が湧きました。(兵庫県立明石西高等学校)

・事前に研究内容を知ることが出来たら、質問しやすくなるんじゃないかと思った。冊子などを作成するともっと活性化すると思いました。(兵庫県立明石北高等学校)

 発表する場を1回でも多くしてあげたい、、、そんな思いで開催しました。過去には対面で実施している年度もありましたが、今回初めてのオンライン開催でした。生徒達は、Zoomの操作に戸惑いながらも、自分たちの発表が行えることに喜びを感じている様子でした。