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カテゴリ:研究研修部

令和元年度新着任研修

今年度の新着任研修も終了しました。
今年度は新転任者が例年になく多かったのですが、熱心に受講していただき、聴能・自立活動・手話など聞こえない子たちを教える教員として必要なことを身につけていただくことができました。
 
毎夏恒例の聴覚障害研究会を7月26日に行いました。
今年度は、午前は元・本校職員、井上良子先生による発音指導について実技を交えての講演、午後は島根県立松江ろう学校校長、福島朗博先生による、聴覚障害児を育てることについての講演を行いました。
地域の難聴学級担当教員等、外部から36人の参加があり、熱心に研修していただきました。
 


(アンケートから)
〇午前の部
・実際の映像や具体的な教具・教材を使っての方法を見せていただき、大変わかりやすかった。
・発音指導のポイントや指導の仕方に関する知識や指導方法をたくさん知ることができた。
・すぐに実践できるわかりやすい講義だった。もっと長時間ご講義を受けてみたい。
・VTRでの指導の実例は、子どもとのあたたかくも厳しいやりとりの中に、先生のお人柄やろう教育の愛情が感じられ、感激しました。
〇午後の部
・聴覚障害のある福島先生の体験談やお話を聞けて本当によかった。感動した。
・子ども達に自己肯定感を与えられる教員になりたい。
・子どもに寄り添った聴覚支援の方法、視覚支援の方法、語彙を増やすための手立て等、実践的な支援方法について学ぶことができた。

平成30年度研究紀要について

研究紀要を発行いたしました。
○学校としての研究テーマ
充実した言語活動を通して、学力を伸ばし、豊かな心を育む授業づくり
~個を活かした支援のあり方~
○各学部のテーマ
【保育相談部・幼稚部】
「言語発達を促し、豊かなコミュニケーションを育む支援の工夫」
【小学部】 
「個に応じ、確かな言語の力を身につけさせるための支援」
【中学部】  
「自ら考え、評価し、表現する力を伸ばすための支援の工夫
~トゥールミン・モデルを取り入れた授業づくり~」
【高等部】
「卒業後の社会自立をめざし、自主的に学び、考える力を伸ばす授業の工夫」
【寄宿舎】
「生きる力を育む寄宿舎生活~豊かなコミュニケーションをめざして~」

研究紀要をご希望の向きは、本校研究研修部・小西(下記メールアドレス)までお申し出ください。
himeji-shn-ke@hyogo-c.ed.jp

平成30年度特別支援学校教職員資質向上事業公開講座の受講生

 本校は、地域におけるセンター校として、聴覚障害の理解啓発をめざし、平成30年度特別支援学校教員の資質向上事業の指定を受 けて取り組むこととなりました。早期支援・人工内耳・言語指導・ 手話など、聴覚障害に関する情報を幅広く発信し、支援や指導の 方法を広めるため、下記の通り公開講座を計画しています。
  ともに学び、聴覚障害をもつ子どもたちを一緒に支えていければと願っています。 関心のある方のご参加をお待ちしております。
 講座の資料は上記リンク先からダウンロードして下さい。